![]() ▲ TOP PAGE 《飄然と》 Casually 2020 ▼ 天地の境界 解 明るみ 敦兮其若樸 虚無恬淡 超三界 精 気 神 石庭内経図 泥丸は脳 《薔薇は命》 玉兔 随風庵研山 |
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![]() 石川虚舟《飄然と No.2》2020 凝灰岩、銅巻鉄心、欅 古法華産の希少な緑色凝灰岩を、耐水性のサンドペーパーで磨くと青銅のような風合いに。銅巻鉄心は避雷針用アースの断片。基台は欅材。 デュシャンは《彼女の独身者達によって裸にされた花嫁、不二》(別名《大ガラス》)で、「性」をロゴス、「命」をエロスに対応させ、ロゴスとエロスの「不二(même)」をテーマとした。 《飄然と No.2》の頭部に両手を置き、双方の親指で「四つの穴」(四象)を擦り続けると、ロゴスとエロスが「不二」となるだけでなく、震兌坎離の融合が会得され、不老長寿も間違いなし! |
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マルセル・デュシャン / 『ノート』 1980 ・・・ 27. やすりかけ ー 研摩 ー アンフラマンス(玄妙)なやすり ー 紙やすり ー 布やすり / 漆のやすりがけ しばしば、この作業がアンフラマンス(玄妙)に到達する。 (訳、石川虚舟) Marcel Duchamp, NOTES … 27. Limage - polissage - la lime infra mince - papier de verre - toile émeri / ponçage du laque Souvent ces opérations atteignent à l'infra mince. 「妙」について/鈴木大拙 ・・・とにかく玄というのは、かすかでいいあらわそうと思ってもいいあらわせぬものである。さらに前にあげた妙という字も、これといってきちんと指定できる形を持ったものでなく、いうにいわれぬ、なんだか曖昧模糊のうちに何か感ずるものがある。それを妙といいたい。この玄という字は道教の方ではもっとも大事な言葉で、道教のことを玄宗とか玄門とかいうが、『老子』の「玄之又玄衆妙之門」は、その玄のまた玄、すなわちそれのまた最後のところ、それは言葉であらわせんが、そこから妙が出てくるといえる。衆妙之門ということも門は入口の門というよりも、そこからみな出てくる源といってよかろう。・・・(1960年4月『民芸』) cf. 鈴木大拙『東洋的な見方』1997、岩波文庫、100頁。 ⇒ アンフラマンス(玄妙) 震兌は東西でなく、坎離は南北ではない。 北斗七星の柄が天を周回し、 震兌坎離の融合を会得する必要がある。 ⇒ 張伯端 『金丹四百字』 真鉛 震=真性 true essence 兌=真情 true sense 坎=真知 real knowlegde 離=霊知 conscious knowlegde 【劉一明・註解】 tr. by Thomas Cleary |
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