ホワイトニングには、
歯科医院で行うオフィスホワイトニングと
自宅で行う ホームホワイトニングがあります。
歯科医院で、歯に ホワイトニング剤 を塗布し、ホワイトニング専用LED を照射します。
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当院でのオフィスホワイトニングの様子
最新のホワイトニング専用LED照射装置 GC社製コスモブルー
(利点)
短期間に結果が出ます。
ホームホワイトニング に先行することでモチベーションが上がります。
ホームホワイトニング と併用する場合、その効果が極めて高くなります。
(欠点)
単独法の場合は高濃度の薬剤を使用する場合が多く、知覚過敏が懸念されます。
後戻りが早い。
当院では、オフィスホワイトニング の単独法は行っていません。
自宅で行うホワイトニング。歯科医院でカスタムトレーを作成し、自宅での計画や方法の説明を受け、ご自身でカスタムトレーにホワイトニング剤 を入れて装着します。
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(利点)
後戻りが少ない。
白さが自然な仕上がりになる。
(欠点)
結果が出るまでの期間が長くなります。
ご自身で根気よく継続する必要があります。
装置、薬剤の自己管理が必要です。
長時間にわたって、お口の中に異物を入れておくのが苦手な方には不向きです。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用法で、
両方法の利点を兼ね備えた最新の手法で、効率的に理想的な白さにすることができます。
この手法では、高濃度のホワイトニング剤は使用しませんので、とても安全です。

ホームホワイトニングに使うカスタムトレー
ホワイトニングQ&A
Q 1 どのくらい歯の色は白くなるの?
現在の歯の色をホワイトニング用測色器[シェードアップナビ]で測色します。そこからご希望の白さまで近づけていきます。(ホワイトニング途中、終了後にも測色し、評価していきます。) 歯の厚み・性状・色調・色の分布状態、年齢 等により、結果には個人差があります。つまり、個人により ホワイトニング のゴールが違ってくるわけです。(おおよその予測は可能ですが、個人差があり、「ここまで白くなります」というお約束はできません。)
Q2 ホワイトニング に副作用はある?
ホワイトニング 途中で歯がしみることがあります。これは知覚過敏といわれて、一時的なものです。
Q3 白くなった歯は一生もつの?
当院採用の デュアルホワイトニング は、3〜5年は効果が持続し、元の歯の色に完全に戻ってしまうことはありません。ただし、嗜好品、飲食、喫煙等による歯の着色があるため、その白さを保つためににタッチアップ(簡単な
ホワイトニング )が必要です。(漂白効果がどのくらい続くかは、個人差があるため、タッチアップの期間は一概には言えません。)
Q4 長期間するのは面倒!1回で終わらないの?
当院では、特別な場合(結婚式など)を除いて、オフィスホワイトニング のみの治療は行っておりません。
Q5 ホワイトニングに使用する薬剤は、安全?
ホワイトニング に使用する薬剤は、過酸化水素や過酸化尿素(分解して過酸化水素になる)です。今日、日本の歯科医院で採用されているホワイトニングのシステムは7~8種類ありますが、えむら歯科では特に安全性を重視した上で最大限の効果と持続性が得られるもの3種を厳選し、その中から適宜選択しています。過酸化水素はお口の中の消毒薬として使用されています。米国食品医薬品局(FDA)でも成分の安全性を保障しています。
(歯の内部に浸透した過酸化水素が、有機色素成分を分解することで歯の透過性が上がり、結果として歯が白く見えるのです。)
アメリカでは、20年間に1000万人以上の方が ホワイトニング を受けましたが、問題は報告されていません。
Q6 つめものやかぶせものは、白くなるの?
人工物は白くすることは出来ません。ホワイトニング 終了後に色が目立つ場合は、つめものやかぶせものを取り換える必要があります。
Q7 ホワイトニング はだれでもできるの?
次の禁忌症に当てはまらなければ、性別、年齢を問わず、どなたでも可能です。
・妊娠中、授乳中の女性の方
・18歳未満の方
・無カタラーゼ症(過酸化水素を分解できない体質)の方
・重度の歯周病の方
・広範囲にわたるクラック(ひび割れ)、歯の摩耗のある方
・重度の知覚過敏症のある方
( ホワイトニング は、医院により使用薬剤、手法が異なるところが多い治療分野です。
上記の内容はあくまでも、えむら歯科での
ホワイトニング に関わるものです。また、口腔内環境には個人差があるため、全ての方に当てはまる内容ではありません。)
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