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授業案内(平成25年度)
※ここに掲載された情報には誤りもあるかもしれないので、履修する者は各自確認して下さい。
天野恵
講義 | イタリア文学史講義 | 通年 4単位 火2 対象:学部1回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア文学にアクセスするための準備と基礎を理解させると同時に、イタリア語学イタリア文学専修を選択する学生に対しては研究の道への導入を行なうことを目的とする。 | |
計画と 内容 | はなはだ当然ながら、イタリアの文学作品はわれわれ日本人読者を想定して創られてはいない。とりわけダンテをはじめとする古い時代の作品は、われわれ現代の日本人とは大きく常識を異にする人々によって、またそうした人々を念頭において産み出されており、従ってこれらにアクセスするためには単にイタリア語を習得するだけでは不十分である。本講義においては、外国文学の受容に潜むさまざまな問題点から目を逸らすことなく、一歩一歩イタリア文学の本質に近づいていくことをめざす。言語と文学の関係や作品成立の背景となった社会や文学形式、さらには研究方法などにも言及しながら、イタリア文学を包括的に解説していく予定。学生と教員のコミュニケーションを最も重要視し、質問や要望には可能な限り応じる。 | |
テキスト・参考文献 |
演習 | イタリア詩読解 | 通年 4単位 火4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 13世紀から近代に至るイタリア文学の中で圧倒的な比重を占めるジャンルは詩である。抒情詩、叙事詩、風刺詩のみならず戯曲もその多くは韻文で書かれており、19-20世紀にあっても詩の重要性は失われていないし、散文作品も多くの場合、詩のリズムを念頭において書かれている。 作品内容の理解にとどまることなく、リズムを捉えた適切な音読・朗読をすることによって詩を詩として受容する能力を養うことが本演習の目的である。 | |
計画と 内容 | まず古典的なイタリア詩のリズムを完成させたとされるペトラルカ『カンツォニエーレ』から代表的な作品を取り上げて、ソネット、カンツォーネ、バッラータ、マドリガーレ等の各詩形を、特に韻律に注意しながら読解する。文構造を確認しつつ、一行一行の韻律を確認し、その上でスムーズな音読・朗読を練習する。 ペトラルカに続いてルネサンス期の叙事詩『オルランド・フリオーソ』や、レオパルディ、ダンヌンツィオ、サバなど、近代以降のイタリアを代表する詩人の作品を同じように読んでいく。 およそ前期を中世・ルネサンス期のいわゆる古典作品にあて、後期には近代以降の 作品を読み進む予定であるが、いずれの作品においても詩人の狙った効果を具体的 に検証していく。 | |
テキスト・参考文献 | コピー配布。参考文献は授業中に紹介する。 |
特殊講義 | ピエトロ・ベンボ『俗語論』分析 | 通年 4単位 金4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア文学の諸ジャンルの中でも最も重要かつ最も受容の困難な詩的言語の成立に当たって決定的とも言える重要性を果たした Pietro Bembo の Prose della volgar lingua の読解を通じて、イタリア文学の本質に迫る。 | |
計画と 内容 | 活版印刷術の普及に伴って沸き起こった16世紀の《言語論争》に終止符を打つこととに成功したベンボの『俗語論』Prose della volgar lingua の第3巻を講読しつつ、そこで扱われるイタリア語の詩に関する具体的な指針と、その成立過程を分析する。1525年の初版(Tacuino版)と1538年の第二版(Marcolini版)、1549年の決定版(Torrentino版)の他、残された唯一の手稿である Vaticano Latino 3210 を適宜参照する。高度な内容の授業であるが、学部学生のためにも懇切な解説を心掛けるので、イタリア文学の持つ精緻性に関心のある学生には奮って参加を呼び掛ける。また、こうした授業への参加により大学院生の先輩との間に学問的交流が生まれることをも期待する。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
村瀬有司
特殊講義 | Torquato Tassoの詩と詩論 | 通年 4単位 火2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 前期の授業では、16世紀後半のイタリアを代表する詩人トルクァート・タッソの詩論を精読する。タッソは、十字軍による聖地解放を歌った傑作『エルサレム解放』"Gerusalemme liberata"の執筆に当たって、英雄叙事詩の創作技法を研究し、その成果を数冊の著作にまとめ上げている。今期の授業では、彼の最初の詩論"Discorsi dell'arte poetica"を取り上げて、プロットの「単一性」と「多様性」という用語に着目しながら、タッソの問題意識並びに西洋の伝統的な創作理念について理解を深めていく予定である。後期の授業では、前期で取り上げたタッソの創作理論を踏まえつつ、実際に『エルサレム解放』を精読する。 どちらの授業でも、テキストの読解能力を養成することが大きな目的となる。 | |
計画と 内容 | 前期の授業では、タッソの"Discorsi dell'arte poetica"(全3巻)の第2巻冒頭から精読する。16世紀の散文なので読みづらいところもあるが、内容は明快な論理にしたがって展開されており、決して曖昧ではない。イタリア語の文法にしたがって、語句と語句、節と節の関係をきちんと把握しながら、正確にテキストを読解する能力を培って頂きたい。一回当たりの進度は1~1.5ページを予定している。 後期の授業では"Gerusalemme liberata"の第3歌冒頭から精読する。こちらは韻 文作品であるために少し難しいところがあるが、参加者は原文を読み込んで、自分な りに意味をつかみ取ることに努めてもらいたい。慣れないうちは予習に時間がかかるだろうが、この機会に是非ともイタリア詩の読解力を培って頂きたい。授業では、当時の韻文に特有な表現を解説しながら、1回あたり10stanzeを目処に、丁寧に読み進めていく予定である。 なお、前期・後期どちらの授業でも、簡単な小テストで予習確認を行う。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 参考文献:アリストテレース、ホラーティウス『詩学・詩論 (岩波文庫)』 |
演習 | 20世紀のイタリア文学(小説) | 通年 4単位 金2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 20世紀の代表的なイタリア作家の短編小説を精読する。各作家と作品の理解を深めると同時に、イタリア語の読解力を培うことが、この授業の主要な目的となる。 | |
計画と 内容 | テキストを精読しながら、それぞれの作家と作品について適宜説明を加えていく。作品の読解に当たっては、文脈を踏まえながら正確に内容を把むことを重視する。参加者は物語の状況を自分なりに考えながら予習をしてもらいたい。取り上げる作家は、E.モランテ、L.シャーシャ、N.ギンズブルグらの予定。 また、毎回簡単な小テストを行って読解力の養成に努める予定である。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
講読 | イタリア史概説講読 | 通年 4単位 水4 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | 文学作品ではなく歴史書を講読しながら、イタリア文化研究を志す学生に必要不可欠となるイタリア史の知識を習得する。同時に、専門分野のイタリア語文献を正確に読解する能力を身につける。 | |
計画と 内容 | ルイジ・サルヴァトレッリによるイタリア史概説書から近代史の章のいずれかを選んで講読する。イタリア史の理解は、イタリア文化を研究する上で必要不可欠である。特に歴史書の場合、日本人によって執筆されたものとは史観が異なるうえ、読者に要求される知識や価値観もイタリア人を念頭に置いたものであるために、これを読むことは、イタリア文化そのものにダイレクトに触れる機会を与えてくれるはずである。受講生はイタリア文化に対する積極的な関心をもって授業に参加してもらいたい。なお、具体的にどの時代を講読の対象とするかについては、履修する学生の要望に応じて決定する予定である。 また本授業はイタリア語の読解力を養成することを一つの目的としている。毎回予習確認の簡単な小テストを行いながら、イタリア語を正確に読むためのスキルを習得していく予定である。 | |
テキスト・参考文献 | プリント配布。 |
Daniela Shalom Vagata
外国人実習 | Esercitazioni di lingua italiana | 通年 2単位 火3 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | Lettura e analisi testuale di alcuni brevi racconti, articoli o favole italiani. | |
計画と 内容 | La scelta dei testi da leggere sarà attentamente valutata durante le prime lezioni dell’anno accademico in base al livello di conoscenza della lingua italiana da parte degli studenti. A secondo del livello complessivo della classe verranno svolte alcune lezioni di introduzione all’analisi del testo letterario (analisi narratologica e stilistico-retorica). In questo corso è prevista la partecipazione attiva dello studente, al quale sarà chiesto di intervenire in sede di commento del testo. Tra gli argomenti di discussione, saranno affrontati anche temi volti a far riflettere sulle differenze culturali tra l’Italia e il Giappone. | |
テキスト・参考文献 | Verrà distribuita una dispensa settimanalmente. |
特殊講義 | Corso monografico della letteratura italiana | 通年 4単位 水3 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | ・Primo Semestre: La Divina Commedia ・Secondo semestre:“Poeti italiani del Novecento” | |
計画と 内容 | Primo Semestre: Lettura della Divina Commedia In questo corso sarà affrontata la lettura di una scelta antologica dei canti più rilevanti dalla Commedia. Agli studenti sarà richiesta settimanalmente la lettura e la parafrasi di un canto, il quale verrà successivamente spiegato e commentato durante la lezione. Saranno consegnate delle pagine di critica da leggere come approfondimento e sarà dato spazio allo studio dell’intertesto e del laboratorio della Commedia. Corso seminariale destinato esclusivamente a studenti con un ottimo livello d’italiano. Secondo semestre:“Poeti italiani del Novecento” Dopo la precedente analisi dell’opera di Giuseppe Ungaretti, di Umberto Saba e di Eugenio Montale, questo corso intende proseguire lo studio dei maggiori poeti del Novecento. Verranno quindi affrontate la lettura e l’analisi delle opere di Attilio Bertolucci, Mario Luzi, Vittorio Sereni e Giorgio Caproni. È richiesto agli studenti del corso un intenso coinvolgimento nelle attività seminariali attraverso l’approfondimento individuale o di gruppo di alcuni argomenti trattati. Corso seminariale destinato esclusivamente a studenti con un ottimo livello d’italiano. | |
テキスト・参考文献 | Dispense consegnate settimanalmente in classe. |
語学 | イタリア語会話(中級) | 通年 2単位 火5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | Il corso si propone lo sviluppo delle quattro abilita' base della comunicazione (parlare, scrivere, leggere e ascoltare), con una particolare attenzione alla comunicazione orale. | |
計画と 内容 | Attraverso lo studio di alcuni temi vicini ai bisogni reali della vita in Italia, si applicano le nozioni grammaticali precedentemente studiate, e si acquisisce gradualmente il nuovo lessico rilevante ai fini del tema trattato. Sarà dato ampio spazio alla conoscenza di alcuni aspetti preponderanti della cultura italiana attraverso l'ascolto di canzoni, la visione di film, e la lettura di brevi articoli dai principali quotidiani italiani. E' inoltre previsto il ripasso e l'approfondimento di alcune nozioni di sintassi e di grammatica della lingua italiana attraverso lo svolgimento di alcune esercitazioni scrittee orali. | |
テキスト・参考文献 | Il materiale verrà distribuito in dispensa settimanalmente. |
特殊講義 | Storia della letteratura italiana | 通年 4単位 水5 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | ・Primo semestre: Storia della letteratura III ・Secondo semestre: Storia della letteratura IV | |
計画と 内容 | Primo semestre: Storia della letteratura italiana III (Dal '400 all’800) Corso dedicato all’apprendimento della storia della letteratura italiana, dalle origini fino alla seconda metà del Novecento. È prevista la lettura di estratti dalle opere maggiori degli autori più rappresentativi della letteratura italiana. Sarà dato spazio sia all’apprendimento di nozioni di storiografia, sia alllo studio ermeneutico del testo (parafrasi, commento, interpretazione). Sono previste alcune lezioni di introduzione alla storia della lingua italiana e all’analisi testuale. Secondo semestre: Storia della letteratura italiana IV (Il '900) Corso dedicato all’apprendimento della storia della letteratura italiana, dalle origini fino alla seconda metà del Novecento. È prevista la lettura di estratti dalle opere maggiori degli autori più rappresentativi della letteratura italiana. Sarà dato spazio sia all’apprendimento di nozioni di storiografia, sia alllo studio ermeneutico del testo (parafrasi, commento, interpretazione). Sono previste alcune lezioni di introduzione alla storia della lingua italiana e all’analisi testuale. | |
テキスト・参考文献 | Dispense consegnate settimanalmente in classe. |
天野恵・村瀬有司・Daniela Shalom Vagata
演習 | イタリア文学研究の諸問題 | 通年 4単位 隔週木3・4 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 研究論文執筆のための訓練と準備を目的とする演習である。《勉強》と《研究》の相違を明確に認識することから始めて、問題の設定と論証のプロセス、それらの表現方法、そして文献目録の作り方等の細部に至るまでを、学生の行なう実際の研究に沿って学習する。 | |
計画と 内容 | 学部生の場合は卒業論文、大学院生の場合は修士論文ないし研究報告や学術専門誌への投稿を念頭においた研究論文等の計画段階から、各自の研究テーマについて順次発表し、これに対して教員が具体的な指導を行なうと同時に、他の学生もまた自由に意見を述べつつ具体的な検討を加える。多くの場合、個人作業が中心となる文学研究においては、ともすると個々の学生・研究者が孤立しがちであるが、これは客観性を欠かすことのできない研究にとって決して好ましいことではない。また、他人の研究を適切に論評することは、自分の研究能力の向上にダイレクトにつながる。研究者を志す者ならば、学部学生から OD までキャリアの長短を問わず、誰もがそれぞれ得るところの多い演習である。 | |
テキスト・参考文献 | 参考文献は授業中に紹介する。 |
鈴木信五
特殊講義 | イタリア語の文構造の歴史 | 集中 2単位 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | 現代イタリア語の文構造についての知識をもとに、これと古イタリア語(=13世紀フィレンツェ方言)の文構造が見せる相違点に注意を払いながら、中世から現代に至るまでにイタリア語にどのような歴史的変化があったかを検討する。 | |
計画と 内容 | いちばん最初に、現代イタリア語の文構造が SVO の語順を基本に成り立っているのを確認し、そのうえで、古イタリア語(=13世紀フィレンツェ方言)の文構造について次の2点を観察する。 (1) 主語や目的語など文の主要素が動詞に対して占める位置。 (2) 非強勢形人称代名詞が動詞に寄りかかる位置。 (1)、(2)ともに、古イタリア語は現代イタリア語と様相を異にするが、まず、この相違点を体系的に整理することに主眼を置く。次に、これをもとにしながら、イタリア語がどのような方向に変化していったのかを考えてゆきたい。なお、古イタリア語のテクストとしては、13世紀末に書かれた "Novellino(百説話集)" などをいっしょに読んでゆく予定である。 | |
テキスト・参考文献 | 資料のプリントを配布。 |
河合成雄
講読 | Luigi Pirandelloの作品を読む | 通年 4単位 木5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア現代文学での重要な作家ピランデッロの作品に親しむとともに、イタリア語の基礎的な読解力を習得すること。 | |
計画と 内容 | ピランデッロのの短篇小説を読むとともに、戯曲を鑑賞する。 前期の最初3週はイントロダクション的な読みやすいものを選択。後期からは、ピランデッロについての評論も読みながら、作品を読み進める予定。 | |
テキスト・参考文献 | テキストはコピーして配布。 |
内田健一
特殊講義 | ダンヌンツィオ『アルキュオネー』を読む | 後期 2単位 月2 対象:学部3回生〜 |
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概要・ 目的 | ダンヌンツィオ(1863-1938)の最も重要な詩集の一つである『アルキュオネー』(1904)を読む。さまざまな観点から分析を行うことによって、創作の意図を正確に、より深く理解することを目指す。 | |
計画と 内容 | まずダンヌンツィオの生涯を簡単に紹介した後、次の観点から分析を行う。 ・構成(対称性、直線的時間と円環的時間) ・韻律(定型詩と自由詩) ・引用(聖フランチェスコ、ダンテ、ロレンツォ・デ・メディチ) ・関連資料(手稿、日記、辞書) ・同時代の詩人(カルドゥッチ、パスコリ) ・思想(実証主義、退廃主義、耽美主義、超人主義) | |
テキスト・参考文献 | プリントを配布。参考文献は授業中に紹介する。 |
菅野類
語学 | イタリア語初級4時間コース | 通年 4単位 火3・金2 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | イタリア語文法の基礎を学習し、読み書きに必要な知識の習得を目指す。授業の進め方としては、文法解説の後で練習問題を解いてもらい、知識の定着を図るというオーソドックスなものを想定している。イタリア語に興味のある初心者を対象とするが、相応の努力は求められる。毎回予習を行い、自分が理解できる部分とそうでない部分を明らかにしたうえで授業に望むことが望ましい。 | |
計画と 内容 | 第1週:オリエンテーションと発音 第2週: Lezione 1 [名詞、冠詞] 第3週: Lezione 2 [動詞 essere と avere] 第4週: Lezione 3 [形容詞] 第5週: Lezione 4 [直説法現在・規則動詞] 第6週: Lezione 5 [直説法現在・不規則動詞] 第7週: Lezione 6 [人称代名詞] 第8週: Lezione 7 [再起動詞] 第9週: まとめ・テスト 第10週: Lezione 9 [直説法近過去] 第11週: Lezione 10 [直説法半過去・大過去] 第12週: Lezione 11 [直説法未来・先立未来] 第13週: Lezione 12 [受動態] 第14週: Lezione 13 [比較級・最上級] 第15週: まとめ・テスト 第16週: Lezione 14 [関係詞] 第17週: Lezione 15 [ジェルンディオ・ceとne の解説] 第18週: Lezione 8 [命令法] 第19週: Lezione 16 [条件法] 第20週: Lezione 17 [接続法] 第21週: まとめ・テスト 第22-30週:遠過去および講読 学習の理解度に応じて、変更される場合がある。 | |
テキスト・参考文献 | 教科書:杉本裕之『基礎イタリア語講座 -CD付き改訂版-』(朝日出版社)ISBN:978-4-255-55311-5 参考書:郡史郎・池田廉『ポケットプログレッシブ 伊和・和伊辞典』(小学館)ISBN:4-09-506121-9 |
長谷川信弥
語学 | スペイン語初級 | 通年 2単位 火4 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | スペイン語の初級文法を教科書に沿って学習する。授業は文法事項の解説と練習問題からなる。初級文法を一通り学習するので進度が速く、そのため予習は必須である。 | |
計画と 内容 | 第1週: オリエンテーション、文字と発音 第2-4週: 第1-2課[名詞、冠詞、主語人称代名詞、動詞現在形など] 第5-7週: 第3-4課[ser・estar・hay、所有詞、指示詞など] 第8-11週: 第5-6課[目的格人称代名詞、gustar構文など] 第12-15週: 第7-8課[点過去、比較表現、疑問詞、感嘆文など]と試験 第15-18週: 第9-10課[線過去、時刻表現、現在完了、過去完了など] 第19-20週: 第11-13課[未来形、接続法の活用、使役の構文など] 第21-24週: 第14課[命令形、接続法] 第25-26週: 文法補遺の確認 第27-30週: 復習および試験 | |
テキスト・参考文献 | 中岡省治・他著『スペイン語への架け橋』(白水社)ISBN:978-4-560-01673-2 辞書:『ポケットプログレッシブ西和・和西辞典』(小学館)または、『現代スペイン語辞典』(白水社) 参考文献:上田博人『スペイン語文法ハンドブック』(研究社)ISBN:978-4-327-39420-2(中級まで対応した新しい文法解説書(\3,200+税)) |
語学 | スペイン語中級 | 通年 2単位 火5 対象:学部2回生〜 |
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概要・ 目的 | スペイン語の初級文法を終えた学生を対象とし、比較的容易なスペイン語のテキストを講読する。新聞記事や小説など様々な種類の文章を読み、読解力の向上を目指す。 | |
計画と 内容 | 授業では、まずスペイン語初級文法を復習するため、初級文法の参考書を参照しつつ、平易なスペイン語文を読み、これまでの文法知識を確認していく。 そのうえで、比較的容易なスペイン語テキストを講読していくが、履修者は毎回の授業で、与えられたテキストを日本語に訳すこととする。そのため、毎回の授業前の予習は必須である。 講読するテキストは受講者の希望も取り入れるが、容易なテキストから始め、新聞記事や短編小説を中心とした文学作品も講読の対象とし、さまざまな種類の文章に慣れるように努力する。 | |
テキスト・参考文献 | プリントを配布。 参考文献:上田博人『スペイン語文法ハンドブック』(研究社)ISBN:978-4-327-39420-2(中級までを対象とした新しい文法参考書(\3,200+税)) |
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