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恋する哲学(仮)

「分からないのならしてみればいいんです!」
「私です!私が先輩の彼女になります!」

実践あるのみ
理由なんて考えても仕方がない
興味深くはある
素直に嬉しい
少しずつ
今はただ先輩が好き
いつでもおいで
いざこうなったところで何もできない
ぎゅっとぎゅっと抱きしめたい
もう少し勇気を出して
自分に何ができたんだろう
少しずつだとしても、着実に
言ってよかったな
逃げてばかりじゃ、駄目だから
その事実が深く突き刺さる
共通の趣味ってなんだろう
今ここで躊躇した自分がずっとこのままなくらいなら
それでも一度くらい言って欲しいかなって
私の手は相変わらず繋がれないまま
ごめんなさい。
ただただ待つだけで物事が好転するわけもなく
どんな顔をして会えばいいか分からないから
今度こそ、ちゃんと
ぎゅっ
少しずつ前へ進んでいけたなら
少しずつ、少しずつ
あの光るランプは
何かを言い出すにも、何も言わないのにも、そぐわなくて
あの時の感覚が
今日のことを、ちゃんと
だからそっと
下手に気にしたって、仕方ないから
訊ければいいな
ただそれだけが叶えばいいから
今何処で何をしているんですか
心に残る声を
どれだけ知っているんだろう
自分に意地悪をするような感覚
(件名なし)
想像しても仕方ない
先輩に会える
想い出の場所になりますように
その気持ちを胸に抱えて
心に響いて
それでも
10
私がそれを惹きつけて
ここにいるよ
そういう意味だから
登場人物
あとがき
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