川の流れにたゆとう、名もなき水泡。
されど、陽に月に煌めく、そのうたかたのなんと美しいことか・・・。
うたかた日記
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5月23日(水)雨・雨 まんさん祝い
熊本地裁が出した、ハンセン病訴訟の判決に対して、国は控訴断念を発表した。そりゃあ、そうだろう。政治的な判断としては、ここで控訴しようものなら、小泉人気の一気凋落は目に見えていた。そして参議院選にも必ずや影響を及ぼすだろう。だから、驚きはしない。しかし、「原告であるか否か、元ハンセン病患者さんか現患者さんかを問わず、国としての賠償を検討し、差別偏見に対する啓蒙を推進する」との判断にまで言及するとは思わなかった。これが“情ある人”を強調する小泉流というのだろうか。むしろ、この機に訴えに出られたハンセン病訴訟団の人たちに小泉さんは感謝しなければいけないくらいだ。まさにピンチはチャンス。私たちも、これが決して見せかけパフォーマンスに終わらないよう、「ほんまかどうか」をしっかり見ていかなければならない。もちろん、原告団の方々にとっては、この上ない喜びだっただろう。
ところで、石垣島のTakashiさんからこんなメールが届いた。
開設一ヶ月はなによりです。沖縄では子供の誕生一ヶ月目を『まんさん祝い』と称して友人知人親戚兄弟隣近所なんかを集めてちょっとした宴を催すわけでして、SOTAIKIもまんさん祝いという事でめでたいわけです。
そうか。昔、娘が1歳になるまで毎月の誕生日にお祝い&記念写真をしていたことを思い出す。たかが1カ月で浮かれるなんて、と我ながら情けなくも思っていたけれど、まんざら捨てたもんじゃないんだなあと感じ入った。(窓の外では雷鳴がゴロゴロ)。「はえば立て、立てば歩めの親心」というじゃありませんか。毎日の積み重ねが、継続のチカラになるのだと肝に銘じている。
これは非常に不遜な考えではあるが、SO−TAI−KIを読んで下さっている方とそうでない方には、私への印象にもかなり隔たりがあるんじゃないだろうか、などと思ったりしている。我ながら「それって何様?」という気はするけれど、SO−TAI−KIを介在した人間関係は、私にとって非常に心地いいし、その人のことも見えてくる気がするのだ。逆に、介在しない関係では、当り障りのない“普通の人間”としてあるだけで、どこか血が通わなくなっているような・・・。
忙しい毎日だもの。皆に「読んで、読んで」とは言えない。そこが私の奥ゆかしいところ(笑)。皆に知られてもかえって困るかもしれない。でも、読んで、何かを感じてくださる(共感であれ、批判であれ)方がいるなら、私はその方たちを心から敬愛しています。
明日はわけあって、更新できない予定。それについては、またいずれ。
5月21日(月)曇り 有朋来遠方
SO−TAI−KIも無事1カ月を乗り越えた。とはいえ、ここ2、3日は日記もおさぼり。アクセスしてくださっていた皆さん、すみません。この週末は友人が、えっちらおっちら電車に揺られて、泊りがけで遊びにきてくれたのだ。まさに「朋有り、遠方より来る」である。ゆえに、パソコンの前に座ること自体なかった。
彼女は、林檎ともう一人の友人の4人仲間の一人。仮称を桃ちゃんとしておこう(本人はびっくりするかな)。小学校5年からの付き合いだから、既にウン十年(笑)。こういうのが“竹馬の友”というものだろうか。OL生活を経て、今ではとあるクラフトアートの専門店(知る人ぞ知る)のベテランスタッフとして活躍している。飽きっぽい私とは違って、1つの道をじっくりと歩いていくタイプだね。で、お客さん大好きの娘にも根気強く付き合ってくれた。土曜の夜はおそくまで、二人でおしゃべり。高校2年の時も同じクラスになったのだが、ちょうどその頃の写真を引っ張り出してきて、同級生の消息などをあれこれ語った。今ではいいおっさんとおばちゃんの年齢なのだが、17歳頃の写真を見ていると、彼らは今も同じ顔をしているに違いないと思わずにはいられなかった。だって、写真の顔が既におっさん、おばちゃん系なのだ(笑)。人の顔を見て、大笑いする2人。あーあ、ばちあたり。
日曜日にはお弁当をこしらえて、神戸市北区の「しあわせの村」へ。しっかし、暑かった。しかも、家族連れの賑わいにやや疲れて、あまり長居はできず、同じ北区にある弓削牧場に移動した。私は、この弓削牧場が大好きだ。すぐそこまで住宅地が迫っているにも関わらず、牧場まで上がってしまうと、そういう生活感のある風景がすっかり見えなくなって、暑さもすっかり和らいで。なんだか、異空間にワープしてきた気分になるのだ。(いや、ほんま)。「ヤルゴイ」というレストラン棟では、オリジナルメニューの食事もいただけるが、既に大量に作ったお弁当のおかげで、お腹は満腹状態。牧場産の牛乳やアイスクリーム、コーヒー、紅茶を注文するのに精一杯だった。レストラン棟の前には斜面にハーブの植わった庭が広がり、奥では羊や山羊も1匹ずつ飼われている。この羊がまた可愛いのだ。まるで、サン・テグジュペリの「星の王子さま」の挿し絵に登場する子羊そのものなのだ。子どもたちがどんどん草を与えるのだが、羊もいつまで〜も気持ちよさそうに草をはんでいる。その姿を見ていると、こっちまで幸せな気分になってくる。久しぶりに行ったけれど、本当になごんで、思いのほか長居してしまったわん。
腸の調子(って、ダジャレじゃないよ)がいまいちのくせに、欲張りが災いしてつい大食らい(笑)をしてしまったせいか、昨夜は胃腸ともにかなりお疲れ状態。今日は、食事も控えめにしたら、何とか回復を見せている。
表紙と日記のレイアウトを変えてみた。「アンケートもあるといいですね」とのご意見を頂戴。それも考えてはおります。とにかく、“よりインタラクティブ”を心がけていくつもり。コンテンツの更新は今週来週と徐々に行なっていくので、今しばらくお待ちのほどを〜。