![]() ▲ TOP PAGE マルセル・デュシャン 九発の射撃 デュシャンと道教 ▼ 内丹術 玄妙 七液周流 混沌 精気神 九天の気 九気玄凝 関元 デュシャン・コード ▲ |
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![]() マルセル・デュシャン 《大ガラス》上部「花嫁」部分 ![]() マルセル・デュシャン 《九発の射撃》(右下部分) |
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九気、混沌に回帰す 世界のはじめ、まじり合った「九気」が混沌を形成していた。 混沌が散ずると九気が分解した。 純粋で精妙な気は上昇して天を形成し、 不純で粗雑な気は下降して大地となった。・・・ アンリ ・マスペロ / 川勝義雄訳 『道教』、p.132 混沌は大いなる空虚であった。浩汗たる水は大海のごとく流れていた。 七千劫あまり後、明と暗が分かれ始めた。 九気が存在したが、それぞれの気は他の気から九万九千九百九十年離れていた。 清純な気は高く澄み渡り、不純な気は下へ拡がった。 ・・・ 九気は玄凝(神秘的に凝結) して、九天の見取図を完成した。 日と月と遊星と星座がかくて輝いた。 そのとき、九真の皇帝たちがいた。 上の三真は極上清微の天に生まれた。次の三真が禹余の天に生まれた。 下には、第三の大赤天に生まれた三真がいた。 ・・・ 黄帝のとき、かれらは生民を創造した。(後に生まれた人間は、黄帝とともに始まった。 黄帝は土を固めて人間の像を作り、砂漠の中に置いた。三百年のうちに、・・・ ⇒ マルセル・デュシャン《停止の網目》 アンリ ・マスペロ / 川勝義雄訳 『道教』(東洋文庫)p.143,266-267,333-334 ⇒『太上三天正法経』 |