日本では投資教育というものが不十分であることから、国民の投資に対する知識は浅いと言われています。大体の方は”投資＝株”という発想をするとは思いますが、投資の運用商品は株だけではありません。また、株は最もハイリスク・ハイリターンの運用商品ですので、もし失敗すれば取り返しのつかないことになります。

　投資に関して必要な知識とは、

　・運用商品の選択肢と特徴の把握

　・投資理論（ポートフォリオ）

　・資産運用の考え方

などです。

　「株で一攫千金を狙う！」のは結構ですが、リスク回避のために、最低限の事は知っておく必要があるでしょう。また、確定拠出年金は”年金投資”であり、導入する事業主には従業員（加入者）に対する投資教育の努力義務が課せられています。日本でも投資教育という概念が普及していくとは思いますが、やはり一人一人の自覚と自助努力がモノを言うでしょう。

・証券仲介業制度