天台宗霊應山慈音院

                             

令和5年度の人形供養は終わりました
令和6年度の人形供養は令和6年10月13日(日)の予定です
 人形供養をご希望の方は、この日までにお送り下さるか、当日ご持参下さい

私たちも仏になれる

明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年はコロナの終息が見通せないばかりか、ロシアのウクライナ侵攻、自然災害の発生、物価の高騰など、閉塞感が続く一年でありました。
「今年こそは」という思いで新年を迎えられたのではないでしょうか?
天台宗においては、10年にわたった祖師先徳讚仰大法会の最後となる伝教大師1200年大遠忌が3月31日で円成となります。この間、多くの方々にご支援を頂きましたことに、厚くお礼申し上げます。
ところで、先日甲賀市のコミュニティバスに乗る機会がありました。テストの期間と言うこともあり、多くの高校生が乗車しておりました。最初は病院やショッピングセンターなどで、お年寄りが乗り降りされていましたが、団地が近づくにつれて高校生が降り始めました。すると「ありがとう」と言う声が聞こえてきました。それも1人や2人ではなく、ほとんどの高校生が「ありがとう」「ありがとうございました」と言って、どのバス停でも降りてゆきます。大人の人は黙って降りられる方がほとんどです。運転手さんもまた「ありがとう」と言葉を返されています。この言葉のやり取りを聞いて感動を覚えました。まさに、仏様の心を見た気がします。
涅槃経の中に「一切衆生悉有仏性」と言う言葉があります。すべての人には仏になれる素質を持っていると言う意味です。仏とはお釈迦さまのことです。お釈迦様は苦しむ人々を救う為に修行を重ね悟りを得られました。お釈迦様は人間として完成された人なのです。天台宗の第253世天台座主であった山田恵諦猊下は法話の中で、『‥‥仏教の方では「一切衆生悉有仏性」というておる。人間はみな、仏になる力を持っておるということである、仏とは何かといえば完成した人間のこと、われわれ人間は完成された存在に向かって努力する力が、本来的に備わっているとお釈迦様は教えられとるのです』と述べておられます。
また、「最高の人間性を持った人間が、すなわち仏であるんです」とも説かれています。
この話をお聞きになれば、仏教は皆様方にとって身近な存在として考えられませんか?
この仏になれる本来的な力が自分にもあるのだと気がつくことが宗教心なのです。
私たちは、この自分が持っている仏性を磨く努力をする。自分のためだけでなく、人と人との間に生きる社会的な人間としての完成の目標に向かって努力することが、「生きる」と言うことではないでしょうか。

行事予定

12  月

               ・写経会
              16日(土)   本堂にて  午前9時30分から
               第1土曜日は奉仕作業のためお休みとします。
             ・除夜の鐘
              31日(日)   鐘楼にて  午後11時45分から

         写経会について
     ・写経会は毎月第一、第三土曜日に行っています。どなたでも
     随時参加できますので、書写 の用具(筆ペン可)を持参く
     だされば結構です。皆様の御参加をお待ちしています。
          現在祖師先徳鑽仰大法会の第二期の期間中です。
             第一期では法華経全巻の写経を行いましたが、現在は観音経偈「世
                 尊偈」写経に取り組んでいます。
        初めての方も大歓迎です。ご参加をお待ちしています。
                 写経は字の上手い下手ではありません。「字を書くのは自信がない」と
               か「書道の経験がない」と言って躊躇する人もいますが、写経は古くから
               「一字一 仏」と言うように、一字書くことは一佛を造るのと同じという気
               持ちで、 心を込めて書き写すことが大切です。
           写経は自分と向き合う修業ですから、他人と比較して評価するもの
               ではません。一字一字に向き合うことによって、今の自分を冷
                 静に受け止めこと出来るようになり、「もっと、もっと」と
                 貪る心が静まります。そうすれば、日々満たされた思いの中で、幸福を
                 実感しがら生活できるのではないでしょうか。
             ・準備物は筆と墨又は筆ペン(筆は細筆)をご持参下さい。
                                        写経用紙等は準備しております。
 

1 月

         ・修正会
            1日(月)   本堂にて  午前7時30分から
         ・年賀会
            1日(月)   本堂にて  午前8時30分から
         ・山の神祭典
            3日(水)   山の神前、本堂にて  午後10時から
         ・写経会
           20日(土)   本堂にて  午前9時30分から
                     

    ■六角堂の開扉について
       毎月24日は開扉しておりますので、お参り下さい

 各種御祈祷等を執り行っています

 当山では、皆様の御希望により、

 ・安産祈願、腹帯加持、合格祈願、商売繁盛、病気平癒、交通安全、旅行安全、家内
  安全、七五三、無病息災、開運厄除(厄年祓)などの各種祈願を執り行っておりま
  す。
  お気軽に御連絡下されば、随時御予定に合わせて執り行わさせていただきます。

 ・お困りのことがありましたら、ご相談に応じます。秘密は厳守いたします。お気軽
  にお越しください。

令和6年度の人形供養について

令和5年度の人形供養は10月8日(日)に厳修しました。
ご参詣ありがとうございました
   令和6年度の人形供養は
令和6年10月13日(日)午後1時30分から厳修の予定です。
会場は当山 霊應山慈音院本堂にて奉修します。




令和6度は令和6年10月13日(日)に厳修の予定です 
多くの方々の参詣をお待ちしています。
ご希望の方は当日かこの日までに当山までお送り下さい。
(郵便番号、住所、氏名を明記下さい。)
法要終了後、人形供養の終了のご挨拶のはがきをお送りいたします。
送付する住所が現住所と異なる場合は、その宛先をお書き添え願います。
 尚、お問い合わせはTel.0748-86-3011までお願いします。 

当山の人形供養について

 これまで人形供養の開催はNPO法人「六角ふれあいひろば」が主催され、当山が協力してまいりましたが、この度、NPO法人「六角ふれあいひろば」は都合により閉じられることとなりました。
 これまで、多くの方々にご参詣いただきありがとうございました。
 つきましては、今後は当山が引き続き、この行事を執り行っておりますのでよろしくお願いいたします。

個別に行う人形供養について

 人形供養祭とは別に、ご希望により随時個別に供養を行います。
 ご希望される方は電話にてご連絡ください。(0748-86-3011 慈音院)
 日時を調整の後、人形をご持参頂いたその時に供養祭を執り行います。




   

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