タイ紀行 エピローグ 1<2<3<4<5<6<7<8<9<10
9月3日、今日でバンコクともお別れ。最終日はフリーツアーということで、私設ツアコンの誘導のまま市内巡りに出かけます。まずは海外からの観光客がたくさん集まると言われるカオサン通りへ。
7:00に起床後、ホテルを後にします。
カオサン通りまではタクシーで。
通りをぶらっとする前に、タイ式マッサージに寄ります。日本人も多いんですね、「早朝割引」とあります。1時間半を選んで、220バーツ。800円ほどでしょうか。

カオサン通り。
異国情緒たっぷりのストリートです。英語から韓国語、日本語ほかの言語をかかげた看板、ネオンサインがひしめきあっています。歩いている人は若者がほとんど。人種のるつぼっていうところでしょう。
歩道上に椅子を並べて髪を結ってもらう女性たち。暑いこともあって、若い女性らは肌も露わです。

カオサン通りに面するマンションには満艦飾の洗濯物。雑然としていますが、たくましい生活力が感じられます。 カオサン通りから少し歩いてチャオプラヤーの川下り船に乗ります。一人18バーツ也。

船内は満杯状態。赤い顔、黒い顔、白い肌、黄色い肌、国際色豊かな観光船です。。 下船後、タイに来てこれに乗らないと後悔すると、観光タクシーのトゥクトゥクに乗りました。
先日NHKの番組で、菅野美穂がヨガを習いにインドへ行くという企画を見ました。インドでもこのトゥクトゥクと同じような観光タクシーがあって、菅野美穂が言い値を半額に値切るシーンがありました。最初に値段をふっかけるのはいずこも同じ。バンコクでは最初100バーツを要求されましたが、私設ツアコンのたくましい値切りで半値になりました。

バンコク市内は車の洪水で、その隙間を縫って走るトゥクトゥクの運転はおそろしいほど荒っぽいのですが、それでも事故が少ないのは驚きです。日本のタクシーのように人の命を預かる職業では特別の免許がいるのですが、おそらくタイではこの観光タクシーは誰でも運転できるんでしょう。事故に遭ったら災難と覚悟しなければなりません。

この運ちゃん、なんとか無事目的地まで運んでくれて、値切った見返りのチップとしてミネラルウォーターを差し上げました。これも私設ツアコンの気遣いです。
さて、これでタイの観光も終わり、空港の喫茶店で今回のツアーの余韻にひたりつつ、反省会を催しました。
思うに、タイは不思議な国です。亜熱帯の一年中暑い国ながら、東南アジアでも屈指の経済大国です。地方へ行くと確かに格差は見受けられますが、それでも人々はたくましく生活しています。
タイを知るには一度の訪問では足りません。私設ツアコンのように、26回訪問とはいきませんが、次回もタイを第一候補にリストアップしたいと思っています。
初めての海外旅行。これで堰を切ったように海外が始まることを自ら期待したいものです。
                       終わり