美しい詩歌には感動があります。 之を知る者はこれを好む者に及びません、之を好む者は之を楽しむ者には及ばないと 云われます。吟詠も同様であります。 ただ其の詩を知り、其の詩を吟ずるのみでは境地に至らず、之を好むに至りて良し。 ただ之を好むも、未だ完璧ならず、其の意を悟り其の義を楽しむにいたりて本末なり。 楽しめば則ち詩の真髄に至ることができます。 詩中の景、詩中の情、悠然として其の心に生じ来て、自らは遂に詩中の人となり同化して 行くことができる。詩吟の妙味は此処にあり、修養の道も亦ここにあります。 私は皆様に寄り添いこの吟道を極めて参りたいと思います。 吟詠を楽しむ仲間への応援 本会は、吟道を極め自然を愛し人情を尊び明朗かつ健康的に自ら楽しむ ことを主眼とし、また自らの品格と高潔さの追求、知識の向上を図ることに より伝統文化を深く認識し、併せて吟詠界の発展と会員相互の親睦を計る ことを目的としています。 --------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------吟道清峰流猶興吟詠会総本部 -------------------------------------------------------会長 宗範 田中 峰翔 |
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