更新日:2022年7月6日
行政書士試験まで、あとわずかな期間しかないけれど、どうにかして今年の試験に合格したい!といった場合の頼みの綱、「短期集中講座(速修講座)」なるものが資格予備校で用意されています。
行政書士試験の通信講座は、一般的に半年〜1年程度の学習期間でカリキュラムが組まれていますが、これを必要最小限まで徹底的に圧縮し、学習期間をたったの3ヶ月〜4ヶ月にまで凝縮した短期合格講座について、ご紹介したいと思います。
※ 初学者向けの標準的な通信講座はこちら⇒行政書士のおすすめ通信講座【比較ランキング!】
【執筆者】 |
![]() 執筆者紹介 |
- 短期集中講座とは
- 行政書士の短期集中講座おすすめ3選【3ヶ月〜4ヶ月で短期合格!】
- No.1:資格スクエア(2022年向け)
4ヶ月で短期合格!「森Tの4ヵ月合格講座」 - No.2:伊藤塾(2022年向け)
たったの3ヶ月の超短期合格を目指す!「超スピードマスター講座」 - No.3:LEC(2021年向け)
たったの60時間でマスター!「横溝の60時間超速マスター講座」
- No.1:資格スクエア(2022年向け)
- 行政書士の短期集中講座の詳細解説
短期集中講座とは
短期合格を目指す講座としては、「短期集中講座」や「速習(速修)講座」、「スピードマスター講座」といった名称の講座が各社から提供されていますが、このページでは以下の要件を満たすものを「短期集中講座」として扱います。
3ヶ月〜4ヶ月の勉強期間
「行政書士の短期集中講座」とは、初学者が3ヶ月又は4ヶ月以内の勉強期間で短期合格を目指す講座を指すものとします。
つまり、4ヶ月以内で合格を目指せるよう、必要最小限の範囲に情報を絞り込み、凝縮したカリキュラムで構成されている講座ですね。
短期合格専用の勉強法とカリキュラム
具体的には、短期講座として専用の勉強法・カリキュラムが組まれており、インプット講義が100時間以内(50〜80時間程度)のもので、これに加えて、過去問演習(又は、模試・答練)を行い、合格レベルに仕上げていくというのが基本的な構成になります。
実際のところ、速修講座やスピードマスター講座といった名称でも、インプット講義が100時間を超える講座もよくありますので、そういった講座はこのページでは対象外としています。
- 初学者が3ヶ月〜4ヶ月以内の勉強機関で短期合格を目指す講座
- 合格に必要最小限の範囲に絞り込み、凝縮したカリキュラムで構成されたもの
- 短期合格専用の勉強法・カリキュラム⇒インプット講義(50〜80時間)+過去問演習(又は、模試・答練)
行政書士の短期集中講座おすすめ3選【3ヶ月〜4ヶ月で短期合格!】
それでは、行政書士の短期集中講座について、おすすめ順にご紹介していきます。
短期集中講座 No.1
|
|
資格スクエアの短期集中講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 森Tの4ヵ月合格講座 【2022年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 76時間 |
|
コメント
資格スクエアの4ヵ月合格講座は、昨年まで伊藤塾の人気講座「短期集中講座」を担当していた”森T”こと「森 広志」講師により開発された短期合格講座です。 講師歴20年のベテラン講師”森T”は、とにかく”固い”法律を、具体例を交えて”やわらかく”説明してくれるのが特徴で、これまでにも数多くの短期合格者を輩出してきました。 ”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、効率的に短期合格へと導いてくれる究極の講座です! |
|
公式サイト ・ 管理人による詳細解説
![]() ![]() |
|
短期集中講座 No.2
|
|
伊藤塾の短期集中講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 超スピードマスター講座【2022年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 82時間 |
|
コメント
昨年までの「短期集中講座」をフルリニューアルし、「超スピードマスター講座」として開講しました。 伊藤塾の短期合格のノウハウを詰め込み、「今年の合格だけ」を目指したカリキュラムになっています。 超短期合格のための5つの鉄則に従い思い切って知識を絞り込み、3ヶ月という超短期合格を実現してくれます! |
|
公式サイト ・ 管理人による詳細解説
![]() ![]() ![]() |
|
短期集中講座 No.3
|
|
LECの短期集中講座 |
通信講座名・受講料
行政書士 横溝の60時間超速マスター講座【2021年向け】 |
カリキュラムの概要
インプット講義 50時間 |
|
コメント
「出る順合格基本書」と「出る順ウォーク問過去問題集」を使って、たったの60時間という超速講義で合格に必要不可欠な知識を身につけるコースになっています。 この短時間の講義の中で、インプットとアウトプットとを同時並行で進めて知識の定着を図っていくという点が最大の特徴です。 ※ No.1の資格スクエアのように「4ヶ月」という期間は示されていませんが、資格スクエアの講義が100時間で、LECは60時間ですので、こちらは「3ヶ月」の超短期合格も目指せる講座と考えられます。 |
|
公式サイト ・ 管理人による詳細解説
![]() ![]() |
- 行政書士の初学者向けの標準的な通信講座は「行政書士のおすすめ通信講座【比較ランキング!】」でご紹介しています。
10万円以下で人気講座が受講できます!
4ヶ月で短期合格!資格スクエア 行政書士 森Tの4ヵ月合格講座
行政書士の短期集中講座として、一番のおすすめは、資格スクエアです!
たったの4ヶ月で合格できる森Tオリジナルの勉強法!
資格スクエアの短期集中講座としてご紹介するのは、行政書士試験までまさに残りあとわずかという時期に、初学者が、たったの4ヶ月間という短期間での合格を目指す『森Tの4ヵ月合格講座』です。
この講座は、昨年まで伊藤塾の人気講座「短期集中講座」を担当していた”森T”こと「森 広志」講師により開発されました。
講師歴20年のベテラン講師”森T”は、とにかく”固い”法律を、具体例を交えて”やわらかく”説明してくれるのが特徴で、これまでにも数多くの短期合格者を輩出してきました。
通常、行政書士に合格するための学習期間は、半年〜1年程度の日程でカリキュラムが組まれますが、この講座は、徹底的に無駄を省き、”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、効率的に短期合格へと導いてくれる究極の講座です!
※満を持して、2022年6月29日ついに開講!
資格スクエア 行政書士 森Tの4ヵ月合格講座【2022年試験向け】
森Tの4ヵ月合格講座のカリキュラム、教材、受講料などは以下のとおりです。
- インプット講義(152コマ、76時間)
- アウトプット講義(48コマ、24時間)
カリキュラムは、4ヶ月で合格するための専用カリキュラムとなっています。
まず、最初の3ヶ月は、インプットを集中的に行っていきます。ただし、単にインプットをするだけでなく、講義の中で、本試験での問われ方についても言及することで、本試験で使える知識へと高めていきます。
さらに、講義の復習(自習)として、講義に対応した過去問も解いていきます。
そして、インプットが完了した4ヶ月目からは、集中的にアウトプットを行っていきます。ここでは、アウトプット講義で、特に重要な過去問を、講師と一緒に解いていくことで、解答テクニックを養い、実践力を身につけていくことができます。
そして最後の1週間”超直前期”には、テキストの見直しや過去問・条文のチェックをして総仕上げを行い、本試験を迎えるというカリキュラムになっています。
- オリジナルインプットテキスト(6冊)
森Tが新たに書き下ろしたオリジナルテキストです。
※ その他、一般知識用に市販テキストを1冊使用(受講料に込み) - 問題集(1冊)
市販の過去5年問題集を使用(受講料に込み)
※おそらく、講座開発に時間の余裕がなく、今年は市販問題集を使用することになったものと推測されます。
なお、製本版テキストのほか、PDF版テキストもダウンロード可能ですので、外出先などテキストの持ち運びができない場所でも、勉強できますね。
[Web通信] 99,000円
リリース記念キャンペーン→ 69,300円
※満を持して6月29日ついに開講!
3ヶ月の超短期合格を目指す!伊藤塾 行政書士 超スピードマスター講座
次にご紹介する短期集中講座は、伊藤塾です。
伊藤塾の短期合格のノウハウとコツで3ヶ月の合格を目指す!
昨年までの「短期集中講座」をフルリニューアルし、「超スピードマスター講座」が開講しました。
伊藤塾の短期合格のノウハウとコツを詰め込み、「今年の合格だけ」を目指した超短期合格専用カリキュラムになっています。
短期合格のための5つの鉄則に従い思い切って知識を絞り込み、3ヶ月の超短期合格を目指します!
伊藤塾 超スピードマスター講座【2022年試験向け】
超スピードマスター講座では、普通のやり方ではなく、「今年の合格だけ」を目指すため、「毎年出題されるテーマを把握する」、「去年・一昨年に出題されたテーマは、原則として除外する」、「過去問知識を徹底させる」、「コストパフォーマンスが悪い分野を捨てる」などの鉄則に従い、今年の合格には不要な知識をドンドン切り捨て、効率的に合格を目指します。
- 入門マスター 18回(9時間)
- 短期集中マスター 146回(73時間)
- 短期集中マスター対応演習(12時間)
- 記述式解法演習(3時間)
- 一般知識等解法演習(4時間)
- 公開模擬試験(2回)
まず、「入門マスター」で、学習の「要」となるところをじっくり取り組んでから、次に、「短期集中マスター」で、超重要知識・出題予想事項に絞り込みをかけた講義により、合格の「礎」をつくります。
これと並行して、「短期集中マスター対応演習」により、厳選した問題を解き、理解度を確認しながら知識を定着させていきます。
そして、苦手とする受験生の多い記述式に関して、「記述式解法演習」により、読み方・解き方を学び、記述問題を攻略します。
さらに、「一般知識等解法演習」では、各科目に特有の解法テクニックをマスターし、安定して基準点を突破できる力を身につけます。
あとは、2回の「公開模擬試験」で本試験をシミュレーションして、完成です!
- 入門マスターテキスト
- 合格テキスト(民法・行政法)
- 完成問題集(民法・行政法)
- オリジナルテキスト(憲法・商法・一般知識等 合冊)
- オリジナル問題集(憲法・商法・一般知識等 合冊)
- 記述式演習 問題・解説
- 公開模擬試験 問題・解説
[Web通信] 99,000円
2022年7月末まで→ 68,000円
60時間でマスター!LEC 行政書士 60時間超速マスター講座
行政書士の短期集中通信講座として、次にご紹介するのは、誰もが聞いたことのある業界最大手のLECです。LECは、1979年に、司法試験の資格予備校として創立して以来、行政書士試験その他法律系の資格で数多くの合格者を輩出してきた実績のある資格予備校です。
たったの60時間でマスターする超速講座!
LECの短期集中講座は、「出る順合格基本書」と「出る順ウォーク問過去問題集」を使って、超速で合格に必要不可欠な知識を身につけるコース「横溝の60時間超速マスター講座」が用意されています。
この講座は、LEC行政書士講座の看板講師として、「超前向き合格ナビゲーター」と呼ばれる「横溝 慎一郎」講師が担当します。
行政書士試験の合格に最低限必要な知識を、わずか60時間という超速の講義で習得することを目指します。
LEC 行政書士 横溝の60時間超速マスター講座【2021年試験向け】
LECの「行政書士 横溝の60時間超速マスター講座」のカリキュラム、教材、受講料などは以下のとおりです。
- 憲法(6時間)
- 民法(27時間)
- 行政法(25時間)
- 個人情報保護法(2時間)
<合計 60時間>
LECのテキスト「出る順 行政書士 合格基本書」を使って重要テーマを理解しつつ(インプット講義50時間)、LECの過去問集「出る順行政書ウォーク問過去問題集」を使って、過去10年分の過去問演習を行い(重要過去問についてのアウトプット講義10時間)、知識を習得していくという形で、インプット・アウトプットの相互学習のカリキュラムになっています。
※ No.1の資格スクエアのように「4ヶ月」という期間は示されていませんが、資格スクエアの講義が100時間で、LECは60時間ですので、こちらは「3ヶ月」の超短期合格も目指せる講座と考えられます。
なお、LECの超速講座では、別途、模試を申し込むこともできますので、この模試を加えれば、さらに万全のカリキュラムになりますね。
- 出る順行政書士 合格基本書 1冊
- 出る順行政書士 合格問題集 1冊
- オリジナル画面集 9冊(講義で使用するスライドを印刷したもの)
- 合格六法(公法系・私法系)3冊
- 出る順行政書士ウォーク問過去問題集(法令編・一般知識編)2冊
※ 市販のテキスト・問題集(「出る順」シリーズ)が使用されますが、別途購入する必要はなく、すべて受講料に含まれています。
[Web通信] 80,000円
- 初学者向けの標準的な通信講座はこちら⇒「行政書士のおすすめ通信講座【比較ランキング!】」
<ホーム>