ここでは一般的な耐震補強の方法を説明しています。
この他にもいろいろな補強方法がありますので、お住まいの状況に合わせてご提案させていただきます。 |
●屋根材の軽量化
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重い屋根材は建物に負担がかかり、それをささえる耐力が必要になります。今までの屋根の重量負荷率を軽減するために乾式工法の屋根材が最適です。
老朽化した家屋のリフォームにも最適です。 |
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BEFORE |
AFTER |
●壁の補強
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耐力壁を十分に設ける
耐力壁とは、柱と柱の間に斜め材(筋かい)を入れ地震時や台風時にかかる水平力に抵抗するために必要です。筋かいをたすき状にかけて、接合部は筋交い金物を使用して補強する。
構造用合板を柱面に規定の釘を規定のピッチにて取り付ける。
面材耐力壁も多用されるようになりました。
必要な耐力壁の長さは、地震力に抵抗するために必要な耐力壁と風圧力に抵抗するために必要な耐力壁の長さの大きい方(安全側)の数値以上が必要です。
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●接合部の補強
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古い住宅の場合、土台、柱、梁、筋交いなどの接合部分に金物が使われていない場合も多く、木材の抜けを防ぐために、強度不足の接合部を金物で補強します。筋交いや壁の耐力強化は上もの(建物)自体の強化にはなりますが建物が強くなる分、「柱のホゾ抜け」など建物と基礎との乖離も起こりやすくなり、そのためには基礎・土台・柱をホールダウン金物で緊結します
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梁と梁を
羽子板ボルトで緊結 |
筋交いを
筋交いプレートで緊結 |
梁と柱を
コーナープレートで緊結 |
柱と梁を
コーナープレートで緊結 |
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柱と土台を
山形プレートで緊結 |
土台と基礎を
T字金物で緊結 |
基礎と土台を
ホールダウン金物で緊結 |
土台と柱を
スリムプレートで緊結 |
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●基礎の補強
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20年ほど前までの住宅は、無筋コンクリートの基礎が多く、現在の鉄筋を入れた布基礎やベタ基礎と比較するとあきらかに強度不足です。こういった基礎や古い独立基礎は、コンクリートで基礎を一体化したり、コンクリートを増し打ちします。基礎に、ひび割れがあると地震の揺れが建物に偏って伝わり建物がねじれてバラバラに動くことで、構造の加重バランスが崩れ、柱や梁が折れたり、接合部が抜け落ちたりして倒壊につながります
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●木材の腐朽によって部材取替え
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湿気によって柱や土台、梁などが腐朽していた場合に、その部分を取替える事ができます。柱・土台には、防蟻処理した木材を使用する。
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