筒井康隆たぶん全部 1990年代

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

漫画編 関連本編 音響編 映像編 雑誌編


表紙画像の下の氏名は特に断り書きがない限り装幀者または装画家です。

1990年 5冊

明記なし
文学部唯野教授

岩波書店
1990年1月26日
←「へるめす」(岩波書店)12〜18・20・21号(1987年9月〜1989年9月)に連載された長篇。
◆1992年/同時代ライブラリー(同社)
◆2000年/岩波現代文庫
【収録内容】
文学部唯野教授
├ 第一講 印象批評
├ 第二講 新批評(ニュー・クリテイシズム)
├ 第三講 ロシア・フォルマリズム
├ 第四講 現象学
├ 第五講 解釈学
├ 第六講 受容理論
├ 第七講 記号論
├ 第八講 構造主義
└ 第九講 ポスト構造主義


大月雄二郎
夜のコント・冬のコント

新潮社
1990年4月20日
←1987〜90年発表の作品を収めた短篇集。
◆1994年/新潮文庫
【収録内容】
夢の検閲官
カチカチ山事件

レトリック騒動
借金の精算
上へいきたい
箪笥
巨人たち
鳶八丈の権
火星探検
のたくり大臣
「聖ジェームス病院」を歌う猫
冬のコント
夜のコント
最後の喫煙者
CINEMAレベル9
傾いた世界
都市盗掘団
初出誌一覧


明記なし
短篇小説講義

岩波書店(岩波新書 新赤版128)
1990年6月20日
←未文庫化の書き下ろしエッセイ集。岩波書店の本は文庫化されにくい傾向があるが、これと『本の森の狩人』(1993年)はもともと新書で小さい本だからかも。
【収録内容】
1 短篇小説の現状
2 ディケンズ「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」
3 ホフマン「隅の窓」
4 アンブロウズ・ビアス「アウル・クリーク橋の一事件」
5 マーク・トウェイン「頭突き羊の物語」
6 ゴーリキー「二十六人の男と一人の少女」
7 トオマス・マン「幻滅」
8 サマセット・モー ムの短篇小説観
9 新たな短篇小説に向けて
10 ローソン「爆弾犬」
あとがき


坂田政則
文学部唯野教授のサブ・テキスト

文藝春秋
1990年7月15日
←1989年から90年に発表された唯野教授に関するものを収めたもの。
◆1993年/文春文庫
【収録内容】
文学部唯野教授に 100の質問
《インタビュー》『文学部唯野教授』から『短篇小説講義』へ
ポスト構造主義による「一杯のかけそば」分析
初出誌一覧


平野甲賀
ロートレック
ロートレック荘事件

新潮社
1990年9月25日

挿画:ロートレック
←「小説新潮」(新潮社)1990年4月号〜6月号に連載された長篇。
◆1995年/新潮文庫
【収録内容】
ロートレック荘事件
├ 第一章 序
├ 第二章 起
├ 第三章 承
├ 第四章 遡
├ 第五章 微
├ 第六章 継
├ 第七章 彩
├ 第八章 破
├ 第九章 迂
├ 第十章 逸
├ 第十一章 緩
├ 第十二章 戯
├ 第十三章 急
├ 第十四章 曲
├ 第十五章 転
├ 第十六章 錯
├ 第十七章 解
├ 第十八章 結
└ 第十九章 餘

1991年 1冊

渡辺和雄
幾たびもDIARY

中央公論社
1991年9月20日
←「マリ・クレール」(婦人画報社)1988年7月号〜1989年6月号に連載された日記をまとめたもの。
◆1997年/中公文庫
【収録内容】
幾たびもDIARY

1992年 8冊

真鍋 博
電脳筒井線
朝のガスパールセッション


朝日新聞社
1992年1月1日
←『朝のガスパール』連載時にパソコン通信で行われた読者とのやりとりを書籍化したもの。3冊出ている。未文庫化。
【収録内容】
第1章 「電脳筒井線」開設まで
第2章 「電脳筒井線」開始
第3章 「朝のガスパール」連載開始
パソコン通信ガイド


大竹雄介
文学部唯野教授の女性問答

中央公論社
1992年2月20日
←「婦人公論」(中央公論社)1991年1月号〜12月号に連載されたものをまとめたもの。『文学部唯野教授のサブ・テキスト』(1990年・文藝春秋 )と同サイズで背表紙も似ていて、出版社は違うが一緒に並べると収まりがいい。
◆1997年/中公文庫
【収録内容】
文学部唯野教授の女性問答


明記なし
文学部唯野教授

岩波書店(同時代ライブラリー 97)
1992年3月16日
◆1990年/単行本(同社)
←上記単行本と同内容。
◆2000年/岩波現代文庫
【収録内容】
文学部唯野教授
├ 第一講 印象批評
├ 第二講 新批評(ニュー・クリテイシズム)
├ 第三講 ロシア・フォルマリズム
├ 第四講 現象学
├ 第五講 解釈学
├ 第六講 受容理論
├ 第七講 記号論
├ 第八講 構造主義
└ 第九講 ポスト構造主義
同時代ライブラリー版によせて


早田二郎
大型活字本シリーズ
夢の木坂分岐点 上


社会福祉法人埼玉福祉会
1992年4月10日
◆1987年/新潮社版単行本
◆1990年/新潮文庫
←弱視者のための大型活字本。谷崎潤一郎賞受賞作品で、新潮文庫版を底本とした上・下巻の上巻。500部限定で、大きな図書館なら置いている。筒井作品の大型活字本シリーズには他に、『虚航船団』上・中・下巻(1993年)、『農協 月へ行く』上・下巻(2000年)、『富豪刑事』上・下巻(2007年)がある。
【収録内容】
夢の木坂分岐点(1〜4)


早田二郎
大型活字本シリーズ
夢の木坂分岐点 下


社会福祉法人埼玉福祉会
1992年4月10日
◆1987年/新潮社版単行本
◆1990年/新潮文庫
←弱視者のための大型活字本。谷崎潤一郎賞受賞作品で、新潮文庫版を底本とした上・下巻の下巻。500部限定で、大きな図書館なら置いている。筒井作品の大型活字本シリーズには他に、『虚航船団』上・中・下巻(1993年)、『農協 月へ行く』上・下巻(2000年)、『富豪刑事』上・下巻(2007年)がある。
【収録内容】
夢の木坂分岐点(5〜8)
解説:井口時男


真鍋 博
電脳筒井線
朝のガスパールセッション
PART2


朝日新聞社
1992年6月1日
←『電脳筒井線』の2冊目。未文庫化。
【収録内容】
第4章 核弾頭投下
第5章 非難囂囂
第6章 笑犬楼の逆襲


真鍋 博・多田 進
朝のガスパール

朝日新聞社
1992年8月1日

イラスト:真鍋 博
←「朝日新聞」1991年10月8日〜1992年3月31日(朝刊)に連載された長篇。第12回日本SF大賞受賞作品。新聞連載時の全イラスト収録の特装本(非売品)があるらしい。
◆1995年/新潮文庫

↑文庫版では真鍋氏の本文イラストが削除されている。
【収録内容】
朝のガスパール


真鍋 博
電脳筒井線
朝のガスパールセッション
〈完結編〉


朝日新聞社
1992年9月10日
←『電脳筒井線』の3冊目。未文庫化。
【収録内容】
第7章 労働組合結成
第8章 パーティ
第9章 電脳割札・大事故
第10章 合同葬儀

1993年 7冊

山藤章二
イラスト:筒井康隆
最後の伝令

新潮社
1993年1月25日
←1990〜92年発表の作品を収めた短篇集。
◆1996年/新潮文庫
【収録内容】
人喰人種
北極王
樹木 法廷に立つ
タマゴアゲハのいる里
近づいてくる時計
九死虫
公衆排尿協会
あのふたり様子が変
禽獣
最後の伝令
ムロジェクに感謝
二度死んだ少年の記録
十五歳までの名詞による自叙伝
瀕死の舞台
初出誌一覧


記載なし
本の森の狩人

岩波書店(岩波新書 新赤版275)
1993年4月20日

イラスト:真鍋 博
←「讀賣新聞」1992年1月〜12月の朝刊に月イチ連載されたものをまとめた書評集。未文庫化。『文学部唯野教授』関連の書籍で味をしめたか、唯野教授(第3・12・17・23・30回)、火田七瀬(第5・15・26・33・35回)、『美藝公』の穂高小四郎(第7・9・20回)、『富豪刑事』の神戸大助(第37回)など多数のキャラクターが、筒井氏とは別人格として書評を書いている。
【収録内容】
はじめに
本の森の狩人
├ 第1回 アンドレ・ジッド「贋金つかい」−メタ・フィクションの感動
├ 第2回 谷沢永一「回想 開高健」−文体の試み
├ 第3回 久世光彦「花迷宮」「怖い絵」−作者の内的自己
├ 第4回 ミラン・クンデラ「不滅」−自由な小説
├ 第5回 大江健三郎「治療塔惑星」−SFらしさ
├ 第6回 J・G・バラード「ウォー・フィーバー/戦争熱」−作家の夢
├ 第7回 レイモン・クノー「イカロスの飛行」−小説による小説論
├ 第8回 丸山健二「千日の瑠璃」(一)−新しい全対小説
├ 第9回 丸山健二「千日の瑠璃」(二)−感情移入
├ 第10回 金関寿夫「現代芸術のエポック・エロイク−パリのガートルード・スタイン」−現代文学としての評伝
├ 第11回 河合隼雄「心理療法序説」−二律背反の世界
├ 第12回 ディビッド・ロッジ「素敵な仕事」−「交換」による文学理論批判
├ 第13回 ディーノ・プッツァーティ「タタール人の砂漠」−不条理文学の構造
├ 第14回 アルトゥール・シュニッツラー「カサノヴァの帰還」−エロスとタナトス
├ 第15回 長部日出雄「愉快な撮影隊」−作者と読者との交感
├ 第16回 スティーヴ・エリクソン「ルビコン・ビーチ」−マジック・リアリズム
├ 第17回 ティム・オブライエン「カチアートを追跡して」−信頼できない語り手
├ 第18回 中村隆資「地蔵記」−過剰な言説
├ 第19回 カート・ヴォネガット「ホーカス・ポーカス」−ユーモアの才
├ 第20回 T・コニゲッサン・ボイル「イースト・イズ・イースト」−登場人物たち
├ 第21回 小林恭二「瓶の中の旅愁」−現代文学の起爆性
├ 第22回 内海隆一郎「波多町」−エンターテインメントの活力
├ 第23回 小西嘉幸「テクストと表象」−古典を現代的に解釈する
├ 第24回 井上ひさし「括弧の恋」−記号への感情移入
├ 第25回 サバテール「物語作家の技法−よみがえる子供時代」−現代の小説技法
├ 第26回 中上健次「軽蔑」−男と女の物語
├ 第27回 マルグリット・デュラス「愛人」−ベストセラーの秘密
├ 第28回 ジョン・バンヴィル「コペルニクス博士」−現代的教養小説
├ 第29回 オールディス、ウィングローヴ「一兆年の宴」−SFの現在
├ 第30回 清水義範「世界文学全集」−パロディとは何か
├ 第31回 永井豪「オモライくん」−コミックの傑作
├ 第32回 ジョルジュ・ペレック「人生 使用法」−天下の奇書
├ 第33回 辻邦生「江戸切絵図貼交屏風」−主題としての制約
├ 第34回 三枝和子「響子悪趣」−ナマのフェミニズム言説
├ 第35回 ゲオルグ・ユルマン「人がみな狼だった時」−破天荒な小説
├ 第36回 藤原智美「運転士」−作家の資質
├ 第37回 笠井潔「哲学者の密室」−哲学とミステリーの至福の出会い
├ 第38回 島田修三「晴朗悲歌集」−短歌の最前衛
├ 第39回 筒井康隆「人がみな狼だった時」−嘘の効用
├ 第40回 ジャン・チェイリエ「眠りの魔術師・メスマー」−発見者の悲哀
├ 第41回 トオマス・マン「魔の山」−アンチ教養小説
├ 第42回 プリーモ・レーヴィ「周期律−元素追想」−作家の職業
├ 第43回 ウンベルト・エーコ「ウンベルト・エーコの文体練習」−パロディの傑作
├ 第44回 D・H・ロレンス「チャタレイ夫人の恋人」−古典に潜む先見性
├ 第45回 マルオ・バルガス=リョサ「誰がロミノ・モレーロを殺したか」−推理小説を書く動機
├ 第46回 松村昌家編「子どものイメージ−十九世紀英米文学に見る子どもたち」−社会と文学
├ 第47回 ジョルジュ・バタイユ「文学と悪」−芸術における悪
├ 第48回 トマス・ピンチョン「競売ナンバー49の叫び」−謎の必然性
├ 第49回 中条省平「最後のロマンス主義者−バルベー・ドールヴィイの小説宇宙」−遠心的な作家論
├ 第50回 カルロス・フェンデス「遠い家族」−壮大な小説論
└ 第51回 バルザック「従妹ペット」−今、文学が切に必要としている作家
索引(人名、書名・作品名、用語)


渡辺和雄
ポール・デルヴォー
パプリカ

中央公論社
1993年9月20日
←「マリ・クレール」(婦人画報社)1991年1月号〜1992年3月号、同年8月号〜1993年6月号に連載された長篇。
◆1997年/中公文庫
◆2002年/新潮文庫
←2006年、アニメ映画化(今 敏監督)。
【収録内容】
パプリカ


早田二郎
大型活字本シリーズ
虚航船団 上


社会福祉法人埼玉福祉会
1993年10月10日
◆1984年/新潮社版単行本
◆1992年/新潮文庫
←弱視者のための大型活字本。新潮文庫版を底本とした上・中・下巻の上巻。500部限定で、大きな図書館なら置いている。筒井作品の大型活字本シリーズには他に、『夢の木坂分岐点』上・下巻(1992年)、『農協 月へ行く』上・下巻(2000年)、『富豪刑事』上・下巻(2007年)がある。
【収録内容】
第一章 文房具


早田二郎
大型活字本シリーズ
虚航船団 中


社会福祉法人埼玉福祉会
1993年10月10日
◆1984年/新潮社版単行本
◆1992年/新潮文庫
←弱視者のための大型活字本。新潮文庫版を底本とした上・中・下巻の中巻。500部限定で、大きな図書館なら置いている。筒井作品の大型活字本シリーズには他に、『夢の木坂分岐点』上・下巻(1992年)、『農協 月へ行く』上・下巻(2000年)、『富豪刑事』上・下巻(2007年)がある。
【収録内容】
第二章 鼬族十種


早田二郎
大型活字本シリーズ
虚航船団 下


社会福祉法人埼玉福祉会
1993年10月10日
◆1984年/新潮社版単行本
◆1992年/新潮文庫
←弱視者のための大型活字本。新潮文庫版を底本とした上・中・下巻の下巻。500部限定で、大きな図書館なら置いている。筒井作品の大型活字本シリーズには他に、『夢の木坂分岐点』上・下巻(1992年)、『農協 月へ行く』上・下巻(2000年)、『富豪刑事』上・下巻(2007年)がある。
【収録内容】
第三章 神話
参考文献
解説:岡庭 昇


長友啓典
題字:筒井康隆
断筆宣言への軌跡

光文社(カッパ ハードカバー シリーズ/カッパ・ホームス)
1993年10月25日
←1970〜93年発表の作品を発表順に収めたエッセイ集。未文庫化。『笑犬樓よりの眺望』(新潮社・1994年)と重複しているものもあるが、タイトルの付け方が違う。筒井氏の断筆に関しては、本人のもの以外にいろんな書籍が出ている。(→関連本編)筒井氏はその後、1996年12月に断筆解除している。
【収録内容】
序文:井上ひさし「「われわれ」と「彼等」」
美濃部東京都知事の家に屑籠はあるか?
大日本悪人党を待望する
差別語について
冷たい鼻の駱鴕
昔むかし、作家は悪かった
差別意識と市民的日常性
文明すべて異常心理の産物
おれが禁煙したら人を殺しかねない
倫理は堕ちた人でないとわからない
タブーの多い社会ほど原始社会である
国語の先生にモノ申す
おれもやりたい老年非行
「絶対悪」と「必要悪」
世論の胡散臭さ
ピューリタンと化したオバタリアン
自分の中にひそむ悪への創造力
明るく清潔な文壇業界に棲む魚
異端の排除は個性の排除
安吾そして文学者にとっての「悪」
おれは名を惜しむ臆病者
文芸家協会は職能集団か
文学者と常識
ボランティアの過剰な自負
フェミニズムと言葉狩り
追悼−中上健次
文学者の嫉妬羨望
日本てんかん協会に関する覚書
断筆宣言
初出一覧

1994年 5冊

ミルキィ・イソベ
筒井康隆の文藝時評

河出書房新社
1994年2月25日
←断筆前に「文藝」(河出書房新社)1993年春号〜冬号に連載していたものを収めたエッセイ集。
◆1996年/河出文庫(『筒井康隆の文芸時評』と改題)
【収録内容】
筒井康隆の文藝時評


未確認
DB 筒井康隆四千字劇場
―自選ショートショート

新潮社
1994年4月
←PC-9800シリーズ専用デジタルブック。
【収録内容】
未確認


森下年昭
座敷ぼっこ

出版芸術社(ふしぎ文学館)
1994年4月20日

イラスト:綾 圭子
←1961〜90年発表の作品を収めた短篇集。未文庫化だが、これでしか読めない作品はない。作者断筆中のためか、こういう過去作品を集めたものも文庫ではなく単行本で出たりしていることで、当時の読者の飢餓感が想像できる。ちなみに編集者は、後に同社の『細菌人間』(2000年)での解説や、徳間文庫版自選集(2002〜03年)で巻末インタビューをつとめる日下三蔵氏。
【収録内容】
座敷ぼっこ
睡魔のいる夏
群猫
お紺昇天
ベムたちの消えた夜
廃墟
姉弟
会いたい
白き異邦人
ミスター・サンドマン
チョウ
時の女神
わが良き狼
犬の町
佇むひと
遠い座敷
かくれんぼをした夜

遙かなるサテライト群
秒読み
夢の検閲官
北極王
禽獣
家族八景
母子像
著作リスト


山藤章二
笑犬樓よりの眺望

新潮社
1994年5月20日
←断筆前に「噂の真相」1984年5月号〜1993年10月号に連載していたものをまとめたもの。一部『断筆宣言への軌跡』(1993年・光文社)と重複している。断筆解除後に連載を再開し、単行本『笑犬樓の逆襲』(2004年・新潮社)が出ている。
◆1996年/新潮文庫
【収録内容】
笑犬樓よりの眺望
├「笑犬樓よりの眺望」の原稿料を暴露する
├ 報道カメラマンからわが身を守る方法
├ 突撃レポーターが開き直りはじめた
├ 昔むかし、作家は悪かった
├ 匿名子よ、名を名乗れ
├ サトウサンペイはなぜ嫌われるのか
├ 作家=炭鉱のカナリアなのだ
├ 川上宗薫に文学者魂を見た
├ たかがマリワナごときで
├ 喫煙者差別に一言申す
├ グリコ・森永事件にコメントしない理由
├ おれに似た男が山口組系にいるらしい
├「いじめの構造」は日本の構造そのものである
├ 誰がコンピューター・アートを喜んで見るのか
├「通」が歌舞伎を詰まらなくする
├「筒井康隆全集完結大祝賀会」報告
├ マスコミ記者はもちろん市民ではない
├ 日航機墜落報道に冷や汗を かいた
├ 素人の、素人による、素人のためのテレビ、新聞
├「軍事費突出」抗議署名運動の発起人辞退の弁
├ ブラック・ユーモアは厳しい自己認識手段である
├ 部落解放同盟から抗議を受けた
├ 年収のガタ減りと小説の衰退
├ ある編集者の告白
├ いじめをなくす効果的な手段は
├ 編集者は作家と契約書を取交すべし
├ ことわりなしにシャッターを切る馬鹿が多すぎる
├「取材してやる」というマスコミの身勝手
├ 売れない作家諸氏は女をひどい目にあわせなさい
├ 色黒女たちの陰謀
├ 昭和娯楽小説全集の発刊を望む
├ 藤本義一の「勇気ある発言」
├ 大新聞の読者投稿欄がますますひどい
├ 税務署特調班がやってきた
├ 大いに笑ったビートたけし「フライデー」乱入事件
├ フェミニズムをめぐる男女の本音
├ 文芸書が冷遇されている
├ 試験問題への作品収録は、まるで闇討ちだ
├ 恐るべし、老年非行グループ
├ ニュースキャスターの愚かな「逆襲」
├ 過疎地に出版文化都市を作ってはどうか
├ みんな死んでいくんだなあ
├『富豪刑事』 はなぜ映画化されなかったか
├ 自費出版本の山にただ茫然とする
├ A型社会は江川を憎む
├ 早死にしたくないから煙草はやめない
├ 石原運輸相は文学的に「放言」すればよかった
├「報復措置」に潜む大国の奢り
├ 殺さば殺せ、三島賞 選考委員の覚悟
├ 中沢新一助教授招聘のつまらなさ
├ プライバシー保護法のない後進国・日本
├ 料理食べ歩き番組は「セックスやり歩き番組」の代償
├ テレビ・レポーターの荒廃した精神
├ リクルートから株をもらった「文化人」は誰だ
├ 実はおれも「ゲケツ」した
├ Xデーの大阪にマスコミがやってきた
├ 一月七日、日本人は平静さを失った
├ 消費税が良書を絶版にする
├ ナカソネ・カンモンにおける質問の愚
├ オバタリアンに敗れた総理大臣
├「反権力」もまた「権力」である
├ 男はみんなミヤザキツトム
├ アニメ・ファンはみな「いい子」である
├ 消費税込みの貨幣を発行すればよろしい
├「容疑者の匿名報道」を支持する
├ 女が逆セク・ハラに走るとき
├ 消費税はまたしても人気作家をいじめる
├ 健康心配社会に長生きはしたくない
├ 文芸家協会は虞犯者の集団
├ 良心的中小出版社が危ない
├ 文芸家協会を脱退した
├ 嫉妬心にまみれた現代の「庶民感情」
├ 感情移入で世界を理解する
├『文学部唯野教授』ベストセラーの構造分析
├ 礼儀も常識もない郵便物で仕事ができない
├ ダイヤモンド・キャラクター賞受賞挨拶
├ ついに「ぼくたちの好きな戦争」が始まった
├ 某大手出版社のトラック三台分の投棄と環境破壊
├ 映画「ミザリー」を見るべきか、見ざるべ きか
├ 作家にとってよい文芸評論とは
├ 出生率の低下を憂うのは国家エゴイズム
├ 聞く耳持たぬ前世紀的フェミニズム
├ バブルというメタンガスの発生源
├ 新聞小説ははたして不要か
├ 国土庁アンケート調査の無駄
├ 若手評論家への罵倒
├ なぜ我が家の塀はかくも高いのか
├ 募金活動のインチキと真実
├ ビニール蛙に告ぐ
├ 中上健次が死んだ
├ 構造主義による高校野球分析
├ ある大物議員のマージャン政談
├「パプリカ」を書いて、髪が真っ白になってしまった
├ またしてもテレビ・レポーター批判
├「筒井道隆」は息子に非ず
├ 無名同人誌の嫉妬と羨望、そして憎悪
├ インタヴューアー十ヶ条
├「影武者騒動」劇評騒動
├ 痩せた男と肥えた男の言い分
├ 日本てんかん協会に関する覚書
└ 断筆宣言


柳原良平
時代小説
−自選短篇集−


中央公論社
1994年11月10日

イラスト:柳原良平
←1966〜93年発表の作品を収めた短篇集。未文庫化。『村井長庵』(1975年・番町書房)と同じテーマだが、20年近く経っているので作品数も増えている。発売当時、これでしか読めないのは「家族場面」だけだったが、後に『家族場面』(1995年・新潮社)に収録された。
【収録内容】
鳶八丈の権
空飛ぶ表具屋
横車の大八
わが名はイサミ
村井長庵
法子と雲界
時越半四郎
きつねのお浜
雨乞い小町
ジャズ大名
ワイド仇討
万延元年のラグビー
ヤマザキ
追い討ちされた日
こちら一の谷
時代小説
家族場面

1995年 4冊

新潮社装幀室
家族場面

新潮社
1995年2月25日
←1991〜94年発表の作品を収めた短篇集。ほとんどが断筆前に発表された短篇だが、「妻の惑星」だけは断筆後に発表されている。書かれたのは断筆前かも知れない。「天狗の落し文」は後に同社から出ている単行本『天狗の落し文』(2001年)の一部と同内容で、断筆前に発表されていたもの。
◆1997年/新潮文庫(「天狗の落し文」削除)
【収録内容】
九月の渇き
天の一角
猿のことゆえご勘弁
大官公庁時代
十二市場オデッセイ
妻の惑星
家族場面
天狗の落し文
初出誌


鈴木成一デザイン堂
悪と異端者

中央公論社
1995年10月7日
←1987〜95年発表の作品を収めた、『言語姦覚』(1983年)、『虚航船団の逆襲』(1984年)、『ダンヌンツィオに夢中』(1989年)に続くエッセイ集第4弾。表紙の下部にはまっすぐな釘がたくさん並んでいるが、帯で隠れている。
◆1998年/中公文庫
【収録内容】
《異端の排除は個性の排除》
 現代スキャンダルの構図
 冷静に迎えよう!
 「科学すること」に望むこと
 異端の排除は個性の排除
 おれは逃げた
 文学者と常識
 コッカにカッコよさはいらない
 科学技術と小説
《これこそ小説、これこそ作家》
 これこそ小説、これこそ作家
 大器とヴェテラン−第一回三島由紀夫賞選評
 妥協に非ず−第二回三島由紀夫賞選評
 虚構内存在の現存在分析−第三回三島由紀夫賞選評
 小説の覇気のために−第四回三島由紀夫賞選評
 選考とその前後−第五回三島由紀夫賞選評
 文学賞の「棲み分け」−第六回三島由紀夫賞選評
 狂躁の「二百回忌」−第七回三島由紀夫賞選評
 静かな小説−第八回三島由紀夫賞選評
 ナチュラリストの凄さ−「ネコたちをめぐる世界」を読んで
 人間を絨毯に織りこむという秀逸なアイディア−クライヴ・バーカー「ウィーヴワールド」
 死後からの眼で見る光栄−ガルシア・マルケス「迷宮の将軍」
 驚嘆すべきことば芸
 捉評性・読快性の分析−ジュリア・バーンズ「10 1/2章で書かれた世界の歴史」
 「オモライくん」絶賛序文
 文学賞選考委員は裁かれるべきか?
 凝縮された一冊−車谷長吉「鹽壺の匙」
 山下洋輔「ドバラダ門」
 文学は常に異端
 小説としての堅実性−第十回サントリーミステリー大賞選評
 情報・準拠枠の価値−第十一回サントリーミステリー大賞選評
 説明するな描写せよ−第十二回サントリーミステリー大賞選評
《裏人生の達人》
 杉浦漫画が教えてくれた
 いまこそ休息を
 弟分からの弔辞−追悼・色川武大
 お聖さんへのラヴレター
 裏人生の達人
 宮本輝とつきあう方法
 杉浦茂マンガ館の刊行を祝す
《唯野教授の弁》
 夢−第十六回川端靖成文学賞受賞の言葉
 返品保証作−「残像に口紅を」
 唯野教授の弁
 自作再見−「虚航船団」
 筒井康隆フェアに寄せてチョイと批評めいた解説
 さまざまな感想−第十三回日本SF大賞受賞の言葉
《気になる女流文学の町》
 自分教育−モームを読み返して
 小説を読んでいて「おかしいな」と思うときがある
 誰にもわかるハイデガー
 私の一冊−「不思議の国のアリス」
 乱歩・久作体験による恩恵
 仕事がらみの本を除いたオール・タイム・ベスト
 私の・選んだ・文庫・ベスト3−カート・ヴォネガット
 気になる女流文学の町
《テクノストレス解消法》
 墓のある場所
 よく会うのに、誰だかわからない人
 ワープロについて
 小動物たちとの正月
 鶯その後
 旅と原稿用紙
 テクノストレス解消法
 夢について語ります
 わたしとメガネ
 肥満したソクラテス
 フランス料理へのこだわり
 銀座画廊めぐり
《永遠のベティ・ブープ》
 一人の天才が世に出る
 製作は昭和十五年、「エノケンの孫空悟」の圧巻
 地域演劇のあり方は「啓蒙」と「奉仕」の折衷型で
 「スタア」公演に際して
 可能的自己の殺人
 私の秘蔵コメディ
 永遠のベティ・ブープ
 岡本監督のこと!
 「影武者騒動」の現代性
 藤本義一vs筒井康隆
 「葦原将軍」を書いた頃


横尾忠則
美藝公 新装復刻版

ミリオン出版
1995年11月20日
◆1981年/文藝春秋版単行本
◆1985年/文春文庫
←上記単行本と同内容(横尾忠則氏による「総天然色ポスタア拾四枚」はなし)
【収録内容】
美藝公
「活動写真」楽譜(作詞・作曲:筒井康隆)
鈴木淳司「復刻出版に際して」


菊地信義・近藤直子
脳ミソを哲学する

講談社
1995年12月6日

ポートレート撮影:駒場順吉
イラスト:ラファエロ・サンツィ
◆2000年/講談社+α文庫
←「UTAN」(学習研究社)1994年4月号〜1995年3月号に掲載された対談をまとめたもの。
【収録内容】
第一章 科学哲学者 村上陽一郎さんと「哲学する科学者待望論」のはなし
第二章 解剖学者 養老孟司さんと「脳ミソを哲学する」はなし
第三章 生命誌研究館副館長 中村桂子さんと「生命の歴史を読み解く」はなし
第四章 動物行動学者 日高敏隆さんと「動物たちの言いぶん」のはなし
第五章 数学者 森毅さんと「頭のなかの回路」のはなし
第六章 気象学者根本順吉さんと「地球の百葉箱」のはなし
第七章 生物工学者 軽部征夫さんと「生物とつくる未来の地球」のはなし
第八章 理論物理学者 佐藤文隆さんと「星を見ずに星を語る人」のはなし
第九章 イカ学者 奥谷喬司さんと「前衛的なイカの生態」のはなし
第十章 評論家 立花隆さんと「科学の未来を覗く」はなし
色紙:筒井康隆
梅津由美子「編者あとがき」
初出一覧

1996年 3冊

菊地信義
筒井康隆スピーキング
対談・インタビュー集成

出帆新社
1996年2月18日
←『トーク8』の巻末で「もう対談集は出さない」と書いていたが、断筆の影響か、多くの対談集が出ている。興味深い対談やインタビューが多いが、未文庫化。
【収録内容】
巻頭特別インタヴュー 平石 滋
SFきょうこの頃 石川喬司
“脱・終末大作戦”対談 井上ひさし
マリファナは解禁されます、断言してもいい 特別講演
文学・絵…そして夢を語る 横尾忠則
BIGリレー対談 山藤章二
綺想多面体の解晶 松田 修
泉鏡花文学賞受賞にまつわるとっておきの話 山下洋輔
笑いは笑いの法則を破壊する タモリ
完璧な全集になりそうだ 堀 晃
食いつぶし文化の中で 山口昌男
虚航船団 山川草木文房具悉皆成仏虚構戦記
虚構への軌跡 玉城正行・柘植光彦・永島貴吉・与那覇恵子
小説についての幸福な夢想 大江健三郎
時代の気分を語る 筑紫哲也
まだ小説は脳細胞を使いきってないっ! 小林恭二
文学賞選考会の内幕 小林恭二
過激な試みを初のワープロ体験で 野中ともよ
人間データバンク'90 「週刊朝日」 小山内伸
作家の妻は覚悟がいるね 新井 満
虚構と現実の接点で 河合隼雄
ツツイ・ヤスタカは、はたして、変わったのか
「筒井康隆」は90年代をどう生き延びるか  島 弘之・「文學界」編集部
世界を視野に 大江健三郎
わが永遠のスラップスィック 矢崎泰久
膨張する境界 中上健次
文春VIPルーム 鈴木洋史
真夏の夜の日本恐怖小説全集 白石加代子
パソコンネットワークを使い新たな文学の可能性を模索する
 薄井ゆうじ・荻野アンナ・小林恭二・橋元淳一郎・森 幸也
現在上演されていない歌舞伎を読むと宝の山にぶち当たった
「プッツン宣言」の弁
私が筆を断つ理由 大上朝美
筒井康隆ロングインタビュー
「断筆宣言」と「小説狩り」をめぐって 瀬戸内寂聴
表現者を狩る「無人検閲」 内田春菊
自主規制は国民は知性を問うている
小説の女主人公は美人でなければいけないか 柘植光彦
言葉狩りの「主犯」は誰だ
ギャグと人権に勝てるか? 中島らも
筆は折ってもキーボードで書き続ける 市川裕一
争点「断筆」 大江健三郎
これからの敵は、君たちマスコミだ


未確認
写真小説 男たちのかいた絵
(原作・監修)
文:花田秀次郎 徳間書店
1996年4月1日
←同社から1974年に出た『男たちのかいた絵』が映画化された際のもの。ほとんどトヨエツ写真集。映画には断筆中の作者本人も出演している。
【収録内容】
写真小説 男たちのかいた絵


菊地信義
ジャズ小説

文藝春秋
1996年6月10日
←「Immortal Jazz Collection Monochrome」(千趣会)1994年6月号〜1995年5月号に連載されたもの。あれ?断筆中なのに小説?と疑問が残るが、「断筆宣言」によるとそれまでの約束や義理は通すと書いてあるのでそういうことらしい。
◆1999年/文春文庫
【収録内容】
ニューオーリンズの賑わい
葬送曲
はかない望み
ソニー・ロリンズのように
ラウンド・ミッドナイト
懐かしい歌声
恐怖の代役
陰謀のかたち
チュニジアの上空にて
ムーチョ・ムーチョ
ボーナスを押さえろ
ライオン
巻末付録 ディスク情報:鈴木琢二

1997年 3冊

平野甲賀
復活第一作!!
邪眼鳥

新潮社
1997年4月25日
←「文學界」(文藝春秋)1997年2月号に掲載された中編と短篇を収めた、断筆解除後初の単行本。
◆1999年/新潮文庫
【収録内容】
邪眼鳥
RPG試案−夫婦遍歴
覚書


山藤章二
筒井康隆かく語りき

文芸社
1997年6月25日
←1986〜97年に行われたものをまとめた対談集。『筒井康隆スピーキング』同様、未文庫化。はっ、もしかしてもう出さないというのは、文庫版のことか?
【収録内容】
原稿用紙の上で演技する役者的作家論 (聞き手)コリーヌ・ブレ
反制度を笑いで描く“有毒”筒井式小説作法 佐高 信
怖がる人々を語る 和田 誠
震源地に一番近かった作家(インタビュー)
差別、人権そして表現 小林よしのり
筒井ロングインタビュー
不良少年のジャズ史(インタビュー)
インターネットに自主規制は及ばない 中村正三郎
批評的だから小説が書ける 丸谷才一
面白さをきわめたい 川上弘美
世界は精神病院! 人間は皆既知外!! (聞き手)大泉実成
言葉の森はただそこにある 井上ひさし


山藤章二
科学の終焉(おわり)
(監修)
著:ジョン・ホーガン 訳:竹内 薫

徳間書店
1997年10月31日
◆2000年/徳間文庫
←文庫版と同じ年に出た単行本『続・科学の終焉』でも、筒井氏は監修をつとめている。
【収録内容】
科学の終焉

1998年 2冊

未確認
純文学書下ろし特別作品


新潮社
1998年1月30日
←書き下ろしの長篇。
◆2000年/新潮文庫
【収録内容】

├ 朝食
├ 友人
├ 物置
├ 講演
├ 病気
├ 麺類
├ 鷹司靖子
├ 八畳
├ 郵便物
├ 老臭
├ 肉
├ 親族
├ 書斎
├ 買物
├ 性欲
├ 魚貝類
├ 夜間飛行
├ 食堂
├ 通信
├ 預貯金
├ 昼寝
├ 野菜
├ 敵
├ 信子
├ 玄関
├ 遺言
├ 孤独
├ 供物
├ 酒
├ 珍客
├ 風呂
├ 自裁
├ 煙草
├ 大学
├ 映画
├ 睡眠
├ 戦闘
├ 神
├ 真善美
├ 侵略
├ 舞台
├ 幻聴
└ 春雨


未確認

満腹亭(アナーキーなレストラン)へようこそ

北宋社
1998年5月30日

挿画:秋 竜山
←筒井氏に無断で発売してしまったという、問題の書。詳しくは『巨船ベラス・レトラス』第13回にて。未文庫化
【収録内容】
あるいは酒でいっぱいの海
最高級有機質肥料
薬菜飯店
蟹甲癬
アル中の嘆き
顔面崩壊
肥満考
定年食
解題:鷲田清一「ビョーキの現象学」

1999年 1冊


福井真一

わたしのグランパ

文藝春秋
1999年8月30日
←「オール讀物」(文藝春秋)1999年4月号に掲載された中編。第51回読売文学賞受賞作品。
◆2002年/文春文庫
←2003年に映画化(菅原文太・石原さとみ主演)されている。
【収録内容】
わたしのグランパ

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

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