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吟道清峰流

G2

清峰流創始


<創始 宗家 荒木清峰のプロフィール>
大正十年一月 北播にて出生、(1921)
 父が傾注する剣舞の稽古を見て「詩吟」と云うものを知り心打たれるに至った。
 昭和十四年(1939) 赤塚紫龍師を通じて紫州流、泰紫州宗家に出逢い、豊かな人柄と
人間性に魅了されて詩吟の虜となる。

 昭和十六年(1941) 太平洋戦争勃発の年、川崎重工に入社、当時学徒動員、言論統制など厳しさに向かうが戦時下で健弾思想の高揚と広がりを持つ詩吟の普及も盛んになっていった。戦後の焼け野原となった神戸の若宮公園野外ステジで詩吟を朗詠する機会を得て、戦後の荒れた世相の中でも、詩吟は堂々と闊歩できることに誇りを持つ事ができた。

 昭和十三年(1938)から第一回吟士権者を生み、昭和十九年まで第七回を重ね七名の吟士権者を生み出していが昭和二十月(1946)兵庫県吟詠連盟が再建された後、八年が過ぎ、昭和二十八年(1953)、第回目の新しい吟士権者を生む時期が到来。

 吟詠大会は其の年から現在に至る今日まで皆様のご努力で営々と継承されています
荒木清峰宗家はこの年、昭和二十八年二部(指導者の部)で吟士権者となりました。

多くの役職を歴任、昭和二十八年吟功賞受賞他各種受賞。
 昭和二十八年 (1953)-----------二部吟士権者獲得      
 昭和四十九年 (1974)-----------兵庫県吟詠盟事務局長
 昭和五十六年 (1981)-----------兵庫県吟詠盟副会長  
 昭和六十年平成四年(1986/192)兵庫県愛国詩吟総連盟副理事長
 平成五年平成八年(1993/1996)-兵庫県愛国詩吟総連盟理事長    
その他
 財団法人日本吟剣詩舞振興会元老
 愛国詩吟総連盟顧問                  
 兵庫県吟連盟元老                      
 兵庫県吟剣詩舞道総連盟顧問      
 平成二十年四月二十九日(2012)永眠





<二代目宗家 若原峰州のプロフィール>
 昭和十三年十二月 出生(1938)
 昭和三十八年 (1963)-------荒木清峰先生に出逢い詩吟の世界に入いる
 昭和四十二年 (1967)-------この年まで紫州流吟詠会に所属
 --------------------この間に兵庫県吟詠連盟一部吟士権を取得



 昭和四十七年 (1972)-------兵庫県吟詠連盟二部吟士権取得
 昭和五十四年 (1979)-------少壮吟士取得(五期生)            
 平成二年 (1990)-----------吟功賞受賞                            
 平成十四年 (2002)---------吟道清峰流猶興吟詠会の会長に就任
 平成二十二年 (2010)-------二代目宗家襲名                        
 平成二十六年 (2014)-------吟道清峰流猶興吟詠会の会長退任

 お蔭を持ちまして、吟士権を取得したこと、少壮吟士を取得したこと 何れも荒木清峰先生が、吟剣詩舞振興会・兵庫県吟詠連盟・愛国詩吟総連盟 におられ、絶えず私に寄り添って頂き、どれ程心強く思ったか知れず感謝に堪えません。



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『清峰流』
会員の皆様にはお元気にて吟詠を楽しんでいただいていることとお喜び申し上げます
さてここで 私たちの所属する 吟道清峰流猶興吟詠会 の生い立ちについて触れさせて頂きます歴史を知る上で今は亡き荒木先代宗家の遺稿にその時代を共に過ごされた先生方にも思い出をいただきまして、清峰流の歴史を共有頂ければと思います

 本会は昭和四十三年 紫洲流日本明吟会の許しを受けて、関西吟詠会として発足。 関係諸団体の先生方を始め、多くの先輩諸先生方のご指導ご鞭撻を賜りましたお陰様で、昭和四十五年に吟道清峰流猶興吟詠会として創流創設、以来五十幾星霜、この間幾多の試練を経て今日に至っております

 歴史の積み重ねに、皆様方のご理解と御協力に対し深く感謝を申し上げます
会員の皆様方におかれましては会歌にもありますよう『和を以て貴となす』の如くどうぞ初心を忘れる事なく、研鑚を積まれ、当会の流風を更に伸ばしていただきますようお願い致します
皆様とよく協議協調して本会の層の発展と会員相互の円満な融和を図って参りたいと存じます
     


吟道清峰流猶興吟詠会総本部


宗範 会長  田中 峰翔



 「漢詩」の異訳(編集子)を述べてみました「漢詩抄」 




『 伝 承 』
「誌は志なり」と言われている如く詩歌は人間心情の発露で作者の感情の結晶である。
 純真な感情を 文字を通じて端的に表現したものが詩歌であり、此の詩歌の精神を 声を通じて表現すのが朗吟である。
 吾々吟詠人 否唯今より吟詠道を志す人も、自然を友とし、自然を愛し、心身の糧としての吟詠道は、私共の日常生活に、深く、永く取り入れられて行かなければならない。
 詩歌の吟詠に際し、吟者は先ず厳粛な気分を整え、聞く者も亦 些かの不真面目もゆるさず。
 詩歌の吟詠は他人に聞かすべきものでなく、自己の高唱する清吟は、不知(しらず)不識(しらず)の裡(うち)に熱烈なる作者の心情に通じ、自ら英傑、志士、偉人の襟度(度量)に触れ其の人格高風を敬慕して、自らの精神習練の一助とするべきである。
 従って吟詠には定まった法則はなく、故に其の節調の良否、音声の善悪に拘泥(こうでい)することなく、作者の気持ちと、詩歌の真意に透徹し これを意として、吟調は詠歌の内容に基づき厳粛剛壮に、又は雄渾清遠に、又は悲痛に清吟して詠歌の精神を味わうのである。
 詩歌の吟詠は人の心を正し、高度の教養と情操育成の一助として人の精神に及ぼす影響の大なるを思う。
吟道清峰流猶興吟詠会                    


初 代   宗家      荒木 清峰                        


二代目  宗家     若原 峰洲                   


----------------------------------------------------------------------------模範吟詠  


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