筒井康隆たぶん全部 2010年代

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

漫画編 関連本編 音響編 映像編 雑誌編


表紙画像の下の氏名は特に断り書きがない限り装幀者または装画家です。

2010年 8冊
ブックデザイン:堀渕伸治 ジャングルめがね

小学館(すきすきレインボー)
2010年1月20日

絵:にしむらあつこ
←主人公はしんすけくん。自分の子供を主人公に絵本を出版…全ての親の夢ではなかろうか。才能があるっていいなぁ。
【収録内容】
ジャングルめがね

新潮社装幀室 アホの壁

新潮社(新潮新書 350)
2010年2月20日
←書き下ろしエッセイ。パロディなのはタイトルだけ。
【収録内容】
序章 なぜこんなアホな本を書いたか
第一章 人はなぜアホなことを言うのか
第二章 人はなぜアホなことをするのか
第三章 人はなぜアホな喧嘩をするのか
第四章 人はなぜアホな計画を立てるか
第五章 人はなぜアホな戦争をするのか
終章 アホの存在理由について

装画:鈴木美貴子
装丁:高柳雅人
筒井康隆SFジュブナイルセレクション 3
ミラーマンの時間

金の星社
2010年2月
←なぜか3巻から刊行。
【収録内容】
白いペン・赤いボタン
ミラーマンの時間

装画:鈴木美貴子
装丁:高柳雅人
筒井康隆SFジュブナイルセレクション 1
地球はおおさわぎ

金の星社
2010年3月
【収録内容】
かいじゅうゴミイのしゅうげき
うちゅうをどんどんどこまでも
地球はおおさわぎ
赤ちゃんかいぶつベビラ!
三丁目が戦争です

装画:鈴木美貴子
装丁:高柳雅人
筒井康隆SFジュブナイルセレクション 2
デラックス狂詩曲

金の星社
2010年3月
【収録内容】
暗いピンクの未来
デラックス狂詩曲
超能力・ア・ゴーゴー

装画:鈴木美貴子
装丁:高柳雅人
筒井康隆SFジュブナイルセレクション 4
細菌人間

金の星社
2010年3月
【収録内容】
細菌人間

装画:鈴木美貴子
装丁:高柳雅人
筒井康隆SFジュブナイルセレクション 5
W世界の少年

金の星社
2010年3月
←4月には筒井康隆SFジュブナイルセレクション全5巻セットも発売された。
【収録内容】
10万光年の追跡者
四枚のジャック
W世界の少年

関口信介
飾り文字・イラスト:阿部伸二(カレラ)
現代語裏辞典

文藝春秋
2010年7月30日

本文頁デザイン:関口信介
◆2004年「筒井康隆の現代語裏辞典」(文源庫)
↑「遊歩人」(文源庫)に2002年5月号から連載されていたものをまとめたものが2冊(「あ」〜「き」と「き」〜「こ」)オンデマンド出版されていた。連載は「ね」の途中まで。
←函入り。「オール讀物」(文藝春秋)2008年5月号から2009年11月号まで掲載されたものを加え、さらに増補したもの。
【収録内容】
あい〜あんみん
い〜いんろう
うぃーくえんど〜うんめいきょうどうたい
えあこん〜えんりょ
おあしす〜おんらいん
か〜かんりょう
きーわーど〜きんゆう
ぐあてまら〜ぐんぽうかいぎ
けあな〜げんろん
こあら〜こんわく
さーかす〜さんろく
し〜しんわ
す〜すんぴょう
せいあくせつ〜せんろ
そあく〜そんぶれろ
だーうぃん〜だんわ
ち〜ちんれつ
つあー〜つんぼさじき
てあか〜でんわぼっくす
どあ〜どんらん
な〜なんろ
にあみす〜にんむ
ぬいぐるみ〜ぬんちゃく
ねあがり〜ねんれい
のあ〜のんぽり
は〜はんろん
ひ〜びんわん
ふ〜ぶんれつびょう
へ〜べんろん
ぼあ〜ほんろう
ま〜まんるい
みあい〜みんわ
むい〜むんく
め〜めんるい
も〜もんろー
や〜やんきー
ゆ〜ゆんぐ
よ〜よわむし
らーめん〜らんりつ
りあおう〜りんりん
るい・?ぃとん〜るんぺん
れあ〜れんりつ
ろ〜ろんぶん
わ〜わんるーむまんしょん
謝辞

2011年 1冊
鈴木成一デザイン室 漂流 本から本へ

朝日新聞出版
2011年1月30日
←2009年4月5日から2010年7月5日まで朝日新聞に連載されていたエッセイをまとめたもの。
【収録内容】
第一章 幼少年期 一九三四年〜
第二章 演劇青年時代 一九五〇年〜
第三章 デビュー前夜 一九五七年〜
第四章 作家になる 一九六五年〜
第五章 新たなる飛躍 一九七七年〜

2012年 1冊
イラスト:いとうのいぢ ビアンカ・オーバースタディ

星海社FICTIONS
2012年8月16日
←2008年8月と2011年9月にファウスト(講談社)に連載された長編。ただし第五章は書き下ろし。
【収録内容】
第一章 哀しみのスペルマ
第二章 喜びのスペルマ
第三章 怒りのスペルマ
第四章 愉しきスペルマ
第五章 戦闘のスペルマ
あとがき

2013年 2冊
装幀:新潮社装幀室
装画:筒井伸輔
聖痕

新潮社
2013年5月30日
←「朝日新聞」2012年7月13日から2013年3月13日(朝刊)に連載された長編。挿画は筒井氏の長男、伸輔氏。連載時の挿絵を並べると1枚の絵になるのでは、と思ったのは私だけでしょうか。
【収録内容】
聖痕

装丁:片岡忠彦
写真提供:文藝春秋
偽文士日碌

角川書店
2013年6月25日
←ASAHIネットのサイト「笑犬楼大通り」の日記コンテンツ「偽文士日碌」2008年6月27日から2013年1月9日分をまとめたもの。ただし2009年3月19日から25日分は「新潮」2010年3月号に掲載の「小説家52人の2009年日記リレー」、2010年12月30日〜2011年1月18日分は「yomyom」vol.19に掲載の「俗なる酔っぱらいの日常」が初出。
【収録内容】
はじめに
二〇〇八年
二〇〇九年
二〇一〇年
二〇一一年
二〇一二年
二〇一三年

2014年 3冊
山藤章二 創作の極意と掟

講談社
2014年2月28日
←2008年から2013年に発表されたエッセイをまとめたもの。久しぶりの山藤氏の装幀でもあり、なんだか懐かしい感じの表紙。
【収録内容】
序言
凄味
色気
揺蕩
破綻
濫觴
表題
迫力
展開
会話
語尾
省略
遅延
実験
意識
異化
薬物
逸脱
品格
電話
羅列
形容
細部
蘊蓄
連作
文体
人物
視点
妄想
諧謔
反復
幸福
索引

カバー写真:「エノケンの魔術師」より高 清子
装丁:関口信介
繁栄の昭和

文藝春秋
2014年9月30日
←2011年から2013年に発表された短編をまとめたもの。
【収録内容】
繁栄の昭和
大盗庶幾
科学探偵帆村
リア王
一族散らし語り
役割演技
メタノワール
つばくろ会からまいりました
横領
コント二題
高清子とその時代

泉谷淑夫 筒井康隆コレクションT
48億の妄想

出版芸術社
2014年11月30日
←絶版になった著作や書籍未収録作品を読めるチャーーーンス! 第1巻には長らく幻の書となっていた「SF教室」と筒井一家の同人誌「NULL」からの抜粋を収録。
【収録内容】
PART1「48億の妄想」
└早川書房65年版「あとがき」
PART2「幻想の未来」
├南北社版「幻想の未来・アフリカの血」あとがき
├血と肉の愛情(異稿)
└「イラストストーリー 幻想の未来」生頼範義
PART3「SF教室」
├はじめに 筒井康隆
├1 SFについて 筒井康隆
├2 SFの歴史 伊藤典夫・筒井康隆
├3 SFの名作 伊藤典夫・筒井康隆
├4 SF作家の案内 伊藤典夫・筒井康隆
├5 SFのマンガと映画 豊田有恒
├6 SFにでてくることば 豊田有恒
└SF年表 (イラスト=金森達・楢喜八・山内秀一)
PART4「筒井康隆・イン・NULL1(1〜3号)」
├創刊号
│├目次
│├お助け
│├模倣空間
│├S・F一家ご紹介(筒井嘉隆)
│└タイム・マシン
├第2号
│├目次
│├脱ぐ
│├帰郷
│├編集室日誌より
│├会員募集のお知らせ
│└編集メモ
└第3号
 ├目次
 ├衛星一号
 ├到着
 ├傍観者
 ├無限効果
 ├編集室日誌より
 ├会員名簿(1)
 └第二号批評・来信(中島河太郎・渡辺啓助・星新一・柴野拓美)
後記
編者解説(日下三蔵)

2015年 3冊
泉谷淑夫 筒井康隆コレクションU
霊長類 南へ

出版芸術社
2015年2月20日
←第2巻には書籍初収録の「マッド社員シリーズ」と、第1巻から引き続き同人誌「NULL」からの抜粋を収録。
【収録内容】
PART1「霊長類 南へ」
├講談社文庫版あとがき
├講談社文庫版解説(小松左京)
├とびら
└長屋の戦争
PART2「脱走と追跡のサンバ」
PART3「マッド社員シリーズ」
├更利萬吉の就職
├更利萬吉の通勤
├更利萬吉の秘書
├更利萬吉の会議
└更利萬吉の退職
PART4「筒井康隆・イン・NULL2(4〜5号)」
├第4号 目次
│├マリコちゃん(櫟沢美也)
│├二元論の家
│├会員名簿(2)
│└第三号批評・来信(星新一・眉村卓)
└第5号 目次
 ├傍観者
 ├きつね(櫟沢美也)
 ├底流
 ├会員名簿(3)
 └第四号批評・来信(柴野拓美・星新一・田路昭)
後記
編者解説(日下三蔵)


和田 誠
世界はゴ冗談

新潮社
2015年4月25日
←2011年から2015年に発表された短編とエッセイをまとめたもの。
【収録内容】
ペニスに命中
不在
教授の戦利品
アニメ的リアリズム
小説に関する夢十一夜
三字熟語の奇
世界はゴ冗談
奔馬菌
メタパラの七・五人
ウクライナ幻想


絵:福井江太郎
デザイン:鉢嶺清充
駝鳥卵撮影:橋本 憲一
時計写真協力:大護慎太郎
駝鳥

六耀社
2015年9月8日
←「笑うな」(1975年・徳間書店)収録の短編を絵本化。
【収録内容】
駝鳥

1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代

漫画編 関連本編 音響編 映像編 雑誌編


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