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☆つれづれ日記☆

日常茶飯事の出来事、感動したこと。嬉しいことなどを綴りたいと思います。

My Poor Work!

 Sunday, 25 September,2005    充実の秋!
マキノの秋は、充実の秋!
大粒の実のはちきれそうな栗のいが!
風にたなびくススキの穂
優しく揺れるコスモスの花!
 
そして、
 
山々はゆっくりと燃え、
ゆっくりと時が過ぎます。
満足できる 安らぎの空間!

 Tuesday, 30 August,2005    迫力の時代!
鳴く蝉もアブラゼミから夏の終わりを告げる
ツクツクボウシに変わった!山里に秋の気配を感じられます。信楽へ美術探訪へ行って来ました。「迫力の時代」まさにタイトルそのもの!圧倒される大物現代陶芸です。空間を巻き込んだ躍動感溢れる大型造形作品に出会えて感動しました。土という素材を生かし釉薬によって装飾し重量感、ダイナミックな現代陶芸でした。なかなか、海外の作家の作品にはお目にかかれませんが、何か、ヒントを頂いたように思います。私のお気に入りの作品は、ハブス・ハーネン「壷」です。

 Wednesday, 3 August,2005    日本画家:芹沢_介展
 
88年の生涯!多彩な創造を成し遂げた型絵染を独自で生み出した人間国宝、世界の芹沢けい介展を信楽MIHO美術館で鑑賞しました。布の代わりに紙を型紙で染めたもの、オリジナルティ溢れる素晴らしい作品。暖簾、屏風、着物,額、掛け軸、陶器など観賞用の作品、商業デザイン、本の挿絵などに落ち着いて温かみがあり、飽きの来ない染織の多彩に魅了するばかり・・・型絵染のつなぎ目のなさに驚くばかりでした。コピー作品を買い求め額に入れ、幸せ気分です。

 Wednesday, 20 July,2005    鵜川 48体の石仏
以前にも足を運んだこともある。何故かちょっと立ち寄ってお顔を拝見したい気持ちにさせてくれ何とも不思議です。
石仏さまのお顔は長年の風雪によって、表情をより一層風化させ風情を感じさせてくれる。
旅人が、石仏郡より見た琵琶湖の風景は今も昔もさほど、変わりはないけど人の信仰では余りにも変わってしまったのかも知れない。

 Tuesday, 19 July,2005    白鬚神社
白鬚さん・・・・明神さんと親しまれる導きの神と延命長寿、長生きの神様で知られています。神社の境内には数箇所の歌碑
与謝野鉄幹,晶子の歌!
しらひげの 神の御前に わくいづみ
これをむすへは 人の清まる
 
芭蕉の句碑
四方より 花吹き入れて 鳰(にお)の湖
 
紫式部
みほの海に 綱引く民の 暇もなく
たちるにつけて 都恋しも
都を恋しく思って作った歌碑もある。

 Sunday, 17 July,2005    スキップ  北村薫
切なくて・・・・懐かしくて・・・・元気が出てくる。
スランプになったとき、何度も読み返す本!
凛とした気持ちになり、背筋を伸ばして歩きたくなる。目前のことを前向きに乗り越えて行こう!・・・・・と勇気を与えてくれる。

 Sunday, 3 July,2005    郷土の偉人・・・中江藤樹
今から、380年ぐらい前慶長13年3月7日(江戸時代初期)琵琶湖の西、安曇川町上小川の藤の木のある中江家の長男として生まれ名は原と言いましたが普通は、与右衛門と呼びました。
 
米子、大州への旅立ち
9歳の春両親の元を去り、祖父に連れられて米子へそして17歳で大州に移る。憂ことに耐えてひたすら勉学の道に励む。11歳のとき「大学」を読み、「人間は地位、身分を問わず誰でも自分の行いを正しくすることが根本でそれが、できれば立派な人間になれる」という一節に感激して立志の誓いをたてられた。
 
母を思うあかぎれこう薬
遠い雪のみちを小川村へ薬を持って帰りついたが、「母の手を気遣ってくれるお前の心は嬉しいけど学、半ばにして帰ってくることは許しません」と一歩も家の中へ入れてもらわず、再び雪の中を帰る藤樹少年とその母の深い愛情の物語です。
 
藤樹商法
酒を買いに来た村人たちに、今日は仕事の程度に従って売る量を加減され節度の大切さを諭された。また、勝手に欲しいだけの酒を酌んで代金を置いていくようにしたところ一人の見かけない人が代金をおかずに帰った。その日の売り上げ帳に「ごんずわらじに、がまはばき、知らぬお方に酒3升しかもその日はかも祭り」と書かれたそう。まもなく、その人は代金を持って詫びに来たという。
 
賊を悟す
中江与右衛門と聞いて驚く追いはぎに「人は誰でも過ちがある。悪いと気付いたら改めるがよい」と優しく諭されて生まれ変わったようないい人間になったそうです。
 
馬方又左衛門
「私は当然すべきことをしたまでです。お礼を頂く筋合いではありません」
飛脚の忘れた200両の大金を30キロの道を引き返し届けた河原市の馬方又左衛門の行いの中に藤樹の教えが行き続いています。
 
能沢蕃山の入門
馬方又左衛門の話を聞いて、遣ってきた蕃山に「私はあなたのような立派な武士にお教えするほどのものではありません」と藤樹の言葉にいっそうひかれ、門前で二日三晩ねばって入門を許された。僅か8ヶ月余りであったけど、その後蕃山は、立派な学者になり岡山藩で政治に力を尽くした。
 
良知の学
「人は身分の上下に関わらず誰でも、良知という美しい心を持って生まれてきている。しかし、多くの方たちは、いろいろな欲望がおこってきてつい、美しい良知を曇らせる。だから、私たちは、自分の欲に打ち勝って,この良知を鏡のように磨き、何事にもその良知に従うようにしなければならない」
これが、中江藤樹の有名な教えなのです。
 
実行の学
学問は中国の王陽明という考え方を元にして実行することを大事にする「知るということは、全く一つの事であり、物事をよく知れば、自然に行うようになる学問の書物を読んだだけで行わなければ役にも立たない」これを知行合一という。
 
翁問答
33歳の時の文章であとの門人たちの手で本として世の中へ出版された。この本の中に、「考は徳の本であること」や「正しい学問と偽の学問の違い」「聖人となる道」など。
 
追記:私たちの住んでるこの地に、こんなに偉大な方に誇りを感じます。
 
 
 

 Sunday, 19 June,2005    加守田章二展
豊潤な表現力に多彩な作風に満ちた作品がずらり、若くして陶芸界に注目を集めた方だったようです。作品の外観は繊細的な伝統的に創作文様を陶器に用いて自己表現作には感動ものでした。陶器肌に数種類の釉薬によって直線に描かれた作品は、どれも素晴らしかった。私は、中でも灰釉薬の色彩に気に入りました。
梅雨晴れの暑く、人ごみでごった返す日曜日の京都の街でしたが、とても心が豊かになった気分でした。

 Monday, 23 May,2005    花のあと   藤沢周平
剣の道に励んだ武家の娘が如何しても試合でかなわなかった一人の男に仄かな慕情を抱き権謀の罠に嵌って非業の死を成し遂げた。その思いの人の敵討遂げる話!片思いの相手への激しい想い、それと、思い切る痛み、相手の死、読み返すたびに、主人公のこっくりとした濃密な情けが私の中に湧き起こりました。

 Thursday, 6 January,2005    京都日展へ
京都の年の瀬から新春を美術で彩る恒例の「日展」京都展へ質の高い芸術作品鑑賞を堪能してきました。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門、どれも素晴らしい作品に魅了されました。長野県大町で幾度も日展に入選された偉大な高橋貞夫先生の作品にお目にかかれ幸せでした。とても気さくな先生です。先生の作品「天空の舞心」にお目に触れ嬉しい気持ちでいっぱいでした。私とて、初めて彫刻に先生に教わったことがあります。一番の劣等性の私を勇気つけて下さいました。木の葉のお皿にどんぐりを施した作品の出来上がりです。この作品を見るたびに懐かしいさでいっぱいです。



PAST INDEX FUTURE



New!
 
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○ 節分に 歳を重ねたかと 豆の数
  (2011,2,3)
 
○ なごり雪 梅もほころび 我がこころ
 
○ 満天の星 静かなり 冬の空
 
○ 雪晴れの 新しき朝 春の雪
 
○ さよならと 振ったその手に 春の雪
 
○ 初雪や 雪積もり 想いもつのる
 
 
 
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○寒空に 映える名残の 柿ひとつ (2010,2,1)
 
 
○ 陽だまりの 慈姑青い芽 春ひとつ (2010,1,29)
 
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○ 打ち返る 続くラリーに 気合いれ (2009.10.2)
 
○ テーブルに 一輪の花 秋桜(2009.9.23)
 
 
○ 風渡る 近江平野に 豊の秋(2009,9,13)
 
○ 遠く散る 湖(うみ)に映りし 花火傘 (2009.8.4)
 
 
 
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○冬バラや 寒空さえも 負けじと咲く
 
○彼方此方に 響き始める クリスマスソング(2002,12,20)
 
○ 霧氷が 梢や葉に きらきらと(2003,12,16)
 
○ 澄み切った 寒月映す 冬の湖
 
○ 山笑う 眩いばかりの 新緑(2002,5)
 
○ 稲光 スージー夜通し 泣き止まぬ
 
○ 梅の香に 溢れる夜の 朧月
 
○ 赤い実を 小鳥が啄ばむ 冬日和
 
○ ガウン掛け 受診メールを チェックして
 
○雪割りの 喉を潤す ウイスキー(2003,12,15)
○十三夜 優雅に染めし 琴の音に(2004,9,25)
 
○琴の響き 夜空に舞う 十三夜(2004,9,25)
 
○琴の音に 溢れる夜の 十三夜(2004,9,25)
 
○十三夜 今か今かと 雲隠れ(2004,9,25)
 
○十三夜 琴の音色に 酔いしれる雲間に浮かぶ 観月の夕べ(2004,9,25)
 
○草茂み かすかに聞こえる 秋の虫(2004,10,2)
 
○秋の日に 湖面に映る 揺れる夕陽(2004,10,2)
 
○秋麗(あきうらら) 里の匂いの 道の駅(2004,10下旬)
 
○里山は ここに全し 濃き紅に
 
○満天の 星静かなり 冬の空(2005,1,5)
 
○雪花の 真白き世界を 窓辺にて(2005,1,8)
 
○雪肌に 足跡残す 初すべり(2005,1,13)
 
○胸元に 流れる汗の 銀の砂
 
 
 
○遠く散る 水面に浮かぶ 花火傘(2009、秋)