関西の俳句会:ひこばえ☆大阪、兵庫、京都
ひこばえ
俳句会
主宰:切建 昇
伝統を守りつつも新鮮な詩心を養おう
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ひこばえ
俳句会 主宰:
切建 昇
伝統を守りつつも新鮮な
詩心を養おう
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句会について
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ひこばえ俳句会は、9会場で定例句会、毎月全体吟行句会,その他一泊吟行、新年句会などを行っています。定例句会は大体10人前後の人数での句会です。吟行句会は15人前後で行っています。俳句に興味を持たれたら、是非ご連絡ください。
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俳誌ひこばえは、初代主宰南部憲吉が昭和39年(1964年)大阪で創刊しました。憲吉は飯田蛇笏を師と仰ぎ、俳誌「雲母」同人として活躍していた経緯から師系を飯田蛇笏としています。以後主宰は横山美代子、小河洋二、そして令和5年四月,切建 昇へ継承いたしました。(俳誌ひこばえは、令和4年11月号で700号を迎えました。)
ひこばえ俳句会は関西俳人協会に所属しています。
初代主宰南部憲吉の略歴、飯田蛇笏、草間時彦、本間香都男、各氏の憲吉俳句の鑑賞などを掲載しています。また随想「ひとりごと」も追加掲載中です。ここをクリック
主 宰:切建 昇
写生を基調とした肯定精神の中に有季定型を尊重し、個性ある新鮮且つ詩情豊かな文学作品をめざす
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見はるかす旅の行方や松の花 昇
主宰の俳句 4月号より
寒 牡 丹
雪被る大峰山系水清し
日射し濃く鳶の高舞ふ初山河
あしらひはおしやれな葉つぱ初宿り
寒木瓜のただひたすらの朱であり
藁苞に偲ぶふるさと寒牡丹
初観音お百度石の艶増せり
品書に亭主の気概初大師
禅寺の空気張りつむ残る雪
主宰の俳句 3月号より
冬 木 の 芽
渓谷に水音走れる冬木の芽
廃屋の季を失はず実南天
冬紅葉はらり釜飯炊き上がる
訪へば落葉の中の涙かな
彩りの思ひ出残し山眠る
植木屋の売札替ふる年用意
裸木となるも明日へ継ぐ命
願はくは一穢もあらぬ師走かな
主宰の俳句 2月号より
能 勢 の 秋
暖竹の穂先軽やか能勢の秋
蹴りひとつ入れる鴉や穭の穂
川音と風の戦ぎや紅葉狩
柿熟るる紀の川に沿ふ道の駅
杮葺の書院の歴史赤とんぼ
古井戸の滑車傾く新松子
多宝塔の裳階耀よふ神迎
名誉主宰:小河洋二
公益社団法人俳人協会評議員。大阪俳人クラブ理事、関西俳誌連盟幹事、京都俳句作家協会幹事
第1句集「深熊野」、第2句集「延命水」、第3句集「石清水」
「伝統を踏まえつつも新鮮な詩心を養おう」
・自選十二句
山の水掬ぶ八幡の初御空
竹の青松のみどりや初御空
手品師の種が見えゐて春の宵
目借時竜虎のおん目借り申す
初花の翳ふかぶかと吉野かな
百足出づ熊野の陸の湿り癖
公家ことば残る吉野の零余子飯
悪相の魚糶落とす寒九かな
子雀や普請残りの鬼瓦
秋蝶の乱れて白洲屋敷かな
甌穴の水讃へれば百千鳥
日雷落書き寺の一字射る
入会、その他のお問い合わせ
連絡先:ひこばえ社:〒594-1155
和泉市緑ヶ丘 1-4-14 切建 昇方
TEL.:0725-53-1817
入会の際:ひこばえ誌代 1部 1,000円 1年間 1,2000円 半年間 6,000円
振替 大阪 00970-6-318189 ひこばえ社
句会ごとに、参加費として 1,000円必要になります 。
ひこばえ誌への投句のみあるいは購読のみ、をご希望の場合もひこばえ誌代が必要になります。
ひこばえ誌 印刷所 :
(株)シンメイ社
〒544-0034
大阪市生野区桃谷5-11-23
TEL. 06-6777-4300
FAX. 06-6777-4315
E-mail: sinmei-sya@nifty.com
ひこばえ俳句会は令和2年9月よりホームページを開設しました。
HP掲載のひこばえ誌のデータは(株)シンメイ社様より御提供頂いています。
ひこばえ誌700号(令和4年11月号)を無事発行できましたが、700号作成に際しシンメイ社様には多大のご協力をいただきました。
NEWS お知らせ
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5月ひこばえ吟行ご案内
主宰指導・初心者歓迎
日 時:令和7年5月25日(第4日曜日)
吟行地:伊丹市稲野・御願塚(ごがづか)古墳と近辺
会 場:東リ・いたみホール(伊丹市立文化会館)
集 合:阪急伊丹線稲野駅・東口・午前10時
交 通:阪急梅田駅・神戸線(普通)塚口駅下車・伊丹線乗りかえ
稲野駅下車
出 句:4句 締切 13時30分
会 費:1,000円
その他 阪急伊丹駅ビル食事処多数あり
幹 事:弥生句会 田中美月(携帯090-1154-8139)
大前邦子(携帯090-5045-7332)
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伊丹俳壇(兼題・早春)
坪内稔典・優秀賞
早春や微笑むやうなガラス窓 沖津京子
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第26会NHK全国俳句大会
第26回NHK全国俳句大会
入 選
大仏殿映す水面や番鴛鴦 田中美月
稲雀扇びらきに飛び出せり 田中美月
入 選
夏休み風の生まるる薄荷飴 松岡節子
入 選
かなかなの声や酸素のやうに透く 恒藤邦夫
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俳句四季三月号 四季吟詠
鈴鹿呂仁 選 佳作
よそゆきの色はむらさき濃竜胆 上田圭子
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俳壇三月号 俳壇ワイド作品集
今月の主宰
風の森 切建 昇[ひこばえ]
鴨を乗せ雲と流るる大和川
隠沼へ落葉の溜まる風の森
人混みの中の日本語紅葉寺
薄紅の山茶花明日へ咲く構へ
寒風や城跡に寂ぶる石畳
逆光に尖る冬滝息を吐く
短日や油をぬぐふ作業服
◆作句信条
俳句に関して、制約はほとんど無いと
思っている。ただ心情とか、叙情を
大事にしたいし、「ひこばえ」の
理念である、写生を基調とした中に、
有季定型を尊重し、個性ある新鮮な
作品を目指したい。
特に小難しい言葉は不用で、
分かり易い俳句をと思っている。
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令和6年尾道観光俳句
片山由美子(香雨)・優秀賞
文学の小径をたどる秋ひと日 大前邦子
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第40会宮澤赤黄男顕彰俳句大会
凉野海音選・佳作
鰯雲フェリー乗場の親子連れ 上田圭子
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第31回俳人協会俳句大会
「俳句文学館」令和6年12月5日号発表
加古宗也選・入選
夾竹桃咲けばもうすぐ広島忌 大前邦子
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