頭痛、肩こりや眩暈がする時やイライラ、動悸や倦怠感を感じる時、 血圧が高いせいではと思われる方は多いと思います。 実際、そういう時に血圧を測定すると、普段より高くなっていることがあります。 中には血圧が高くなると、症状で血圧が高くなっているのがわかる、という方もおられます。 しかし、合併症がない限り、血圧の高さと自覚症状は無関係 であることがわかっています。
では、なぜ、上記のような症状がある時、血圧が高くなることがあるのかというと、
交感神経が緊張状態となり、心臓を刺激して血圧を上げるからなのです。
つまり、血圧上昇は原因ではなく、結果なので、このような場合は原因が取り除かれれば、
血圧は普段の値に下がります。
また、逆に言えば、血圧高値が長く続いていても無症状ですから、放置しないよう注意が必要です。