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項目追加。(2001/04/12)

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大川功
(おおかわいさお)
[Isao Okawa]

人名。CSK創業者で、セガアスキーなどを抱えるCSKグループのトップだった。アスキーなどのベンチャー企業に積極的に投資し、グループは90社近くに及んだ。晩年はセガの再建に取り組んでいた。

1968年にコンピュータサービス株式会社(CSK)を設立、1984年にはセガを傘下におさめ、会長に就任した。1990年代半ばから不振が続くセガの再建に並々ならぬ意欲と執念を燃やした。

1998年には、セガの実質的創業者と言える中山隼雄を社長から解任すると、ホンダから引き抜いた入交昭一郎を社長に据え(1993年セガ入社、1998年2月社長就任)、ネット対応が目玉の家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」(1998年発売)を発売した。が、セガの危機的状況は変わらず、2000年6月に大川は入交を更迭し、自らCSKの会長を辞めて(名誉会長に就任)、セガの社長に就いた。

大川のセガにかける意気込みは凄まじく、2000年3月には500億円の増資を個人で引き受け、2001年2月には、再建したくても再建できる資金がないセガに、約850億円の私財を投じて、ゲーム業界・経済界・一般家庭を驚かせた。っつーか、850億円の私財って…。

2001年3月16日、死去。享年74歳。
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大阪訴訟
(おおさかそしょう)
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中古ゲームソフト販売訴訟のひとつ。販売店側の全面敗訴(1999年10月)となり、中古ゲーム市場が縮小するきっかけとなった。その後、販売店側が逆転勝訴(2001年3月)した。

カプコンコナミスクウェアナムコセガSCEIのゲームメーカー6社が、中古ゲーム販売会社アクト、ライズの2社を訴えたもの。

1998年7月に提起され、大阪地裁は1999年10月7日に、メーカー側の主張を認め「ゲームソフトは、”映画の著作物”に該当し、著作権者であるメーカーは頒布権を有し、頒布権は販売された後も無くならない」として、中古ソフトの販売を禁止するように判決。この判決は1999年5月の東京地裁の判決と全く反対の判決で、大手販売店を中心に中古ゲームを扱わない店が増え、中古ゲーム市場は縮小していった。

全面敗訴となった販売店側は上告、大阪高裁は2001年3月29日に「ゲームソフトは著作権法上の”映画の著作物”に該当し、頒布権は存在する」としたものの、「大量に製造、販売するゲームソフトの流通を頒布権で規制すると、自由な生産・販売を阻害する」ため、「頒布権はエンドユーザーに製品が渡った時点で消える」(頒布権の消尽)として、中古ソフト販売を禁止した大阪地裁の判決を取り消し、販売店側の逆転勝訴となる判決を下した。
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オートマッピング
(おーとまっぴんぐ)
[Automatic Mapping System]

一度行ったところを自動的に地図に記録してくれるシステムのこと。自分の現在位置を確認したり、ダンジョン全体の構造を推測したりできる。

昔は初心者向けの親切機能だったが、今では一般的な機能となっている。こんな便利なシステムがなかった頃は、手書きでマッピングしていた。
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落ちゲー
(おちげー)
[otige]

落ちものパズルのこと。
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落ちものパズル
(おちものぱずる)
[otimono puzzle]

ジャンルのひとつ。「落ちゲー」と略す。パズルゲームの一種で、画面の上から落ちてきたものを組み合わせることで、消していくゲーム。

代表作としては『テトリス』『ぷよぷよ』などがある。
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お使いゲーム
(おつかいげーむ)
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お使いをさせられているような気分になるゲーム。イベントやダンジョンを攻略するモチベーション(動機付け)が非常に下手くそなゲーム。「お使いゲー

ジャンルではなく、ゲームを批評するときに使う言葉。特にRPGのレビューで使われる。RPGなどはストーリーを進めるために特定の条件(フラグ)を満たさないとストーリーが進まないことがある。これはゲームにとってある種必然なのだが、演出・ストーリー・シナリオ・その時の気分などによっては非常に面倒なだけの作業になってしまう。大作とよばれる作品にも多い。
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音ゲー
(おとげー)
[rhythm action]

ジャンルのひとつ。音楽ゲームの略。音楽のリズムやメロディーに合わせて、遊ぶゲームの総称。「リズム・アクション」とも言う。

1996年に発売された『パラッパラッパー』(SCEI、PS)は、軽快なラップ音楽に合わせてボタン入力するだけの簡単な操作のゲームで、特にあまりゲームをしないライトユーザーを中心にヒットした。

さらにアーケードゲームで、DJ気分が味わえる『ビートマニア』、音楽に合わせてステップを踏む『ダンスダンスレボリューション』(いずれもコナミ)が発売され、音ゲーはそれまでゲームをしなかった「一般人」も巻き込んでの大ブームになった。

2000年夏現在では人気も沈滞気味。
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大人買い
(おとながい)
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お菓子などについているおまけの景品目当てに、大量にまとめ買いをすること。「大人の(ような)財力にものを言わせた買い方」。古くはビックリマンチョコを箱ごと買うなど。最近ではペプシのボトルやチョコエッグなど。

子ども同士の場合は、大人買い(まとめ買い)をする子どもに対しての、羨望の意味合いがある。

一方で、大人が財力にものを言わせて買った場合は「大人げない買い方」といった、侮蔑的な意味合いもこもっている。
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オプション
(おぷしょん)
[option]

1.機能設定のこと。
難易度設定、サウンド設定や画面設定など。

2.シューティングゲームなどで、自分の機体の周囲にあって、自機を援護するもののこと。
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オペレーター
(おぺれーたー)
[Operator]

ゲームセンターの経営者のこと。
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親父ゲー
(おやじげー)
[ossan game]

購入層が中高年のゲーム。おっさんくさいゲームといったニュアンスが強い。

麻雀や囲碁・将棋、パチンコ・パチスロなどテーブルゲームが中心。中高年は経済力があり、また中古屋などに売ったりも滅多にしないので、中古でも値段は高め。
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オリハルコン
(おりはるこん)
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ファンタジー系の小説やゲームに出てくる、代表的な架空の魔法金属。魔法に対して強い耐性をもち、場合によっては浮遊することもある。

元ネタは古代ギリシャの哲学者・歴史学者プラトン(Platon, 前350年頃)の著書『クリティアス』の記述。プラトンは著書『ティマイオス』『クリティアス』で、失われた大陸アトランティスを紹介しており、『クリティアス』ではアトランティスの神殿を飾る装飾として、「火のごとき輝きを放つ、不思議な金属」オリハルコンを挙げている。

多くのゲームや小説に出ているが、個人的には『ドラゴンクエスト III』、最強の剣「おうじゃのつるぎ」の材料として出てきたのが印象的。というか、たぶん個人的にファーストコンタクト。
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音声認識ソフト
(おんせいにんしきそふと)
[voice recognition soft]

音声を認識・解析して、入力操作・対話できるソフト。

1998年12月12日に発売された『ピカチュウ げんきでちゅう』(任天堂、N64)は音声認識システムを採用し、同梱のマイクを通してピカチュウ(『ポケットモンスター』の人気キャラ)とコミュニケーションがとれるゲームで、音声認識ソフトの先駆けである。その後、『シーマン』(ビバリウム、DC)もそのシステムと不気味さで注目を集めた。

音声認識ソフトの仕組みは、人間の声を音波としてデジタルに処理し、そのデータに応じて適当な反応を返すシステムである。音声の解析と、データの蓄積が何よりも重要なので、昔の音声入力ワープロなどは酷い出来だった。
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温泉
(おんせん)
[hot spring]

一般用語。温泉のある場所のこと。個人的には温泉旅館のゲームコーナー=古いゲームの宝庫。

どうしてあんなに古いゲームがあるのだろう?まぁ、なまじ最新のゲーム置いてあったら裏切られた気持ちになってしまうのだが。

ときどき「ファミコンコーナー」という名前だし。しかも行ってみたら、本当に有料で遊ぶファミコンが置いてあるし。あの時は、『ベースボール』なんて100円で遊ぶ価値があるのかとか思いつつ、弟殿との対戦に熱く燃えてしまったが。(他のお客さんの視線が痛かった。なんで、温泉の入り口に設置するんだろう>ゲームコーナー)
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オンラインゲーム
(おんらいんげーむ)
[on-line game]

通信ゲームネットワークゲームネットゲームと言う。コンピューター同士をネットワークで結び、遊ぶことの出来るゲーム。

プレイヤー同士が1対1で遊ぶタイプから、多人数が同時参加するタイプ(マルチプレー)が主流になってきている。コンピューター相手ではない、駆け引きや協力などのコミュニケーションがオンラインゲームの魅力。

家庭用ゲーム機、パソコンなどの機種を問わない、本当にマルチプラットフォームなオンライン環境が出来上がりつつある。
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オンラインゲーム
(おんらいんげーむ)
[on-line game]

流行の中心はアメリカで、『DOOM』『Diablo』『Ultima Online』などのパソコンゲームソフトが大ヒットしている。

日本でも流行する可能性は十分高いが、電話料金の高さなどによるネット環境の立ち遅れのため、アメリカほどの普及は考えられない。

家庭用ゲームソフト会社大手のスクウェアは『ファイナルファンタジー XI』を完全ネットワーク対応にすると発表。「Play Online」構想を打ち立て、音楽や漫画も含めたマルチメディアの構築を進めている。
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