筒井康隆たぶん全部 1970年代

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

漫画編 関連本編 音響編 映像編 雑誌編


表紙画像の下の氏名は特に断り書きがない限り装幀者または装画家です。

1970年 5冊

市川英夫
欠陥大百科

河出書房新社
1970年5月10日

イラスト:司 修・石川智一
←未文庫化だが、多くの収録作がこの後短編集などにバラバラに掲載されているので、今後文庫化されることはないと思われる。ただし、「悪魔」「一問一答」「犬」「インタビュー」「宇宙」「午・馬」「運動会」「映倫」「越後つついし親不知」「大袈裟」「お喋り」「音楽」「女」「紙・髪・神」「観光」「経口避妊薬」「軽薄」「国会」「サラリーマン」「自己変革」「就職」「乗車拒否」「蒸発」「食道楽」「性器」「生殖器」「セックス」「セミ・ドキュメント」「前衛」「浅学非才」「全集」「筒井順慶」「デパート」「テレビ」「日記」「日本列島」「船酔い」「編集者」「ペンパル」「モータリゼーション」「レジャー」「肋骨」「猥語」「ん」の44篇(辞典形式の短い説明程度の文章)はこの本でしか読めない。
【収録内容】
はじめに
凡例

悪魔
悪口雑言罵詈讒謗
アングラ
安保
悪戯
一問一答

イラストレーター
インタビュー
宇宙
午・馬
運動会
映倫

S・F
越後つついし親不知
大袈裟

おこらないおこらない
お喋り
音楽

90年安保の全学連(漫画)
紙・髪・神
カラーテレビ

観光
歓待
機械
貴様
ギター
ギャグ・マンガ
恐竜
銀座
クイズ
経口避妊薬
軽薄

欠陥
国会
CM(コマーシャル)
作家経営学
サラリーマン
産院
自己変革
ジャズ
週刊誌
就職
乗車拒否
蒸発
食道楽

深夜族
スキャンダル
ストーリイ・マンガ
性器
生殖器

精神病院
西部劇
セックス
接着剤
セミ・ドキュメント
前衛
浅学非才
全集

騒音
創作
竹取物語
タテカン
駝鳥

父親

筒井順慶(漫画)

筒井順慶

D・J
デパート
テレビ

同人誌
読書遍歴
とっておきの話
突拍子
ナンセンス
日記
日本列島

発言力
2001年のテレビ(漫画)
パラダイス
ハント・バー
美女
ヒッピー
船酔い
編集者
ペンパル

法螺話
麻雀
マイ・ホーム
末世
モータリゼーション
モデル
UHF
よろめき
落語
流行
レジャー
肋骨

論争
猥語


司 修
母子像

講談社
1970年7月12日
←1969〜70年発表の作品を収めた短篇集。
◆1974年/角川文庫(『革命のふたつの夜』に改題)
【収録内容】
母子像
くさり
となり組文芸
巷談アポロ芸者
コレラ
泣き語り性教育
深夜の万国博
革命のふたつの夜
初出一覧


楢 喜八
馬は土曜に蒼ざめる

早川書房
(ハヤカワ・SF・シリーズ)
1970年7月15日
←1969〜70年発表の作品を収めた短篇集。「フル・ネルソン」は第1回星雲賞(日本短編部門)受賞作品。「ビタミン」は第2回星雲賞(日本短編部門)受賞作品。
◆1975年/ハヤカワ文庫(収録作品は約半分。残りは同年発行の同文庫『国境線は遠かった』に収録。「笑うな」だけはどちらにも未収録。)
◆1978年/集英社版単行本(「笑うな」削除)
◆1978年/集英社文庫(ハヤカワ文庫版と同内容)
◆1978年/集英社文庫『国境線は遠かった』(ハヤカワ文庫版と同内容)
【収録内容】
馬は土曜に蒼ざめる
横車の大八
息子は神様
空想の起源と進化
混同夢
笑うな
逃げろや逃げろ
人類の大不調和
肥満考
国境線は遠かった

夜を走る
たぬきの方程式
欠陥バスの突撃
ビタミン
フル・ネルソン
SF・中間小説・前衛ジャズその他及び 筒井康隆の現状について


松江寛之
緑魔の町

毎日新聞社
(毎日新聞SFシリーズ《ジュニアー版11》)
1970年7月20日

イラスト:早川博唯
←「少年サンデー」(小学館)1967年12月10日号〜3月3日号に連載された長篇。
◆1976年/角川文庫
【収録内容】
緑魔の町


未確認
12のアップルパイ
(編)

立風書房
1970年9月
◆1981年/新装版(同社)
◆1987年/集英社文庫
【収録内容】
遠藤周作「初春夢の宝船」
星 新一「はだかの部屋」
田辺聖子「びっくりハウス」
五木寛之「美しきスオミの夏に」
北 杜夫「友情」
吉行淳之介「悩ましき土地」
新田次郎「新婚山行」
生島治郎「最後の客」
豊田有恒「地震がいっぱい」
野坂昭如「ああ水中大回天」
筒井康隆「トラブル」
小松左京「本邦東西朝縁起覚書」
解説

1971年 5冊

イラスト:金森 達・楢 喜八・山内秀一
SF教室
(編)

ポプラ社
1971年4月
←古本の市場になかなか出回らない幻の書と化していたが、「筒井康隆コレクション I 48億の妄想」(2014年・出版芸術社)にほぼ全編が収録された。
【収録内容】
はじめに(筒井康隆)
1 SFについて(筒井康隆)
2 SFの歴史(伊藤典夫・筒井康隆)
3 SFの名作(伊藤典夫・筒井康隆)
4 SF作家の案内(伊藤典夫・筒井康隆)
5 SFのマンガと映画(豊田有恒)
6 SFにでてくることば(豊田有恒)
SF年表


山本善之・永井 豪
三丁目が戦争です

講談社(講談社の創作童話5)
1971年4月20日

イラスト:永井 豪
←書き下ろしの童話。
◆1976年/角川文庫『筒井康隆全童話』に収録。
◆2000年/『ダイナミックボックス』の中の1品として装丁などそのままに復刻(双葉社)
◆2003年/講談社青い鳥文庫f
◆2004年/復刻版(洋泉社)
【収録内容】
三丁目が戦争です


杉村 篤
発作的作品群

徳間書店
1971年7月10日

イラスト:杉村 篤
←未文庫化だが、多くの収録作が短編集などにバラバラに掲載されているので、たぶん今後文庫化されることはないと思われる。「肺ガンなんて知らないよ」「まったく不合理、年賀状」「大地震の前に逃げ出そう」「都会人のために夜を守れ」の4篇はエッセイ集などには収録されていないが全集11巻で読める。「荒唐無稽文化財奇ッ怪陋劣ドタバタ劇−冠婚葬祭葬儀編」「山下洋輔トリオ・プラス・筒井康隆」の2篇は今のところこの本でしか読めない。
【収録内容】
《発作的ショート・ショート》
 客
 自動ピアノ
 正義
 ブロークン・ハート
 訓練
 夫婦
 帰宅
 タバコ
 見学
 特効薬
 墜落
 涙の対面
《発作的エッセイ》
 公的タブー・私的タブー
 凶暴星エクスタ市に発生したニュー・リズム、ワートホッグに関する報告及び調理法及び見通しについて
 仕事と遊びの“皆既日食”
 肺ガンなんて知らないよ
 まったく不合理、年賀状
 大地震の前に逃げ出そう
 都会人のために夜を守れ
 いたかつただらうな
 恰好よければ
 わが宣伝マン時代の犯罪
 可愛い女の可愛らしさ
 犯・侵・冒
 人間を無気力にするコンピューター
 アナロジイ
 情報化時代の言語と小説
《発作的伝記》
 モーツァルト伝
 ナポレオン対チャイコフスキー世紀の決戦
《発作的講談》
 岩見重太郎
 児雷也
《発作的雑文》
 当たらぬこそ八掛−易断
 ├ 昭和○○年各界気運
 ├ 昭和○○年十二支の気運
 ├ 黒子疵の吉凶
 ├ 人相・手相の運勢判断
 └ 一月の吉凶暦
 悩みの躁談室
 ├ 第一日
 ├ 第二日
 ├ 第三日
 └ 最終日

 レジャー狂室
 ├ パラダービー(障害ダービー)の馬券作戦
 ├ レジャー用語の解説
 └ インディアン麻雀の打ち方
《発作的短篇》
 悪魔を呼ぶ連中
 最初の混線
 最後のCM
 蜜のような 宇宙
 2001年公害の旅
 遠泳
 傷ついたのは誰の心
 差別
 猛烈社 員無頼控
 女権国家の繁栄と崩壊
 レモンのような二人
 20000トンの 精液
《発作的戯曲》
 荒唐無稽文化財奇ッ怪陋劣ドタバタ劇−冠婚葬祭葬儀編
《発作的座談会》
 山下洋輔トリオ・プラス・筒井康隆
発作的あとがき
筒井康隆作品集一覧


杉村 篤
撮影:清水征彦
脱走と追跡のサンバ

早川書房(日本SFノヴェルズ)
1971年10月31日
←「SFマガジン」(早川書房)1970年10月号〜1971年10月号に連載された長篇。
◆1974年/角川文庫
◆1996年/角川文庫(リバイバル版)
【収録内容】
脱走と追跡のサンバ


たなべみえこ
日本列島七曲り

徳間書店
1971年11月15日

イラスト:たなべみえこ
←1970〜71年発表の作品を収めた短篇集。
◆1974年/新装版(同社・「社長秘書忍法帖」削除)
◆1975年/角川文庫(新装版と同内容)
【収録内容】
誘拐横丁
融合家族
陰悩録
奇ッ怪陋劣潜望鏡
郵性省
日本列島七曲り
桃太郎輪廻
わが名はイサミ
社長秘書忍法帖
公害浦島覗機関(たいむすりっぷのぞきのからくり)
ふたりの秘書
テレビ譫妄症
初出一覧

1972年 6冊

山藤章二
乱調文学大辞典

講談社
1972年1月28日
←「小説現代」「別冊小説現代」(講談社)に1969年10月から1971年9月にかけて掲載・連載されたものをまとめたもの。
◆1975年/講談社文庫
◆1986年/角川文庫
【収録内容】
自序
五十音索引、凡例
乱調文学大辞典
巻末付録 あなたも流行作家になれる


真鍋 博
家族八景

新潮社
1972年2月20日
←「別冊小説新潮」「小説新潮」(新潮社)に1970年7月から1971年12月にかけて連載された連作短篇。原田知世主演で映画化(もちろん角川映画)の話があったが、新潮社が原作を手放さず、お流れになったらしい。もったいない。
◆1975年/新潮文庫
【収録内容】
家族八景
├ 無風地帯
├ 澱の呪縛
├ 青春讃歌
├ 水蜜桃
├ 紅蓮菩薩
├ 芝生は緑
├ 日曜画家
└ 亡母渇仰


杉村 篤
新宿祭
初期作品集

立風書房
1972年7月15日

イラスト:杉村 篤
←1965〜69年発表の作品を収めた短篇集。それまで未収録だった作品が載っているわけでもないのにハードカバーで出す意味があったのか疑問だが、初期の書籍が絶版になっていたのかもしれない。
◆1975年/新装版(同社)
【収録内容】
東海道戦争
台所にいたスパイ
チューリップ・チューリップ
ベトナム観光公社
マグロマル
わが愛の税務署
人口九千九百億
新宿祭
近所迷惑
色眼鏡の狂詩曲(ラプソディ)
ワイド仇討
最高級有機質肥料
アフリカの爆弾
解説:山田風太郎「筒井康隆に脱帽」


柳生弦一郎
将軍が目醒めた時

河出書房新社
1972年9月30日
←1971〜72年発表の作品を収めた短篇集。
◆1976年/新潮文庫
【収録内容】
万延元年のラグビー
ヤマザキ
乗越駅の刑罰
騒春
新宿コンフィデンシャル
カンチョレ族の繁栄
註釈の多い年譜

空飛ぶ表具屋
将軍が目醒めた時
初出一覧


真鍋 博
48億の妄想

早川書房(日本SFノヴェルズ)
1972年11月30日
◆1965年/単行本(同社“日本SFシリーズ”)
←上記単行本と同内容。
◆1976年/文春文庫
【収録内容】
48億の妄想


山藤章二
俗物図鑑

新潮社
1972年12月5日

イラスト:山藤章二
←「週刊新潮」(新潮社)1971年10月30日号〜1972年8月19日号に連載された長篇。
◆1976年/新潮文庫
←1982年に筒井評論でおなじみの平岡正明氏主演で映画化されている。山本晋也、大林宣彦、南 伸坊など俳優ではない著名人も多数出演。
【収録内容】
俗物図鑑

1973年 4冊

石川 進
異形の白昼
現代恐怖小説集
(編)

立風書房
1973年5月1日
◆1969年/初版単行本
◆1986年/集英社文庫
【収録内容】
星 新一「さまよう犬」
遠藤周作「蜘蛛」
小松左京「くだんのはは」
宇能鴻一郎「甘美な牢獄」
結城昌治「孤独なカラス」
眉村 卓「仕事ください」
筒井康隆 「母子像」
生島治郎「頭の中の旨い唄」
曾野綾子「長い暗い冬」
笹沢左保「老人の予言」
都筑道夫「闇の儀式」
吉行淳之介「追跡者」
戸川昌子「緋の堕胎」
解説・編輯後記


山藤章二
狂気の沙汰も金次第

サンケイ新聞社出版局
1973年9月30日

イラスト:山藤章二
←「夕刊フジ」1973年2月27日号〜7月15日号に連載されたものをまとめたエッセイ集。
◆1976年/新潮文庫
【収録内容】
狂気の沙汰も金次第
あとがき


杉浦康平・中山禮吉
スタア
書下ろし新潮劇場

新潮社
1973年10月15日
←書き下ろしの戯曲。第7回星雲賞(映画演劇部門)受賞作品。絶版の後に『[筒井康隆劇場]12人の浮かれる男 』(1979年)に収録されている。1985年に出た『[筒井康隆劇場]12人の浮かれる男 』の文庫版が「スタア」が映画化(1986年)された際、『スタア』と改題されているが、もちろん中身は『[筒井康隆劇場]12人の浮かれる男 』で、他の戯曲も収録されている。
【収録内容】
スタア
劇中歌楽譜「銀色の真昼」(作曲:山下洋輔 作詞:筒井康隆)


司 修
農協 月へ行く

角川書店
1973年11月30日
←1971〜73年発表の作品を収めた短篇集。収録作「日本以外全部沈没」は第5回星雲賞(日本短編部門)受賞作品で、2006に映画化された。
◆1979年/角川文庫(「デマ」削除)
◆2000年/弱視者のための大型活字本(社会福祉法人埼玉福祉会・角川文庫版を底本とした上・下巻)
【収録内容】
農協 月へ行く
日本以外全部沈没
経理課長の放送
信仰性遅感症
自殺悲願
ホルモン
デマ
村井長庵
初出誌一覧

1974年 7冊

市川英夫
おれの血は他人の血

河出書房新社
1974年2月20日
←「PocketパンチOh!」1972年7月号〜1973年6月号に連載された長篇。第6回星雲賞(日本長編部門)受賞作品。1974年に火野正平主演で映画化されている。
◆1979年/新潮文庫
【収録内容】
おれの血は他人の血


和田 誠・小林泰彦
暗黒世界のオデッセイ
筒井康隆一人十人全集

晶文社
1974年2月20日

イラスト:及川正通・山藤章二・鈴木翁二
←短篇小説、エッセイ、漫画、対談などが一冊で楽しめる。「新しいことはええことや」「人間滅亡への道」「映画館が私を作った!」「<われら>狂気に生きる」の対談4篇はこの本でしか読めない。
◆1982年/新潮文庫(短篇「モケケ・バラリバラ戦記」、エッセイ28篇、対談4篇削除、「筒井順慶」「90年安保の全学連」「第7類危険物取扱心得」の漫画3篇追加)
【収録内容】
レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯
神戸の文化
神戸に帰る
東京→神戸引越し騒動
新しい部屋で
とろを食べる
神戸港24時間
新しいことはええことや 田辺聖子との対談
神戸『井戸のある家』
中山手・山本通り
フラワー・ロード
垂水・舞子海岸通り
トア・ロード
須磨離宮道
三宮高架商店街
傷ついたのは誰の心(漫画)
冠婚葬祭葬儀編(漫画)
カンニバリズム・ フェスティバル(漫画)
サイボーグ入門(漫画)
乱調人間大研究
食事論断片
ソ連東欧への旅その一
急流(漫画)
客(漫画)
色眼鏡の狂詩曲(漫画)
ワイド仇討(漫画)
アフリカの爆弾(漫画)
アフリカの血(漫画)
わが名はイサミ(漫画)
近所迷惑(漫画)
たぬきの方程式 (漫画)
超能力(漫画)
星新一論
二○○一年暗黒世界のオデッセイ
モケケ・バラリバラ戦記
『直木賞落選の弁』を書くについての弁
突然の空白
ああ青春、走り抜けた三年
記憶の断片
人間滅亡への道 筒井嘉隆との対談
映画館が私を作った! 淀川長治との対談
<われら>狂気に生きる 山下洋輔との対談
ソ連東欧への旅その二
初出一覧


山藤章二
おれに関する噂

新潮社
1974年6月15日
←1972〜74年発表の作品を収めた短篇集。
◆1978年/新潮文庫
【収録内容】

おれに関する噂
養豚の実際
熊の木本線
怪奇 たたみ男
だばだば杉
幸福の限界
YAH!
講演旅
通いの軍隊
心臓に悪い
初出誌一覧


杉村 篤
日本列島七曲り
〈新装版〉

徳間書店
1974年6月30日
◆1971年/単行本初版
←上記単行本から「社長秘書忍法帖」が削除されている。
◆1975年/角川文庫
【収録内容】
誘拐横丁
融合家族
陰悩録
奇ッ怪陋劣潜望鏡
郵性省
日本列島七曲り
桃太郎輪廻
わが名はイサミ
公害浦島覗機関(たいむすりっぷのぞきのからくり)
ふたりの秘書
テレビ譫妄症
初出一覧


山下秀男
男たちのかいた絵

徳間書店
1974年6月30日
←1972〜74年「問題小説」(徳間書店)に連載されたやくざがテーマの作品を収めた連作短篇集だが、この表紙イラストはいったい…。
◆1978年/新潮文庫
←収録作「二人でお茶を」が「男たちのかいた絵」として映画化(1996年・豊川悦司主演)された。作者本人も出演している。
【収録内容】
夜も昼も
恋とは何でしょう
星屑
嘘は罪
アイス・クリーム
あなたと夜と音楽と
二人でお茶を
素敵なあなた
初出誌一覧


下田一貴
ウィークエンド・シャッフル

講談社
1974年9月24日
←1973〜74年発表の作品を収めた短篇集。ちなみに発行日は作者の40回目の誕生日。
◆1978年/講談社文庫
←1982年に表題作「ウィークエンド・シャッフル」が映画化された。
◆1985年/角川文庫
◆2006年/講談社文庫(新装版)
【収録内容】
佇むひと
如菩薩団
「蝶」の硫黄島
ジャップ鳥
旗色不鮮明
弁天さま
モダン・シュニッツラー
その情報は暗号
生きている脳
碧い底
犬の町
さなぎ
ウィークエンド・シャッフル


和田 誠
デマ
実験小説集

番町書房
1974年10月15日
←1964〜74年発表の作品を収めた短篇集。未文庫化だが、この本でしか読めない作品はない。
【収録内容】
欠陥バスの突撃
狸の方程式
モダン・シュニッツラー
トーチカ
傷ついたのは誰の心
註釈の多い年譜

フル・ネルソン
ホルモン
ビタミン

デマ

1975年 9冊

小島 武
ヤングロマン
ミラーマンの時間

いんなあとりっぷ社
1975年2月15日

イラスト:下田一貴
←1968〜73年発表の作品を収めたジュヴナイル集。
◆1977年/角川文庫
【収録内容】
暗いピンクの未来
デラックス狂詩曲(ラプソディ)
超能力・ア・ゴーゴー
白いペン・赤いボタン
ミラーマンの時間


杉村 篤
新宿祭
初期作品集

立風書房
1975年3月10日
◆1972年/単行本初版
←上記単行本の新装版。
【収録内容】
東海道戦争
台所にいたスパイ
チューリップ・チューリップ
ベトナム観光公社
マグロマル
わが愛の税務署
人口九千九百億
新宿祭
近所迷惑
色眼鏡の狂詩曲(ラプソディ)
ワイド仇討
最高級有機質肥料
アフリカの爆弾
解説:山田風太郎「筒井康隆に脱帽」


真鍋 博
七瀬ふたたび

新潮社
1975年5月10日
←「別冊小説新潮」「小説新潮」(新潮社)に1972年10月から1974年10月にかけて連載された連作短篇。第7回星雲賞(日本長編部門)受賞作品。七瀬三部作の中でこれだけ何度もドラマ化されている。
◆1978年/新潮文庫
【収録内容】
七瀬ふたたび
├ 邂逅
├ 邪悪の視線
├ 七瀬 時をのぼる
├ ヘニーデ姫
└ 七瀬 森を走る


矢島高光
'71日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1975年5月10日
←日本SFベスト集成シリーズで唯一、編者の作品が選ばれていない。「ヒョンヒョロ」「ススムちゃん大ショック」は漫画。
◆1979年/愛蔵版
◆1980年/徳間文庫
◆2014年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成1: 1971年度版」に改題)
【収録内容】
半村 良「農閑期大作戦」
眉村 卓「真昼の断層」
星 新一「使者」
小松左京「保護鳥」
光瀬 龍「多聞寺討伐」
藤子不二雄「ヒョンヒョロ」
広瀬 正「二重人格」
河野典生「パストラル」
梶尾真治「美亜へ贈る真珠」
永井 豪「ススムちゃん大ショック」
高斎 正「ニュルブルリンクに日は落ちて」
荒巻義雄「ある晴れた日のウイーンは森の中にたたずむ」
'71年度版解説


矢島高光
'74日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1975年5月10日
←「生物都市」「真夜中の戦士」は漫画。
◆1979年/愛蔵版
◆1983年/徳間文庫

◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成4: 1974年度版」に改題)
【収録内容】
眉村 卓「屋上」
小松左京「夜が開けたら」
筒井康隆「佇むひと」
豊田有恒「渋滞」
諸星大二郎「生物都市」
真城 昭「砂漠の幽霊船」
星 新一「有名」
かんべむさし「決戦・日本シリーズ」
田中光二「スフィンクスを殺せ」
石川喬司「夜のバス」
亜羅叉の沙「ミユキちゃん」
河野典生「トリケラトプス」
永井 豪「真夜中の戦士」
半村 良「フィックス」
'74年度版解説


山藤章二
村井長庵
歴史・時代小説集

番町書房
1975年5月10日
←1966〜72年発表の作品を収めた短篇集。未文庫化だが、この本でしか読めない作品はない。
【収録内容】
村井長庵
ワイド仇討
万延元年のラグビー
雨乞い小町
わが名はイサミ
時越半四郎
ヤマザキ
空飛ぶ表具屋


市川英夫
やつあたり文化論

河出書房新社
1975年8月29日
←1973〜75年発表の作品を収めたエッセイ集。
◆1978年/新潮文庫(「SF周辺映画散策」「幼年期の中ごろ」の2篇削除)
【収録内容】
ゴルフ嫌い
フォニイ落語
スカトロ漫画
家元さわぎ
無一文文化人
無一文文化
なぞなぞブーム
嘘と法螺
酒嫌いの新人類
結婚‐不運と幸運
愛は不変であり得るか
パン
2001年のお聖さん
忘れかけていた故郷
神経性胃炎
作家と原稿
噫婦人之世界(あゝをんなのせかい)
新聞の世論操作
うわずり言語
マスコミ的常識
大日本悪人党を待望する
悪宰相の必要性
煙草民営論
秘密漏示罪
私道さわぎ
演技者志願
攻撃的な喜劇
ホーム・ドラマの罪
雲上人と分身
真夏の夜の夢
推理喜劇とその周辺
死んでもらいます
山下洋輔小論
山下洋輔の周辺
ソヴィエト絵画
一枚のレコード
塾と学校の 亀裂
欠陥学習参考書
教育ママの精神構造Z
二枚目意識と道徳
差別語について
眼の言語(アイ・ランゲージ)
小松左京論‐『さらば幽霊』解説
現代SFの特質とは
笑いの理由
河野典生論‐『緑の時代』解説
河野典生の酒
豊田有恒のこと‐『禁断のメルヘン』解説
SF周辺映画散策
幼年期の中ごろ


集合den
笑うな
ショート・ショート集

徳間書店
1975年9月10日
←1961〜71年発表の作品を収めた短篇集。
◆1980年/新潮文庫
【収録内容】
笑うな
傷ついたのは誰の心
悪魔を呼ぶ連中
最初の混線
遠泳

自動ピアノ
正義
夫婦
帰宅
見学
特効薬
墜落
涙の対面
流行
セクション
廃墟
ある罪悪感
赤いラ イオン
猫と真珠湾
会いたい
接着剤
駝鳥
チョウ
血みどろウ サギ
マイ・ホーム
ブルドッグ
トーチカ
座敷ぼっこ
タック健在 なりや
産気
ハリウッド・ハリウッド
末世法華経
ベムたちの消えた夜
あとがき


矢島高光
'73日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1975年10月
「霧にむせぶ夜」「不安の立像」は漫画。
◆1979年/愛蔵版
◆1981年/徳間文庫
◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成3: 1973年度版」に改題)
【収録内容】
北 杜夫「キングコング」
星 新一「交代制」
河野典生「ニッポンカサドリ」
眉村 卓「通りすぎた奴」
増村 博「霧にむせぶ夜」
半村 良「村人」
大伴昌司「立体映画」
野村昌宏「コレクター無惨!」
筒井康隆「熊の木本線」
矢野 徹「さまよえる騎士団の伝説」
諸星大二郎「不安の立像」
小松左京「タイム・ジャック」
田中光二「最後の狩猟」
荒巻義雄「時の葦舟」
'73年度版解説

1976年 10冊


真鍋 博

メタモルフォセス群島

新潮社
1976年2月20日
←1974〜75年発表の作品を収めた短篇集。表題作は第8回星雲賞(日本短編部門)受賞作品。
◆1981年/新潮文庫
【収録内容】
著者近影
毟りあい
五郎八航空
走る取的
喪失の日
定年食
平行世界
母親さがし
老境のターザン
こちら一の谷
特別室
メタモルフォセス群島
初出誌一覧


真鍋 博
東海道戦争

中央公論社
1976年2月25日
◆1965年/早川書房版単行本(筒井氏初の単行本)
◆1973年/ハヤカワ文庫
←上記ハヤカワ文庫版と同内容。
◆1978年/中公文庫(表紙は同じイラスト)
◆1994年/中公文庫版改版
【収録内容】
献辞
東海道戦争
いじめないで
しゃっくり
群猫
チューリップ・チューリップ
うるさがた
お紺昇天
やぶれかぶれのオロ氏
堕地獄仏法
あとがき


真鍋 博
ベトナム観光公社

中央公論社
1976年4月20日
◆1967年/早川書房版単行本
◆1973年/ハヤカワ文庫
←上記ハヤカワ文庫版と同内容。
◆1979年/中公文庫(表紙は同じイラスト)
◆1997年/中公文庫版改版
【収録内容】
火星のツァラトゥストラ
トラブル
最高級有機質肥料
マグロマル
時越半四郎
カメロイド文部省
血と肉の愛情
お玉熱演
ベトナム観光公社
あとがき


矢島高光
'72日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1976年5月
←「セクサロイド」は漫画。
◆1979年/愛蔵版
◆1980年/徳間文庫
◆2014年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成2: 1972年度版」に改題)
【収録内容】
星 新一「門のある家」
筒井康隆「おれに関する噂」
山野浩一「メシメリ街道」
松本零士「セクサロイド」
豊田有恒「両面宿難」
河野典生「彼らの幻の町」
荒巻義雄「柔らかい時計」
藤本 泉「ひきさかれた街」
小松左京「結晶星団」
'72年度版解説


あびこかつひろ
私説博物誌

毎日新聞社
1976年5月30日

イラスト:大竹雄介
←「毎日新聞」1975年2月2日号〜1976年1月25日号(朝刊)に連載されたものをまとめたエッセイ集。
◆1980年/新潮文庫
【収録内容】
私説博物誌
イボイノシシ
コモリガエ ル
アズマヤツクリ
ワニ
ヤドリギ
アシカ
グンカンドリ
ミズグモ
フウセンウナギ
シリコニイ
フタゴムシ
ハンミョウ
ユ ーカリ
イナゴ
グァナコ
ボネリア
センザンコウ
キュウケツコ ウモリ
モア
トリフィド
リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ
クズリ
トビゲラ
キュウカンチョウ
ボウリュウ
シャカイハ タオリドリ
ナマケモノ
タツノオトシゴ
アホウドリ
スイセン
デンキウナギ
リンゴマイマイ
イソードン
ホオジロザメ
ホウセン カ
アカウアカリ
カメレオン
ワライカワセミ
ツパイ
マツタケ
スカンク
イスカ
コバンザメ
ジョウチュウ
テングノムギメシ
ミチバシリ
スキアシガエル
タランチュラ
カッパ
ヒト


真鍋 博
アルファルファ作戦

中央公論社
1976年6月25日
◆1968年/早川書房版単行本
◆1974年/ハヤカワ文庫
←上記ハヤカワ文庫版と同内容。
◆1978年/中公文庫(表紙は同じイラスト)
◆1996年/中公文庫版改版
【収録内容】
アルファルファ作戦
近所迷惑
慶安大変記
人口九千九百億
公共伏魔殿

一万二千粒の錠剤
懲戒の部屋
色眼鏡の狂詩曲(ラプソディ)
あとがき


未確認
SF作家オモロ大放談
(共著)

いんなあとりっぷ社
1976年8月15日
◆1981年/角川びっくり文庫(『 SFバカばなし おもろ放談』と改題)
【収録内容】
インフレ・貨幣制度・食料・スパイ・そして…
食物としての人間の自己完結性
霊魂と肉体の生態系
七〇年代を恐怖にまきこむ五大問題
バラ色にしよう、キミの未来
灰色にしよう、キミの未来
どう変わる?未来の男女関係
純粋趣味批判《ペット編》
純粋趣味批判《収集編》
純粋趣味批判《刺青編》
宇宙、革命、戦争、ンが!…なのだ
SF作家が語る一九七〇年
告白的青春時代《純愛編》
告白的青春時代《青雲編》
我らの青春を語る


矢島高光
'60年代日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1976年10月
←「金魚」は漫画。
◆1979年/愛蔵版
◆1980年/徳間文庫

◆2013年/ちくま文庫
【収録内容】
星 新一「解放の時代」
広瀬 正「もの」
半村 良「H氏のSF」
眉村 卓「我がパキーネ」
手塚治虫「金魚」
筒井康隆「色眼鏡の狂詩曲」
豊田有恒「渡り廊下」
石原藤夫「ハイウェイ惑星」
山野浩一「X電車で行こう」
手塚治虫「そこに指が(小説)」
小松左京「終わりなき負債」
平井和正「レオノーラ」
河野典生「機関車、草原に」
光瀬 龍「幹線水路二〇六一年」
荒巻義雄「大いなる正午」

'60年代版解説


集合den
にぎやかな未来
ショートショート集

徳間書店
1976年11月5日
◆1968年/三一書房版単行本(「姉弟」「ラッパを吹く弟」「衛星一号」「ミスター・サンドマン」「時の女神」「模倣空間」「白き異邦人」の7篇、四つの章分けあり)
◆1972年/角川文庫
←上記角川文庫版と同内容。
【収録内容】
超能力
帰郷
星は生きている
怪物たちの夜
逃げ ろ
事業
悪魔の契約
わかれ
最終兵器の漂流
腸はどこへいった
亭主調理法
我輩の執念
幸福ですか?
人形のいる街
007入社す
踊る星
地下鉄の笑い
ながい話
スペードの女王
欲望
パチンコ必勝原理
マリコちゃん
ユリコちゃん
サチコちゃん
ユミコちゃん
きつね
たぬき
コドモのカミサマ
ウイスキーの神様
神様と仏さま
池猫
飛び猫
お助け
疑似人間(ロボットイド)
ベルト・ウエ ーの女
火星にきた男
差別
到着
遊民の街
無人警察
にぎやか な未来
あとがき


矢島高光
'75日本SFベスト集成
(編)

徳間書店
1976年12月31日
←「宗教違反を平気な天国」「ブラック・ジャック」は漫画。筒井氏編集の「日本SFベスト集成」シリーズはこれ以降出ていないが、その後、「戦後初期日本SFベスト集成」(1978年)が横田順彌氏の編集で2冊出ている。
◆1979年/愛蔵版
◆1984年/徳間文庫

◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成5: 1975年度版」に改題)
【収録内容】
秋野鈴虫「テレビジョン」
半村 良「ボール箱」
秋 竜山「宗教違反を平気な天国」
星 新一「重要な部分」
安部公房「藤野君のこと」
手塚治虫「ブラック・ジャック」
かんべむさし「サイコロ特攻隊」
矢野 徹「折紙宇宙船の伝説」
筒井康隆「メタモルフォセス群島」
山田正紀「襲撃のメロディ」
石川喬司「小説でてくたあ」
堀 晃「暗黒星団」
小松左京「ヴォミーサ」

'75年度版解説

1977年 5冊

馬場のぼる
かいじゅうゴミイ

すばる書房(すばるのファンタジー)
1977年2月10日

イラスト:馬場のぼる
◆1967年/盛光社版単行本
◆1976年/角川文庫『筒井康隆全童話』に収録
←上記盛光社版単行本の再刊。函がなくなっている。
【収録内容】
はじめに
かいじゅうゴミイの しゅうげき
うちゅう を どんどん どこまでも
赤ちゃんかいぶつ ベビラ!


新井苑子
馬の首風雲録

文藝春秋
1977年9月15日
◆1967年/早川書房版単行本
◆1972年/ハヤカワ文庫
←上記早川書房版と同内容。表紙イラストはハヤカワ文庫版と同じ新井氏。
◆1980年/文春文庫
【収録内容】
馬の首風雲録
あとがき


真鍋 博
エディプスの恋人

新潮社
1977年10月20日
←「週刊読売」1977年1月1日号〜6月4日号に連載された長篇。七瀬三部作で唯一映像化されていない完結編。
◆1981年/新潮文庫
【収録内容】
エディプスの恋人


柳原良平
初期ショートショート
あるいは酒でいっぱいの海

集英社
1977年11月25日
←1960〜76年発表の作品を収めた短篇集。
◆1979年/集英社文庫
【収録内容】
あるいは酒でいっぱいの海
消失
鏡よ鏡
いいえ
法外な税金
女の年齢
ケンタウルスの殺人
トンネル現象
九十年安保 の全学連
代用女房始末
スパイ
妄想因子
怪段
陸族館
給水塔 の幽霊
フォーク・シンガー
アル中の嘆き
電話魔
みすていく・ざ・あどれす
タイム・カメラ
体臭
善猫メダル
逆流
前世
タイム・マシン
脱ぐ
二元論の家
無限効果
底流
睡魔のいる夏
『ケンタウルスの殺人』解決篇
あとがき半分・解説半分


長野博一
ジャングルめがね

小学館(小学館の創作童話シリーズ39)
1977年12月30日

イラスト:長尾みのる
←「暮しの設計」(中央公論社)1971年7 月号に掲載された童話。文庫未収録。
【収録内容】
作者よりママへ‐
ジャングルめがね
カバーそで推薦文:星 新一「想像力の成果を」


山藤章二
バブリング創世記

徳間書店
1978年2月10日
←1975〜77年発表の作品を収めた短篇集。
◆1982年/徳間文庫(「上下左右」削除)
【収録内容】
バブリング創世記
死にかた
発明後のパターン
案内人
裏小倉

上下左右
廃塾令
ヒノマル酒場
三人娘
初出誌一覧


真鍋 博
富豪刑事

新潮社
1978年5月1日
←「小説新潮」(新潮社)に1975年8月から1977年12月にかけて発表された連作短篇。
◆1984年/新潮文庫
←2005年にドラマ化(深田恭子主演)された際は、作者本人もレギュラーで出演していた。2006年に続編があったが、作者は出演していない。
◆2007年/弱視者のための大型活字本(社会福祉法人埼玉福祉会・新潮文庫版を底本とした上・下巻)
【収録内容】
富豪刑事の囮
密室の富豪刑事
富豪刑事のスティング
ホテルの富豪刑事


柳原良平
馬は土曜に蒼ざめる

集英社
1978年8月25日
◆1970年/早川書房版単行本
◆1975年/ハヤカワ文庫(単行本から約半分収録。残りは同年発行の同文庫『国境線は遠かった』に収録。「笑うな」だけはどちらにも未収録。)
←上記早川書房版単行本から「笑うな」が削除されている。
◆1978年/集英社文庫(ハヤカワ文庫版と同内容)
◆1978年/集英社文庫『国境線は遠かった』(ハヤカワ文庫版と同内容)
【収録内容】
横車の大八
息子は神様
空想の起源と進化
混同夢
逃げろや逃げろ
人類の大不調和
肥満考
馬は土曜に蒼ざめる

夜を走る
たぬきの方程式
欠陥バスの突撃
ビタミン
フル・ネルソン
国境線は遠かった
著者・おことわり=あとがき

1979年 13冊

山藤章二
筒井康隆劇場
12人の浮かれる男

新潮社
1979年2月10日
←1973〜77年発表の作品を収めた戯曲集。 「情報」は『ウィークエンド・シャッフル』(講談社・1974年)などに収録の「その情報は暗号」、「改札口」「将軍が目醒めた時」は『将軍が目醒めた時』(河出書房新社・1972年)などに収録の「乗越駅の刑罰」「将軍が目醒めた時」それぞれの戯曲版。「スタア」は1973年に『書下ろし新潮劇場 スタア』(新潮社)として一度出版されている。
◆1985年/新潮文庫
【収録内容】
舞台写真
12人の浮かれる男
情報
改札口
将軍が目醒めた時
スタア
あとがき
初演記録


山藤章二
脱走と追跡のサンバ
おれに関する噂


新潮社(新潮現代文学78)
1979年2月15日
←1970〜79年発表の作品を収めた短篇集。「旦那さま留守」は『筒井康隆全集』23巻(同社・1985年)が出るまでこれでしか読めなかった。
【収録内容】
著者近影
脱走と追跡のサンバ

新宿コンフィデ ンシャル
ヤマザキ
乗越駅の刑罰
おれに関する噂
だばだば杉
熊の木本線
犬の町
その情報は暗号
佇むひと
五郎八航空
毟りあい
旦那さま留守
解説:中島 梓
年譜


山藤章二
大いなる助走

文藝春秋
1979年3月15日
←「別冊文藝春秋」1977年9月号〜1978年12月号に連載された長篇。
◆1982年/文春文庫
←1989年に佐藤浩市主演で映画化されている。作者もSF作家役で出演。
◆2005年/文春文庫版を改版
【収録内容】
大いなる助走
発表誌


横尾忠則
宇宙衞生博覽會

新潮社
1979年10月15日
←1976〜79年発表の作品を収めた短篇集。
◆1982年/新潮文庫
【収録内容】
蟹甲癬
こぶ天才
急流
顔面崩壊
問題外科
関節話法
最悪の接触(ワースト・コンタクト)
ポルノ惑星のサルモネラ人間
初出誌一覧


未確認
'60年代日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1976年/単行本(同社)
◆1980年/徳間文庫

◆2013年/ちくま文庫
【収録内容】
星 新一「解放の時代」
広瀬 正「もの」
半村 良「H氏のSF」
眉村 卓「我がパキーネ」
手塚治虫「金魚」
筒井康隆「色眼鏡の狂詩曲」
豊田有恒「渡り廊下」
石原藤夫「ハイウェイ惑星」
山野浩一「X電車で行こう」
手塚治虫「そこに指が(小説)」
小松左京「終わりなき負債」
平井和正「レオノーラ」
河野典生「機関車、草原に」
光瀬 龍「幹線水路二〇六一年」
荒巻義雄「大いなる正午」

'60年代版解説


未確認
'71日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1975年/単行本(同社)
◆1980年/徳間文庫

◆2014年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成1: 1971年度版」に改題)
【収録内容】
半村 良「農閑期大作戦」
眉村 卓「真昼の断層」
星 新一「使者」
小松左京「保護鳥」
光瀬 龍「多聞寺討伐」
藤子不二雄「ヒョンヒョロ」
広瀬 正「二重人格」
河野典生「パストラル」
梶尾真治「美亜へ贈る真珠」
永井 豪「ススムちゃん大ショック」
高斎 正「ニュルブルリンクに日は落ちて」
荒巻義雄「ある晴れた日のウイーンは森の中にたたずむ」
'71年度版解説


未確認
'72日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1976年/単行本(同社)
◆1980年/徳間文庫

◆2014年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成2: 1972年度版」に改題)
【収録内容】
星 新一「門のある家」
筒井康隆「おれに関する噂」
山野浩一「メシメリ街道」
松本零士「セクサロイド」
豊田有恒「両面宿難」
河野典生「彼らの幻の町」
荒巻義雄「柔らかい時計」
藤本 泉「ひきさかれた街」
小松左京「結晶星団」
'72年度版解説


未確認
'73日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1975年/単行本(同社)
◆1981年/徳間文庫

◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成3: 1973年度版」に改題)
【収録内容】
北 杜夫「キングコング」
星 新一「交代制」
河野典生「ニッポンカサドリ」
眉村 卓「通りすぎた奴」
増村 博「霧にむせぶ夜」
半村 良「村人」
大伴昌司「立体映画」
野村昌宏「コレクター無惨!」
筒井康隆「熊の木本線」
矢野 徹「さまよえる騎士団の伝説」
諸星大二郎「不安の立像」
小松左京「タイム・ジャック」
田中光二「最後の狩猟」
荒巻義雄「時の葦舟」
'73年度版解説


未確認
'74日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1975年/単行本(同社)
◆1983年/徳間文庫

◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成4: 1974年度版」に改題)
【収録内容】
眉村 卓「屋上」
小松左京「夜が開けたら」
筒井康隆「佇むひと」
豊田有恒「渋滞」
諸星大二郎「生物都市」
真城 昭「砂漠の幽霊船」
星 新一「有名」
かんべむさし「決戦・日本シリーズ」
田中光二「スフィンクスを殺せ」
石川喬司「夜のバス」
亜羅叉の沙「ミユキちゃん」
河野典生「トリケラトプス」
永井 豪「真夜中の戦士」
半村 良「フィックス」
'74年度版解説


未確認
'75日本SFベスト集成[愛蔵版]
(編)

徳間書店
1979年11月
◆1976年/単行本(同社)
◆1984年/徳間文庫

◆2015年/ちくま文庫(「70年代日本SFベスト集成5: 1975年度版」に改題)
【収録内容】
秋野鈴虫「テレビジョン」
半村 良「ボール箱」
秋 竜山「宗教違反を平気な天国」
星 新一「重要な部分」
安部公房「藤野君のこと」
手塚治虫「ブラック・ジャック」
かんべむさし「サイコロ特攻隊」
矢野 徹「折紙宇宙船の伝説」
筒井康隆「メタモルフォセス群島」
山田正紀「襲撃のメロディ」
石川喬司「小説でてくたあ」
堀 晃「暗黒星団」
小松左京「ヴォミーサ」

'75年度版解説


山藤章二
不良少年の映画史 PART1

文藝春秋
1979年11月25日
←「オール讀物」(文藝春秋)1978年2月号〜1979年9月号に連載されたものをまとめたエッセイ集。1981年にPART2が出ている。
◆1985年/文春文庫『不良少年の映画史(全)』(PART1とPART2を合わせたもの)
【収録内容】
モンティ・バンクス
「黄金狂時代」
「ロイドの巨人征服」
「モロッコ」
「キング・コング」
「鯉名の銀平」
シャリアピンの「ドン・キホーテ」
「にんじん」
「世界の終り」
「丹下左膳餘話・百萬兩の壷」
「密林の荒鷲(ヤング・イーグルス)」
エノケンの「どんぐり頓兵衛」
エンタツ・アチャコの「あきれた連中」
「海賊ブラッド」
「モンテカルロの銀行破り」
「エノケンの千万長者」
エンタツ・アチャコの「これは失禮」
「おほべら棒」
「隊長ブーリバ」
エノケンの「江戸っ子三太」
発表誌
あとがき
索引


山藤章二
腹立半分日記

実業之日本社
1979年12月25日
←1975〜78年に発表された日記をまとめたもの。
◆1982年/角川文庫
◆1991年/文春文庫
【収録内容】
サラリーマン時代
SF幼年期の中ごろ
あらえっさっさの時代
ウサギと銀座とイヌ
腹立半分日記
あとがき


山藤章二
みだれ撃ち涜書ノート

集英社
1979年12月25日
←主に1976〜79年に「奇想天外」(奇想天外社)に連載されていた「みだれ撃ち涜書ノート」を収めた書評集。
◆1982年/集英社文庫
【収録内容】
L・チェーヴァ「枢軸万歳」
A・モラヴィア「ロボット」
F・フォーサイス「シェパード」
田中光二「大いなる逃亡」
半村 良「亜空間要塞の逆襲」
山下洋輔「風雲ジャズ帖」
岩波講座「文学1…文学表現とはどのような行為か」
星 新一「きまぐれ暦」
A・マクリーン「軍用列車」
A・アレー「悪戯の愉しみ」
R・チャンドラー「マーロウ最後の事件」
佐藤隆介「池波正太郎の芝居の本」
檀一雄「火宅の人」
長部日出雄「善意株式会社」
佐木隆三「復讐するは我にあり」上・下
安部公房「笑う月」
富岡多恵子「動物の葬禮」
研究社「アメリカ俗語辞典」
桂 米朝 口演「上方芸人誌」
ル・クレジオ「巨人たち」
日高敏隆「チョウはなぜ飛ぶか」
井口 厚「幻のささやき」
手塚治虫「ブラック・ジャック」1〜7
イーデス・ハンソン「花の木登り協会」
新田次郎「聖職の碑」
C・G・ユング「分析心理学」
田河水泡「のらくろ自叙伝」
ロブ=グリエ「新しい小説のために」
鈴木敏夫「実学・著作権」上・下
半村良「闇の中の黄金」
J・メリル「年刊SF傑作選7」
D・ハメット「ハメット傑作集2」
暉崚康隆「元禄の演出者たち」
A・ヘイリー「マネーチェンジャーズ」
藤枝静男「田紳有楽」
かんべむさし「サイコロ特攻隊」
E・L・ハルトマン「眠りの科学」
渡部昇一「知的生活の方法」
P・K・ディック「地図にない町」
渡辺一民「フランス文壇史」
村上 龍「限りなく透明に近いブルー」
山崎正和「不機嫌の時代」
山田風太郎「幻燈辻馬車」
伴野 朗「五十万年の死角」
新田次郎「小説に書けなかった自伝」
W・マッケイ「夢の国のリトル・ニモ」
萩原洋子「蕁麻の家」
笠原 嘉「精神科医のノート」
松本清張「ガラスの城」
野崎昭弘「詭弁論理学」
日高敏隆「エソロジーはどういう学問か」
大江健三郎「ピンチランナー調書」
P・ベンチリー「ザ・ディープ」
ヤン・コット「演劇の未来を語る」
山野浩一「殺人者の空」
中村智子「『風流夢譚』事件以後」
ノエル・カワード「ノエル・カワード戯曲集」
光瀬 龍「秘伝宮本武蔵」上・下
山田風太郎「剣鬼喇嘛仏」
W・アイリッシュ「さらばニューヨーク」
小松左京「虚空の足音」
野田昌宏「レモン月夜の宇宙船」
高斎 正「ホンダがレースに復帰する時」
山村美紗「黒の環状線」
藤沢周平「闇の歯車」
A・クリスティー「クリスティー傑作集」
C・ウィルソン「小説のために」
田辺聖子「お聖どん・アドベンチャー」
三好京三「子育てごっこ」
西村寿行「咆哮は消えた」
小林信彦「家の旗」
飯沢 匡「脱俗の作家 横井弘三の生涯」
広瀬 正「タイムマシンのつくり方」
高橋たか子「高橋和巳の思い出」
角間 隆「テレビは魔物か」
半村 良「魔女街」
半村 良「幻視街」
平田 敬「喝采の谷」
P・ロス「われらのギャング」
臼井吉見「事故のてんまつ」
ラプランシュ/ポンタリス「精神分析用語辞典」
色川武大「怪しい来客簿」
L・ネイハム「シャドー81」
津田 信「幻想の英雄」
渡部昇一「レトリックの時代」
細川隆元「戦後日本をダメにした学者・文化人」
C・ウィルソン「宇宙ヴァンパイアー」
T・トンプスン「血と金」上・下
岡本好古「揚州の幻伎」
丸谷才一「遊び時間」
阿木翁助「演劇の青春」
石沢英太郎「五島・福江行」
H・ピンター「ハロルド・ピンター全集1」
松下英麿「去年の人」
山田正紀「神々の埋葬」
かんべむさし「建売住宅温泉峡」
澤田隆治「私説コメディアン史」
中村光夫「近代の文学と文学者」
山本祥一朗「作家と父」
長野祐二「新人作家はなぜ認められない‐作家の不遇時代考‐」
渡辺 慧「認識とパタン」
加瀬英明「日本の良識をダメにした朝日新聞」
ロジェ・グルニエ「シネロマン」
高城修三「榧の木祭り」
鈴木 均「職業としての出版人」
安部公房「密会」
小林秀雄「本居宣長」
J・D・サリンジャー「大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア‐序章‐」
利沢行夫「サリンジャー」
山本周五郎「強豪小説集」
山内ジョージ「絵カナ? 字カナ?」
作家が書評する時
J・ルース=エヴァンズ「世界の前衛演劇」
A・ストー「ユング」
光瀬 龍「明治残侠探偵帖」
D・バーセルミ「死父」
江戸川乱歩「江戸川乱歩全集1」
I・カルヴィーノ「レ・コスミコミケ」
D・ハメット「コンチネンタル・オプ」
R・ブローティガン「バビロンを夢見て」
栗本 薫「ぼくらの時代」
中島 梓「文学の輪郭」
吉行淳之介「夕暮まで」
浅倉久志「ユーモア・スケッチ傑作展」
T・J・バス「神鯨」
川端柳太郎「小説と時間」
P・K・ディック「ユービック」
川上宗薫「夜の残り」
佐藤信夫「レトリック感覚」
森 卓也「アニメーションのギャグ世界」
F・カリンティ「エペペ」
A・カルペンティエール「時との戦い」
A・バージェス「ヘミングウェイの世界」
荻野恒一「現存在分析」
G・ヴァルテル「ネロ」
N・ベーン「ブリンクス」
M・シューヴァル/P・ヴァールー「テロリスト」
虚構性の再発見
K・エイミス「地獄の新地図」
加賀乙彦「宣告」上・下
B・コリンズ「審判」
かんべむさし「公共考査機構」
山田正紀「竜の眠る浜辺」
G・フィッツサイモンズ「早すぎた警告」
S・カミンスキー「ロビン・フッドに鉛の玉を」
高橋 孟「海軍めしたき物語」
小林信彦「ビートルズの優しい夜」
植草甚一「小説は電車で読もう」
あとがき

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

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