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ミニ四駆の走りが決まる! ホイール・タイヤの選び方



ミニ四駆のホイール選び


 ホイールとタイヤはエンジンから発生した力を最終的に地面へ伝えるパーツであり、組み合わせの違いがミニ四駆の走りの違いに大きく影響します。
 まずはホイール種類と特徴をまとめました。


ホイール径による違い


 ミニ四駆のホイールは主に下の4種類あります。径が大きくなればスピード重視、径が小さくなればパワー重視のセッティングになりますので、コースによって組み合わせることが大切です。

小径ホイール
 ホイール直径は約17mm。小径ホイール用のタイヤと組み合わせて使います。タイヤを装着した直径は約24mmになります。
 小径ホイールはパワーに優れるので加速がスムーズです。また車輪の径が小さいことからマシンの車高が下がり、コーナーでの安定性が高まるので、カーブの多いテクニカルなコースに向きます。
 反面、最高速度は伸びにくくなります。

中径ホイール(ローハイトホイール)
 ホイール直径は約20mm。ローハイトホイールとも呼ばれます。ローハイトタイヤと組み合わせて使います。タイヤを装着した直径は約26mmです。
 小径よりややスピードよりのセッティングなります。

大径ホイール
 ホイール直径は約23mm。大径タイヤと組み合わせると直径は約31mmになり、スピード重視のセッティングになります。
 最高速度が速くなる反面、加速が鈍くなったり、車高が高くなるためコースアウトの危険も増します。

大径ローハイトホイール
 ホイールの直径は約25mm。大型ローハイトタイヤを装着します。タイヤを装着した直径は約31mmで、大径タイヤと同じ大きさになります。
 スピード重視のセッティングであり、また大径タイヤと比べるとホイールが大きくタイヤが薄くなっているため、軽量に仕上がるメリットがあります。


ホイールの素材・構造による特徴


プラスチックホイール
 一般的なホイールで、ミニ四駆キットにも付属している。アフターパーツにもラインナップされているので、径の違うものを変えて持っておきたい。軽いのが特徴。

アルミホイール
 アルミ製のホイール。金属なのでとても頑丈です。ドレスアップ効果も高いので、お気に入りのマシンに履かせるのもいいかもしれません。
 金属なので、欠点はやはり重いこと。

ワンウェイホイール
 内部にギアが配置された特殊なホイールです。
 カーブでは内側の車輪と外側の車輪で進む距離が違う(内側が短い)のですが、普通のホイールでは同じ回転数で回ろうとするため抵抗になりロスが生じてしまいます。ワンウェイホイールではホイールに内蔵されたギアが空転し、ロスを抑えスムーズに曲がることができます。
 欠点としては重くなることと、カーブ以外で空転を起こすとロスになること。




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ミニ四駆のタイヤ選び


 ミニ四駆のタイヤは、素材や形状がとても豊富です。(昔はスリックタイヤやスポンジタイヤくらいで種類はとても少なかった・・・。)
 特徴をふまえてコースに合わせたセッティングをしてください。


タイヤの素材による違い


ゴム製タイヤ
 ミニ四駆のタイヤでは一般的でラインナップも豊富な素材。形状や硬さなどにより特性が変わってきます。

スポンジタイヤ
 非常に軽いタイヤ。グリップ力も高く直線で威力を発揮する。反面、カーブになると大きくスピードがダウンする。跳ねやすいこともあり、昨今の複雑化しているコースでは少々扱いにくい素材のタイヤ。

シリコン製タイヤ
 ゴム製より柔らかくグリップ力に優れる。やはりコーナーでの減速も大きく、こちらも跳ねやすい。


タイヤの形状による違い


スリックタイヤ
 接地面が平面でグリップ力が高い形状のタイヤ。硬さも『ソフト』『ノーマル』『ハード』があります。柔らかい素材はグリップがよく直線向き。硬い素材はコーナーリング向きになります。

バレルタイヤ
 タイヤの中央部が膨らんむ丸みを帯びた形状のタイヤ。接地面積がとても少なくなりコーナーをスムーズに走れる。

オフセットトレッドタイヤ
 タイヤの片側が膨らみ、接地面がタイヤの中心よりずれる形状の少々変わった形のタイヤ。タイヤのはめる向きを変え接地面の位置を内より・外よりに変えることができます。
 内寄りにすればスピード重視ですが安定性が落ちます。外寄りにすればスピードが落ちる代わりに車体が安定します。
 二つの特性を使い分けることができるタイヤです。

中空型タイヤ
 内部が空洞になったタイヤ。比較的軽く、ショックの吸収もいい。しかし変形しやすいためコーナーでの安定性は低い。




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