水田を救うセンチピードグラス(そして水田は地球を救う!)

―  水田畦畔の雑草を抑える夢の草種「センチピードグラス」のすべて ―

もちろんほかにも雑草に困っているあらゆる土面にも使えます!
 「センチピード」とは英語で、昆虫のムカデのこと。
 学名は
Eremochloaophiuroides Hackで、キビ亜科ムカデシバ属に属します。和名も「ムカデシバ」といい、その姿から名づけられているようです。原産は東南アジアで、今でも広く野生していて、人里にも繁茂しているそうです。
 
耐干性、耐蔭性、耐雪性、冠水抵抗性、耐病虫性に加えて、節から分枝、発根するランナーによって土面を覆い尽くし、その分厚い布団のようなターフ(シバの茎葉)で、雑草種子を発芽させません。また強い他感作用(アレロパシー)も確認されています。その様子はここをクリックしてご覧ください。

こんなに立派なシバ面になってニコニコ

センチピードグラスに関するノウハウ等は下欄の項目をクリックしてください。

ほ場整備直後の種子は種 既成畦畔への苗定植


センチピードグラスの盆栽

播種または定植後の管理 センチピードは必ず雑草に勝つ
繁茂後の管理 播種法での失敗ケースと対策
カメムシやイモチは大丈夫? 生物多様性を犯す恐れは? 
水田畦畔以外にも使える センチピードの物知り辞典

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