ひこばえ誌のエコー(雑誌掲載句等)・消息(俳句大会入選等)の記録
2025 エコー消息
2025 ひこばえ6月号(令和七年)
・まちづくり柏原 田ステ女ラリー
木割大雄・入選
山田佳乃・入選
今井 豊・入選
「どなたさんです」母に言はれて冴え返る
田中敏子
-----------------------------
・伊丹俳壇(兼題・早春)
坪内稔典・優秀賞
早春や微笑むやうなガラス窓
沖津京子
木割大雄・入選
山田佳乃・入選
今井 豊・入選
「どなたさんです」母に言はれて冴え返る
田中敏子
-----------------------------
・伊丹俳壇(兼題・早春)
坪内稔典・優秀賞
早春や微笑むやうなガラス窓
沖津京子
・角川俳句五月号令和俳壇
井上康明 選・佳作
車椅子のつなぐ手強く春を待つ
植松佰代
冬至の夜の太白星の息づかひ
谷口一夫
井上康明 選・佳作
車椅子のつなぐ手強く春を待つ
植松佰代
冬至の夜の太白星の息づかひ
谷口一夫
・大阪俳人クラブ第174回誌上俳句会
朝妻 力 選・佳作
朝妻 力 選・佳作
鈴鹿呂仁 選・佳作
寄せ植ゑの日射し集むる福寿草
田中美月
紺暖簾ほどよく痩せて春浅し
藤川 毅
朝妻 力 選・佳作
朝妻 力 選・佳作
鈴鹿呂仁 選・佳作
寄せ植ゑの日射し集むる福寿草
田中美月
紺暖簾ほどよく痩せて春浅し
藤川 毅
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2025 ひこばえ5月号(令和七年)
・俳句四季三月号
鈴鹿呂人 選・佳作
よそゆきの色はむらさき濃竜胆
上田圭子
鈴鹿呂人 選・佳作
よそゆきの色はむらさき濃竜胆
上田圭子
・第26回NHK全国俳句大会
入 選
大仏殿映す水面や番鴛鴦 田中美月
稲雀扇びらきに飛び出せり 田中美月
入 選
夏休み風の生まるる薄荷飴 松岡節子
入 選
かなかなの声や酸素のやうに透く
恒藤邦夫
入 選
大仏殿映す水面や番鴛鴦 田中美月
稲雀扇びらきに飛び出せり 田中美月
入 選
夏休み風の生まるる薄荷飴 松岡節子
入 選
かなかなの声や酸素のやうに透く
恒藤邦夫
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2025 ひこばえ4月号(令和七年)
・俳壇三月号 俳壇ワイド作品集
今月の主宰
風の森 切建 昇[ひこばえ]
鴨を乗せ雲と流るる大和川
隠沼へ落葉の溜まる風の森
人混みの中の日本語紅葉寺
薄紅の山茶花明日へ咲く構へ
寒風や城跡に寂ぶる石畳
逆光に尖る冬滝息を吐く
短日や油をぬぐふ作業服
今月の主宰
風の森 切建 昇[ひこばえ]
鴨を乗せ雲と流るる大和川
隠沼へ落葉の溜まる風の森
人混みの中の日本語紅葉寺
薄紅の山茶花明日へ咲く構へ
寒風や城跡に寂ぶる石畳
逆光に尖る冬滝息を吐く
短日や油をぬぐふ作業服
◆作句信条
俳句に関して、制約はほとんど無いと
思っている。ただ心情とか、叙情を
大事にしたいし、「ひこばえ」の
理念である、写生を基調とした中に、
有季定型を尊重し、個性ある新鮮な
作品を目指したい。
特に小難しい言葉は不用で、
分かり易い俳句をと思っている。
-----------------------------俳句に関して、制約はほとんど無いと
思っている。ただ心情とか、叙情を
大事にしたいし、「ひこばえ」の
理念である、写生を基調とした中に、
有季定型を尊重し、個性ある新鮮な
作品を目指したい。
特に小難しい言葉は不用で、
分かり易い俳句をと思っている。
・令和6年尾道観光俳句
片山由美子(香雨)・優秀賞
文学の小径をたどる秋ひと日 大前邦子
・第40会宮澤赤黄男顕彰俳句大会
凉野海音選・佳作
鰯雲フェリー乗場の親子連れ 上田圭子
片山由美子(香雨)・優秀賞
文学の小径をたどる秋ひと日 大前邦子
・第40会宮澤赤黄男顕彰俳句大会
凉野海音選・佳作
鰯雲フェリー乗場の親子連れ 上田圭子
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2025 ひこばえ3月号(令和七年)
・伊丹市俳句協会新春俳句大会
会場互選最高点句賞
川音にいのちの気配芹薺 植松佰代
・第31回俳人協会俳句大会
「俳句文学館」令和6年12月5日号発表
加古宗也選・入選
夾竹桃咲けばもうすぐ広島忌 大前邦子
・伊丹一句の日(七月)
佳作
お互ひに名前を忘れ夏帽子 沖津京子
・大阪俳人クラブ第173回誌上俳句会
古賀雪江(雪解)選・入選
小六月亀万年の甲羅干す 田中敏子
会場互選最高点句賞
川音にいのちの気配芹薺 植松佰代
・第31回俳人協会俳句大会
「俳句文学館」令和6年12月5日号発表
加古宗也選・入選
夾竹桃咲けばもうすぐ広島忌 大前邦子
・伊丹一句の日(七月)
佳作
お互ひに名前を忘れ夏帽子 沖津京子
・大阪俳人クラブ第173回誌上俳句会
古賀雪江(雪解)選・入選
小六月亀万年の甲羅干す 田中敏子
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2025 ひこばえ2月号(令和七年)
・大阪俳人クラブ第172回誌上俳句会
花谷清(藍)選・入選
咲くものの力強さや原爆忌 大前邦子
花谷清(藍)選・佳作
色褪せし白昼の夢百日紅 大前邦子
柴田多鶴子(鳰の子)選・佳作
故里便解きて今宵の芋煮会 田中敏子
外山安龍(半夜)選・佳作
生真面目な夫の背中に赤とんぼ 北沢恭子
空つつみオークの茂り平和なり 守作けい子
葛城山に力を貰ひ早稲の花 谷口一夫
小川軽舟(鷹)選・佳作
色褪せし白昼の夢百日紅 大前邦子
花谷清(藍)選・入選
咲くものの力強さや原爆忌 大前邦子
花谷清(藍)選・佳作
色褪せし白昼の夢百日紅 大前邦子
柴田多鶴子(鳰の子)選・佳作
故里便解きて今宵の芋煮会 田中敏子
外山安龍(半夜)選・佳作
生真面目な夫の背中に赤とんぼ 北沢恭子
空つつみオークの茂り平和なり 守作けい子
葛城山に力を貰ひ早稲の花 谷口一夫
小川軽舟(鷹)選・佳作
色褪せし白昼の夢百日紅 大前邦子
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2025 ひこばえ1月号(令和七年)
・第108回千代女全国俳句大会
十月五日授賞式
星野椿選・朝顔賞
鱧汁に納戸から出す輪島塗
守作けい子
櫂未知子選・入選
あちこちにこどもきらめく梅雨晴間
守作けい子
・・令和六年度堺市芸術祭俳句大会
堺市長賞
うなづくも撫づるも介護猫じゃらし
守作けい子
堺市教育委員会賞
あの子また鬼になりしか赤とんぼ
上田圭子
堺市長賞
うなづくも撫づるも介護猫じゃらし
守作けい子
堺市教育委員会賞
あの子また鬼になりしか赤とんぼ
上田圭子
十月五日授賞式
星野椿選・朝顔賞
鱧汁に納戸から出す輪島塗
守作けい子
櫂未知子選・入選
あちこちにこどもきらめく梅雨晴間
守作けい子
・・令和六年度堺市芸術祭俳句大会
堺市長賞
うなづくも撫づるも介護猫じゃらし
守作けい子
堺市教育委員会賞
あの子また鬼になりしか赤とんぼ
上田圭子
堺市長賞
うなづくも撫づるも介護猫じゃらし
守作けい子
堺市教育委員会賞
あの子また鬼になりしか赤とんぼ
上田圭子
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2024 エコー消息
2024 12月号(令和六年)は消息掲載なし2024 ひこばえ11月号(令和六年)
・句集 上梓
句集 『花氷』 上梓 田中美月 同人会長
帯文・帯の句朝妻 力・選(「雲の峰」主宰)
序に代えて 朝妻 力
二百八十五句 平成十二年〜令和五年
あとがき 田中美月
句集 『花氷』 上梓 田中美月 同人会長
帯文・帯の句朝妻 力・選(「雲の峰」主宰)
序に代えて 朝妻 力
二百八十五句 平成十二年〜令和五年
あとがき 田中美月
・法隆寺子規忌俳句大会(当日句)
西谷剛周・特選
和田華凜・次点
倉橋みどり・入選
初恋の人はピッチャー子規忌かな 上田圭子
谷口智行・入選
おいしいぞなもし子規は言ひしか柿食みて
上田圭子
倉橋みどり・入選
法隆寺へ古代への旅秋ひと日 大前邦子
・兵庫文芸(9月)
若森京子・入選
秋蝶の羽の無常や廃寺跡 植松佰代
西谷剛周・特選
和田華凜・次点
倉橋みどり・入選
初恋の人はピッチャー子規忌かな 上田圭子
谷口智行・入選
おいしいぞなもし子規は言ひしか柿食みて
上田圭子
倉橋みどり・入選
法隆寺へ古代への旅秋ひと日 大前邦子
・兵庫文芸(9月)
若森京子・入選
秋蝶の羽の無常や廃寺跡 植松佰代
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2024 ひこばえ10月号(令和六年)
・第百九回法隆寺子規忌俳句大会
朝妻 力・次点
子規の忌の音なく溜る糸瓜水 田中美月
谷口智行・入選
子規忌けふまず寛解とLINE来る 大前邦子
和田華凜・特選
向日葵やそこから海が見えますか 大前邦子
和田華凜・入選
西谷剛周・特選
夏草にいつも解けて靴の紐 上田圭子
朝妻 力・次点
子規の忌の音なく溜る糸瓜水 田中美月
谷口智行・入選
子規忌けふまず寛解とLINE来る 大前邦子
和田華凜・特選
向日葵やそこから海が見えますか 大前邦子
和田華凜・入選
西谷剛周・特選
夏草にいつも解けて靴の紐 上田圭子
・伊丹一句の会(令6年2月)
和田華凜・入選
裸木にささつてをりし二日月 沖津京子
・『力石を詠む(十三)』高島慎助 著
『力石を詠む(十三)』高島慎助 著
(四日市大学教授・医学博士)
草もみぢ無造作に置く力石 楠田かつ子
内容・郷土及び庶民の文化遺産である
「力石」について
和田華凜・入選
裸木にささつてをりし二日月 沖津京子
・『力石を詠む(十三)』高島慎助 著
『力石を詠む(十三)』高島慎助 著
(四日市大学教授・医学博士)
草もみぢ無造作に置く力石 楠田かつ子
内容・郷土及び庶民の文化遺産である
「力石」について
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2024 ひこばえ9月号(令和六年)
・大阪俳人クラブ第一七一回誌上俳句会
水田むつみ(田鶴)選・特選
植ゑ終へて涼しき風の田を渡る 谷口一夫
同・佳作
青麦の畝の果てなる日本海 田中美月
気配りに酌み交ふ逮夜冷し酒 田中敏子
富吉 浩(幡)選・佳作
麦秋や特攻基地と伝へ聞く 守作けい子
梶谷 予人(獅林)選・佳作
青麦の畝の果てなる日本海 田中美月
切建 昇(ひこばえ)選・佳作
蕗の香の残る地方紙拾ひ読み 沖津京子
・角川俳句8月号 令和俳壇
井上康明・佳作
年取らぬ画帳の少女桃の花 植松佰代
・令和六年さくら俳句大会 NHK学園
小野あらた選・佳作
うららかや土器の欠片の合はさりて
守作けい子
水田むつみ(田鶴)選・特選
植ゑ終へて涼しき風の田を渡る 谷口一夫
同・佳作
青麦の畝の果てなる日本海 田中美月
気配りに酌み交ふ逮夜冷し酒 田中敏子
富吉 浩(幡)選・佳作
麦秋や特攻基地と伝へ聞く 守作けい子
梶谷 予人(獅林)選・佳作
青麦の畝の果てなる日本海 田中美月
切建 昇(ひこばえ)選・佳作
蕗の香の残る地方紙拾ひ読み 沖津京子
・角川俳句8月号 令和俳壇
井上康明・佳作
年取らぬ画帳の少女桃の花 植松佰代
・令和六年さくら俳句大会 NHK学園
小野あらた選・佳作
うららかや土器の欠片の合はさりて
守作けい子
・「俳句」8月号より
「青の変幻」 小河洋二(ひこばえ)
竹幹に青の変幻五月来る
若竹や威を正すには刻を得て
閘門の鉄扉の上がる聖五月
青芒潮入り川の荒々と
河骨や戦の神の水鏡
河骨の燈りて月の動きけり
髪切つて齢を捨てる五月かな
川舟を漕ぎて二枚の田水張る
・「俳壇」8月号より
「陶の里」 大前 邦子(ひこばえ)
山青葉立杭焼の陶の里
素焼乾す丹波古窯の里夕焼
せめぎ合ふ登り窯の炎夕かなかな
轆轤蹴る窯元ひとり蟬時雨
廃窯となりて久しや栗の花
蜩や窯場に父の椅子ひとつ
「青の変幻」 小河洋二(ひこばえ)
竹幹に青の変幻五月来る
若竹や威を正すには刻を得て
閘門の鉄扉の上がる聖五月
青芒潮入り川の荒々と
河骨や戦の神の水鏡
河骨の燈りて月の動きけり
髪切つて齢を捨てる五月かな
川舟を漕ぎて二枚の田水張る
・「俳壇」8月号より
「陶の里」 大前 邦子(ひこばえ)
山青葉立杭焼の陶の里
素焼乾す丹波古窯の里夕焼
せめぎ合ふ登り窯の炎夕かなかな
轆轤蹴る窯元ひとり蟬時雨
廃窯となりて久しや栗の花
蜩や窯場に父の椅子ひとつ
2024 ひこばえ8月号(令和六年)
・第62会京都府市民俳句大会
名村早智子・入選
南 うみを・入選
宮谷 昌代・入選
花吹雪浴びて卒寿へ一歩かな 田中敏子
才野 洋 ・入選
南 うみを・入選
山内 利男・入選
飛鳥時に歌垣の跡青き踏む 守作けい子
苳 羊右子・入選
太古にも五月のありや団子虫 恒藤邦夫
宮谷 昌代・入選
大木につづけ字のやう蟻の道 恒藤邦夫
名村早智子・入選
南 うみを・入選
宮谷 昌代・入選
花吹雪浴びて卒寿へ一歩かな 田中敏子
才野 洋 ・入選
南 うみを・入選
山内 利男・入選
飛鳥時に歌垣の跡青き踏む 守作けい子
苳 羊右子・入選
太古にも五月のありや団子虫 恒藤邦夫
宮谷 昌代・入選
大木につづけ字のやう蟻の道 恒藤邦夫
・毎日新聞兵庫文芸6月22日
若森京子・入選
星ひとつ牡丹の白さ闇に老ゆ 植松佰代
・赤旗新聞 俳句と遊ぶ
富士真奈美・選
町医者の小さきき菜圃や豆の花 住谷幸代
若森京子・入選
星ひとつ牡丹の白さ闇に老ゆ 植松佰代
・赤旗新聞 俳句と遊ぶ
富士真奈美・選
町医者の小さきき菜圃や豆の花 住谷幸代
2024 ひこばえ7月号(令和六年)
・第五十九会関西俳句大会
大串 章 入選
一人寝の蒲団は重き花柄よ 上田圭子
予選通過句
まさぐれる反故と鉛筆夜半の秋
田中敏子
酔へぬ夜も酔ふた振りする濁り酒
守作けい子
春を待つ鯉は尾鰭でひとり言
恒藤邦夫
大串 章 入選
一人寝の蒲団は重き花柄よ 上田圭子
予選通過句
まさぐれる反故と鉛筆夜半の秋
田中敏子
酔へぬ夜も酔ふた振りする濁り酒
守作けい子
春を待つ鯉は尾鰭でひとり言
恒藤邦夫
・○毎日新聞兵庫文芸6月22日
若森京子・入選
星ひとつ牡丹の白さ闇に老ゆ 植松佰代
・赤旗新聞 俳句と遊ぶ
富士真奈美・選
町医者の小さきき菜圃や豆の花 住谷幸代
若森京子・入選
星ひとつ牡丹の白さ闇に老ゆ 植松佰代
・赤旗新聞 俳句と遊ぶ
富士真奈美・選
町医者の小さきき菜圃や豆の花 住谷幸代
2024 ひこばえ6月号(令和六年)
・第25回NHK全国俳句大会
入選
朝曇崩れてしまう目玉焼 松岡節子
入選
斑鳩の塔の高さに揚雲雀 後藤昌弘
入選
朝曇崩れてしまう目玉焼 松岡節子
入選
斑鳩の塔の高さに揚雲雀 後藤昌弘
・大阪俳人クラブ第170回誌上俳句会
三村純也 入選
堀江信彦 佳作
普通の子ばかり育てて豆を撒く
上田圭子
三村純也 佳作
立読も古書選る人も文化の日
田中敏子
堀江信彦 佳作
君が代が宮居に満つる建国日
田中美月
三村純也 入選
堀江信彦 佳作
普通の子ばかり育てて豆を撒く
上田圭子
三村純也 佳作
立読も古書選る人も文化の日
田中敏子
堀江信彦 佳作
君が代が宮居に満つる建国日
田中美月
2024 ひこばえ5月号(令和六年)
・第39回宮澤赤黄男顕彰俳句大会
涼野海音 秀作
草萌や山羊を飼ひたる変電所
上田圭子
・第25回NHK全国俳句大会
入 選
ゆつたりと棹さす水際草もみぢ
田中美月
入 選
引力になほも逆らひ破れ蓮
合戦の風の変わり目烏瓜
恒藤邦夫
涼野海音 秀作
草萌や山羊を飼ひたる変電所
上田圭子
・第25回NHK全国俳句大会
入 選
ゆつたりと棹さす水際草もみぢ
田中美月
入 選
引力になほも逆らひ破れ蓮
合戦の風の変わり目烏瓜
恒藤邦夫
2024 ひこばえ4月号(令和六年)
・伊丹一句の日九月分
佳作
朝会ひしひとの名忘れ小鳥来る
沖津京子
・俳句四季3月号
山田佳乃・佳作
ちまちまと一日過ぎぬ石蕗の花
上田圭子
佳作
朝会ひしひとの名忘れ小鳥来る
沖津京子
・俳句四季3月号
山田佳乃・佳作
ちまちまと一日過ぎぬ石蕗の花
上田圭子
2024 ひこばえ3月号(令和六年)
・大阪俳人クラブ180号(誌上俳句会)
古賀しぐれ・佳作
御嶽の水を称へて走り蕎麦
守作けい子
忠兵衛の役は写真屋村芝居 田中美月
名村早智子・佳作
光凪して麦秋の日本海 田中美月
・大阪俳人クラブ吟行俳句大会
朝妻 力・入選
その上のエキスポ偲ぶ秋桜 大前邦子
山尾玉藻・入選
秋天を掲ぐ斜面の秋桜 田中美月
花谷 清・入選
山田佳乃・入選
秋燕忌三つの顔の塔あふぐ 大前邦子
古賀しぐれ・佳作
御嶽の水を称へて走り蕎麦
守作けい子
忠兵衛の役は写真屋村芝居 田中美月
名村早智子・佳作
光凪して麦秋の日本海 田中美月
・大阪俳人クラブ吟行俳句大会
朝妻 力・入選
その上のエキスポ偲ぶ秋桜 大前邦子
山尾玉藻・入選
秋天を掲ぐ斜面の秋桜 田中美月
花谷 清・入選
山田佳乃・入選
秋燕忌三つの顔の塔あふぐ 大前邦子
2024 ひこばえ2月号(令和六年)
・毎日新聞兵庫文芸
若森京子・入選
冬うらら庭師の声の斜めより
植松佰代
若森京子・入選
冬うらら庭師の声の斜めより
植松佰代
2024 ひこばえ1月号(令和六年)
・堺俳人クラブ晶子生誕祭句会
優秀賞
谷下一玄・特選
冬晴れの青さ蘇鉄や晶子歌碑
山口ちあき
優秀賞
谷下一玄・特選
冬晴れの青さ蘇鉄や晶子歌碑
山口ちあき
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2023 エコー消息
2023 ひこばえ12月号
・俳壇十一月号俳句ワイド作品集
(今月の同人会長)
伊吹嶺 田中美月(ひこばえ)
伊吹嶺に雲の分身姫空木
雲の上の頂き染める下野草
伊吹嶺の萌え場に鹿の親子かな
靄込めの崖に鬼百合ひらひらす
高原の簪かとも独活の花
老鶯や頂きまでの険し道
鳰の海眼下にひかりお花畑
◆作句信条
「ひこばえ」が代々受け継いで来た
写生を基調とした、肯定精神と
有機性のある作風を心がけている。
眼前のものを直視し「平明な言葉で、
思いは深く」を信条としている。
(今月の同人会長)
伊吹嶺 田中美月(ひこばえ)
伊吹嶺に雲の分身姫空木
雲の上の頂き染める下野草
伊吹嶺の萌え場に鹿の親子かな
靄込めの崖に鬼百合ひらひらす
高原の簪かとも独活の花
老鶯や頂きまでの険し道
鳰の海眼下にひかりお花畑
◆作句信条
「ひこばえ」が代々受け継いで来た
写生を基調とした、肯定精神と
有機性のある作風を心がけている。
眼前のものを直視し「平明な言葉で、
思いは深く」を信条としている。
・NHK学園 秋の俳句大会 題詠の部
津高里永・秀作
踊子の阿波一国を連と成す
守作けい子
・俳句四季11月号
山下幸典・佳作
禅寺の太鼓激しやカンナ燃ゆ
上田圭子
・大阪俳人クラブ179号
大橋一弘・佳作
おかめひょっとこ面の悲しき祭りの夜
上田圭子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子入選
遺品整理夕菅の香りある部屋 植松佰代
大花火残響哀しと父の言ふ 植松佰代
津高里永・秀作
踊子の阿波一国を連と成す
守作けい子
・俳句四季11月号
山下幸典・佳作
禅寺の太鼓激しやカンナ燃ゆ
上田圭子
・大阪俳人クラブ179号
大橋一弘・佳作
おかめひょっとこ面の悲しき祭りの夜
上田圭子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子入選
遺品整理夕菅の香りある部屋 植松佰代
大花火残響哀しと父の言ふ 植松佰代
2023 ひこばえ11月号
・第62俳人協会全国俳句大会
上田日差子・特選
徳田千鶴子・入選
能村 研三・入選
実よりも虚のおもしろき瓢かな
守作けい子
・第77回芭蕉翁献詠俳句大会
西村和子・選入選
葛の花母の強さを今に知る
守作けい子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子入選
遺品整理夕菅の香りある部屋 植松佰代
大花火残響哀しと父の言ふ 植松佰代
上田日差子・特選
徳田千鶴子・入選
能村 研三・入選
実よりも虚のおもしろき瓢かな
守作けい子
・第77回芭蕉翁献詠俳句大会
西村和子・選入選
葛の花母の強さを今に知る
守作けい子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子入選
遺品整理夕菅の香りある部屋 植松佰代
大花火残響哀しと父の言ふ 植松佰代
2023 ひこばえ10月号
・NHK令和五年夏の俳句大会
鴇田知哉 佳作
堀本裕樹 佳作
春耕のまほらの大気土匂ふ 田中美月
坊城俊樹 佳作
飛火野を駆ける神鹿かげろへる田中美月
・第58回子規顕彰全国俳句大会
伊藤伊那男入賞
鶏頭の赤きに眼鏡拭きにけり 上田圭子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子 入選
青鷺の少し父似で去らずをり 植松佰代
・堺市フェスティバル堺市民俳句大会
優秀賞
天高し翼下さいわたしにも 松岡節子
選者特選
抱き上ぐる赤子やはらか十三夜 松岡節子
選者特選
湯屋出づは旅の役者か十三夜 上田圭子
鴇田知哉 佳作
堀本裕樹 佳作
春耕のまほらの大気土匂ふ 田中美月
坊城俊樹 佳作
飛火野を駆ける神鹿かげろへる田中美月
・第58回子規顕彰全国俳句大会
伊藤伊那男入賞
鶏頭の赤きに眼鏡拭きにけり 上田圭子
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子 入選
青鷺の少し父似で去らずをり 植松佰代
・堺市フェスティバル堺市民俳句大会
優秀賞
天高し翼下さいわたしにも 松岡節子
選者特選
抱き上ぐる赤子やはらか十三夜 松岡節子
選者特選
湯屋出づは旅の役者か十三夜 上田圭子
2023 ひこばえ9月号
・俳誌「鹿火屋」 ・四季の風韻 青木孝子記
田植後の風青々と出石郷
小河洋二(ひこばえ)
出石郷と呼ばれる地域は岡山、兵庫にあるようだが、掲句は同時期の句から兵庫県の但馬地方の出石郷と思える。この地方は弥生時代の遺跡から、歴史上、最も早くから稲作が始められた地域のようである。その米所である一帯の田植が済み、植えられた稲が伸び始めると、一斉に青田が広がり、吹く風の色は青々としているとのこと。伝統の稲作、収穫への期待、その地方の矜持が見えるようで読者も幸せを共有きる一句。
・毎日新聞兵庫文芸
若林京子 選
嫁ぐ日の白紫陽花や風に耐へ 植松佰代
・第六一回京都府市民俳句大会
京都市芸術文化協会理事長賞
(特選1 入選4)
岩城久治 ・選 特選
尾池和夫 ・選 入選
富吉 浩 ・選 入選
南うみお ・選 入選
宮谷昌代 ・選 入選
駄菓子屋に鬼が隠るる日永かな 上田圭子
若林京子 選
嫁ぐ日の白紫陽花や風に耐へ 植松佰代
・第六一回京都府市民俳句大会
京都市芸術文化協会理事長賞
(特選1 入選4)
岩城久治 ・選 特選
尾池和夫 ・選 入選
富吉 浩 ・選 入選
南うみお ・選 入選
宮谷昌代 ・選 入選
駄菓子屋に鬼が隠るる日永かな 上田圭子
尾池和夫 ・選 入選
名村早智子・選 入選
宮谷昌代 ・選 入選
山内利男 ・選 入選
残照を海に沈めてすぐき石 沖津京子
才野 洋 ・選 入選
名村早智子・選 入選
目の合へば笑ふ幼児さくらんぼ 沖津京子
長谷川暢之・選 入選
夕桜あいたき人は皆遠く 沖津京子
岩城久治 ・選 入選
才野 洋 ・選 入選
ぶよよんと輪を離れたるシャボン玉
恒藤邦夫
名村早智子・選 入選
宮谷昌代 ・選 入選
山内利男 ・選 入選
残照を海に沈めてすぐき石 沖津京子
才野 洋 ・選 入選
名村早智子・選 入選
目の合へば笑ふ幼児さくらんぼ 沖津京子
長谷川暢之・選 入選
夕桜あいたき人は皆遠く 沖津京子
岩城久治 ・選 入選
才野 洋 ・選 入選
ぶよよんと輪を離れたるシャボン玉
恒藤邦夫
2023 ひこばえ8月号
・第17回「角川全国俳句大会」
三村純也 特選
駒つなぎ錆びし町並夏燕 田中美月
三村純也 特選
駒つなぎ錆びし町並夏燕 田中美月
2023 ひこばえ7月号
・第五八会令和五年度関西俳句大会
野中亮介 入選
うすらひやししのぬた場の高山寺 田中敏子
西池冬扇 入選 当日句
たつぷりとハーブティ淹れ家康忌 田中敏子
野中亮介 入選
うすらひやししのぬた場の高山寺 田中敏子
西池冬扇 入選 当日句
たつぷりとハーブティ淹れ家康忌 田中敏子
2023 ひこばえ6月号
・HAIKU日本2023冬の句大会
鎌田 俊 佳作
信じろよ抗ひし子よ寒オリオン 植松佰代
-----------------------------
・俳句四季 五月号
山下幸典 佳作
乳癌を子に告げられず冬の月 守作けい子
-----------------------------
・大阪俳人クラブ一六六回誌上俳句会
朝妻 力 佳作
歌垣のありしあたりや日のうらら
守作けい子
山下幸典 佳作
速達を祈りて開くる春一番 上田 圭子
鎌田 俊 佳作
信じろよ抗ひし子よ寒オリオン 植松佰代
-----------------------------
・俳句四季 五月号
山下幸典 佳作
乳癌を子に告げられず冬の月 守作けい子
-----------------------------
・大阪俳人クラブ一六六回誌上俳句会
朝妻 力 佳作
歌垣のありしあたりや日のうらら
守作けい子
山下幸典 佳作
速達を祈りて開くる春一番 上田 圭子
2023 ひこばえ5月号
・第二四回NHK全国俳句大会
龍太賞 大串 章 入選
国栖奏 田中美月
国栖奏や受け継がれゆく和紙の里
神在す参道わきの犬ふぐり
鈴の音に太古を偲ぶ国栖の舞
狩衣の鳳凰紋様国栖の春
楮晒す吉野深山の雪解水
紙漉きの静かなる音くりかへし
国栖奏や瀬音清しき吉野川
美吉野の杉山に舞ふ六花
国栖奏の歴史を今に神の渕
紅白の餅が宙舞ふ国栖の春
餅撒で賑はふ里や山笑ふ
猫柳天皇渕に国栖の笛
初音聞く浄見原の翁舞
三椏の花銀いろに和紙の里
み吉野の風よ瀬音よ梅ふふむ
龍太賞 大串 章 入選
国栖奏 田中美月
国栖奏や受け継がれゆく和紙の里
神在す参道わきの犬ふぐり
鈴の音に太古を偲ぶ国栖の舞
狩衣の鳳凰紋様国栖の春
楮晒す吉野深山の雪解水
紙漉きの静かなる音くりかへし
国栖奏や瀬音清しき吉野川
美吉野の杉山に舞ふ六花
国栖奏の歴史を今に神の渕
紅白の餅が宙舞ふ国栖の春
餅撒で賑はふ里や山笑ふ
猫柳天皇渕に国栖の笛
初音聞く浄見原の翁舞
三椏の花銀いろに和紙の里
み吉野の風よ瀬音よ梅ふふむ
2023 ひこばえ4月号
・第三八回富澤赤黄男顕彰俳句大会
櫂未知子 特選
駆け込みて鉄の臭の夜学生 上田 圭子
坪内稔典 佳作
富士柿の名の実のひかる八幡浜 守作けい子
嶋屋都志郎 佳作
おほかたは四捨五入して冬に入る 守作けい子
櫂未知子 特選
駆け込みて鉄の臭の夜学生 上田 圭子
坪内稔典 佳作
富士柿の名の実のひかる八幡浜 守作けい子
嶋屋都志郎 佳作
おほかたは四捨五入して冬に入る 守作けい子
2023 ひこばえ3月号
・大阪俳人クラブ一六五回誌上俳句会
才野洋 入選
文具屋に小さき兄弟小鳥来る 上田 圭子
・大阪俳人クラブ吟行
古賀しぐれ 入選
鈴鹿呂仁 入選
西谷剛周 入選
転害門の奥に学校小鳥来る 田中 美月
才野洋 入選
文具屋に小さき兄弟小鳥来る 上田 圭子
・大阪俳人クラブ吟行
古賀しぐれ 入選
鈴鹿呂仁 入選
西谷剛周 入選
転害門の奥に学校小鳥来る 田中 美月
2023 ひこばえ2月号
・NHK冬の誌上俳句大会
野中亮介 佳作
山尾玉藻 佳作
三輪山の神鼓聞こゆる袋掛 田中 美月
・俳句四季一月号
池田琴線女 特選
第九聴くそろそろ大根煮ゆる刻
上田 圭子
同 佳作
野路ゆかば行くほど狭し草虱
守作けい子
野中亮介 佳作
山尾玉藻 佳作
三輪山の神鼓聞こゆる袋掛 田中 美月
・俳句四季一月号
池田琴線女 特選
第九聴くそろそろ大根煮ゆる刻
上田 圭子
同 佳作
野路ゆかば行くほど狭し草虱
守作けい子
2023 ひこばえ1月号
・伊丹市民俳句大会
渡邉 美保 優秀賞
池田琴線女 優秀賞
マッチ摩れば昭和の匂ひ夕しぐれ
沖津京子
坪内 稔典 きらり賞
手仕事の膝まで日脚伸びて来し
大前邦子
・丹波篠山俳句ラリー
岡部 榮一 選者賞
稲稔る蔵の高きに「水」の文字
沖津京子
・第四回貞徳忌俳句大会
優秀賞
十月の風十月の自信かな
守作けい子
渡邉 美保 優秀賞
池田琴線女 優秀賞
マッチ摩れば昭和の匂ひ夕しぐれ
沖津京子
坪内 稔典 きらり賞
手仕事の膝まで日脚伸びて来し
大前邦子
・丹波篠山俳句ラリー
岡部 榮一 選者賞
稲稔る蔵の高きに「水」の文字
沖津京子
・第四回貞徳忌俳句大会
優秀賞
十月の風十月の自信かな
守作けい子
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2022 エコー消息
2022 ひこばえ12月号
・令和四年度堺市文化フェスティバル俳句大会
優秀賞
ふくいくと風は山から蕎麦の花
守作けい子
・第五十六会東大阪市民俳句大会
山畑河洲選 入選
秋うらら象の鼻孔は空を向く
上田圭子
小野義倫選 入選
こどもらの帰りどんぐり帰れない
守作けい子
優秀賞
ふくいくと風は山から蕎麦の花
守作けい子
・第五十六会東大阪市民俳句大会
山畑河洲選 入選
秋うらら象の鼻孔は空を向く
上田圭子
小野義倫選 入選
こどもらの帰りどんぐり帰れない
守作けい子
2022 ひこばえ11月号
俳句四季(9月号)
明日香野 田中美月
雲雀鳴く礎石ばかりの川原寺
明日香野の庵を沈め濃紫陽花
亀石のなごみし目元秋の風
露涼し明日香に古き水時計
萩叢に見え隠れして石舞台
・千代女全国俳句大会
黒田杏子 朝顔賞
奥能登の荒き風音蕪汁 田中美月
明日香野 田中美月
雲雀鳴く礎石ばかりの川原寺
明日香野の庵を沈め濃紫陽花
亀石のなごみし目元秋の風
露涼し明日香に古き水時計
萩叢に見え隠れして石舞台
・千代女全国俳句大会
黒田杏子 朝顔賞
奥能登の荒き風音蕪汁 田中美月
2022 ひこばえ10月号
俳壇(九月号)
小判草 小河洋二(ひこばえ)
蛇紋岩の崩れに咲きぬ小判草
処刑場の跡の冥さや花石榴
朴の花丹波の空の三日晴
朴咲きて山さはさはと明けにけり
鶏鳴の渡る一村朴の花
小判草 小河洋二(ひこばえ)
蛇紋岩の崩れに咲きぬ小判草
処刑場の跡の冥さや花石榴
朴の花丹波の空の三日晴
朴咲きて山さはさはと明けにけり
鶏鳴の渡る一村朴の花
・第163回大阪俳人クラブ誌上俳句会
久保純男・選 入選
菊池 亮・選 佳作
万年筆はコバルトブルー五月来ぬ 上田圭子
久保純男・選 入選
菊池 亮・選 佳作
万年筆はコバルトブルー五月来ぬ 上田圭子
・伊丹市鬼貫忌俳句大会
稲畑廣太郎・選 入選
湧き水を汲む音涼し酒の郷 大前邦子
・産経新聞俳壇
寺井谷子・選 入選
光なす螢籠下げ風の中 北沢恭子
稲畑廣太郎・選 入選
湧き水を汲む音涼し酒の郷 大前邦子
・産経新聞俳壇
寺井谷子・選 入選
光なす螢籠下げ風の中 北沢恭子
2022 ひこばえ9月号
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2022 ひこばえ8月号
綜合誌「俳句」五月号より
鬼門の神 小河洋二
三川の彩さまざまに春立てり
鳥雲に竹曼陀羅の古戦場
大阪の鬼門の神や鳥雲に
紅梅や水は膨らむ癖を持つ
ものの芽や雨降り止まぬ高野道
ひこばえや生命線は天を指す
うぐひすや門扉を鎖す滝不動
芽柳に手招きされて橋渡る
鬼門の神 小河洋二
三川の彩さまざまに春立てり
鳥雲に竹曼陀羅の古戦場
大阪の鬼門の神や鳥雲に
紅梅や水は膨らむ癖を持つ
ものの芽や雨降り止まぬ高野道
ひこばえや生命線は天を指す
うぐひすや門扉を鎖す滝不動
芽柳に手招きされて橋渡る
・第162回大阪俳人クラブ誌上俳句会
杉浦圭祐・選 入選
引力の優しさに降る牡丹雪 守作けい子
和田華凜・選 佳作
囀や旅を語らう人とゐる 守作けい子
杉浦圭祐・選 入選
引力の優しさに降る牡丹雪 守作けい子
和田華凜・選 佳作
囀や旅を語らう人とゐる 守作けい子
・第60回京都府市民俳句大会
浅井陽子選・特選
新しき駅に降り立ち青き踏む 守作けい子
小河洋二選・特選
沿線の寺寺寺や彼岸婆 田中敏子
小河洋二選・入選
春昼や遅々と一巻写経成る 守作けいこ
六年の卒業証書おもきかな 守作けいこ
身籠もりて娘の日傘小さくなり 上田圭子
それぞれの二礼二拍や風光る 沖津京子
浅井陽子選・特選
新しき駅に降り立ち青き踏む 守作けい子
小河洋二選・特選
沿線の寺寺寺や彼岸婆 田中敏子
小河洋二選・入選
春昼や遅々と一巻写経成る 守作けいこ
六年の卒業証書おもきかな 守作けいこ
身籠もりて娘の日傘小さくなり 上田圭子
それぞれの二礼二拍や風光る 沖津京子
鈴鹿呂仁選・入選
六年の卒業証書おもきかな 守作けいこ
花谷清選・入選
二畳ほどの大塔礎石花吹雪 田中敏子
苳羊右子選・入選
もう行かな荒神さんの藪椿 上田圭子
涅槃雪霏々と大石リクの廟 田中敏子
山内利男選・入選
涅槃雪霏々と大石リクの廟 田中敏子
六年の卒業証書おもきかな 守作けいこ
花谷清選・入選
二畳ほどの大塔礎石花吹雪 田中敏子
苳羊右子選・入選
もう行かな荒神さんの藪椿 上田圭子
涅槃雪霏々と大石リクの廟 田中敏子
山内利男選・入選
涅槃雪霏々と大石リクの廟 田中敏子
2022 ひこばえ7月号
・産経俳壇
宮坂静生選
山よりの春水分ける石ひとつ 北沢恭子
・第二十六回「田ステ女俳句ラリー」
当日選者
宇多喜代子(草樹)
木割大雄
坪内稔典(船団)
山田佳乃(円虹)
「ひこばえ」からは「主宰」の入選。
木割大雄選選
但馬とも丹波とも言ひ田水張る 小河洋二
観光協会長賞
耕人の遠くにひとりふたりかな 大前邦子
宮坂静生選
山よりの春水分ける石ひとつ 北沢恭子
・第二十六回「田ステ女俳句ラリー」
当日選者
宇多喜代子(草樹)
木割大雄
坪内稔典(船団)
山田佳乃(円虹)
「ひこばえ」からは「主宰」の入選。
木割大雄選選
但馬とも丹波とも言ひ田水張る 小河洋二
観光協会長賞
耕人の遠くにひとりふたりかな 大前邦子
2022 ひこばえ6月号
・第二十三回NHK全国俳句大会
鴇田智哉・選 秀作
眼をそらすきっかけの無き吾と鹿
恒藤 邦夫
・大阪俳人クラブ第一七一会誌上俳句大会
高橋将夫・選 佳作
炎天下声のリレーの足場組み 守作けい子
藤勢津子・選 佳作
八月の呉軍港の若き父 上田 圭子
鴇田智哉・選 秀作
眼をそらすきっかけの無き吾と鹿
恒藤 邦夫
・大阪俳人クラブ第一七一会誌上俳句大会
高橋将夫・選 佳作
炎天下声のリレーの足場組み 守作けい子
藤勢津子・選 佳作
八月の呉軍港の若き父 上田 圭子
・富澤赤黄男顕彰俳句大会
河野美子・選 佳作
「しやくやん」のノーベル賞や伊予の秋
守作けい子
青木亮人・選 佳作
涼野海音・選 佳作
もらひ湯をせし母と子に星流る 上田 圭子
河野美子・選 佳作
「しやくやん」のノーベル賞や伊予の秋
守作けい子
青木亮人・選 佳作
涼野海音・選 佳作
もらひ湯をせし母と子に星流る 上田 圭子
2022 ひこばえ5月号
消息
・令和三年「旅の思い出・俳句で長浜」
柴田鏡子・特選
手漕ぎ舟湖面に太く秋を曳く 田中 美月
・令和三年「旅の思い出・俳句で長浜」
柴田鏡子・特選
手漕ぎ舟湖面に太く秋を曳く 田中 美月
2022 ひこばえ2月号
消息
令和三年度NHK冬の誌上俳句大会
館野 豊・選 佳作
巻向の白瀬に熟るる桑いちご 田中 美月
令和三年度NHK冬の誌上俳句大会
館野 豊・選 佳作
巻向の白瀬に熟るる桑いちご 田中 美月
2022 ひこばえ1月号
エコー・消息
俳句年鑑掲載句
「ひこばえ」
梅雨晴の一樹一影地に重し 小河 洋二
源流を知るや知らずや初蛍 大平 静代
開山堂へ杖の四五本初もみぢ 中谷 貞子
豊けしや村盛りあぐる冬菜畑 楠田かつ子
荒鋤の土湯気立てて二月尽 倉坂 桑史
銀山に残る馬車道凍てきびし 木下 数子
蛇穴にいま入るところ素十の忌 田中 敏子
国原の風に吹かるる芒かな 安孫子康夫
三輪山の風を背に享く袋掛 田中 美月
白木蓮坊に使はぬ煙出し 重松 里代
蒼天を破るどんどの火の柱 藤川 毅
神妙に袋をのぞく七五三 切建 昇
年代別「二〇二一年の収穫」
仙田洋子「天為」記。
小河洋二(ひこばえ)
熊野路の奥まで晴れて稲を干す
黙もまた心の遊び月今宵
*晴れ晴れとした一句目。二句目は(黙も
また心の遊び)という余裕がすばらしい。
俳句年鑑掲載句
「ひこばえ」
梅雨晴の一樹一影地に重し 小河 洋二
源流を知るや知らずや初蛍 大平 静代
開山堂へ杖の四五本初もみぢ 中谷 貞子
豊けしや村盛りあぐる冬菜畑 楠田かつ子
荒鋤の土湯気立てて二月尽 倉坂 桑史
銀山に残る馬車道凍てきびし 木下 数子
蛇穴にいま入るところ素十の忌 田中 敏子
国原の風に吹かるる芒かな 安孫子康夫
三輪山の風を背に享く袋掛 田中 美月
白木蓮坊に使はぬ煙出し 重松 里代
蒼天を破るどんどの火の柱 藤川 毅
神妙に袋をのぞく七五三 切建 昇
年代別「二〇二一年の収穫」
仙田洋子「天為」記。
小河洋二(ひこばえ)
熊野路の奥まで晴れて稲を干す
黙もまた心の遊び月今宵
*晴れ晴れとした一句目。二句目は(黙も
また心の遊び)という余裕がすばらしい。
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2021 エコー消息
2021 ひこばえ12月号
消息
令和三年度NHK秋の誌上俳句大会
小川軽舟(鷹)選 秀作
桑の実や川瀬に古ぶ文字碑 田中美月
丹波篠山俳句ラリー
三村純也(山茶花)選 優秀賞
鈴懸の葉ずれの音や秋はじめ 沖津京子
令和三年度NHK秋の誌上俳句大会
小川軽舟(鷹)選 秀作
桑の実や川瀬に古ぶ文字碑 田中美月
丹波篠山俳句ラリー
三村純也(山茶花)選 優秀賞
鈴懸の葉ずれの音や秋はじめ 沖津京子
2021 ひこばえ11月号
消息
関西俳誌連盟第六三回俳句大会
優秀賞
中川靖子 特選(岩戸)
浅井惇介 特選(蘇鉄)
南杏子 入選(早春)
木枯を両手で静止太極拳 恒藤邦夫
城貴代美 特選(呉床座)
象を見て蟻の列みて明日は晴れ 上田圭子
中川靖子 特選(岩戸)
甲子園万の空席蔦青む 広渡とし
関西俳誌連盟第六三回俳句大会
優秀賞
中川靖子 特選(岩戸)
浅井惇介 特選(蘇鉄)
南杏子 入選(早春)
木枯を両手で静止太極拳 恒藤邦夫
城貴代美 特選(呉床座)
象を見て蟻の列みて明日は晴れ 上田圭子
中川靖子 特選(岩戸)
甲子園万の空席蔦青む 広渡とし
2021 ひこばえ10月号
消息
令和3年度NHK夏の誌上俳句大会
行方克巳・選 佳作
東塔の裳裾をかすめ夏燕 田中美月
令和3年度NHK夏の誌上俳句大会
行方克巳・選 佳作
東塔の裳裾をかすめ夏燕 田中美月
2021 ひこばえ9月号
消息
鬼貫顕彰俳句大会
宇多喜代子(現代俳句協会)入選
留学生母国語で記す星祭 上田圭子
大石悦子(俳人協会)入選
手の痛み忘れ桃吸ふ一頻り 北沢恭子
大阪俳人クラブ第一五九回誌上俳句大会
南うみを(風土)佳作
巣立鳥神名備山を離かりけり 谷口一夫
米田賢一(茜)佳作
配役はその他大勢葱坊主 上田圭子
鬼貫顕彰俳句大会
宇多喜代子(現代俳句協会)入選
留学生母国語で記す星祭 上田圭子
大石悦子(俳人協会)入選
手の痛み忘れ桃吸ふ一頻り 北沢恭子
大阪俳人クラブ第一五九回誌上俳句大会
南うみを(風土)佳作
巣立鳥神名備山を離かりけり 谷口一夫
米田賢一(茜)佳作
配役はその他大勢葱坊主 上田圭子
2021 ひこばえ8月号
消息
第五九回京都府市民俳句大会
尾池和夫選 入選
送らてここより一人春の月 守作けい子
長谷川暢之 選 入選
梅咲ひて昨日と同じ路地に居る 沖津京子
鈴鹿呂仁 選 入選
倒木の下はそのまま蟻の国 恒藤邦夫
花谷 清 選 入選
鯉のぼり尾根の鉄塔遠くなり 恒藤邦夫
第五九回京都府市民俳句大会
尾池和夫選 入選
送らてここより一人春の月 守作けい子
長谷川暢之 選 入選
梅咲ひて昨日と同じ路地に居る 沖津京子
鈴鹿呂仁 選 入選
倒木の下はそのまま蟻の国 恒藤邦夫
花谷 清 選 入選
鯉のぼり尾根の鉄塔遠くなり 恒藤邦夫
2021 ひこばえ7月号
消息
第五十六回関西俳句大会
小路智壽子(ひいらぎ)入選
短日や夕日まみれに遊ぶ子等 上田圭子
岩城久治(参・晨) 入選
生徒らの仕込み塩引鮭吊す町 守作けい子
朝妻 力(雲の峰) 入選
西池冬扇(ひまわり)入選
手拝裕任(岬) 入選
カブトむしよるになつたらとびたつぞ
岩月仁(守作けい子同人の孫)
和田華凜(諷詠)入選
風花や片目で覗く万華鏡 田中衡子
西池冬扇(ひまわり)入選
冬の蠅向きを変へつつ飛ぶ構へ 谷口一夫
第五十六回関西俳句大会
小路智壽子(ひいらぎ)入選
短日や夕日まみれに遊ぶ子等 上田圭子
岩城久治(参・晨) 入選
生徒らの仕込み塩引鮭吊す町 守作けい子
朝妻 力(雲の峰) 入選
西池冬扇(ひまわり)入選
手拝裕任(岬) 入選
カブトむしよるになつたらとびたつぞ
岩月仁(守作けい子同人の孫)
和田華凜(諷詠)入選
風花や片目で覗く万華鏡 田中衡子
西池冬扇(ひまわり)入選
冬の蠅向きを変へつつ飛ぶ構へ 谷口一夫
2021 ひこばえ6月号
消息
大阪俳人クラブ第158回誌上俳句会
岡本欣也(雪解)入選
老犬は老爺見返りあたたけし 田中敏子
小川軽舟(鷹)佳作
野水仙挿して小島の教師たり 上田圭子
エコー
大阪文化団体連合会
季刊「オコス」ひろば歌苑欄
きのふ蛇笏忌けふ素十忌や蛇穴に
田中敏子
大阪俳人クラブ第158回誌上俳句会
岡本欣也(雪解)入選
老犬は老爺見返りあたたけし 田中敏子
小川軽舟(鷹)佳作
野水仙挿して小島の教師たり 上田圭子
エコー
大阪文化団体連合会
季刊「オコス」ひろば歌苑欄
きのふ蛇笏忌けふ素十忌や蛇穴に
田中敏子
2021 ひこばえ4月号
消息
第一五回角川全国俳句大賞
片山由美子選 秀逸
分け入りて水棹をしかと蓮見舟
田中 美月
俳誌『鳳』四十号 俳句探勝欄より
藤田 駒代記
猫の尾のぱたりぱたりと秋暑し
鈴木かずこ
片山由美子選 秀逸
分け入りて水棹をしかと蓮見舟
田中 美月
俳誌『鳳』四十号 俳句探勝欄より
藤田 駒代記
猫の尾のぱたりぱたりと秋暑し
鈴木かずこ
第22回NHK全国俳句大会
龍太賞 入選 田中美月
明 日 香 野
暁光の飛鳥の流れ淑気満つ
明日香野の古墳をつなぐ梅真白
亀石のまぶたに触れて蝶の昼
雲雀鳴く礎石ばかりの川原寺
春禽や天武持統の比翼塚
草笛や水路伝ひの明日香道
明日香野の庵を沈め濃紫陽花
みささぎを背負ひ種まく明日香人
杉落葉のせて酒船石の黙
露涼し明日香に古き水時計
曼殊沙華遠まなざしの飛鳥仏
萩叢に見え隠れして石舞台
明日香野の扇びらきに稲雀
冬耕の土にからめる明日香風
塔うるむほどに雪降る飛鳥かな
暁光の飛鳥の流れ淑気満つ
明日香野の古墳をつなぐ梅真白
亀石のまぶたに触れて蝶の昼
雲雀鳴く礎石ばかりの川原寺
春禽や天武持統の比翼塚
草笛や水路伝ひの明日香道
明日香野の庵を沈め濃紫陽花
みささぎを背負ひ種まく明日香人
杉落葉のせて酒船石の黙
露涼し明日香に古き水時計
曼殊沙華遠まなざしの飛鳥仏
萩叢に見え隠れして石舞台
明日香野の扇びらきに稲雀
冬耕の土にからめる明日香風
塔うるむほどに雪降る飛鳥かな
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2021 ひこばえ3月号
消息
大阪俳人クラブ第一五七回誌上俳句会
山尾玉藻(火星) ・特選
きのふ蛇笏忌けふ素十忌や蛇穴に
田中敏子
立村霜衣(河内野・ホトトギス)佳作
記憶より道幅狭し里の秋 大前邦子
第二十二回NHK全国俳句大会
西村和子(知音) ・佳作
快音は決勝一打雲の峰 後藤昌弘
入選
香具山へ一縷の道や赤のまま 田中美月
立ち漕ぎや御苑突つ切る新入生 恒藤邦夫
山尾玉藻(火星) ・特選
きのふ蛇笏忌けふ素十忌や蛇穴に
田中敏子
立村霜衣(河内野・ホトトギス)佳作
記憶より道幅狭し里の秋 大前邦子
第二十二回NHK全国俳句大会
西村和子(知音) ・佳作
快音は決勝一打雲の峰 後藤昌弘
入選
香具山へ一縷の道や赤のまま 田中美月
立ち漕ぎや御苑突つ切る新入生 恒藤邦夫
2021 ひこばえ2月号
消 息
関西俳誌連盟年度賞
優秀賞
石倉政苑(花藻) 特選
露の玉 古藤いさむ
紺天へ一鳥となり凧揚る
胡麻叩くリズムに母の子守唄
胡麻を打つ老婆は渓に音ひろげ
アイロンの余熱着てゆく厄日かな
保険証を鞄に秘して鳥渡る
露の玉太陽の子を増やしゐる
秋澄むや音聞かせゐる陶器市
満月へひかりを返す能衣裳
短日を刻む庭師の鋏音
ポン菓子の音なつかしき路地小春
石倉政苑(花藻) 特選
露の玉 古藤いさむ
紺天へ一鳥となり凧揚る
胡麻叩くリズムに母の子守唄
胡麻を打つ老婆は渓に音ひろげ
アイロンの余熱着てゆく厄日かな
保険証を鞄に秘して鳥渡る
露の玉太陽の子を増やしゐる
秋澄むや音聞かせゐる陶器市
満月へひかりを返す能衣裳
短日を刻む庭師の鋏音
ポン菓子の音なつかしき路地小春
佳作賞
辻 木犀(俳句作家)特選
冬銀河 恒藤邦夫
囀りや人けなき日の二条城
駅前のダンススタジオ夜香蘭
母と子に笑ふ遺伝子はじき豆
ペンギンの滑空涼し水中路
夏日影もうライオンのいない檻
夏日影背負い駝鳥は突つ立ちぬ
夏風邪やアザラシ鼻を閉じゐたり
一尾増え孤独な金魚にも青春
ベンチには軍手の二人冬日差す
お百度のヒールの響き冬銀河
辻 木犀(俳句作家)特選
冬銀河 恒藤邦夫
囀りや人けなき日の二条城
駅前のダンススタジオ夜香蘭
母と子に笑ふ遺伝子はじき豆
ペンギンの滑空涼し水中路
夏日影もうライオンのいない檻
夏日影背負い駝鳥は突つ立ちぬ
夏風邪やアザラシ鼻を閉じゐたり
一尾増え孤独な金魚にも青春
ベンチには軍手の二人冬日差す
お百度のヒールの響き冬銀河
光秀公のまち亀岡俳句大会
奨励賞
市井人は「みつひではん」と呼んで秋
田中 敏子
奨励賞
市井人は「みつひではん」と呼んで秋
田中 敏子
エコー
2021 俳句四季「一月号」(冬の鳥)
かいつぶり潜れば水の命見ゆ 小河 洋二
伊勢熊野分かつ峠や冬の鵙 大平 静代
賑やかに鴨の声して鑑真廟 中谷 貞子
三十三才翔てば寂しき巌ひとつ 楠田かつ子
雪中の鴉翔つまで見てゐたり 中野千鶴子
冬鴉一声落とし翔ちにけり 倉坂 桑史
八軒屋は熊野の起点ゆりかもめ 木下 数子
みささぎを守る鴛鴦と田道間守 田中 敏子
冬の雁古代へつなぐ丸木舟 安孫子康夫
鴨百の消す空の色水のいろ 小川 清子
田鳧啼く雲のはなるる神の山 田中 美月
潜りては向かひ合ひたる番鳰 古藤いさむ
城濠の満面日射し浮寝鳥 重松 里代
みささぎの堀ひと群の冬の鴨 藤川 毅
鍬洗ふ水ふんだんに冬雲雀 切建 昇
伊勢熊野分かつ峠や冬の鵙 大平 静代
賑やかに鴨の声して鑑真廟 中谷 貞子
三十三才翔てば寂しき巌ひとつ 楠田かつ子
雪中の鴉翔つまで見てゐたり 中野千鶴子
冬鴉一声落とし翔ちにけり 倉坂 桑史
八軒屋は熊野の起点ゆりかもめ 木下 数子
みささぎを守る鴛鴦と田道間守 田中 敏子
冬の雁古代へつなぐ丸木舟 安孫子康夫
鴨百の消す空の色水のいろ 小川 清子
田鳧啼く雲のはなるる神の山 田中 美月
潜りては向かひ合ひたる番鳰 古藤いさむ
城濠の満面日射し浮寝鳥 重松 里代
みささぎの堀ひと群の冬の鴨 藤川 毅
鍬洗ふ水ふんだんに冬雲雀 切建 昇
灯台を借景に舞ふ冬鷗 醒井 龍子
寒禽のこゑ木霊してお土居跡 大前 邦子
梟は森の番人夜もすがら 北沢 恭子
湖に今薄日差したり浮寝鳥 沖津 京子
洛北のくれなゐ空に鷲の舞 谷口 一夫
バレリーナのごと白鳥の着水す 上田 圭子
寒禽の翔ちて欠けたる槙の空 鈴木かず子
大池も寂しからずや鳰三つ 山口 道明
さざ波や揺るるにまかせ浮寝鳥 村岡 靖子
石舞台さわがしくなり鴨の陣 嶋 豊
白銀の湖上に乱舞百合鷗 守作けい子
一眼レフ冬鳥狙ふ銃のごと 広渡 とし
湖静か星座うつして百合鷗 恒藤 邦夫
曳船の波の間に間にかいつぶり 吉岡すみ子
鳰鳴きて平常心を取り戻す 山根八重子
寒禽のこゑ木霊してお土居跡 大前 邦子
梟は森の番人夜もすがら 北沢 恭子
湖に今薄日差したり浮寝鳥 沖津 京子
洛北のくれなゐ空に鷲の舞 谷口 一夫
バレリーナのごと白鳥の着水す 上田 圭子
寒禽の翔ちて欠けたる槙の空 鈴木かず子
大池も寂しからずや鳰三つ 山口 道明
さざ波や揺るるにまかせ浮寝鳥 村岡 靖子
石舞台さわがしくなり鴨の陣 嶋 豊
白銀の湖上に乱舞百合鷗 守作けい子
一眼レフ冬鳥狙ふ銃のごと 広渡 とし
湖静か星座うつして百合鷗 恒藤 邦夫
曳船の波の間に間にかいつぶり 吉岡すみ子
鳰鳴きて平常心を取り戻す 山根八重子
2021 ひこばえ1月号・エコー、消息
消息
東大阪市民俳句大会
市民俳句会長賞
伝言板は死語となりしや小鳥来る 上田圭子
山下美典入選
風吹けば秋の寂しや山頭火 守作けい子
中川靖子入選
階段を二段飛ばしや夜学生 上田圭子
第九回与謝野町蕪村顕彰全国俳句大会
自由題の部 稲畑廣太郎 入選
風音と水音なだめて山眠る 田中美月
御坊市文化祭市民俳句大会
教育委員会賞
故里の駅も無人化枇杷の花 田中衡子
エコー
【二〇二一年版】俳句年鑑より
o二〇二〇年の収穫
先頭を行くマスターズ 小林 貴子記(俳誌・岳)
小河 洋二(昭和十年生/ひこばえ)
海神の手招き一度寒夕焼「俳句界」
潮を読むことより習ふ鮑海士「俳句」
火蛾を掃く波音低き朝かな「俳句四季」
・海兵の諸相が確実に描かれ、どの句も臨場感溢れる。
諸家自選五句 小河 洋二
桃咲いて天衣のやうな日和かな
大破璃に余る空あり鳥帰る
染釜に残る藍色鳥雲に
粗金へ槌と火音や夕薄暑
黒揚羽放つ猪名野のお土居跡
【ひこばえ】 主宰 小河洋二 「同」中谷貞子
「編」田中敏子
長子とは少し堅物竹の春 小河 洋二
蝶白し真白き花にひたと伏し 大平 静代
亀落つる音つぎっぎと山霞む 中谷 貞子
豪農の軒の深さよ春料峭 楠田かつ子
山裾に寺の塔見ゆ麦の秋 倉坂 桑史
雲雀野や布目瓦の廃寺址 木下 数子
山笑ふなかに寝釈迦の大欠伸 田中 敏子
海の上に淡き昼月啄木忌 安孫子康夫
手水舎の自動の蛇口囀れり 小川 清子
日照雨去り畝傍御陵の歯朶明り 田中 美月
山水にみがかれてゐし春の鯉 重松 里代
苗札の少し傾ぎし女文字 切建 昇
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2020 エコー消息
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2020 ひこばえ12月号・エコー、消息
エコー
全関西アコーディオン協会(大阪俳人クラブ)
煤焦げの紙衣ロビーに彼岸講 田中敏子
消息
2020秋・丹波篠山俳句ラリー
兵庫陶芸美術館長・選
三木哲夫(フリー)入選
このあたり酒米処稲の花 田中敏子
大阪俳人クラブ第一五六回誌上俳句会
岩城久治(参・鼎)入選
食すすみ難きよ八月十五日 田中敏子
谷下一玄(半夜)入選
終着駅どっと降り来る蟬しぐれ 大前邦子
大阪俳人クラブ吟行会(十月三十日)
森田純一郎(かつらぎ)入選
山田佳乃(円虹)入選
方丈の向かふ渡殿鳥わたる 田中敏子
山下美典(河内野)入選
秋澄むや修理の跡も文化財 谷口一夫
伊丹市民俳句大会(十ー月一日)
池田琴線女(うぐいす)特選
野菊にも見えてゐるかなブルームーン
北沢恭子
2020 ひこばえ11月号・エコー、消息
消息
総合俳誌「俳壇」
「ひこばえ」結社の声 わが主張
主宰 小河洋二
結社の成り立ち・わが主張
年間活動報告・会員の俳句「四二名」の珠玉が記載されています。ぜひ書店でお求めになってご覧下さいますことを望みます。
「俳壇」俳壇ワイド作品集
今月の巻頭作家新作七句
田中敏子(ひこばえ)
川床涼み
打水の風はんなりと谷崎忌
雨あとの川床ほつほつと点り初む
河童忌やナイアガラめく梅雨出水
遊舟のひとりは閉所恐怖症
竹伐会丹波贔屓のおのづなる
草茂る去来の墓のなほ小さく
さんざめく竹の園生の竹の春
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ10月号・エコー、消息
エコー
総合誌・結社誌を訪ねて
俳誌 『鳰の子』岩出くに男・記
籠を編む蔓の匂ひや鳥帰る
小河 洋二
「ひこばえ」六月号より
蔓で編んだ手製の籠はなかなか味わい
がある。同じものがない。自然の材料を
使えば、それぞれの形に会うようにつく
らなければならないから、同じものが出
来ない。籠を編むには、まず蔓を集めな
ければならない。蔓を集めるのは、木の
葉が落ち、蔓を見つけやすい時である。
木の葉の落ちた秋や冬、山へ入ると割合
簡単に蔓が見つけられる。
葛、藤、アケビの蔓などである。この
句の蔓は何であるかはわからないが、作
者が楽しみながら籠作りをしていること
はよく分かる。
それが「蔓の匂ひや」である。
この「匂ひや」で句が生き、作者の喜
びが伝わる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ9月号・エコー、消息
大阪俳人クラブ
第一五五回誌上俳句会入選句報
小河 洋二(ひこばえ)選・入選
大方は祖父からの結屋根替る 田中敏子
名村早智子(玉梓)選・佳作
大方は祖父からの結屋根替る 田中敏子
名村早智子(玉梓)選・佳作
弘前や乗りたきほどの花筏 沖津京子
西谷 剛周(幻)選・佳作
達者やけん母の口癖山桜 上田圭子
西谷 剛周(幻)選・佳作
看護師の常に小走り聖五月 古藤いさむ
第58回京都府市民俳句大会
浅井 陽子 選・並選
尾池 和夫 選・並選
鈴鹿 呂仁 選・並選
少年の指先凧と通信す 恒藤邦夫
長谷川暢之 選・並選
日を返す下萌径や在所まで 谷口一夫
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ8月号・エコー、消息
エコー
俳句四季 7月号(3句) 小河 洋二
荒梅雨や雲の魔界の大熊野
火蛾を掃く波音低き朝かな
陶包む紙音立つる座摩祭
消 息
第三十回 鬼貴忌
宇多喜代子 入選
残照をあまさずとどめ蜜柑山 田中 美月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひこばえ7月号・エコー、消息
消 息
関西俳句大会(第55回)令和2年度
特選・有馬朗人
特選・田島和生
入選・小河洋二
きのふけふ鸛舞ふ飾り臼 田中敏子
特選・大橋晄
篁の葉擦れ爽やかエジソン碑 田中敏子
入選・三村純也
みささぎの水の日向の浮寝鳥 谷口一夫
入選・小河洋二
故里は柿の盛りの子規忌かな 重松里代
入選・小河洋二
石鎚山の麓に老いて冬耕す 上田圭子
入選・村上鞆彦
ゆうやけにじぶんのいのちつまってる
岩月 仁(守作けい子・孫)
エコー
大阪俳人クラブ
第154回誌上俳句会入選作品
田邊富子(運河・晨)
特 選
神戸新聞に包まれてゐる水仙花 上田圭子
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ4月号・エコー、消息
消 息
関西俳誌連盟 第54回年度賞
塩川雄三(築港)・入選
リフトより見ゆる限りの大花野 田中敏子
石倉政苑(花藻)・入選
たゆたふや花の沖なる竹生島 守作けい子
大阪俳人クラブ 坪内捻典(船団)・入選
九度山から来たてふ男の柿を買ふ 上田圭子
本郷桂子(ホトトギス)・入選
草の絮百とび百の行方あり 古藤いさむ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ3月号 ・エコ ー、 消息
エコー 俳句界 月刊二月号)より
新作三句 小河 洋二
海神の手招き一度寒夕焼
閻魔像の膝を撫づれば初霞
大津絵の髭撥ね上ぐる寒夜かな
消 息
俳句四季二月号へ寄稿 新作(五句 )
潮入り庭園 田中 敏子
名勝をゆたにたゆたに鴛鴦泳ぐ
逆さ不二へ水禽の揺れ及びけり
寒波急潮入り川に鵜の骸
画のメッカトレドの浦に似て小春
みかん色に紀ノ国染めて冬没日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ2月号 ・エコー消息
俳句四季一月号 作品発表
伊予讃岐路 小河 洋二
石切場跡白々と葛の花
燭さやぐ子規の墓石や秋の声
秋寂ぶや咫尺に拝す子規の像
秋深むちんちん電車揺れに揺れ
揺れる度軌道の軋み秋深む
城閣は天空にして秋日燦
鶏鳴の聞こゆる村の曼珠沙華
水軍の島を遠見の初紅葉
吊り橋の鋼の錆や雁わたし
火袋に波音とどく雁のころ
大千木の射る秋天のとこしへに
稲雀追はれて蔵の屋根に鳴く
色変へぬ松越しに見る砂紋かな
銭形の砂紋へ秋日濃かりけり
空海の産屋の跡や秋うらら
すくも焼く煙の至る札所寺
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2020 ひこばえ1月号 ・ エコー、消息
二〇一九年度・俳句年鑑
「掲載句」(ひこばえ誌)
石で閉づ洞神小さし梅雨の雷 小河 洋二
切株は円座めきたる在祭 大平 静代
半夏生草咲いて影置く茶臼山 中谷 貞子
子の声も風も織込み春の土 楠田かつ子
夕闇に溶けて朧の一樹かな 倉坂 桑史
岩山に刻む梵字や風光る 木下 数子
南朝の渓へ降りたる桜かな 安孫子康夫
清明の水屋に浸す榊かな 小川 清子
遠山は幾重に伊勢の麦青む 田中 美月
燕来る前方後円墳のまち 古藤いさむ
万愚節采女の霊屋北へ向き 田中 敏子
主宰・掲載五句
坂鳥や霊峰すでに日を享けむ
すくも焼く一ト夜の煙村を攻め
鍛冶祭り終はりし灰を均しをり
梅の香を織り込むやうに機動
花いばら旧街道の蛇紋岩
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー2020ひこばえ総括
令和二年 ひこばえ総括(第六六六号~六七七号)
大前邦子 谷口一夫・編
主宰作品 小河洋二
今年藁 1月 初時雨 1月
白障子 3月 浜焚火 4月
梅開く 5月 鳥帰る 6月
竹の春 7月 黒揚羽 8月
お土居跡 9月 夏あざみ 10月
箒 目 11月 稲架 12月
副主宰作品 大平静代
露晨 1月 仏母の灯 2月
十二月 3月 春隣 4月
春暁 5月 風光る 6月
鳥雲に 7月 皐月 8月
水無月 9月 沙羅の花 10月
涼新た 11月 明暗 12月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今年藁 1月 初時雨 1月
白障子 3月 浜焚火 4月
梅開く 5月 鳥帰る 6月
竹の春 7月 黒揚羽 8月
お土居跡 9月 夏あざみ 10月
箒 目 11月 稲架 12月
副主宰作品 大平静代
露晨 1月 仏母の灯 2月
十二月 3月 春隣 4月
春暁 5月 風光る 6月
鳥雲に 7月 皐月 8月
水無月 9月 沙羅の花 10月
涼新た 11月 明暗 12月
光芒抄 (同人作品)洋二選・1月~12月
杏里遊々(作品鑑賞)静代選・1月~12月
梨花集(同人作品) 1月~12月
緑地帯(誌友作品) 1月~12月
鑑賞と批評
一句集披講・鑑賞と批評
貞子・かつ子・数子 1月~12月
シリーズ
おかめはちもく 谷口一夫 1月~12月
受贈俳書管見 大前邦子 1月~12月
ブーケ・受贈誌近刊抄出
小河洋二 1月~12月
杏里遊々(作品鑑賞)静代選・1月~12月
梨花集(同人作品) 1月~12月
緑地帯(誌友作品) 1月~12月
鑑賞と批評
一句集披講・鑑賞と批評
貞子・かつ子・数子 1月~12月
シリーズ
おかめはちもく 谷口一夫 1月~12月
受贈俳書管見 大前邦子 1月~12月
ブーケ・受贈誌近刊抄出
小河洋二 1月~12月
◇緑地帯散歩
守作けい子・広渡とし 1月~2月
中谷貞子・楠田かつ子 3月~5月
木下数子・田中敏子 6月~8月
安孫子康夫・小川清子 9月~11月
田中美月・古藤いさむ 12月~
◇四季のうた
美月・龍子 1月 邦子・恭子 2月
照子・昌弘 3月 一夫・圭子 4月
かず子・道明 5月 靖子・けい子 6月
とし・邦夫 7月 すみ子・八重子8月
貞子・かつ子 9月 桑史・数子 10月
敏子・小清子11月 康夫・美月 12月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー守作けい子・広渡とし 1月~2月
中谷貞子・楠田かつ子 3月~5月
木下数子・田中敏子 6月~8月
安孫子康夫・小川清子 9月~11月
田中美月・古藤いさむ 12月~
◇四季のうた
美月・龍子 1月 邦子・恭子 2月
照子・昌弘 3月 一夫・圭子 4月
かず子・道明 5月 靖子・けい子 6月
とし・邦夫 7月 すみ子・八重子8月
貞子・かつ子 9月 桑史・数子 10月
敏子・小清子11月 康夫・美月 12月
◇特別作品
早春 上田圭子 1月
山気 鈴木かず子 2月
南紀の旅 山口道明 3月
鯖街道 村岡靖子 4月
法年院界隈 守作けい子 5月
乾杯 広渡とし 6月
鞍馬山 中谷貞子 7月
自粛 楠田かつ子 8月
涼新た 倉坂桑史 9月
昨日今日 田中敏子 10月
姫路城 安孫子康夫 11月
信貴大寅 小川清子 12月
早春 上田圭子 1月
山気 鈴木かず子 2月
南紀の旅 山口道明 3月
鯖街道 村岡靖子 4月
法年院界隈 守作けい子 5月
乾杯 広渡とし 6月
鞍馬山 中谷貞子 7月
自粛 楠田かつ子 8月
涼新た 倉坂桑史 9月
昨日今日 田中敏子 10月
姫路城 安孫子康夫 11月
信貴大寅 小川清子 12月
◇エッセイ
杏と蝉(ミニエッセイ)楠田かつ子 1月
阪神大震災(回録) 古藤いさむ 2月
室生古道 藤川 毅 3月
私の星占 重松里代 4月
女人高野 切建 昇 5月
来世への約束 醒井龍子 6月
一冊目の句会帳 大前邦子 7月
山寺のお上人さま 北沢恭子 8月
ウイルスと共に生きる 後藤昌弘 9月
道成寺 谷口一夫 10月
「枕草子」もどき 上田圭子 11月
『病六尺』を読む 鈴木かず子 12月
ーーーーーーーーーーーーーーーーー杏と蝉(ミニエッセイ)楠田かつ子 1月
阪神大震災(回録) 古藤いさむ 2月
室生古道 藤川 毅 3月
私の星占 重松里代 4月
女人高野 切建 昇 5月
来世への約束 醒井龍子 6月
一冊目の句会帳 大前邦子 7月
山寺のお上人さま 北沢恭子 8月
ウイルスと共に生きる 後藤昌弘 9月
道成寺 谷口一夫 10月
「枕草子」もどき 上田圭子 11月
『病六尺』を読む 鈴木かず子 12月
恒例行事
新年祝賀会於・アウイーナ大阪 1月
同人総会及び新同人祝賀会
コロナ禍により中止 4月
錬成一泊吟行コロナ禍により中止 10月
同人研修会於・東成区民センター 11月
忘年句会(コロナ禍により通信句会)12月
行事記と吟行記
錬成一泊吟行句会報 谷口一夫 1月
土佐稲荷・和光寺
阿弥陀池周辺 恒藤邦夫 2月
新年句会の記 谷口一夫 4月
神戸・元町「相楽園」 北沢恭子 5月
長居公園 谷口一夫 9月
新年祝賀会於・アウイーナ大阪 1月
同人総会及び新同人祝賀会
コロナ禍により中止 4月
錬成一泊吟行コロナ禍により中止 10月
同人研修会於・東成区民センター 11月
忘年句会(コロナ禍により通信句会)12月
行事記と吟行記
錬成一泊吟行句会報 谷口一夫 1月
土佐稲荷・和光寺
阿弥陀池周辺 恒藤邦夫 2月
新年句会の記 谷口一夫 4月
神戸・元町「相楽園」 北沢恭子 5月
長居公園 谷口一夫 9月
表彰と推薦
令和二年度俳句コンクールは中止
新同人推薦 山根八重子 4月
新同人推薦 吉岡すみ子 4月
新同人推薦 恒藤邦夫 4月
令和元年度
年度賞 谷口一夫 10月
巻頭賞 小川清子 10月
巻頭賞 大前邦子 10月
同人賞 広渡とし 10月
緑地帯賞 森本知美 10月
一句集賞 楠田かつ子 10月
一句集賞 上田圭子 10月
一句集賞 渕元幸子 10月
ーーーーーーーーーーーーーーーーー令和二年度俳句コンクールは中止
新同人推薦 山根八重子 4月
新同人推薦 吉岡すみ子 4月
新同人推薦 恒藤邦夫 4月
令和元年度
年度賞 谷口一夫 10月
巻頭賞 小川清子 10月
巻頭賞 大前邦子 10月
同人賞 広渡とし 10月
緑地帯賞 森本知美 10月
一句集賞 楠田かつ子 10月
一句集賞 上田圭子 10月
一句集賞 渕元幸子 10月
消 息
俳句四季二月号へ寄稿新作(五句)
田中敏子 3月
関西俳誌連盟第五十四回年度賞
塩川雄三(築港) 人選
田中敏子 4月
石倉政苑(花藻) 入選
守作けい子 4月
大阪俳人クラブ
坪内稔典(船団) 人選
上田圭子 4月
本郷桂子(ホトトギス)入選
古藤いさむ 4月
俳句四季二月号へ寄稿新作(五句)
田中敏子 3月
関西俳誌連盟第五十四回年度賞
塩川雄三(築港) 人選
田中敏子 4月
石倉政苑(花藻) 入選
守作けい子 4月
大阪俳人クラブ
坪内稔典(船団) 人選
上田圭子 4月
本郷桂子(ホトトギス)入選
古藤いさむ 4月
大阪俳人クラブ
第一五四回誌上俳句会入選作品
田邁富子(運河・晨) 入選
上田圭子 6月
関西俳句大会(第五十五回)
有馬朗人(天為) 入選
田中敏子 7月
田島和生(雉・晨) 入選
田中敏子 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
田中敏子 7月
大橋晄(雨月) 入選
田中敏子 7月
ーーーーーーーーーーーーーーーーー第一五四回誌上俳句会入選作品
田邁富子(運河・晨) 入選
上田圭子 6月
関西俳句大会(第五十五回)
有馬朗人(天為) 入選
田中敏子 7月
田島和生(雉・晨) 入選
田中敏子 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
田中敏子 7月
大橋晄(雨月) 入選
田中敏子 7月
三村純也(山茶花) 入選
谷口一夫 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
重松里代 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
上田圭子 7月
第三十回鬼貫忌
宇多喜代子(草樹) 入選
田中美月 8月
ーーーーーーーーーーーーーーーーー谷口一夫 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
重松里代 7月
小河洋二(ひこばえ)入選
上田圭子 7月
第三十回鬼貫忌
宇多喜代子(草樹) 入選
田中美月 8月
大阪俳人クラブ
第一五五回誌上俳句会入選作品
小河洋二(ひこばえ)人選
田中敏子 9月
名村早智子(玉梓) 佳作
田中敏子 9月
名村早智子(玉梓) 佳作
沖津京子 9月
西谷剛周(幻) 佳作
上田圭子 9月
西谷剛周(幻) 佳作
古藤いさむ 9月
第一五五回誌上俳句会入選作品
小河洋二(ひこばえ)人選
田中敏子 9月
名村早智子(玉梓) 佳作
田中敏子 9月
名村早智子(玉梓) 佳作
沖津京子 9月
西谷剛周(幻) 佳作
上田圭子 9月
西谷剛周(幻) 佳作
古藤いさむ 9月
第五八回京都市民俳句大会
浅井陽子(鳳) 並選
恒藤邦夫 9月
尾池和夫(氷室) 並選
恒藤邦夫 9月
鈴鹿呂仁(京鹿子) 並選
恒藤邦夫 9月
長谷川暢之(雷鳥) 並選
谷口一夫 9月
ーーーーーーーーーーーーーーーーー浅井陽子(鳳) 並選
恒藤邦夫 9月
尾池和夫(氷室) 並選
恒藤邦夫 9月
鈴鹿呂仁(京鹿子) 並選
恒藤邦夫 9月
長谷川暢之(雷鳥) 並選
谷口一夫 9月
小河洋二
「俳句四季」一月号 (伊予讃岐路)十六句
「俳句年鑑(ウェッブ社) 作品七句
「俳句界」 二月号巻頭 作品三句
「俳句年鑑」五月号 作品三句(句寸評)
「俳句四季」七月号 新作作品三句
「俳句」 七月号 新作作品八句
「俳壇」 十月号 結社の声・わが主張
(会員の句・四十句)
「俳句年鑑」十二月号
作品五句(ひこばえ誌要覧)
田中敏子
「俳壇」 十月号巻頭 作品七句
「俳句四季」一月号 (伊予讃岐路)十六句
「俳句年鑑(ウェッブ社) 作品七句
「俳句界」 二月号巻頭 作品三句
「俳句年鑑」五月号 作品三句(句寸評)
「俳句四季」七月号 新作作品三句
「俳句」 七月号 新作作品八句
「俳壇」 十月号 結社の声・わが主張
(会員の句・四十句)
「俳句年鑑」十二月号
作品五句(ひこばえ誌要覧)
田中敏子
「俳壇」 十月号巻頭 作品七句