アカハライモリ 飼育方法(おかぴー家流)
・・・けっこう、適当です。
2年以上、お世話をしてきて、しみじみ思ったこと・・・それは、
彼らは
「水の中でビュンビュン泳いだり、丘でくつろいだりするのが大好き」だという事です。
自然の中で元気に過ごしてきた彼らですから、やはり、
「広めの水槽・たっぷりの水・エアレーション・水草たっぷり・浮き木」
この5点を、環境に揃えてやるのが、一番良いみたいです。
エアレーションして水深を深くしてやると、本当に生き生きと動き回り、餌もバクバク食べ、
とても満足そうです。ちょこっとだけ、お金も手間も掛かりますが、愛情が深まったなら、
上記の方法を是非オススメします。
ベランダ飼育でなければ、季節感あふれる外気での飼育も、オススメです。

下の「飼育器」のところは、初年度のスターターキットとしてご覧下さい☆
飼育器 ご覧のとおり、ホームセンターで購入した格安金魚ケースを
使用しています。
適当な広さがあれば何でも良いと思います。
エアレーション、その他高級で面倒な設備は必要ありません。
日本の風土でごく自然に生息している彼等ですので、自然の
ままに、四季を感じられるような環境で飼ってあげることにして
います。ただし、
夏の暑さにはめっぽう弱い彼等ですので、
真夏の直射日光は禁物です。外気温で30度を越したら、適
量の氷を袋詰めにしたもの、もしくは凍らせた保冷剤を浮かべ
ます。冬眠の時期には
氷が張らないよう注意して、水ゴケを
布団代わりに沢山敷き入れてやります。
屋内飼育では、
水温20〜25度がベストだそうです。
中身 飼育器の続きですが、フタは必需品です!!
上の写真は、父ちゃん自作のアミフタ装着の図です。
・・・しかし、母の不注意で、エサやりの合間に脱走されて
しまいました・・・。
両生類ですので、丘が必要です。我が家では、玉砂利の丘と
日向ぼっこ用のホテイアオイを入れています。
本当はもう少し、パイプを入れたり、穴あきブロックを入れたり
して遊具と隠れ場所を充実してあげたいと思っています。
表面積にも因りますが、60cm水槽で水深を10cm以上に
すると、酸素濃度が低くなります
ので、メダカなどと混泳させる
場合には注意して下さい。水草を入れると改善されます。
カルキ抜きした清潔な水で、週1〜2度は小屋の清掃を。
エサ類 何やらホームセンターで揃えましたと言わんばかりの品々が
並んでおります。左から「乾燥イトミミズ」「カメのエサ」
「ザリガニのエサ」「水質浄化バクテリア」です。
「乾燥イトミミズ」は、ミミズ嫌いの方には便利ですが、食べ残
しが多く非常に水が汚れるので、我が家ではこれはドジョウ用
のエサにしています。「カメ・ザリガニのエサ」は、カルシウム
補給の為時々あげています。「バクテリア」は、アンモニアを
分解してくれるという解説を読み、気休めに購入。
エサは、3日に1度を目安に。食べ過ぎると消化不良など
病気の原因になりますのでご注意

・・・。 これが、彼等のメインディッシュ!!ミミズくん達の養殖所
であります。フフフ・・・活きたミミズを、ひとたび味わった
日にゃぁ、鶏のキモになんぞ見向きもしやぁしません。
ビゴビゴと暴れ狂うミミズの頭をむんずと押さえ込み横っ腹
からガブリ!!大将くん大満足。う〜んもう一匹!(笑)
腐葉土と鶏卵の殻をブレンドした養殖土壌には、釣具屋で
購入した「熊太郎ミミズ」が常時ウジャウジャと活きており
ます。イモリに食され、カメに食され、ベタに食され、エビに
食され・・・皆に愛されているミミズ君なのでありました。
(新事実発見!養殖屋さんによると、ミミズには「ルンブロ
フェリン」という薬効成分がある為、単食すると体調を崩す
ことがあるそうです。ほどほどにしとかないと・・・)
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