![]() ▲ TOP PAGE 《僊窩》 石川虚舟 2007~ デュシャン・ガーデン 静坐石 坎水 黄庭 落ちる水 上丹田(泥丸) 落ちる水 野外石彫工房 ハイデガーと東洋思想 |
![]() 石川虚舟 《 八仙灯火 》 2008 菜種油は 精 を表象 「窩」の広さはやっと五、六尺四方あろうか。 正面の岩肌には、 九気 を彷彿させる亀裂の網目。 岩を鑿ち続ける老人は、時折、静座す。 机の上には 『老子』、 『黄庭経』、 そして 『金丹四百字』 。 動と静が織り成す断続的行為は、創造的時間を演出する。 ハイデガーのいう 「時熟する」(sich zeitigen)であり、それは 「おのづからなる」、つまり老荘の哲学の自然主義を契機とする。 老人と岩、その 精 と 気 が、やがて融和し 神 と化す。 その変化は、 玄妙(アンフラマンス) である。 |
![]() 左に抜けると《玄武の滝》を望む photo 2013. 5. 22 ⇒ 陳摶(希夷) ⇒ 白幽子 ⇒ 三関 |