本エディタの初期環境では、以下の実用スクリプト集が、スクリプト標準フォルダに入っています。 これらの多くは、メニューバーの「ツール」内、または、ツールボックスに割り当てられています。 なかには、メニューバーの「ファイル」,「設定」,「移動」等内、または、 コンテキストメニューに割り当てられているものもあります。 また、専用のキー機能に割り当てられているものもあります。
| ファイル名 | 機能説明 |
|---|---|
| AdjEnvColors.mc | 環境設定の配色を調整 |
| AdjLineEnds.mc | 選択範囲の各行が同じ長さになるように行末に空白を挿入 |
| AutoScroll.mc | 編集テキスト画面を自動スクロール |
| AutoSerNo.mc | 自動連番挿入(自動インデントの拡張) |
| C_Dequote.mc | 対象範囲(矩形可)内のC言語の二重引用符の各囲いを除去 |
| C_Quote.mc | 選択範囲(矩形可)をC言語の二重引用符で囲う |
| Calculate.mc | 入力された計算式の結果を挿入 |
| CalcB60.mc | 60進数電卓 |
| CapitWord.mc | 現英単語や選択範囲(矩形可)内の各英単語の頭文字のみ大文字化 |
| ChooseColor.mc | 色選択ダイアログから選んだ色を #RRGGBB 形式で挿入 |
| Comma3Ds.mc | 現数字列や選択範囲(矩形可)内の各数字列の3桁毎にコンマ挿入 |
| CopyToVP0.mc | 選択範囲の文字列をコピーして、視点0のカーソル位置へ挿入 |
| CutToVP0.mc | 選択範囲の文字列を切り取って、視点0のカーソル位置へ挿入 |
| CtagFind.mc | タグ検索ジャンプ |
| CtagMake.mc | タグファイル作成 |
| DecBase64.mc | Base64 でエンコードされたテキストをデコード |
| DelEmptyLines.mc | 空白行を除去 |
| Dictate.mc | 聞き取り |
| DictLookup.mc | マウスポインタ位置の語句の辞書検索 |
| DiffText.mc | ファイル等のテキストの比較 ⇒参照 |
| EncBase64.mc | 対象テキストを Base64 にエンコード |
| EncloseByCB.mc | 選択範囲(矩形可)をクリップボードの内容で囲う |
| FindImm.mc | 現在位置の単語等を即時検索 |
| FoldByBlankLn.mc | 空行の連続区間と非空行の連続区間をそれぞれまとめて折り畳む |
| FoldByCSyntax.mc | C 言語系の構文構造に基づいて折り畳む |
| FoldByDotLv.mc | 階層付きテキストをその構造に基づいて折り畳む |
| FoldByHtmlTag.mc | HTML のタグ構造に基づいて折り畳む |
| FoldByIndent.mc | 各論理行頭の字下げの深さが示す構造に応じて折り畳む |
| FoldByMarkLn.mc | マーク行を表題にして折り畳む |
| FoldByTitle.mc | 特定の正規表現に一致する表題行を抽出する |
| FoldByXmlTag.mc | XML のタグ構造に基づいて折り畳む |
| FoldUnchanged.mc | 変更の無い行を折り畳んで、変更の有る行を抽出する |
| GrepRepl.mc | (Grep 結果を基に)ファイルから置換 |
| HexDump.mc | ファイルの16進値表示 |
| ImeReconvert.mc | IME再変換を起動(ローマ字列にも対応) |
| ImeRegWord.mc | IME単語登録ボックスを表示(選択語句を初期入力) |
| JWordCount.mc | 日本語文の単語カウント |
| JyoKnjChk.mc | 編集テキスト内の常用漢字でない漢字に着色を施す |
| KanaToRomaji.mc | かな→ローマ字変換 |
| KeyFuncs.mc | 現適用環境でのキー機能の割り当て一覧表示 |
| KeyRecord.mc | キー操作の記録 |
| KeyReplay.mc | キー操作記録の再生 |
| KeyScript.mc | キー操作記録の表示(スクリプトとして出力) |
| LayoutPrint.mc | 原稿用紙や文庫本などのレイアウト印刷(プレビューも可) |
| ListAbbr.mc | 略語変換 |
| ListHist.mc | 履歴一覧(クリップボード, 検索文字列, 置換文字列, 最近使ったファイル, 最近使ったフォルダ、IME変換結果/よみ) |
| ListWord.mc | 単語補完 |
| MaxColumn.mc | 折り返し桁数の一時変更 |
| OpenExtChg.mc | 現ファイルと拡張子が違うだけのファイルを開く |
| OpenHLnk.mc | HTMLのリンク先を開く |
| OpenURL.mc | 現在行にある URL( http://... 等)をブラウザ等で開く |
| PackEmptyLines.mc | 連続する複数の空行を1つの空行にまとめる |
| PickUp.mc | 特定文字列部の拾い上げ |
| PrintView.mc | 現編集テキストの印刷(プレビュー → 印刷実行) |
| ProjFromText.mc | 「階層付きテキスト」からプロジェクトを生成 |
| ProjToText.mc | プロジェクトを「階層付きテキスト」としてプリント |
| QCopy.mc | 引用符付きコピー |
| QPaste.mc | 引用符付き貼り付け |
| ReplaceAll.mc | 選択範囲内の全置換(一気にUndo可) |
| RevChars.mc | 選択範囲(矩形可)の各行単位で文字の並びを逆順にする |
| RomajiToKana.mc | ローマ字→かな変換 |
| RotateCSV.mc | 選択範囲内のコンマで区切られた各項の順番を回転 |
| SearchWaei.mc | 和英辞書検索 |
| SearchEiwa.mc | 英和辞書検索 |
| SearchZip.mc | 郵便番号検索 |
| Shuffle.mc | 選択範囲(矩形範囲可)の各行をランダムに並び替え |
| SortBySelClm.mc | 桁範囲選択部の比較で行を並べ替え |
| SpcZnkHnk.mc | 現位置以降の全角和字と半角英数字の間に半角空白を挿入 |
| Speak.mc | 読み上げ |
| SpellCheck.mc | 現編集テキスト全体または選択範囲内の全英単語のスペルチェック |
| SpellSuggest.mc | 英単語のスペル間違いを確認して訂正候補を表示 |
| SumCalc.mc | 選択範囲(矩形範囲可)の各数値を合計(クリップボードに格納) |
| TabColumn.mc | タブ桁の一時変更 |
| TextToHTML.mc | 現テキストを HTML形式で出力(カラー表示も反映) |
| TintOffAll.mc | 現編集テキスト全体または選択範囲内の全着色を解除 |
| ToCenter.mc | 中央揃え(センターリング) |
| ToLeft.mc | 左端揃え(左寄せ) |
| ToRight.mc | 右端揃え(右寄せ) |
| TsvToHtml.mc | TSVテキストを HTMLテーブルに変換 |
| VoiceMemo.mc | 音声の記録/再生(音声での簡易メモ用、自動録音、再生速度の変更も可、逆再生機能のおまけ付) |
| YomiDisplay.mc | 日本語句の読み表示 |
| YomiSpeak.mc | 日本語文の読み上げ |
各スクリプトの使い方の説明は、本ヘルプ内になければ、
各ソースファイル内の(冒頭の)コメントか、または、それ専用のテキストファイルに、
書かかれています。但し、簡単なものについては説明がない場合もあります。
各スクリプトは、通常、そのソースプログラムが公開されています。 スクリプトの実行は、基本的に、そのソースプログラムの翻訳によって行なわれます。 その翻訳に要する時間は、小さいプログラムでは、極僅かで、特に問題はありませんが、 かなり大きいプログラムを何回も実行するような場合には、若干煩わしく感じられる ことがあります。そのため、MikoScript では、予めソースプログラムをコンパイルして、 中間コードに変換したファイルを、直接実行できるようになっています。 そのファイルは、拡張子が、.mx になっています。実用スクリプト集には、 このような形態で提供しているスクリプトもあります。