Photoshop7.0 <選択範囲>メニュー

メニューをクリックすると解説文が出ます。
※文字が灰色のものは解説を省略しました。

選択範囲

 

 

◆ここに解説文が出ます◆

すべてを選択

選択レイヤー全体(透明部分も含む)を選択する。
※不透明部分のみを選択したい時は、レイヤーパレットのサムネールをCtrl+クリック。

選択を解除

選択範囲を解除する。しかし選択系ツール使用時は、本メニューを使わなくても、選択範囲の内外をクリックすれば解除できる。本メニューは他のツールを使っていて、選択範囲を解除したくなった時に使う。

再選択

最後に選択した選択範囲を再び選択。

選択範囲を反転

現在の選択範囲外の部分を全て選択する。背景などを直接選択しにくい時に便利。

色域指定

C,M,Y,R,G,B、シャドウ、ハイライトをいずれか1つ指定して、その色系だけを選択範囲にできる。

また、形は複雑だが背景との色の差がはっきりした被写体を選択したい時に、スポイトで画像から色をサンプリングしていき、近似色だけを選択することができる。クイックマスクと組み合わせて使うと便利。多少拾い残した部分はブラシで塗りつぶせばよい。

境界をぼかす

選択範囲を切り抜いて別画像に貼る時、境界線がギザギザにならないよう、設定範囲でぼかす。画像合成時に使える機能。選択時にあらかじめ使う。(ペーストしてからだとできない。メニュー使用時は選択範囲が滑らかになっただけにみえるが、ペーストするとちゃんとぼけている)

※合成後に諸々の変更を加えた後の画像をなじませたい時は、「選択範囲を変更>境界線」+「フィルタ>ぼかし>ぼかし(ガウス)」を使う。

選択範囲を変更

境界線
選択範囲と周囲の間に、設定範囲の枠線を設ける。特定箇所を線で囲みたい時に。
※ぼかしフィルタと組み合わせて、合成画像の境界線をぼかす時にも使える。ただし単純な合成の場合は「境界をぼかす」→合成・・の方が速い。

滑らかに
凸凹した選択範囲を、角を丸くして滑らかにする。対象物を大ざっぱに切り抜きたい時によい。また、自動選択で多数の孤立ピクセルができた場合に、全て取り込むことができる。

拡大/縮小
選択範囲を等間隔に縮める/広げる。自動選択で背景が入ってしまった時などに使う。

選択範囲を拡張

現在の選択範囲を一定のカラー許容値(近似色)で拡張する。自動選択ツール(隣接ON)を使ってShift+クリックで拡張するのと同じだが、様々な色が散らばっている場合はこちらの方が速い。

近似色を選択

選択範囲を一定のカラー許容値(近似色)で拡張する。「選択範囲を拡張」と違い、隣接していない近似色も選択する。

しかし、自動選択ツール(隣接OFF)を使ってShift+クリックで拡張する場合との違いが分からない・・まったく同じでは??

選択範囲を変形

選択範囲をバウンディングボックスのようなかたちで変形できる。範囲内ダブルクリックで解除。Ctrl+ドラッグでアンカーポイントをダイレクト選択、Alt+ドラッグで上下/左右同時増減。

選択範囲を読み込む

アルファチャンネルとして保存した選択範囲を再び読み込む。基本的にはチャンネルパレットボタンの「チャンネルを選択範囲として読み込む」と同じ。しかし複数のチャンネルを読み込んでそれぞれを足し引きすることができ、Illustratorのパスファインダの要領で複雑な形状の選択範囲が作れる。

選択範囲に追加
現在の選択範囲に、選択したチャンネルの範囲を「合体」。

現在の選択範囲から一部削除
選択したチャンネルの範囲で、現在の選択範囲を「型抜き」。

現在の選択範囲との共通範囲
選択したチャンネル範囲と現在の選択範囲で「交差」。

選択範囲を保存

選択範囲をアルファチャンネルとして保存する。また、チャンネルに変換した選択範囲を、新規ファイルとして保存することもできる。(これにより、他の画像ファイルでもその選択範囲を読み込むことができる)

基本的にはチャンネルパレットボタンの「選択範囲をチャンネルとして保存」と同じ。しかし複数のチャンネルを保存してそれぞれを足し引きすることができ、Illustratorのパスファインダの要領で複雑な形状の選択範囲が作れる。

選択範囲に追加
現在の選択範囲に、選択したチャンネルの範囲を「合体」。

現在の選択範囲から一部削除
選択したチャンネルの範囲で、現在の選択範囲を「型抜き」。

現在の選択範囲との共通範囲
選択したチャンネル範囲と現在の選択範囲で「交差」。