HPのメモ


  メモ    


ついでに

 このページはついでのメモのページです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022,7,26・丹波吟行 

 八幡市民の交流誌「きずな」に掲載された小川主宰の吟行記を転載します。  丹波吟行 全文:ここをクリックしてください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022,2,17・初代主宰南部憲吉

 初代主宰南部憲吉について(以下敬称略)
 南部憲吉の句集「余光」後書の飯田蛇笏の南部憲吉俳句についての記載を掲載しました。
南部憲吉資料であり、飯田蛇笏資料ともなり得るのではないかと思っています。
かなりの長文で、戦前からの文で旧字体も多くあり、極力変換ミスの無いようにしましたが。もし見落としがあればお知らせください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022,2,1・HP掲載の記事について

 HP開設時掲載記事を迷いました。取り敢えずひこばえ誌の記事を載せてきましたが、ひこばえ誌の発行にあまり遅れられない(月末月初)のと、ひこばえ誌をみればHPをみる必要はなくなる。また文章掲載は俳句掲載より格段に負担が大きい、などのことがあります。
 それで新年より掲載記事の整理を行っていこうと思います。文章記事はできれば急がなくてもよいものを掲載しようと思っています。今は初代主宰南部憲吉についての掲載を試みています。
 また会員の俳句についても、選に入った俳句を掲載してきましたが、これには選者のコメントが着いており、これも掲載しなければ意味は半減すると思うので、今後はひこばえ誌をみていただく方向にしたいと考えています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・トップページの写真3

 トップページの写真は、北アルプス涸沢カールからみた朝の景色です。
正面の鞍部に小さく奥穂高小屋が見えます。小屋に向かって左が
奥穂高岳方面です。向かって右方面は北穂高岳から槍ヶ岳方面です。
写真右下の方には涸沢小屋があるのですが、
この写真では見えていません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・トップページの写真2

 実は家族から年中さくらが咲いてるの??何とかしたら!!と言われてほったらかしにしていたトップページの写真を変えることにした。
 しかし私のHPの実力では、写真を簡単にアップできないので、トライの最中。  この写真は兵庫県神鍋高原(スキー場)で、スキーシーズン以外は、草(スキー、スケート、スケボー 何れも車輪が着いている)、マウンテンバイク、小型の自転車、などができる。パラグライダー教室もあった。リフトの終点は神鍋山の頂上、この山は火山で頂上の火口は一周15分位で一周できた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・ ひこばえ誌の「つれづれ」コーナーへ送った。
 ・ややこし
いつも悩むのは、そこで切れるのか、あるいは下に繋がるのか、例えば次の句
 ①賀茂川の長閑けし岸に二人連
 ②賀茂川の長閑けき岸に二人連
辞書でみると
 「長閑けし」は形容詞終止形
 「長閑けき」は形容詞連体形
 なので①は「長閑けし」で切れそうだが、音読では「岸」に繋がるようにも読める。
次に②は途中切れがなく読めるだろう。
 百人一首、柿本人麻呂の
……ながながし夜をひとりかも寝む
文法的には「ながながしき」になるのかもしれない。文法は文法として、作者はその感性を反映してこの表現を選んだとも言える。しかしその場合、意味が変わる、読者に伝わらない、などの危険もあるのではと思った。
 何か、ややこし!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・関西俳誌連盟年度賞
 いや、びっくりしました、佳作賞もらった。でもびっくりしたのは、賞品がトロフィー、賞状、選者の先生の短冊。トロフィーなんて貰ったのは生まれて初めてで家族全員目を丸くした。次のびっくりは応募数143で25人が佳作以上だった。次の年度賞の〆切は多分9月下旬? (今回がそうだった)。広渡さんに聞いたら、ひこばえの人は誰でも応募できるらしい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・以下は4月号の「つれづれ」に載る記事。(都合により載らず)
  受贈俳書管見(一月号) その後
十月から管見ページの担当になり、一回目(一月号)が著者(大石悦子)の「百囀」でした。そして後日「俳句四季」一月号の座談会で「百囀」がテーマになっていました。
その座談会では個々の句を取り上げて鑑賞、批評から、著者の句風や句集に展開していました。一方、句集全体の構成には触れられてはいませんでした。
私はこの句集は、意図をもって各章を構成し、そして最終章の最後の句で著者の心情を述べられていると受け取りました。
管見と言っても迷いますが、その句集の紹介と考え、句集全体に係わることを優先しました。その結果それぞれの句の鑑賞や批評とは全く違う切り口になったように思います。
最後に、右記の座談会の中で一人が「彼女(著者)は梟の句を詠ませたら無敵です」とありました。最終章のタイトルを「梟」とされ、最後に梟の印象が残る句(一月号俳書管見の冒頭に掲載)を置かれた理由が分かったような気がしました。

 実は、この見方が合っているのか、それとも検討外れかちょっと不安だった。もし合っていてもネタバレになって良いのかとも思ったが、、、まっいいかと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第22回NHK全国俳句大会
 龍太賞に田中美月さんが入賞されました。龍太賞は新作15句1組の応募で、応募自体が本腰を入れなければ難しい大会でしょう。
全608組の応募で30名が入選以上だった(龍太賞1名、選者賞4名含む)。 田中美月さんは、龍太賞は初めての挑戦でまぐれだと言っておられましたが、そんなことはない、各句のレベル、全体のテーマ、バランスもあるでしょうから、新作15句を揃えるのはまぐれではできないでしょう。見事入選おめでとうございます。
受賞句はここをクリック

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このページのトップへ


 ・丹波吟行 小河洋二

八幡市民の交流誌 「きずな」 八幡 俳句歳時記16より
 令和4年5月8日(日)から9日(月)の一泊二日の吟行を兼ねて、丹波市柏原町で開催された「田ステ女俳句ラリー」へ仲間と参加することとなった。
 田ステ女は、皆さんご存知の「ゆきのあさ二のじ二のじのげたのあと」の句で知られ、句碑もある。
 なお、俳句ラリーでは、観光協会長賞と選者特選受賞の成績を残すことができた。
 また、小林孔氏による記念講演は、俳句の真髄に触れるような内容で、時間の経つのも忘れてしまうほどの魅力があった。
 その前に、柏原の町を2時間程散策して句材を拾い集めたことは言うまでもない。
 柏原の町の日曜日は、町行く人もなく、静まり返っていて、飲食店もほとんどが休みで、柏原駅前で一軒の小さなレストランを見つけることができた。
 俳句ラリーは、それなりの成績を修めた後、宿泊先の出石に近い「シルク温泉」へと向かう。
 「シルク温泉」は、「ひこばえ誌」の編集長昵懇の宿で弊誌の一泊吟行等でも使用した宿で、私も数回宿泊している馴染の宿でもある。
       
 田水張る丹波一郷水曼陀羅 洋二
 田を植ゑて丹波一国青の界 洋二
 
 今回の吟行は、気値な旅でもあるが、田植え時期の丹波を巡る楽しみも含めていた。

 田植終へ水音さへも眠りけり 洋二
 
 今、田と山に囲まれた宿は、無音界の世界とも思えるほどの静けさに包まれている。
 宿へ入る道の端には、朴の花が二輪三輪と楚々と咲き、近くの山は懸藤の花が今を盛りと紫の色を拡げている。
 夜は、酒席で楽しみの後、俳句のことは忘れず、部屋では「句会」の開催で、三・四句を認めた。

 鶏鳴の渡る涙る一村朴の花 洋二
 
 吟行の2日目も晴天。5月の風が爽やかに吹き、田水は田植えを待つばかりの表情を示している。
 午前9時に宿泊地を出発。出石へと向かう。出石は「蕎麦処」である。蕎麦店の「辰鼓櫓」は、編集長の知人が店主であり、来るたびに車を駐車させてもらっている。
 総勢5名で、出石の町中へ。先ずは、「出石城」へ登城する。
 登城門は、整備されているが、城石の痛みが激しく、石の崩れそうな所も散見される。城の維持管理には、費用も膨大となるようだ。
 新緑や白の際立つ出石焼 洋二
 
 今回は、久し振りに「沢庵寺」へ参詣するのが一つの目的でもある。
 沢庵寺では、回廊の一部が普請中であったが、回廊に腰を下ろし、庭園を眺めていると瑠璃の声が美しく響いてきた。
 沢庵寺の襖絵には大根を抱えた僧がたたらを踏んでおり、滑稽さの残る襖絵である。
 また、庭園には「苔」が美しく広がるが、所々掘り起こされている。説明によると、猪の仕業とか。餌となる「ミミズ」を探すため、牙で苔を掘り起こすとか・・・。
 猪の被害は、農作物以外にも及んでいるとか。
 沢庵寺を最後に、蕎麦処で昼食を済ませ、帰宅の途につく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このページのトップへ







-----------------------------------

 2025年度行事予定


1月 新年句会
2月 吟行   をだまき句会
3月 吟行   ちどり句会
4月 吟行   本部句会
4月 同人総会 運営部
5月 吟行   弥生句会
6月 吟行   東生句会
7月 吟行   住吉句会
8月 なし
9月 吟行   八幡句会
10月 一泊吟行 をだまき句会
11月 同人研修会 東生句会
12月 忘年句会 ちどり句会
-------------------------------------
---------------------------


このページのトップへ