ザ・冬眠! 晩秋から春まで


初めて冬眠の準備をした時は、本当に緊張しました。
これでちゃんと、来年また会えるんだろうか〜・・・。
下の「冬眠準備」は、まさに初年度のドキドキの中で、手探りながらも準備した記録です。

結果から言いますと、イモリは、かなりの低温にも耐えられることが解ってきました。
考えてみれば、彼らの住処は暖かい都会ではなく、空気の澄んだ山野や水田だったのでした。
たっぷりの水深と、エアレーション、水草に、丘代わりのミズゴケ
この装備で、少なくとも兵庫県の市街地の冬は乗り切れるようです。
金魚が住む大水槽の表面が凍るほどの気温でも、イモリたちはウゴウゴ〜と、
ミズゴケの中や水底を動き回っています。

とはいえ、急にグッと冷え込む晩もあるでしょうから、油断は禁物なのですが・・・。
おおよそ、以下の写真のようにミズゴケ部分と泳げる部分を作ってやると、
その日の気温に合わせて、好きなところに移動出来るので、ベストではないかな、と思います。

もう少し水深があっても
いい感じです。
ウゴ〜ウゴ〜。
小枝のお腹。
のっしのっし・・・
もう年末ですが、元気です。

以下、寒冷地の方向けに記載致しますので、参考にして頂ければ幸いです。


ついに、その日は来た・・・
10月下旬
水ゴケを、ホームセンターの園芸
コーナーで買ってきました。
1パック200円くらい。安いな〜。
これを、バケツで水戻しして、
敷き詰めて〜っと・・・
こんなもんかなぁ?
大将、これでしばしのお別れだっ。
元気で、ねんねするんだぞっっ。
「クワッ、クワッ!!」
チョコぉぉ、がんばるんだぞ、
チョコぉぉぉぉぉ〜〜〜〜!!
「グワッ、クカカッ!!」
必死で、早く潜ろうとする2匹。
ちょっとは別れを惜しんで
行けぇ〜〜〜

・・・と思ったら、
何じゃこりゃぁぁ!?
か、かわいいーーー!!!
かわい過ぎーーーーー!!!
いやぁ〜ん、張り付いてる〜〜〜
かわいぃぃぃ〜〜超カワイイ〜〜
写真じゃ、写真じゃ〜〜

小屋は、こんな風に完成しました。
高所と低所を作ってみました。
ここに、後から、水を注いで、
ちょうどホテイアオイの所まで水を
入れました。ホテイは意味無くオマケ。
夜毎、ウゴウゴと出てきて、
カワイイ姿を見せてくれます。

まだ、ねんねには早かった??
ウゴウゴ〜ウゴウゴ〜〜〜

水ゴケの中は窮屈そうだけど、
これ以上は出てこようとしないので、
一応、気に入ってくれてるみたい。



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