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項目、加筆修正。(2001/03/11)


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飯野賢治
(いいのけんじ)
[INO Kenji]

人名。ゲームクリエイターで、Super warp(旧WARP)代表。放埒な発言が多く、マスコミへの露出度も高く、良くも悪くもアーティスティックなゲームクリエイター像を創り出した。固定のファンも多いが、問題発言・行動が多い飯野を嫌う人間も多い。

『Dの食卓』(1995/04、三栄書房、「3DO」)で鮮烈なデビューを果たした。同作品は当時としては珍しいムービーを多用したシステム(インタラクティブムービー)と、シナリオが好評で、「3DO」としては異例の話題作となった。当然、「プレイステーション」への移植が試みられたが、SCEIの残酷な表現に対するクレーム・初回出荷数制限・流通構造などでごたごたがあった。

結局、次回作の『エネミーゼロ』では、「プレイステーション」から訣別し、発売するハードを「セガサターン」に乗り換えた。その乗り換えの発表の仕方が凄まじく、なんとプレイステーション エキスポで、「『エネミーゼロ』は「プレイステーション」ではなく、「セガサターン」で発売します。」と、ソニー関係者の目の前で衝撃の発表を行った。

この発言・移籍行動はセガファンのみならず、高圧的になりつつあったソニーに反感を抱くゲーマーからもかなり歓迎され、以降ゲーム業界に真っ向から意見する飯野には固定ファンが多くつくようになった。

衝撃の移籍発表だけでなく、『Dの食卓』の次回作としても注目を集め、既に「プレイステーション」に押され劣勢に立たされていた「サターン」陣営の切り札的存在となった『エネミーゼロ』(1996/12、ワープ、「サターン」)だったが、これが話題とは裏腹の凡作に終わり「サターン」ユーザーを心からがっかりさせた。

以降、『風のリグレット』『Dの食卓 2』などが発売されたが、『エネミーゼロ』症候群と飯野個人への反発のせいか、酷評されることが多い。

個人的には、最初にプレイした作品が『エネミーゼロ』だったり、「宮本さんは所詮2Dまでの人。3Dはもうダメかな。」(『マリオカート』の時のコメント)とか、実はそんなこと言うわりにはたいしたゲームを作ってないとかで、あまり好きでない。

また、参加したハードが次々と没落していくクリエイター。別に飯野に罪はないが、笑えないジンクス。
「3DO」→消滅。「サターン」→敗北。「M2」→発売すらされず。「ドリームキャスト」→生産中止。今はいづこへ。
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育成ゲーム
(いくせいげーむ)
[ikusei geme]

育成シミュレーションゲーム参照。
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育成シミュレーションゲーム
(いくせいしみゅれーしょんげーむ)
[ikusei geme]

ジャンルのひとつ。シミュレーションゲームの一種。「育成ゲーム」「育てゲー」(そだてげー)などと略す。「育成SLG」と表記される。

育成対象となるもの(スポーツ選手、娘、部下、生き物?、etc.)を、文字通り「育てることで目的達成」する、または「育てることが目的」であるゲーム。育成する過程を楽しんだり、育成した結果を楽しんだり、楽しみ方は色々である。

元祖であり代表作として娘育成ゲーム『プリンセスメーカー』があり、このジャンルには非常にギャルゲーが多い。

たまごっち」や『どこでもいっしょ』も育成ゲームの一種かもしれない。
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イサオ
(いさお)
[ISAO]

ISAO参照。
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移植
(いしょく)
[transplant]

あるゲーム機のソフトを、他のゲーム機でも遊べるように、ソフトを作り直すこと。アーケードからの移植や他のゲーム機からの移植など。

業務用・各家庭用のゲーム機には基本的に互換性がないので、プログラムやデータを作り直さなければ遊べない。

機種ごとにリリース時期がずれ込む場合があるので、移植の際にはいろいろおまけ要素が組み込まれることが多い。

業務用ゲームは、家庭用に移植しやすいように、家庭用ゲーム機と互換性を持ったシステムで開発されることも多くなってきた。
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違法中古ソフト撲滅キャンペーン
(いほうちゅうこそふとぼくめつきゃんぺーん)
[No Resale !]

1998年ごろに、CESAが中心となって進めていた運動。ゲームソフトのパッケージに書いてある「NO RESALE」で有名。中古ソフトの取り扱いを停止する販売店が続出した。中古ゲームソフト問題参照。
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違法中古ソフト撲滅キャンペーン
(いほうちゅうこそふとぼくめつきゃんぺーん)
[No Resale !]

「許諾を受けていない中古ソフト」と表現しているが、そもそも中古ソフトの売買に関して、メーカー側はなんら一切の権利を保有していない。問題にはまだ白黒ついていないのに「違法」運動を展開するのは一方的すぎる行為。

当初は中古ソフトを完全に敵視していたメーカー側だが、ユーザーの「中古ソフトがなくなるのか?」といった不満の声を受けて、「中古ソフトが問題なのではなく、現在の中古ソフトがメーカーの許諾を受けた流通システムではないことが問題」(メーカーに金が入らないことが問題)とコメントしている。

ただ、SCEIが中古ゲームソフト取扱店に対して不当要求するなど、メーカー側は裏でちまちま小売店に圧力をかけている。CESAが専門店はもちろん、ユーザーからも嫌われる原因となった。中古ゲームソフト問題参照。
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インカム
(いんかむ)
[income]

アーケードでのゲームの売上げのこと。incomeは収入の意味。

基本的にゲーム発売直後はインカムが高く、当然ある程度時間が経つとインカムは減ってゆく。(ゲームに慣れて、プレイ時間が長くなるため。)このこともあり、アーケードゲームは定期的に入れ替わっていくことになる。

ユーザーにとってはインカムが良いゲーム=面白いゲームという訳ではない。が、店にとってはインカムが良いゲーム=優れたゲームである。
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インスト
(いんすと)
[instruction card]

インストラクションカードのこと。インストラクションカード参照。
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インストラクションカード
(いんすとらくしょんかーど)
[instruction card]

アーケードゲームにある説明書のこと。「インスト」「インストカード」などと言う。操作方法やストーリーなどが簡単に書いてある。必要最低限のことしか書いていないことがほとんど。しかも人気作品だと盗られて無くなってしまう場合さえある。
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