2005年、俺、旅に出はじめた。


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Jan

・「A night to remember」Cyndi Lauper

2005/01/23(日)の日記へGO。

その日の日記にも書いているが "Unconditional love" が特によい。

いまのシンディを見てると、どうして1stアルバム〜この3rdアルバムまでのクオリティを再現したり、超えていったり出来てないのかが、すごく残念。


・「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎

これは・・・才能あるし、複雑なんだけどさらっと読めてしまうプロットも面白い。
ただ、物語としては面白いけど、何か教訓めいたものを語ってくれるわけではない。
それでも読書の楽しみを思い出させてくれる、いい本、いい作家であることには間違いない。
じゃんじゃん書いてはるようだが、おっかけじゃんじゃん文庫化して欲しい。
また、ただのストーリーテラーにとどまらず、ネクストステップに進んで欲しいものです。


・「Bo Gumbos single collection」Bo Gumbos

再発の運動から派生したのか、いくつか素晴らしいコンピ盤が出た。
このシングル・コレクションも非常にうれしい企画。
彼らはメディア戦略なのか、アルバムにはシングル曲は殆ど入れてないから。
たくさんいい曲入ってるけど、結局デビューシングルの "時代を変える旅に出よう" がマジック・フィーリングのピークだったのが悔やまれるところ。
"時代を変える旅に出よう" 路線というか、レベルというかで、もっともっとはちゃめちゃにやってもよかったのでは?といつもいつも思うのだけれど、それは実はボクが彼らの資質や目指していたところを誤って認識していたのかもしれないね。


・「Colla Bo Gumbos Vol.1」Various Artists

これは・・・正直もうひとつだったかな。
トリビュートものは難しい。
コレクターズ・アイテムですな。


・「Live at 磔磔 1988」Bo Gumbos

こちらは素晴らしい。
こんな音源があったんだなあ。
磔磔って、ホントいいですよねえ、真ん中の柱以外。
これからはできれば毎年年末には磔磔に通いたいなあ(麗蘭を見に)。
彼らの(どんとの)姿を見ることはもう二度とないんだけれども。


Feb

・「The endless jam」Schenker-Pattison Summit

シェンカーの新譜(初!のカバー・アルバム)ってことで、とびついてみたのの・・・ダメだこりゃ。
MSG25周年記念、歴代ヴォーカリストをずらり並べたという新譜(純粋な新曲集らしい?)「Tales of Rock N' Roll」はどうなっとるんじゃ?
もう2006年にはいってしもうたんやけど・・・。


・「Late for the sky」Jackson Browne

ジャクソン・ブラウンのことは基本的には好きなんやけど、たとえばスプリングスティーンなんかと比べて、歌詞がわかんない。
(関係ないけど、コステロの歌詞もわかんないよねえ)
このアルバムも各種レビューで詞を含めたソング・ライティングが絶賛されることが多いが、わかんないのよね。
でもまあそんなん抜きにして "Late for the sky" はいい曲です。


Mar

・「God」忌野清志郎

前作「King」がすんばらしい出来だったので、間髪入れずにリリースされた新しいアルバムには期待半分、不安半分でしたが、むむむー、正直「King」と比較するともうちょっと・・・かなあ。
"Jump" はすんごくいいんだけど。
でもええねん。
あれっ?っちゅうのも含めて、じゃんじゃんなんでも歌にして出してしまう、そんな清志郎でいてくれれば。
またライブハウスで "Jump" でみんなでジャンプしたいっす。
「みんな」っていうのは、若いヤツラはちょろっと混じってても、基本的には30〜40代で、いまだに「現役」ってやつらですわ。


・「ふしぎな図書館」村上春樹・佐々木マキ

佐々木マキさんのイラストが見れるのはうれしいけど(しかも羊男の)、まあちょっと小ネタかな。


・「BGM Vol.2」Bank band

こちらはライブDVD。
基本的にはCDと同じく日本人アーティストのカバーをやってるんだけど(少しは Mr.Children の曲もあり)マーシーのソロから "空席" を選ぶっていうのが、やっぱセンスいいよなあ。
オレですら「"空席" ???そんな曲あったっけか???」と思ったもんなあ。
でもこのパターンを続けるのは難しいと思うなあ。
だんだんハマる曲って減ってっちゃうから。
矢野顕子さんのピアノ弾き語りも3作目はいまいちだったもんなあ。
世の中にいい曲ってなんぼでもあるのにふしぎですね。

(Jan - Mar , 2006/02/11 (土) 02:45:34 記)


Apr

・「半島を出よ」村上龍

読了日の日記へ(2005/05/04)。


・「Yellow moon」The Neville Brothers

ボクがはじめてニューオリンズと出会ったレコードで、引き合わせてくれたのは今は亡きどんとでした。
リズムも吹き物も歌も一体となって迫ってきながらも、それぞれのパートは立っている、そんな素晴らしいバンドです。
ほんとにブラザーたちがやってます。
このアルバムは、1989年モノですが、当時U2の「The Joshua tree」(その前の「The unforgettable fire」から)を手がけて、成熟したロックのプロデューサーとしてはとても注目されていた、ダニエル・ラノワをむかえてのもので、モダンな仕上がりになってます。
ネヴィルズは見た目は土着だけど、スタジオ盤はこういうソフィスティケイトされた感じが似合うと思うな。


・「Waltz for Debby」Bill Evans

ジャズのアルバムっていうのはこれがはじめてじゃないかな。

3月頃に村上春樹の80〜90年代初頭の小説を集中的に読み返していて「ノルウェーの森」の直子が大学在籍時代からサナトリウムまで持っていくレコードだったので、気になって、うえちんにどのレーベルの盤がええかを教育してもらって買いました。
正直言って、ようわからんのだけど、でも実は2005年に一番よく聴いたアルバムかもしれんです。
というのは、クルマに奥さんのお母さんも乗せて出かけることがよくあるんですけど、そのとき、これかけとくとみんなの話がお互いに聞こえやすいから、なんて理由ですけど。

ストーンズや Mr.Childern を大音量でかけてちゃ、会話できないでしょ?

いまひくんにもプレゼントしたが、気に入ってもらえたようでよかった。


・「Hard folk Succession」RC Succession

"僕の自転車のうしろに乗りなよ" は名曲だね。
2005/04/20の日記 も参照してみてください。

清志郎はこのパターン(甲州街道とか指輪とか共犯者とか)の曲作りをときどきやるし、どれも素晴らしいのだけど、これが最初ではないかな。


・「Through the past , darkly」The rolling stones

2005/04/24の日記参照。

ストーンズのアルバムの中でも最高の部類に入る1枚です。

(Apr , 2006/02/27 (月) 00:37:16 記)


May

・「ラッシュライフ」伊坂幸太郎

「オーデュボンの祈り」についての感想 と同じです。

ただ、このクオリティをキープするところは、すごいですよね。
そうそう簡単なことじゃない(と、想像するに難くない)。


・「Greatest hits」The police

前からいつか手に入れようと思うてたんよ。
どどどでだだだがみょうちきりんなバージョンでないやつ。
LP(アナログ盤)と比べて "The bed's too big without you" "So lonely" が追加されてます。
エバーグリーン。
そして、エバーグリーンと呼ぶには、すさまじい緊張感。


・「Closing time」Tom Waits

前に誰かに "Martha" を聴かせてもらったときに「スゲエな、バラッドなのに、なんか他とやつのとは全然迫力が違う」と思った記憶があるのですが、本格的には「Bone machine」(92)からトム・ウエイツを聴き始めたおいらとしては、すんごく普通に聴こえました。
前に「スゲエな」と思ったのは何だったんでしょうね?
感性が鈍ったのかな・・・?
いや、まあ、いいアルバムではあるのですが。


・「Devils and dust」Bruce Springsteen

活活動のペースがいい感じに戻ってきたスプリングスティーンの新作。
悪くないんだけど・・・やっぱり E.Street Band が欲しいよう。
この曲群だって、バンドでいける、いやバンドの方がいいんじゃないかなって思うのもあるんだけどなあ。


・「空港にて」村上龍

本当にこれがあなたの最高の短編小説なんですか?
冗談はやめてくださいよ。
もっとやれるでしょ?
やれば出来る子なんだから、ゴミを量産してないで、ちゃんとやりましょうよ。


Jun

・「Four dimensions」Mr.Children

"ランニング・ハイ" は、オレ的に2005年の No.1 ヒットです。
だってまだまだ走れるんだもん。
桜井くんたちもオレ(たち)も。
わざわざ宣言する必要もないっちゃあないけど、しちゃいけないこともないだろう?
というのは、オマエも一緒に走ろうぜ、って意味合いでさ。
大丈夫だよ、オレも「もうダメかな?(あるいは、もうダメだ!)」って思いながら「いや、まだまだこれからだぜ」って言い聞かせたりしてるんだ。
実はそんなもんなんすよ、自信ありげに見えても。
結局どっちやねん?ってなもんですが、どっちもです、ハイ。

しかし4曲中3曲をアルバムに入れるはなしっしょ・・・。


・「ばらいろポップ」Singer Songer

リード・トラックの "初花凛々" がごっついよすぎて、他は印象薄いなあ、悪いけど。
オフィシャルサイトで "初花凛々" のPVをフル視聴できたあいだにストリーミングをローカルに取り込むソフトを入手してなかったのが悔やまれます。
Winny とか使えばいまでも簡単に手に入るんだろうけど、それはおいらの流儀に反するですよ。
どう違うねんって話はあるけど、まあ、なんとなくね。


・「Regress or progress '96 - '97 tour final in Tokyo Dome」Mr.Children

傑作アルバム 「深海」 をあたまからケツまでオールぶっつづけでやってるパートを含むツアー。
アルバムの音の印象通り、プログレっぽい。
彼らもそれを意識しての、このDVDのタイトルなのだろう。
ただ、かつてパソコンショップの店頭機で流れているのを、じっと数十分もつったって見たときほどの驚きはなかった。
感性が・・・。

(May - Jun , 2006/03/05 (日) 23:42:05 記)


Jul

・「The sun live and recordings」佐野元春 and The hobo king band(DVD)

2005/07/01 / 2005/07/08 / 2005/09/09 の日記へ。

ほんの少ししか書いてませんが、ホント、これ「マジック・ナイト」の記録です。
素晴らしいトーク、パフォーマンスです。


・「2005☆GOD presents romance gray 35」忌野清志郎

こちらはほのぼの。
ソロになってから数年間、低迷が続きましたが「King」以降の清志郎はふっきれた感じですね。
本人はずっとフラットで、僕(ら)がついていけてないだけなんだろうけど。

2005/07/05 / 2005/07/06 の日記へ。


・「最後の瞬間のすごく大きな変化」グレイス・ペイリー(村上春樹訳)

最初の1篇以外未読です。
うーむ。

(Jul , 2006/05/01 (月) 18:35:37 記)


Aug

・「Goats head soup」The rolling stones


・「Million miles away」Hanoi Rocks


・「アンネの日記」アンネ・フランク


Sep

・「なるほどの話」河合隼雄・吉本ばなな


・「未亡人の一年」ジョン・アーヴィング

2005/12/09 / 2006/02/15 の日記へ。


・「星の王子様」サン・テグジュペリ(池澤夏樹訳)


・「A bigger bang」The rolling stones

全然作品のレビューじゃないけど 2005/09/10の日記 を参照してみてください。


・「Black and blue」The rolling stones


・「Some girls」The rolling stones

全然作品のレビューじゃないけど 2005/09/16の日記 を参照してみてください。


・「Tattoo you」The rolling stones


・「No security」The rolling stones

全然作品のレビューじゃないけど 2005/09/16の日記 を参照してみてください。


・「祖父東條英機『一切語るなかれ』増補改訂版」東條由布子


・「Chaos and creation in the backyard」Paul McCartney

全然作品のレビューじゃないけど 2005/09/10の日記 を参照してみてください。


・「東京奇譚集」村上春樹


・「I love U("love" は、はあとまあく)」Mr.Children


・「Boys on the run 4 songs」馬場俊英


・「Have a nice day」Bon Jovi

2005/07/17の日記へ。


Oct

・「人、旅に出る」新井敏記


・「Covers」RC Succession


・「65th Anniversary John Lennon Tribute Happy Birthday , John」Various Artists

2005/10/15の日記へ。


・「Rhapsody naked」RC Succession

2005/10/30 / 2005/11/02 の日記へ。


Nov

・「Prairie wind」Neil Young

2005/11/03 / 2005/11/04 の日記へ。


・「Endless summer」The Beach Boys


・「California feelin'」The Beach Boys


・「It's only Rock 'N Roll」The rolling stones


・「Razor sharp」忌野清志郎


・「Rattle and hum」U2(DVD)

2005/11/10の日記へ。


・「Synchronicity concert」The Police(DVD)

2005/11/11の日記へ。


・「Loose in L.A.」The Pretenders(DVD)


・「Rarities 1971-2003」The rolling stones

2005/12/01の日記へ。


・「Grace」Jeff Buckley


Dec

・「星の下 路の上」佐野元春


・「Sleppery when wet」Bon Jovi


・「ロブスター」The High-Lows


・「Flip flop 2」The High-Lows


・「SEのフシギな生態」きたみりゅうじ


・Mr.Children@名古屋ドーム 2005/12/17

2005/12/18の日記へ。


・「ap bank fes '05」Bank band with great artists & Mr.Children

2006/01/28の日記へ。


・Mr.Children@Yahoo!ドーム 2005/12/24

2005/12/25の日記へ。


・「意味がなければスイングはない」村上春樹


・「Switch 20th anniversary edition」


・「Born to run 30th anniversary edition」Bruce Springsteen and The E.Street Band

2005/12/30の日記へ。


・麗蘭@磔磔 2005/12/30

2005/12/30の日記へ。


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・PC

Toshiba Libretto L5/080TNLN
Toshiba Libretto50
IBM Thinkpad220

Vista まで L5 でイケるな。


・Vehicle

Honda Civic VTi (92年型) → マツダ デミオ アレッタ スペシャル(02年型)

2005/07/02 / 2005/07/03 の日記へ。


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・メール/パソコン通信系

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秀丸


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ネットワーク環境について。
なお、何度も何度も何度も言うようですが、ノヴェルさんとは一切関係ありません。

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・Internet Service Provider/回線、他

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