天台宗霊應山慈音院

彼岸会(春季・秋季)

彼岸会の御案内

お彼岸には

是非この期間努力してみましょう

今年も当山では例年のとおり秋季彼岸会を執行いたします。
お彼岸は日本独特の仏教行事です。秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じで、太陽は真東から上り真西に沈みます。
真西に沈むことから、その彼方に極楽浄土という理想の世界があると信じられ、そこにおられる先祖の徳を偲び、自己の生き方をみつめる期間がお彼岸です。
お釈迦様はこの極楽浄土といいう悟りの世界に至る手だてとして、次の六つの努力すべき事柄をお示しになられました。
 (1)布施(ふせ)   人に施すこと
 (2)持戒(じかい)  いましめを守ること
 (3)忍辱(にんいく) 耐えること
 (4)精進(しょうじん)努力すること
 (5)禅定(ぜんじょう)自己反省すること
 (6)智慧(ちえ)   真理に基づく考え方や生き方をすること
これらは人間としては日常大切なことです。
そこで、特にお彼岸中は自分が今有ることに感謝して御先祖をお祀りし、この六つすべてが実践できなくても、たとえ一つでも二つでも生活の中に生かす努力をしたいものです。

当山の彼岸日程

・彼岸法要 
    春季彼岸会(中日)
       9:00 回向
      10:30 大般若転読会
      13;30 中日法要
      14:00 法話
      15:00 回向
    秋季彼岸会(中日)
      10:30 回向
      13;20 中日法要
      14:00 法話
      15:00 回向

 回向は秋季彼岸会の間、受付を行っています。中日までに受付たものはこの日に回向をいたします。それ以後は、その日の夕座勤行で回向いたします。
 近隣以外の方で、回向御希望の方は、当山まで御連絡下さい。Tel:0748-86-3011
Mail k-koei@iris.eonet.ne.jp
  ・回向料   1霊 300円

平成21年の秋季彼岸会案内ポスター(参考)

彼岸の様子

境内

お彼岸には、五色幕や向拝幕を張って参拝者を迎えます。

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法話

午後、法類出仕のもと中日彼岸法要を行い、その後、布教師をお迎えして法話をしていただきます。

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