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2011.5月号

2011統一地方選挙 

ご支援ありがとうございました3期目のスタートです

2011統一地方選挙でのご支援ありがとうございました。おかげさまで引き続き議会で活動できることになりました。ありがとうございました。
“にんげんが大事にされる、いのちが大事にされる市政”をめざし、高齢者、障がい者、子ども、そして働く人の視点で施策をチェックします。声になりにくい小さな声をつかみ、市政に反映します。
政治は暮らし、暮らしは政治・・・、これからも皆さんと政治をつなぐ役割を果たします。   
3期目のスタートです。頑張ります。引きつづきのご支援、宜しくお願い致します。

 神戸市会議員 小林るみ子


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3.11「東日本大震災」


亡くなられた方々へのお悔やみを被災者の方々へのお見舞いを申し上げます

3月11日に起きた東日本大震災。16年前の神戸と重なり、胸を痛めました。復旧・復興に相当の時間がかかります。被災地神戸の私たちだからこそできることがあります。  
まずは、事務所前に『神戸ワーカーズユニオン』の義援金箱を置かせていただきました(3月13日~3月31日)。集まりました66,003円を神戸新聞社を通じて被災地に送らせていただきました。ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

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【議会発信】予算質疑・・・連日の局別審査から 

2月~3月の第1回定例会では、次年度の予算について審査、審議する特別委員会が開かれ、3つの分科会に分かれ、局別に審査をしました。小会派なので質問の持ち時間はわずか15分ですが、連日、質問することができました。常日頃から、課題を見つけておく必要があります。


【行財政局】
●指定管理者制度の見直しについて

 神戸市の施設に今、指定管理者制度が導入され、民営化が進められています。『包括外部監査結果報告書』によると、神戸市立図書館は4年ごとに管理者を選定することから、また神戸市立児童館は、コストダウンを重視する民間事業者を前提とすることから指定管理者制度に“馴染まない”施設だと指摘されています。このことをどのように受け止めているのか。

●神戸空襲死没者名簿編纂をはじめ、戦争を語り継ぐ努力を    

  
【企画調整局】
●「まやビューライン」存続に向けて
 摩耶山と市街地を結ぶケーブルとロープウエー「まやビューライン」の存続を前提に、調査・検討を行なう提案がされました。地元、灘区においても、『摩耶山再生会議』が発足し、神戸市に対して具体的な再生計画の提案をしました。今後、このような積極的な市民の意向を尊重し、神戸市と市民がともに協議できる場を設定してはどうか。
●緊急性のある重要な課題『神戸平和祈念館』構想について


【市民参画推進局】
●ユースステーションの充実について
 中・高校生が自由に立ち寄れ、サークル活動や異世代間の交流が行なえる“居場所”としての「ユースプラザ」や「ユースステーション」(灘区では、六甲道勤労市民センター内にあります)は、立地条件が悪いことや存在そのものがよく知られていないことなどで機能が充分に生かされているとは言えません。周辺の中学校や高校との更なる連携が必要なのではないか。
●入札制度の評価項目に男女共同参画施策を


【教育委員会】
● 発達障がい児の教育権の保障について

「発達障がい(自閉症)児の福祉・教育施策の拡充に関する陳情」が全会派で採択されたことを経て今後の取り組みに対して多いに期待が寄せられています。発達障がい児は個別指導体制が必要です。そのためにも、特別支援学級での教員の増員、あるいは通常学級においての補助教員の配置が必要なのではないか。

●若年労働者の実態に沿った「進路の手引き」に改善を


【危機管理室】
●再生砕石調査結果報告について
全国で、アスベスト含有建材が再生砕石から発見されました。この間、この問題を再三議会で取り上げてきましたが、先日、「神戸市内6施設で繊維状物質を含む建材の破片が確認されたため、当該施設において大気飛散状況調査を実施したが、いずれも大気中に繊維状物質は検出されませんでした」という旨の報告がありました。これを経て、市民への「安全宣言」とするのか。
●災害時のPTSD対策のマニュアル化について


 


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【議会発信】予算質疑・・・最終の総括質疑から

*借上げ住宅返還について
質問の持ち時間が少ないために、借上げ住宅が、被災高齢者にとって“終の棲家”になるよう、市長の政治的判断を求める意見だけを述べました。

 

●再生砕石の調査について

危機管理室審査で、「アスベストの種類名をも出すべきではないか」という質問に対して、「種類名を出す必要は無い」と、また、「静止状態、つまり飛散する状態ではない中での調査では検出されないのが当然だと考えるが」の質問に対しても「国の手法に準じて行った結果、検出されなかった」と、まるでアスベスト含有建材の存在を認めないかのような報告です。これでは正確な報告とは言えないのではないか。また、アスベスト含有率0.1%以上含む製品の製造・販売・使用などは、すでに2006年に禁止されています。ところが今、再生砕石とい
うリサイクル製品となって各地にばらまかれています。本来ならば適切に処理されているはずのもが「なぜここにあるのか、ばらまかれているのか」それこそを明らかにしなければならないと考えるが、神戸市だけではなく、全国的な問題である以上、国に対策を要請するべきではないか。

 

【神戸市】適正な調査だった。混入については、指定都市間でも意見交換し、必要だという結論が出れば国へ要請したい

 


●指定管理者制度の見直しについて
『包括外部監査結果報告書』によると、神戸市立図書館や神戸市立児童館は、指定管理者制度に“なじまない”施設だと指摘されていますが、これを受け、制度導入の対象施設の適否の検討を行うべきではないか。また、須磨海浜水族園のように指定管理者の変更で、職員の継続的な雇用が保障されないことや指定期間が4年ということから職員の非正規雇用が常態化しています。低賃金・不安定雇用は、結果として公共サービスの質の低下にもつながりかねません。指定管理者制度の公募条件の一つに、「生活できる賃金」の項目を加え、安定した雇用・労働環境の下で、公共サービスを提供するべきではないか。

 

【神戸市】制度については選定委員会で概ね良好の評価を得ている。人件費の問題だが、賃金は法令で全国一律で決めることだ。

 


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~議会(総括質疑)を傍聴して~

中田作成さん

委員会室は、本会議場とは違い、同じ平場ですから出席議員の顔がよく分かります。あくびをかみ殺すのに苦労している人、堂々と居眠りを決め込んでいる人、ひっきりなしに委員会室を出入りしている人もあり、いささか緊張感に欠けています。
さて、小林さんの質疑は午後4時頃から。持ち時間は大政党45分に対して、新社会党15分とは!しかし「山椒は小粒でもピリリと辛い」とはよく言ったものです。多くの項目をダラダラ質問するのではなく、項目を絞って単刀直入に問題点を浮き彫りにする質疑法は余人の追随を許しません。それにしても、小政党でも、有権者の声を背負って議員となっている以上、質疑に充分な時間は確保すべきです。議会が言論の場であることを改めて確認したいものです。


中田洋子さん

小林さんの質疑になると、緩みかけていた委員会室が一瞬きりっと引き締まるように思えます。市側のごまかしや逃げを許さない緊密な質疑に聞きほれます。答弁を含めてわずか15分の持ち時間はあっという間に終わり、思わずパチパチと拍手をしてしまいました。皆さんも、生の議会を傍聴に行かれませんか。


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【地域発信】春の統一地方選挙【パート①】

『市政を語る会』・・・たくさんの方にご参加いただきました

1月~3月にかけて、灘区内4ヶ所で『小林るみ子と市政を語る会』を開催しました。たくさんの方に集まっていただき、今の市政に対して、以下のようなご意見を聞かせていただきました。
◆バス券をもとの無料にしてほしい、介護に病院に行くのに歩いて行っています

 

◆朝は働くお母さんは忙しい、市立中学校給食を実現してほしい
◆デイサービスをもっと簡単に受けられるようにしてほしい
◆借上げ住宅を追い出すのは酷い、一方、家賃収入のなくなる家主の問題もある
◆一人でも気兼ねなく入所できる施設を、地域にいつでも集える場所を
◆市から県へ、国へと市民の声を持ち上げてください、上から下への政治はゴメン!
◆ゴミの出し方が変わるそうですが、分かりやすく教えてほしい
◆俳句(地震の経験から)「風(困難)吹いて洗濯物(人々)が手をつなぐ」
皆さんからいただいた貴重なご意見をしっかり受け止めました。

 

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【地域発信】9日間の闘いがはじまりました

出発式の訴え

東日本大震災からはや3週間が過ぎました。多くの方が犠牲になられたことに心からお悔やみ申し上げます。また今尚、不自由な暮らしを強いられている被災者の皆さんが一日も早くもとの暮らしを取り戻せるように願わずにはいられません。その最中に行なわれる統一地方選挙。16年前にあの阪神淡路大震災を経験した私たちだからこそ東日本の被災地に向けて届けることの出来るあたたかく力強いメッセージがあるのだと思います。今すぐ出来ること、中長期的にわたって取り組むべきことに全力を注いでまいります。そのことが安心・安 
全を基本とした神戸の街づくりにつながるのだと確信しています。「いのち・にんげんが大事にされる市政」を皆さんといっしょにつくっていきます。

どうぞひきつづきその機会をお与えいただきますようご支援宜しくお願いします。

 

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【地域通信】春の統一地方選挙【パート②】

【雨にも関わらず盛況だった演説会】
【歩いて歩いてのお願いモモタロー】
【桜の通り抜けで最後のお願い】
【皆さんと一緒に頑張りぬいた選挙戦】

 

 

“希望の灯“灘からも届けよう
3月11日、未曾有の災害、東日本大震災が起きました。多くの方が亡くなられ、多くの方が未だご不明という状況が伝えられてきました。“阪神淡路大震災“に重なる神戸だけに、直後は、街中に自粛ムードが満ち溢れ、マイクを持つことさえはばかられるようでした。震災に震災を重ね、私自身も胸を痛めました。「選挙で何を訴えていけば良いのか」ずいぶんと悩みました。
しかし、阪神淡路大震災を経験した私たちだからこそ言えること、取り組めることがあると、マイクを握りました。

★『被災者生活再建支援法』の拡充を
阪神淡路大震災を機に成立した『被災者生活再建支援法』。金額の上限が300万円、対象家は、全壊と大規模半壊という法の下では、被災者の生活再建は困難です。東日本大震災の被災者が一日も早くもとの暮らしを取り戻せるように、早急に拡充を求めていきます。

 

 

★働く人の雇用確保、雇用創出事業拡大を
はがき1枚で解雇された非正規労働者。阪神淡路大震災の折と同じことが今、東日本被災地内外で起きています。いったん災害が起きると、そのしわ寄せは必ず働く人に向けられます。個別の相談にのりながら、雇用の確保を、生活保障を求めていきます。

★原発推進のエネルギー政策の見直しを
原子力発電所放射漏れの事故。地震列島で原発を造り、エネルギーを原子力に依存することの是非が問われています。子どもたちに安全で安心な地球、日本を残していくためにも、全国にある原発を早急に停止、点検し、将来的にはエネルギー政策の転換を求めていきます。

 

ご支援、ありがとうございました
多くの人に支えられて、元気に楽しく闘うことのできた選挙戦でした。皆さんへの感謝の気持でいっぱいです。これからも皆さんといっしょに頑張ってまいります! 

 

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【倶楽部発信】 お知らせ 変身しました!後援会事務所が選挙事務所に

水道筋2丁目の後援会事務所「たんぽぽ倶楽部」が、選挙期間中、選挙事務所にかわりました。“にんげんが大事”と書かれた、まっ黄色の、手づくりの看板に囲まれました。
今は、またもとに戻りましたが、この事務所、これからも、皆さんに大いに使っていただきたいと思います。「ユニオンの労働相談の場に」「ろっこう医療生協の組合員の溜まり場に」「絵本の読み聞かせの場にも・・・」、いろいろな使い方が提案されています。この事務所からどんどん発信してください。
【問い合わせ先】 ℡802-1125(月・水・金曜日、午後1~5時)

 

「シンサイミライノハナ」応援メッセージを募集しています!

2011-5-14

 阪神淡路大震災から15年目の昨年、集まった若者が被災地神戸に「シンサイミライノハナ【写真】」を咲かせたことをご存知でしょうか。その後、被災地神戸からハイチへ、そして被災地東日本へと、“心の花”を咲かせ続けています。「コトハナプロジェクト」のメンバーは、これを機に、失われがちな“人と人”“地域と地域”をつなぐきっかけとなることを願っています。
 「たんぽぽ倶楽部」前に今、花びらの形をしたカードを置いています。東日本大震災被災地の皆さんへの応援メッセージを書いてください。書いていただいた花びら5枚一組でできた花を彼らに託し、東日本被災地に届けていただきます。

【お詫び】恒例の3月のリサイクルバザーは、選挙のため中止致しました。次回は9月です。

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【編集後記】

新緑の候、皆さま、お元気でいらっしゃいますか。
選挙の真っ只中に起きた東日本大震災、

駆けつけることができませんでした。5月下旬に東日本を訪ねます。

被災地で、被災者に何ができるか、そして、持ち帰ることができるか・・・報告させていただきます。
また、このたび、新社会・社民・無所属の反原発議員連盟が発足します。

あの危険な原発を停めることのできなかった、許してきた私たち。次代を担う子どもたちのために、安全で優しいエネルギーを求め、「脱原発」にも取り組みます。
季節の変わりめ、お身体をご自愛ください。

(小林るみ子)

2011-5-15

   

ブログアドレスは「http://www.tanpopo-club.net/

もしくは「小林るみ子たんぽぽ倶楽部」でみることが可能です。

ご意見やご感想がございましたらお聞かせください。

   

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