悪餓鬼日記帖:なにぃ、文句あっか! |
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2023.02.28:
2月も今日でおしまい。国会では衆議院で予算案が成立させられ、引き続く参議院で期限内に決議されなければ自動的に通過したものとみなされる。
少子化対策の予算について、一向に目標額も現状に対する比率も示さないことを突っ込まれたのに岸田は何も答えずに怒りだけをぶちまけた。
だがおかしな話で、軍事費はGDPの2%、この先43兆円にすることを示しているのに、少子化予算だけ抵抗するのか理解できない。しかも子供が増えてから決めるとまで言っているのだから、増やす気はまったくないのである。それをあざ笑うように、昨年の出生数はまた減った。政府としてこのまま放置するつもりだろう。やがて日本は滅びる。
2023.02.27:
ガーシーが帰国して国会で謝罪をするという。出席せずに除名されることを避けたいようだが真相はわからない。
プーチンは相変わらずウクライナへの総攻撃を続けている。
彼の思考はどうなっているのか詳しくはわからないが、スパイになりたくてKGBに入り、2流の情報員として東独にいた。
その後ソ連崩壊で政治の世界にも首を突っ込み、やがて大統領になっていくが、1期目の時に偶然ボロボロだった経済が急激に回復したことからプーチンの手腕だと認められたようである。そうでなければ今のプーチンはなかっただろう。
プーチンはなぜかロシア革命でレーニンがソ連内部の各共和国の自決権を認めたことを非常に嫌っている。その背景に10世紀の頃モスクワからベラルーシ、クライナにかけてのキエフ公国を経て成立した革命前のロシア帝国にあこがれていた。歴史の教科書に出てくるモンゴル帝国がヨーロッパを侵略してゲルマン民族大移動を引き起こした時代以後の歴史を想像してもらえばわかる。
ということで、プーチンは時代遅れの歴史館に染まり、あこがれの野望に向けて軍隊を進めることまでやってのけた。
もちろんそれは許されることではないのだが。
2023.02.26:
モスクワでは緑のリボンという反戦運動がやられていると聞く。
表立ったことをすると逮捕・投獄される恐れがあるため、深く静かに連絡網が作られているらしい。
やはり民衆レベルでは、平和がいい、戦争に行きたくないという思いが強く存在しているのである。
2023.02.25:
中国がロシアとウクライナ双方に停戦を求めたという。
だがおかしな話で、そもそも戦争の火ぶたを切ったのはロシアだし、国連でのロシアに撤退を求める決議には棄権している。ならばウクライナに対しても停戦を求める決議案の提出などを出してもよさそうなものだがそれもない。だから中国の態度はかなり胡散臭いと言えるだろう。
報道では中国がロシアに神風ドローンを供与するうわさも出ているようだから、誰も中国を信用しないだろう。
2023.02.24:
ロシアによるウクライナ侵略戦争が始まってから今日で1年、国連ではロシアに撤退を求める決議が総会で採択された。
賛成は141か国と前回より2か国減ったが、大多数の国がロシアを非難していることに変わりはない。
ロシアは国際世論に対して核兵器使用の脅しで対抗しているが、これも他国を動かす効果はないと見ていいだろう。もし死の灰がまき散らされば、偏西風に乗って自国にも被爆者が出ることになる。
いずれにせよプーチンは国際世論に耳を貸すべきだ。
2023.02.23:
広島市教委がこれまで使っていた中沢啓二のマンガ「はだしのゲン」を使わないと決めた。当然被爆者をはじめとする勢力は抗議の嵐である。
作者の経験も踏まえた悲惨な姿を子供たちに見せることに、善意からであっても事実を覆い隠すことに意味があるとは思えない。私も原爆資料館を見学したことがあるが、こんなことは2度と繰り返してはならないとの思いを強くした。市教委の撤回を強く求めたい。
政府は少子化対策の予算増について、「子どもが増えてから考える」と答えた。
増えないから何とかしろと要求しているのだから、何もせずにあなたまかせにするとの回答にしかなっていない。
軍事費を増やす前に子育て予算を増やせ!
2023.02.22:
プーチンは演説でバイデンのことを直接名指しすることはしなかったが、核兵器についての軍縮合意を停止すると発言した。本気で核兵器を使うとの宣言である。
またウクライナ侵略戦争も継続すると宣言。あくまでウクライナ全土はロシアのものだとの見方を変えていない。実際演説同日もロシア軍は攻撃を続けている。
事態は何ら改善されないまま、いずれ中ロ会談が開かれるという。危険極まりない。
2023.02.21:
IE11が使用中止になったが、それを復活させるプログラムがあるとわかったので早速実行してみた。
小生の場合、IEを起動してもメニューバーが全部グレーで何もできなったのがすべて復活した。IEの方が見やすいURLがあるのでほっとしている。
バイデンが突如としてキーウを訪問した。
ポーランドを訪問するスケジュールに空白の部分があることでキーウ訪問のうわさはあったが、周囲を含めてバイデンは徹底した隠密作戦を実行した。しかもロシアには訪問の数時間前に通告したという。
そのロシアではプーチンが年頭教書演説を行うが、バイデンのサプライズにどう反応するか注目される。
2023.02.20:
先週くらいからだろうか、夜中に用足しで起きることもなく、ほぼ8時間熟睡するようになった。夢を見ることもあるが、内容はほとんど覚えていない。
同時に眠る前の自分に対しての子守唄も終わったらそのまますっと寝入ってしまう。
ところで自分への子守唄の中で「竹田の子守唄」というのがある。
これは京都市伏見区にある地域で歌われていたものを改変して「赤い鳥」がヒットさせた。
子守唄と称しても赤ん坊をあやすものではなく、子守りを命ぜられた子供の悲哀を歌ったものである。
歌詞の一部に未開放部落を示唆する言葉があったため一時期放送禁止になったが、今は解除されている。というか部落そのものが住宅街に飲み込まれてしまい、差別の存在そのものがほぼ消えた。
2023.02.19:
今の家に引っ越してから15年くらいになるが、これまで壊れずに生き残っているのは電子レンジのみである。初期故障のリコールでメーカーが発信器の部品を交換した以外は無傷である。
通常電化製品は技術的陳腐化が先に来て7年くらいで交換するのが通例だが、私の場合は自分で治せるときは目いっぱい使い倒す。
私のキャラはメーカー泣かせである。
2023.02.18:
クラシックを除く音楽界の話。
ひとつは松任谷由美の芸名。彼女は当初荒井由実の名前でデビューし、その後松任谷正隆と結婚して同時に松任谷由美に変更した。
お分かりのように、現在なら夫婦別姓でもかまわないとの声が出てもおかしくないが、当時は民法750条に基づいた男性側の姓になることが圧倒的に多かった。
彼女は楽譜が読めない、もちろん自分で採譜もできないため正隆に頼るしかなかったわけだが、人生観も他人任せの姿勢がつきまとう。例えば「卒業写真」と歌の歌詞には「あなたはときどき 遠くでしかっって」という言葉が含まれるが、彼女の心境を表している感じがする。
次は歌唱法。
特にポップス系ではビブラートができない、グリッサンドの乱用が目立つ。その点では演歌系の歌手の方がはるかにうまい。
グリッサンドのにおいが強いのは元アリスの谷村新司と堀内孝雄である。正直聞き苦しい。
2023.02.17:
現役引退後、海運業界が変わってしまった。
その前から噂はあったのだが、日本の大手3社(MOL、K-LINE、NYK)がコンテナ船の共同運行を開始し、国際競争の勝者となるべく結束したのである。
そのため、船の運航ルートがかなり変わった。例えば欧州向けの場合、以前は各社が別々に週1便程度配船していたのだが、それが一本化されて、直行便は共同で週1便、後はシンガポールあるいはプサン積み替えで週数便を運航することになったのである。
そうでなくてもCOVID19やウクライナ侵略戦争で混乱している物流業界、これからどうなるのだろう?
2023.02.16:
昨日は年金の支給日で、15,16両日はいつもATMに行列ができる。私はこの行列が嫌いで別の日に当面の買い物に必要な金額を下ろす。スマホでの支払いはこれも嫌い。
COVID19の感染者が減ってきた。兵庫県でも新規患者が1000人を下回る日も出てきた。全国的にも患者数は減ってきて、第8波の終息が近いようだ。
それにしても政府の対応には心底腹が立つ。
例のアベノマスクだけでなく、とにかく政府としての対応はあまりにもお粗末だし、手抜きとケチを徹底している。辞任したが、NZのアーダーン首相がてきぱきと処理したのと比較して、日本政府は救いようがない。
最近もCOVID19を2類から5類に格下げすることを決めたが、PCR検査はしない、患者は自宅で寝てろと言うだけ、傍証は減らす、医療関係者に対する補助金は出さないと、滅茶苦茶である。人命よりも軍事費増をするのに血眼になっている。
マスク着用だって万が一患者出た場合、隔離して入院治療をして感染者拡大を防げば日常生活は屋内外ともにマスクなしで過ごせるはず。
それで思い出したが、尾身会長はもはや完全に政府の使い走りに成り下がってしまった。
2023.02.14:
どうも中国は悪いイメージが先行している。というか気球などの問題での対応が悪すぎるのである。とにかく詳細は伏せたままアメリカンなどを非難する。
先日もオーストラリア政府が国防省関連の施設にある中国製カメラを撤去すると発表した。画像データが中国のスパイ活動に利用されるのではないかという懸念が出ていることを受けたものである。
こういう監視カメラのデータを収集している疑惑は数年前のウイグル弾圧に絡んでいる話が浮上したことがあり、とにかく政府に気にいらない動きは一切許さないという姿勢が問題になるのは不思議ではないのである。
2023.02.13:
トルコ・シリアの地震で遂に3万人を大きく超える死者が出てしまった。
想像を絶する甚大な被害である。救助作業中の途中で建物が崩壊するっということもあって救出もままならない。日本からは救助隊や医療チームが派遣され、活躍が期待されている。
2023.02.12:
なぜか1〜11日の日記が破損して回復できなかったため、本日からの分を新しく作った。破損の理由は???
最近もてあました時間を消化することとボケ防止のため、「資本論」を読んでいる。
若い頃に1〜2度読んだ記憶があるが内容はあまり覚えていない。それでもあらすじだけは一定程度理解している。
論旨は、資本主義というのは文字通り「今だけ、金だけ、自分だけ」を目標に会社を経営し、他人を押しのけて金儲けに明け暮れるのである。失敗して元も子もなくなれば自分が労働者となって誰かに雇ってもらうしかなくなる。
財界は労働者が飢え死にしないようなレベルの賃金で働かせるのであるが、岸田に言われて渋々賃金の引上げをやろうとしている。だがそれも物価上昇で実質ではまったく追い付かないのが実情である。