会歌は会員に広く愛唱され受け継がれており、
歴史を重ねた「会旗」も風格を増し会員に愛され伝承されています。
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吟道清峰流猶興吟詠会の会歌
延原大川 作
流鶯千囀繞清峰
流鶯 千囀 清峰をめぐる
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リュウオウ センテン セイホウヲ メグル
春心萬里弄柳條
春心 萬里 柳條を弄す
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シュンシン バンリ リュウジョウ ヲ ロウス
以和為貴日本道
和を以 貴と為は日本の道
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ワヲモッテ タットシトナスハ ニッポン ノミチ
高詠雪肝興國風
高詠 肝を雪で 國風を 興さん
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コウエイ カンヲ ススイデ コクフウヲ オコサン
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詩意
>
賑やかに 囀りながら 飛び回る 鶯の様に「清峰」の周りに集う。
春の様に華やかな心持ちは 遠くまで届き柳の小枝を 揺らせるように広がってゆく。
「和」を大切することは日本の道である。
高らかに吟詠し肝
(心)
を雪の様に清浄にして国風
(国のあるべき姿)
を興して行こう。
吟詠練習教室
「漢詩」の異訳を並べた
「
漢詩抄」
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吟詠練習の基礎
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善き誌を選ぶ ・作者を知る ・誌意を習得 ・鎮魂無声の念行 ・姿勢 ・発声 ・魄力 ・声格 ・音律と調和 ・節調 等の他に吟法の分類があります。
声の変調による 大声法・高吟法、微吟法・低吟法、誌の内容による 勇壮吟・悲壮吟・壮麗吟・哀愁吟・感情概吟 があり相応しい詞調を選び修得すること。
以上が吟詠の基礎であるが此れの全てを修得する事は容易ではありません。おそらく究極に到達するには終生をしても至難でありましょう。
吟道を極めるには種々な難関があり、これを打破する努力は一通りでなく、幾度か迷路に遭遇する事がありましても 一途のみ他はありません
。
形式即ち「節」のみにとらわれていては真の妙味を自得することは出来ません。
先ず形を透して真に入る。聞くことも聞かすことも必要であるが、我が心に取り入れ、日常生活と共に在るべきであります。
吟詠も又一つの音楽であり理論のみによっては迷いの解決は出来ません。自ら吟詠して得々たる境地を築く事であります。
「吟士」は「吟士の心得」を全うしている詩吟愛好家であり、競吟高位者を指している訳では無いが「吟士」たる志士は多い。
『 吟士の心得 』
吟士は、健全であり善き社会人であること
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邪
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(よこしま)
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無きこと・親切心も然り
吟士は、作詩者への尊敬尽きぬこと
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作詩者の心境・時代環境・など研鑽も然り
吟士は、師への尊敬と感謝尽きぬこと
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尊敬心や感謝の心は自らの人徳も琢磨する
吟士は、吟詠道発展への努力尽きぬこと
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練熟と
、
後に続く者に道を拓く努力等も然り
清峰の高みには、吟士達が揃い 会員皆様の吟詠向上に手を差し伸べて
、「
吟士」に列される努力が続けられますよう応援しています。