更新日:2022年6月26日
行政書士の通信講座については、当サイトの「行政書士のおすすめ通信講座」のページで、おすすめ順にランキング形式でご紹介しているところです。
しかし、各社の講座には、それぞれ独自の特徴があり、こっちの講座は講義は良いけれどテキストがちょっと、、こっちの講座はテキストは良いけれどカリキュラムがちょっと、、など結局どれを選べばいいのかわからない、、と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、こういった方のために、当サイトのおすすめ3社(ユーキャン・アガルート・スタディング)の中から、ご自身の生活スタイル・タイプ別に、あなたに合った通信講座の選び方をフローチャートでご紹介したいと思います。
【執筆者】 |
![]() 執筆者紹介 |
あなたの生活スタイルは? | ||||||
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まとまった勉強時間を確保できる方 | まとまった勉強時間を確保できない方 | |||||
勉強時間を確保できる方におススメの2社の比較 | 勉強時間を確保できない方におススメの通信講座 | |||||
あなたのタイプに合った行政書士通信講座はどっち? | ![]() |
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優れた教材で効率的に学習したい⇒【ユーキャン】 | 充実した講義とサポートで理解しながら勉強したい⇒【アガルート】 | スキマ時間にスマホで勉強したい⇒【スタディング】 |
生活スタイル別の行政書士通信講座の選び方
それでは、あなたに合った行政書士通信講座を選ぶにあたって、まずは、あなたの生活スタイルから、2つのタイプに分類してみたいと思います。
机に向かってまとまった勉強時間を確保できる方
毎日、机に向かって2時間以上のまとまった勉強時間を確保することができるという方は、こちらです。
この生活スタイルの方は、机の上にテキストを広げ、パソコンやタブレットで講義を視聴しながらインプット学習をし、机に向かって問題集を解いてアウトプット学習を進めるという、いわゆる「王道」の学習スタイルを採ることができます。
それに加えて、移動時間などのスキマ時間もフルに活用して学習することもできますね。
こういった方は、基本的には、冊子版のテキスト・問題集をメイン教材とした行政書士通信講座を提供する「ユーキャン」又は「アガルート」がおすすめです。
この2社について比較したうえで、さらにあなたのタイプ別に、おススメの講座をご紹介しますので、「勉強時間を確保できる方におススメの行政書士講座2社の比較」へ移動してください。(リンクをクリックすると、該当箇所にジャンプします。)
机に向かってまとまった勉強時間を確保できない方
毎日、机に向かって勉強する時間がなかなか確保できない、仕事で疲れて家に帰るとダラダラ過ごしてしまう、といった方は、こちらです。
この生活スタイルの方は、机に向かってまとまった時間を確保することができないため、スキマ時間を活用する、又は、ゴロゴロしながら勉強できるような学習スタイルを採らざるを得ません。
このため、先進的な学習スタイル、つまり、スマホをフルに活用したオンライン学習サービスを提供する通信講座を選択する必要があります。
スマホによる学習をメインとしたオンライン通信講座を提供しているおすすめの資格学校は、「スタディング」です。
この「スタディング」について、詳しくご紹介しますので、「勉強時間を確保できない方におススメの行政書士講座」へ移動してください。(リンクをクリックすると、該当箇所にジャンプします。)
まとまった勉強時間がある方におススメの行政書士講座2社(ユーキャン・アガルート)の比較
それでは、勉強時間を確保することができる方に最適な通信講座「ユーキャン」と「アガルート」の2社について、比較していきたいと思います。
この2社はいずれも、机の上にテキストを広げ、パソコンやタブレットで講義を視聴しながらインプット学習をし、机に向かって問題集を解いてアウトプット学習を進めるという、いわゆる「王道」の学習スタイルとなります。
また、それに加えて、外出先や移動時間などのスキマ時間にスマホを使って学習することもできます。
ユーキャン | アガルート | |
公式サイト | ![]() ⇒ ユーキャン公式サイト |
![]() ⇒ アガルート公式サイト |
受講料 | ユーキャンの行政書士講座【2022年試験向け】 [Web]63,000円 |
行政書士 速習カリキュラム【2022年試験向け】 |
講師 | -ユーキャン行政書士講座主任講師- 海野高弘講師 |
〜元LECのカリスマ講師〜 豊村慶太 講師 (アウトプット講義は、元 大原のベテラン講師 林裕太講師が担当) |
講義映像・スライド・板書 | 大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 | テキストを画面に表示してマーカーしながら解説 |
講義動画再生機能 | 0.5〜2.0倍速の速度調節可能 | 0.5倍速〜3.0倍速の速度調節可能 |
eラーニング | 講義視聴、テキスト参照、Webテスト、学習スケジュール作成(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)。 | 講義視聴、テキストは講義画面に表示(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
教材 | フルカラー オリジナルテキスト |
フルカラー オリジナルテキスト |
サポート体制(質問対応) | Eメール、郵便による質問対応(回数無制限 ※1日3問まで) | ・Facebookグループによるスピーディーな質問対応(回数無制限。講師が直接回答)、かつ、他の受講生の質問も参照可能 ・毎月1回のAWESOMEコンサルティング(毎月のアンケートに基づくYoutubeライブを使った動画配信・チャット) |
合格実績 | 2020年度試験において、167名の合格者を輩出するという優れた合格実績(過去10年の累計合格者数2900名を突破) | 2021年度試験において、一発合格率37.9%、2回目以降の受験者は46.15%の驚異の合格実績(全国平均11.2%) |
カリキュラム(インプット) | ≪全38時間≫ <インプット38時間> ・入門テキスト ・応用テキスト <アウトプット8時間> ・実戦問題集 ・総合実力診断テスト |
≪全173時間≫ <インプット153時間> ・入門総合講義【153時間】 <アウトプット20時間> ・短答過去問解析講座【自習】 ・記述過去問解析講座【11.5時間】 ・模擬試験【1回、講義:8.5時間) |
![]() |
⇒ ユーキャン公式サイト |
⇒ アガルート公式サイト |
まとまった勉強時間がある方の行政書士講座の選び方(ユーキャン or アガルート)
それでは、上記の比較表をもとに、「ユーキャン」と「アガルート」の違いを分析してみたいと思います。
ユーキャンとアガルートの単なる違い
まずは、タイプ別に分けるほどではない、単なる違いについて挙げていきたいと思います。
受講料
まず、受講料については、アガルートの方が高額ですが、「合格者全額返金制度(又は合格祝い金5万円)」というとても太っ腹な特典が用意されています。
ユーキャンの受講料は、そもそも行政書士講座としては、破格のお安さですね。
講義映像・スライド・板書、動画再生機能
講義映像・スライド・板書については、ユーキャンは、スライドを表示して解説し、アガルートはテキストを画面に表示しながら解説するという違いがありますね。
動画再生機能に関しては、ユーキャンは0.5〜2.0倍速、アガルートは0.5〜3.0倍速という違いはありますが、実際のところ2.0倍速以上で視聴するのは、かなり無理がありますので、これは同等と考えていいかと思います。
合格実績
合格実績については、ユーキャンは、2020年度試験において、167名の合格者を輩出(過去10年の累計合格者数2900名を突破)し、アガルートは、受講生のうち初受験者の37.9%が合格(全国平均11.2%の3.39倍)、複数回受験者は46.15%が合格(全国平均の4.13倍)という実績ですが、これは直接の比較はできません。
おそらく、ユーキャンの方が人数は多いと思いますが合格率は低く、アガルートの方が人数は少ないと思いますが合格率は高い、という関係にあるものと想像できます。
ただし、いずれも行政書士講座としては、トップクラスの合格実績であることに違いはありません。
ユーキャンとアガルートの決定的な違い
それではここからは、ユーキャンとアガルートを、タイプ別に比較すべき決定的な違いについて触れていきたいと思います。
ユーキャンは、教材をベースとした講座づくりがなされている一方、アガルートは、講義・サポートをベースとした講座づくりがなされている、というのが最大の違いです。
- ユーキャン:教材をベースとした講座
- アガルート:講義・サポートをベースとした講座
ユーキャンは、優れた教材を提供し、受講生が自ら勉強し、それをフォローするために解説動画を提供します。独学を教材で支援するイメージですね。
一方、アガルートは、充実した講義により、講師とともに勉強し、講師が受講生をサポートします。講師が受講生に伴走するイメージです。
この違いについて、以下で、もう少し具体的に見ていきたいと思います。
決定的な違い@【講義】
ユーキャンは、まずはテキストを自身で読むことが前提です。そして、動画マークがあるところで動画を視聴します。
つまり、テキストをベースに独学で学習を進め、テキストの理解をフォローするために解説動画が提供されるということです。
解説動画では、講師は淡々と解説し、予備校講師のように、様々な具体例を喋ったり、冗談を入れたりしながら解説していくようなスタイルではありません。ポイントを絞ってテンポよく解説していくイメージです。
講義時間数も、インプット講義は30時間で、行政書士講座としては最少クラスの時間数になっています。
出典:ユーキャン行政書士講座
一方、アガルートは、大手予備校(LEC)で看板講師として活躍してきたカリスマ講師 豊村慶太先生がインプット講義を担当し、同じく大手予備校(資格の大原)で長年講師を務めた林裕太講師がアウトプット講義を担当するという、最強の布陣が敷かれています。
アガルートでは、講義に基づいて勉強を進め、講師が勉強をリードしてくれます。
豊村講師は、めちゃくちゃ元気な先生で、話も面白く、勢いのある講義を展開してくれます。例え話も随所に入れながら、わかりやすく説明してくれますし、まさに百戦錬磨のカリスマ講師といった貫禄です。その講義は圧巻です。
決定的な違いA【教材】
次に、教材に関しては、アガルートは、フルカラーテキストとはいえ、シンプルな色使いで、2色刷りと大きな差は感じません。
出典:アガルート行政書士講座
これは、講義を中心とした予備校だからこその配慮であり、マーカーや書き込みをしながら、自分オリジナルのテキストに仕上げていけるよう、このようなテキストになっているわけです。
また、eラーニングの機能としては、講義の視聴だけで、問題演習機能は装備されていません。
一方、ユーキャンは、教材制作のプロフェッショナルですので、テキストは、とにかくわかりやすいことで定評があります。
ユーキャンのテキストは、マンガやイラストが豊富に使用されていることが大きな特徴です。
マンガでおおまかなイメージを掴むことができますので、難解な法律もサクッと理解できてしまいます。フルカラーで図解も豊富ですので、独学でも勉強できるように配慮されているわけですね。
出典:ユーキャン行政書士講座
さらにユーキャンでは、業界トップクラスの充実したeラーニングシステムを備え、講義視聴のほか、問題演習機能や学習スケジュールの作成などにも対応しています。
決定的な違い@【サポート体制】
サポート体制に関しては、ユーキャンでは、Eメール又は郵送による質問対応が用意されており、質問回数も無制限となっています(1日3問までという制約はあります)。
それと、全7回の添削課題があり、スタッフが解答を分析し、苦手分野などについて、コメント・アドバイスを添えて返送してくれます。
一方、アガルートは、Facebookを使って、受講生と講師が直接対話する形で質問対応がなされます。しかも、回答はとてもスピーディーです。(当日か翌日には回答が入ります。)
さらに、Facebookグループを使っているからこそ、他の受講生との質疑応答のやり取りも参照できます。受講生の疑問点は、共通するものが多くありますので、そのやり取りを見れば、自ら質問するまでもなく解決してしまうわけです。
また、アガルートでは、月1回、受講生からのアンケートで共通の悩みを把握し、それをテーマにAWESOMEコンサルティング(毎月のアンケートに基づくYoutubeライブを使った動画配信・チャット)が実施されます。
このように、アガルートでは、受講生が疑問を残さずしっかり理解しながら学習を進められるよう、サポート体制にとても力を入れています。
このように、教材を中心とするか、講義・サポートを中心とするかによって、まったく異なる講座内容になってくるのが、おわかりかと思います。
以上から、次のようなタイプ別の選び方をおススメします!
優れた教材で効率的に勉強したい!というタイプにおススメの行政書士講座⇒ユーキャン
ポイントを絞ったテンポのいい講義、独学もできる作り込まれたテキスト、優れた機能を備えたeラーニングシステムを使って、教材を中心に効率的に学習したい方は、「ユーキャン」がおススメです!
充実した講義とサポートで理解しながら勉強したい!というタイプにおススメの行政書士講座⇒アガルート
予備校講師のわかりやすい講義で引っ張ってもらい、充実のサポート体制で疑問を残さずしっかり理解しながら勉強したい人には、「アガルート」がおススメです!
まとまった勉強時間がない方におススメの行政書士講座
それでは、机に向かってまとまった勉強時間を確保することができない方に最適な通信講座「スタディング」について、ご紹介したいと思います。
この「スタディング」は、スマホやタブレット等を使い、スキマ時間を使って、場所と時間を選ばずに効率的に勉強することができるようになっているものです。このため、スキマ時間だけでなく、家でゴロゴロとソファーに横になったまま学習することも可能です。
講義動画はもちろんのこと、過去問演習や、記述式対策など、全ての学習内容をスマホ、タブレット等で利用する形態となっています。
受講料についても、ITを活用した革新的な学習システム・運営システムを開発し、教室の運営費や広告宣伝費などの運営コストを大幅にカットした結果、行政書士の通信講座としては格安の受講料となっています。
スタディング 行政書士通信講座 |
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公式サイト | ![]() ⇒スタディング公式サイト |
受講料 | 行政書士 総合コース 【2022年+2023年向け】 (基本+過去問+記述式+論点200+答練+模試セット) [Web] 59,400円 ※2023年向けコースに無料で更新可能! |
講師 | 行政書士受験界のカリスマ「竹原 健」先生が講義を担当 |
講義映像・スライド・板書 | 専用スタジオで収録し、フルカラーのスライドを画面に表示しながら講義 |
講義動画再生機能 | 標準版・1.5倍速版・2倍速版 |
Webテキスト | フルカラー(図解も豊富) ※オンラインで提供されるため、印刷物の教材ではありません。 ※13,200円のオプション料金で、製本教材の購入可能(A5白黒・7冊) |
eラーニング | すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) 講義視聴、テキスト、問題集など ※専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードすれば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能。 |
カリキュラム(インプット) | <講義時間 全48時間> 基本講座【111回 講義時間:34時間】 合格のための論点200【40回 講義時間:13時間30分】 |
カリキュラム(アウトプット) | <講義時間 全36時間> スマート問題集【111回】 過去問解法講座【50回 講義時間:22時間】 セレクト過去問集【26回】 13年分テーマ別過去問集 記述式解法講座【39回 講義時間:14時間】 記述式対策問題集【14回】 (科目別)合格答練【10回】 合格模試【1回】 |
サポート体制(質問対応) |
質問対応なし ※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 |
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⇒スタディング公式サイト |
スキマ時間にスマホで勉強したい!というタイプにおススメの行政書士講座はスタディング
机に向かってまとまった勉強時間を確保できない方には、スキマ時間や家でゴロゴロしながら勉強できる、スマホで学べるオンライン資格講座「スタディング」がおススメです!
管理人である私自身、この「スタディング」を受講して、家のソファーやベッドでゴロゴロ過ごしながら勉強し、「マンション管理士」と「賃貸不動産経営管理士」に合格しましたので、自信をもっておススメします!
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