吟道清峰流清峰流
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   模範吟詠2              前頁へ戻る
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  模範吟詠紹介
  (其の二)
  「題」
   春日山懐古
  
  春日山頭 晩霞に鎖さる
  華留嘶き罷んで鳴鴉あり
  憐れむ君が独り能州の月を賦して
  平安城外の花を詠ぜざりしを
  
    作 大槻盤渓  
   幕末明治の儒者、  仙台藩士 名は清崇、字は士広
  
  
  春日山の城跡はは今も空しく只烏の声を聞くだけである。
  あたら謙信はどの英雄が曽って能州の月を豪快に歌にしながら、
  馬を京に進める志を得ず、京都平安城外の月を詩にすることが
  出来なかったのは残念な事である。
  
  華 留  …  (古文字:馬偏に華・馬偏に留、カリュウ=駿馬)
  春日山 … 上杉の居城
  
  
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