ビーズ織り工房 伽羅

ビーズ織り日記2015.10.05


『桂田礼子 ビーズ織作品展』
2015年09月22日〜27日、京都『ぎおんギャラリー八坂』に於いて2年ぶりの個展を開催させて頂きました。
会期中多くの方々に御来場頂き、心から感謝申し上げます。
ビーズ織りをされている方々の御来場が多く、色々な面で触発されました。
また、「デリカビーズ織り協会」の坂中会長様に御来場頂けた事、嬉しかったです。
ほぼ独学に近い我流の私の作品に対して、温かいお言葉を頂戴した上、
メールで個展の案内を呼びかけて頂いた事、恐縮しました。
同時に、本当に励みになりました。
中には、私の作品を片っ端から指さし批判した上に、
名前も住所も記帳されずに帰られた
「40年のベテラン」という方もいらっしゃいました。
多くの方と触れ合う事で、「他人への配慮」や「徳性」と言うものを
少し学ばされた気がします。

1F展示


2F展示


「京都の八坂神社すぐ横」、と立地は良く観光客の往来も多いところなのですが、
私の実力や作品の魅力が低い性かドアを開けて入ってこられる人は少なく感じました。

今回、ビーズバッグは展示せずにタペストリーや額絵で構成するつもりでしたが、
展示用パネルをお借りして、数点のビーズバッグを並べてみました。
ガラス越しに興味を示される方は多くいらっしゃいましたが、
ギャラリーの中までは入ってこられなかったのは残念です。

一時、ラッセンなど有名な作家の作品を高額なローンを組ませて販売する商法が
問題になったこともありますが、そう言う意味でもギャラリーは「敷居の高い」場所で
「販売目的」と捉えられる方が多いのでしょうか?
もしも次回があるとすれば、その辺りも課題ですね。

作品を見て頂ける以上に色々得るものも多いです。

最後になりましたが、「ぎおんギャラリー八坂」オーナー森宮様、お世話になりました。
良いギャラリーです。また個展の開催、お願いするかも知れません。

今後とも宜しくお願いします。

                  2015/10/05 桂田礼子