PDD・ASについて

 PDDの診断
 PDDについて
 ASの診断
 ASについて
 AS・saki♪の場合


PDDの診断

saki♪が、PDDと診断されたのは、2002年12月のことです。
既に10月にADHDと診断されていたsaki♪は、二次障害のうつ病はあるものの、それ以外の障害があるなんて、まったく思ってもいませんでした。


当日の日記より抜粋

2002. 12. 27. 金  新たな診断
久々の通院日。 
いつもの面談(診察)が終わり、帰りかける頃、「もう1つお話があります」と切り出される。 
え?何やろ? 
そこからは予想してなかった展開。 
 
新たな診断名が告知される。 
広汎性発達障害。(PDD) 
え?ええ!? 
わずかな知識を寄せ集め、必死で思い出そうとしながら、ドクターの話を聞く。 
ADHD(注意欠陥多動性障害)のことは、自分でも1年以上前から疑いを持って、
自分なりに調べたりしてた上での診断やったので、
「ああ、やっぱり。わかってよかったぁ」って感覚やった。 
今回は寝耳に水(?)状態。 
それ何?? 
 
が、ドクターは最初からその疑いを濃く持ったはったらしく、前回の診察時にほぼ間違いないと思われ、
今回で確信を持たれて本人告知に至らはったらしい。 
 
そこまで自分で気づかんもんやろか?? 
私は今まで自分のこと、「どこか変」と思い続けてきたけど、それは「ADHD」やったからやと、
かなりわかったつもりでいて、そこに当てはめて考えようとしてきた。 
が、確かに無理な部分も多々あった。 
ただ、それは二次障害的なもんかと思ってた。 
それが、そうではないらしい。 
 
広汎性発達障害とは自閉症やアスペルガー症候群、高機能自閉症、
特定不能の不定形自閉症など自閉症圏の発達障害の総称らしい。 
(まだまだ全然わかってないので、間違って聞き取ってる可能性大) 
 
私の場合、 
 常同行動(歯の食いしばりも片目をギュウッと閉じてしまうのもそうらしい) 
 こだわり(毎日パンばかり食べる。など) 
 強迫的な思考 
 能力の落差 
 友達ができにくい(人付き合いがヘタ) 
 視線を合わせない(目を見て話せない) 
 突然わからなくなる(思考が止まる) 
 独り言(常にシュミレーションして1人で会話し続けてる) 
 混乱(多くの情報を処理できない) 
  まだ他にも言わはったと思うけど(?) 
 
今後は、ADHDをどうしていくのかという治療を続けながら、PDDの話もして行きましょうって。 
それだけの障害を持ちながら、こうやって仕事を頑張って続けていけてるのはADHDやPDDの人達にとって
「希望の星」やから、今後そういう方達のお姉さん的存在になっていって欲しいなって。 
 
その場は、なるほどなるほどってニコニコしながら、わかったように帰ってきてんけど、
案の定また混乱してしもて、ここにもまとまって書けへん。
(翌日書いてる) 
 
なるほど、確かに思い当たる。「そうやったんかぁ」と謎が解けたような気持ちも確かにある。 
が、驚きや戸惑いの方が大きい。 
専門家が見たら、一目でわかるほどみたい。 

まだ聞かされたばかりで、どうしていったらええかとか、どう考えたらええかとか全然わからへん。
ちょっとずつ勉強して、ちょっとずつ受け入れていこう。



PDDについて

広汎性発達障害(PDD)とは?  (Pervasive Developmental Disorders)について

                                「Triple☆A」 PDDより


なつこさんが2003年12月に行われた、前・多摩療育園児童精神科医の川ア葉子先生の講演会の内容を元に、広汎性発達障害についてまとめられました。できる限り正確な情報のつもりですが、間違い等あるかもしれませんとのことですので、ご理解の上お読みください。


1.診断基準
2.有病率
3.臨床特徴および合併症
4.心理学的仮説
5.生物学的仮説  6.家族
7.診断、治療と対応

はじめに
広汎性発達障害は、昔は自閉症と呼ばれていました。
1943年、アメリカで、知的に遅れがある、または精神病であると思われていた子供たちの中に、どうもそういう分類ではない特別な子供たちが含まれていると言う説をカナーが発表しました。
11人の子供の家族背景を見ると、少し知的なものを職業としている家庭に多く見られるということでした。

当時の指導では親がとにかく受け入れましょう。というもので、うまくいかないと里子に出すことも行われていました。ところが里子に出したからといって良くなることもないし、親が拒否したのであれば男女同数くらいのはずだが、男の子が圧倒的に多い、さらに、思春期になっててんかんを起こす子供がいるということがはっきりしてきて、これは育て方の問題ではなく、何か子供のほうに原因があるのではないかという考えが1966〜7年ごろイギリスででてきました。

この先もまだ新しい考え方が出てくると思われますが、ある日突然違う学説に変わるということは当事者にとって負担になります。はやく確かな理論が確立されるといいなと思います。


1.診断基準

広汎性発達障害の診断基準は3つあります。


(1)
対人的相互交渉(社会性)の障害
社会性が育ちにくく同年齢の友達との仲間関係を作るのが苦手。
いっしょに楽しむ、興味を共有するのが苦手。
いたってマイペースである。
など、
◎年齢相応の仲間関係が作れない。
◎楽しみ、興味、達成感を他人と共有できない。
◎相手と共感しにくい。

というような特徴がみられます。

(2)
コミュニケーションの障害
知的発達が滞っていると一生話し言葉を持たずにいる子供がいます。
話し言葉もできず、手話でも代償しないため、コミュニケーションがかなり難しくなります。
言葉を得ても、自分から上手に使って相手に気持ちを伝えたり、相手から何を言われているのかを受け取るのも苦手です。

◎話し言葉の遅れ、身振りを使用しない
◎自分から会話をしたり、会話を継続できない。
◎ごっこ遊びや真似っこ遊びが乏しい。

という特徴が見られます。

(3)
行動、興味、活動が反復的、常同的
◎限定されたものに異常に熱中
こだわりがあり、いつも同じであることにこだわります。また変化が苦手です。
車の車種や、会社のマークなどは覚えていますが、(どこへ行っても変わらないから)
顔の表情などはわかりにくいです。
水が好き、というお子さんもいます。
もう少し知的に高い子供の場合、○○博士と言われるほど、1つのことを追求する人もおり、中には有名な研究者になった人や、こだわりを成功させて会社の社長になっているような人もいます。

◎意味のないやり方や儀式的行動にこだわる。
いつもと違う時間割、違う場所などが苦手です。
手順が違うとやり直したりします。
身振りも言葉もわからず、外界がわかりにくいので、すごく不安がありますが、このような場合、変わらない同じこと、自分がやってうまくいったことにこだわります。
外出するときに必ず同じものを持って行かないと不安になるなどが日常茶飯にみられます。

◎予定外のこと、見通しが立たないことへの不安

などが見られます。


以前はこの3つが揃った場合だけ自閉症として療育の対象とされましたが、今では(2)のコミュニケーションにあまり問題がない子供たちも療育の対象となってきていて、こういう子供たちはアスペルガーとして診断されています。
コミュニケーションの障害が目立たないので、学校の中でもよくおしゃべりをし、お友達と遊びたいというような行動もありますが、社会性が育ちにくいので、何かやりかたが一方的で、集団生活の中で浮き上がってしまいます。
昔は、しつけの問題、性格の問題とされ、親の問題が原因であると言われていました。
確かにそういう面がないわけではないのですが、親にしてみると育てにくい子供なのでうまく育てようとすると何か普通とは違った育て方になってしまい、悪循環に陥ってしまうようなこともありました。


2.有病率

広汎性発達障害は、1万人におよそ100人
これまでの自閉症の頻度は、1万人に20〜30人です。

有病率が増えたのはアスペルガー、非定型自閉症、など、高機能のグループも含めるようになったからです。
高機能自閉症とは知能指数70以上の人をさしますが、このグループに4〜6,7割が入ります。以前は発達検診でもひっかかることなく医療機関へ行くことも少なかったグループですが、高機能でありながら将来の社会適応が楽観視できないことが報告されて、早期からの療育が有効であろうとの専門家の意見が広がりました。

青年期をこえて大人になってから、社会に不適応を起こす人のなかに、広汎性発達障害に属する人が少なくないというデータが社会問題としてとりあげられるようになってきました。ごく一部の人は、社会での事件の加害者として巻き込まれることも起こっています。このような人たちはそれまで診断を受けることはなく、事件を起こしてはじめて診断されるのがほとんどです。それまでに診断を受けていて、まわりの大人が理解して、育て方の工夫があって、教育指導の工夫があったら、こういう道はたどらなかったのではないかという反省点が出てきて、従来の、言葉があるからもう少し様子をみましょう。というのを改め、もう少し積極的に療育をしようということになってきました。

通常、発達検診へ行くときは、親にとっては「異常なし」の烙印をおしてもらうために出かけると思いますが、そこで、ちょっとおかしいと言われることは親にとってはとてもショックなことだと思います。中にはどうしても受け入れられない親もいます。
でも、そのときに診断を受けて育て方の工夫をしていったほうが予後はよく、大人になってからではいまさら親子関係や学校の友達関係は作りかえられません。
小さい時に、こういう特性があるということが明らかになったほうが本人にとっては有利なのではないかということで、診断が幼児期になされるようになりました。


3.臨床特徴および合併症

◎認知特性が視覚>聴覚
見たものはわかるが、聞いたものを理解するのは苦手です。見えないものはよくわかりません。視覚での理解に頼っています。

◎感覚がかたよっている
普通の人には不快でないものをものすごく不快に感じたりすることがあります。

・聴覚過敏
掃除機の音がいや、運動会のピストルの音がダメ、など。
人ごみのざわつきが苦手という人はかなり多いようです。このために人がいる所にいるのが耐えられないケースが多く見られます。
学校の教室などで落ち着いていられないというケースでは、実はざわつきがいやで落ち着けないことが多くあり、決してわがままなわけではありません。

・触覚過敏
小さいうちは粘土にさわれない、糊がきらい、芝生の感触がいやなど。
大人になってからは、握手がダメ、肩をたたかれると変な感触がするなど。
これは理屈ではなく、いくら大丈夫だと言ってもダメなものはダメで、大丈夫にはなれません。

・偏食
食感、味、温度、におい、見た目などさまざま。
偏食はとても多く、偏食指導がストレスになることもあります。
現代では栄養失調はゼロに近いので、療育の優先順位としてはそれほどでもありません。

◎いじめ
学校へ上がったときに対人関係のトラブルが多くなります。
高機能、境界域のケースでは普通学級で学んでいる子供も多くいじめが多くなります。

高機能の場合は対人関係で困っている割合が高く、もう少し、知能が低めのグループでは眠らない、偏食、自傷など行動の問題で困っている割合が多くなります。

◎睡眠障害
幼児期に多くみられます。夜中に起きて遊んでしまったりします。
睡眠障害は薬で対処します。

◎脳波異常
知的に遅れがある子供では、てんかんの発症確率が低くありません。
知的に高い子供より、低い子供に多く、発作は前頭部の頭の中のほうの部分から起こることが多いです。
てんかんは13歳〜15歳の中学校年齢に多く起こりますが知的に遅れがないとほとんど見られません。

◎運動能力障害(不器用)である。

◎学習障害
日本では読みよりも書き障害が多いように思われる。

◎気分障害
小学校中学年以上でなんとなく元気がない、抑うつ的になるなど、知的に高い子供に出てきやすい。
知的に低い人の気分障害は躁鬱病という形ででてきます。
鬱のときは動かずに15時間も寝ていたりします。
躁のときは動きが多くなります。

◎神経症性障害・ストレス関連障害、PTSD
日常的にストレスがものすごくかかっています。
一般人では感じないような不快を感じ、コミュニケーションもうまくいきません。
このようなマイペースだと集団生活の中では評価が低くなるため、友達を作りましょうなどと苦手な課題を出されたりします。
そのようなときに、強引な課題を出されたりするとPTSDになりやすくなります。敏感でとても傷つきやすいです。

◎多動性障害、チックをあわせもつ人もいます。

◎統合失調症・人格障害なども中には見られます。


4.心理学的仮説

どうして社会性が育ちにくいのか?ということに対して、「心の理論が障害されている」という説が比較的支持されています。

心の理論とは
イギリスで1980年代に自閉症を鑑別するテストとして行われるようになりました。

テストの内容は以下のとおりです。

この部屋の中にアンちゃんとサリーちゃんというふたりの女の子がいます。
ふたりともバスケットを持っています。
アンちゃんのバスケットの中には何も入っていません。
サリーちゃんのバスケットの中にはおはじきが入っています。
サリーちゃんが何か用事があってお部屋を出て行きました。
お部屋の中にはアンちゃんだけが残っています。
アンちゃんはサリーちゃんのバスケットの中からおはじきを取り出して自分のバスケットの中に入れ替えてしまいました。
それを知らないサリーちゃんがお部屋に戻ってきました。
サリーちゃんは自分のおはじきを探すのにどこを探すでしょうか?


正解はサリーちゃんは入れ替えがあったことを知らないわけですから自分のバスケットの中を探します。これは普通に発達している子供の場合4歳くらいでできるようになります。
しかし、広汎性発達障害の子供は精神年齢が4歳を過ぎても実際におはじきがあるアンちゃんのバスケットを開けてしまいます。
事実はわかる、自分はわかるが、サリーちゃんの立場だったらどうだろうか?というのがわかるかわからないかで、心の理論がわかっているかどうかを判断します。

自分はうれしい、だけど相手は悲しいかもしれない。
自分はやりたい、だけど相手はやりたくないかもしれない、というような相手の気持ちがつかめないで、毎日の生活で不自由をしています。
言葉は額面どおり受け取り、会話の裏の気持ちは読めません。

逆に、心の理論を小学校中学年くらいで通過していき、これがわかることによりうつになったりすることもあります。

相手がどのような気持ちかわかりにくいと、対人関係がすごく不安になってきます。
1対1の関係はまだわかりやすいが、集団生活の中で、人の心を読み取ってやり取りしていくのは非常に苦手です。
さらにコミュニケーションに障害があるので、自分が今わからないことも伝えられません。
知的に高い子供の場合、休み時間が苦手だったりします。

相手の気持ちがわからないがために、トラブルに巻き込まれやすく、トラブルのためにいじめられたりします。
また、自分が言ったことを相手がどう思うかわかりにくいので、悪気がないけどつい不用意なことを言ってしまい、仕返しをされたりします。しかし、本人にとってはただいじめられているように感じてしまいます。

このようなトラブルに対しては、具体的にどうすればいいのか教えてあげる必要があります。
自然にはわかりにくいです。
自分の不得手なことを理解してくれて、こういうときはこうすればいいということを言ってくれる人がいると安心感が違ってきます。ストレスがずいぶん減り、PTSDが激減するのではないかと思われます。


5.生物学的仮説

前頭、辺縁系の機能不全です。


6.家族

家族にも、広汎性発達障害の傾向を持っている人がかなり多く見られます。

広汎性発達障害は3つの診断基準の他に、日常生活で著しい障害がある場合に診断されます。また、社会生活を普通に送っていても広汎性発達障害の傾向を持ったグループをBAP(Broader Autism Phenotype)と呼んでいます。

診断基準にはあてはまらないけど、広い意味では広汎性発達障害の傾向を持っている人がいます。
いい環境で育った場合、問題なく社会に適応できている人も数多くいますが、ひきこもりなどの不適応を起こす大人もたくさんいます。

実は、広汎性発達障害の傾向を持った人がいろいろなところで活躍されています。


7.診断・治療と対応

診断基準
1.で述べた3つです。


検査
脳波、心理検査を受けます。


合併症の診断・評価
まず知的レベルを判断します。
また不適応の問題がどんなことで起こっているか整理をしていきます。

・対人のトラブル・・・相手の気持ちがわからないので起こりやすいです。
また、相手の気持ちが理解できるようになったときに、いろいろなことに気づいて傷つくことがあります。

・PTSD・・・トラウマのあとフラッシュバックがあるか。
記憶力がいい上に全体がわかりにくいため、不安になるエピソードをいくつも持っていることが多いです。
記憶をうまく消せない障害もあります。

・学習が苦手で、普通学級で不適応を起こす場合もあります。
また完全主義の人もいて、苦手なことでも妥協ができなかったりします。まじめで融通がききません。

・多動を合併している場合もあります。


家族機能
どうにも育てにくいために虐待が起こることもあります。
普通の子供だったら、そんなことにはならなかっただろうが、育てにくい子供のために親がいらいらしてしまうケースがあります。

何か問題があると専門家は親の育て方はどうかと必ずチェックをしますが、非の打ち所のない育て方をしている家庭はまずありません。
でも、子供が育ちやすければ、個性でということで認められますが、やはりちょっと問題があると親の育て方にどこか問題があるのではないかと詮索します。すると原因がみつかってしまうことが多いのですが、たまたま育てにくい子供を持てば我が家ではこうせざるをえないんだということもあります。
親も精神的に変調をきたして薬を服用することも珍しくありません。


対応
・小さい頃は情緒の安定を考えるのが大事です。
幼児期から人とのよい関係を作ることが大切です。

・わかりやすい環境設定
外界がわかりにくいため不安なことが多く、いろいろな問題を起こしますが、決してわがままではありません。

・予定がはっきりとわかるような環境を設定してあげる。
視覚的な手がかりを示してあげるとよい。
結果がはっきりわかるものがよい。
1対1対応には強いが、あいまいでいくつも解釈があるという部分は苦手です。
これができたら、このごほうび、など、1対1対応するように、本人が何をやったらいいのかわかりやすいものが本人もラクです。

・精神的サポート
思春期になってくると、
どうして自分はこんなふうに苦手なことが多いんだろう?
とか
どうして自分はダメ人間なんだろう?
などという言葉が珍しくなく出てきます。

生きていくのには不自由な特性ですが、精神的な特性に付き合っていかなくてはなりません。

あなたはこういうところは苦手だけど、こういうところは得意。
人と違ってもいいんだと、サポートしていくことが必要です。

一律に他の人と比べてがんばらせていくときついです。
本人の個性を認めてあげることが大事です。

・家族調整
家族はストレスが多いです。
自分の育て方が悪いのではないか?とつい考えてしまいます。
しかし、なるようにしかならないので、同じ仲間と気楽に思いながら、普通のしつけだけはきちんとするように。
難しさに対して特例を作ってしまいがちですが、ダメなものはダメと小さいときから教えましょう。

療育に熱心な家庭ほど、その子供中心にまわってしまい、ふと気づくと兄弟が不適応を起こしてたなどということが珍しくありません。兄弟にも目を向けてあげることが大切です。

・感覚、知覚過敏への対応
ちょっとした工夫で子供たちが不快なくすごせることもあります。
運動会のピストルのかわりに「よーいどん」と言う
ざわつきがいやなら保健室で休んだり、静かな場所を作ったりする、など

特例を作ってしまうと社会性が育たないという心配も出てくるが、何でも普通にやろうとするのは難しいです。特例を作ってあげながら、その子のペースで社会性が育つのを待つというのが大事です。

・生活能力と社会性のスキル・就労への準備
セルフコントロールができ、作業能力があるほうが将来就労したときに条件が有利です。
社会的常識や約束事も守れないとなかなか社会では通用しません。

・余暇の過ごし方
仕事中心ではない生活になる人が多いが、趣味を見つけられるように。
趣味があるかないかでは学校をでてからの生活がずいぶん違ってきます。

知的に低い人も、何かひとりでできる趣味を考えるといいです。(紙をちぎるなど)
親といっしょにやるものだと親の時間がなくなってしまいます。

・薬物療法
いい環境を設定しても、環境設定だけではなかなか解決しきれないものもあります。
そのような時は薬で対処します。
睡眠、多動、抑うつなど
うまく薬を利用しながら対応するという観点も大切です。

 「Triple☆A」 PDDより転載 2005/1/6


ASの診断
 

PDDのなかでも、いろいろな障害(自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、非定形自閉症など)がある中、
私は一体何なんだろう?と疑問を持ちつつ、数ヶ月の診察日が過ぎました。
そんな折り、ドクターの話の中で、ど〜も私に話される時、「これはアスペの特徴ですね」という言い方をよくされるのに気付きました。
そこで、前々から疑問に思ってたんで、勇気を出して尋ねることにしました。
そこで、ハッキリとアスペルガー症候群(AS)と判明しました。


確かめた日の日記より抜粋

2003. 8. 12. 火  ASの疑問
私の診断名であるPDD(広汎性発達障害)の中の1つにアスペルガー症候群(AS)も入ってる。 
以前からもいくつかのPDDの中ではASが一番近いだろうとは言われていた。 
が、最近のドクターとの会話の中でも頻繁にASって言葉が出てくる。 
自分の中でも「そうなんかぁ。私はアスペなんかぁ」ってじわじわ浸透してきている。 
まあ、次回もう一度確認してこよう。
 

2003. 8. 28. 木  ASと判明

私の診断名についても確かめる。 
アスペと堂々と名乗っていいそうです。(笑) 
というわけで、今後「ADHDとASのsaki♪です」って名乗ります。 
私が、「私ってASって人に言ってもいいんでしょうか?」って尋ねたら、別の意味にとらえられて、 
「言うか言わないかはご本人のお考えしだいです」って。 
やっと意味の取り違えに気づき、必死で質問し直したsaki♪です。 
こういう尋ね方とかも苦手なんよね〜。 
で、「いえ、以前PDDって診断されましたよね? でも頻繁にドクターの言葉の中に 
ASと出てくるんですが、私は自分がASって思っていいのでしょうか?」って。 
「どうぞどうそ!」って感じやったわ。(笑) 
ドクターは私にとっくにそう伝わってると思ってはったみたい。 
また私がいつか聞き漏らしてたんかなあ? あらら。 
こんな重要なことなのに。



ASについて
 

「アスペルガー症候群」(AS)とは? 

言語による会話能力はありますが、自閉症同様の三つの特徴「かかわり」「コミュニケーション」「こだわり」の障害を併せ持った発達障害です。
発達障害とは、発達途上で起こる障害という意味ではなく、生まれつきの障害です。
基本的に脳の機能的な問題が原因で生じているものです。障害という言葉は、成長の中で「困ること」が生じる場合につけ加える言葉です。
従って、その人の置かれた場所で「困ること」が全く生じないとしたら、リスクとしては何らかの障害になりうる問題があったとしても、
障害ととらえる必要はないそうです。

幼児期にその徴候がよく現れ、その後だんだん症状は薄れていきます。
成長の過程で引きこもるようになるとか、心理的な問題で感情を失うということとは違います。
よって、他の人格障害や精神疾患とは明確に区別されています。
また、育ちの中での様々な欠陥によって起きるものでもありません。
生まれつきの、脳の仕様がちょっと違うという問題なのですから。

その「変わった部分」を個性として認められる環境に育ったり、大人になってからも暮らしていける場合は、人間関係もそれなりにうまくいき、
生活していくことも可能です。
が、「変わった部分」が怒られたり、嫌がられる材料になってしまった場合、どんどん社会に不適応を起こすこともあります。
それが二次障害と言われるものです。
私の主治医(発達障害専門医)の話では、どんな二次障害が起こっても不思議ではないと言われました。
少しでも適応を良くするために、できるだけ早期に「診断」されることが望ましいと言われています。

補足
現在のところ、ASとADHDとの診断がついた場合、自閉症圏の障害名の方が優先されるという決まりがあるため、
診断書には「AS」としか書いてもらえません。
しかし、発達専門医グループの研究によると、ADHDの場合、かなりの高確率で、PDD(AS含む)を併せ持ってるということが
わかってきているようです。
そこで、私の場合、診断書を書くとすれば、
「アスペルガー症候群 重複障害として、注意欠陥多動性障害(ADHD)、二次障害としてうつ病」と書くと言われました。
今後の診断基準の改定などの折りには、重複診断可能になるだろうと言われています。

詳しくは、
「アスペルガー症候群を知っていますか 内山 登紀夫」「日本自閉症協会東京支部のサイト内」を読んでみてください。



AS・saki♪の場合

あるサイトのアンケートに書き込んだ内容に加筆しました。

【診断のきっかけなど】

ADHDの自覚症状があり診断を受けに行ったところ、ADHDの診断が下りた。
納得していたところ、その2ヶ月後ドクターからAS(当時はPDD)も併せ持っていると言われた。
というわけで、自分では最初、自閉傾向は全く自覚していなかった。
が、ドクターの説明を聞いたり、自分で調べたりする内に「そうだったのか!」と思うことが多々あり、今ではすごく納得している。

ドクターは最初(私を一目見た時)からASと見当をつけておられたらしい。
 視線が合わない。(人の顔を見られない)
   1年数ヶ月経った今もドクターのお顔も知らない。
 常同行動(歯の食いしばりも片目をギュウッと閉じてしまうのもそうらしい)がある。 
 こだわりが強くなかなか変えられない。 
 強迫的な思考。 
 能力の落差。 
 興味の範囲の狭さ。
 友達ができにくい(人付き合いがヘタ)。
 共同作業ができない。(何をしていいのかわからない)
 突然わからなくなる(思考が止まる)。 
 独り言(常にシュミレーションして1人で会話し続けてる)。 
 多くの情報を処理できない。(混乱) 
 一方的な話し方。
 自分の世界でいる。
 日常とちょっとでも違うと混乱。
 急な予定変更に対応できない
 自分の予想と違う応え方をされるとパニックに。
 ちょっと否定されると大混乱。
 いろいろわからないことだらけ。
 順番に自分にわかるように納得していかないと、ものごとを進められない。
 フラッシュバックを起こす。
 人がいると緊張し、わかることまでわからなくなってしまう。
 ウソをつけない。 
 空気を読みとれない。
 冗談が通じない。
などなど。

ADHDとの合併障害なので、ちょっと複雑。
(その中でもAS的だと思う部分だけ列記したつもり)


【感覚や認知に関する問題】 苦手なこと

聴覚過敏
金属の触れ合う音。特にナイフとフォークなどが最悪。なのでチャンバラ映画などもダメ。
大きな音が苦手。映画館では耳栓着用でも大きく感じる。
突然の音。
子どもの嬌声。特に小さい子の甲高い声、泣き声などが突き刺さる。
そこここの雑談の声。ものすごく気になり何にも手に着かなくなる。
マンションのホールなどの奥様方のおしゃべり。
低い連続音。掃除機の音など
エアコン、換気扇、飛行機など。特に何の音かわからない間は何も手に着かない。
テレビの音量なども一般の人とは合わない(大きく感じる)ので共同生活(旅)などは難しい。
高音が苦手。(ソプラノコカリナ、石琴、超ソプラノなど)
人のざわめきが苦手。
救急車の音。


視覚過敏
光がダメで、晴れの日は太陽を見なくても戸外に出るだけで目が開けられずサングラスが欠かせない。
夜の運転にもサングラスが必要。(ライトがまぶしく目を開けていられない)
歯医者さんのライトもたまらない。(サングラス着用)
体調に寄っては曇り空や、室内でもまぶしくサングラスが必要。
きつい色合いが苦手。(人の服装でさえ)
サイトなどけばけばしい色合いや大きな活字、真っ黒な画面のところはどぎつく突き刺さって見られない。
サイトやメールの明朝体が怖い。
地模様のある上に乗っているものがごちゃごちゃでわからなくなる。例えば賑やかな柄のテーブルクロスの上に書類を置いて説明されても全く集中できない。
床にキツイ配色やチラチラしたデザイン(モザイクタイルなど)があると歩くのが困難になる。(心斎橋の通りの柄とか)


嗅覚過敏
人が良いと感じる香りでさえだめ。アロマテラピーなど不可能。吐き気をもよおす。
花の香り。(百合、薔薇、キンモクセイはもちろんのこと、わずかな香りでもしんどい。
女子の更衣室やエレベーターなど、メイクやシャンプー、香水などの匂いが苦しく息を止める。
車の中の匂い、排気ガスやガソリンなどの匂いも全くだめ。
タバコの匂いもダメ。
和式トイレの匂い。
  おいしい食事後のレストランでトイレに入った途端、匂いで全て嘔吐などなど。
魚の生臭い匂い。練り製品を煮た匂い。
牛乳を温めた匂い。
口臭、体臭。
自分のからだが不調な時の匂いなど。


触覚過敏
わずかに触れているだけでものすごく気になる。Tシャツのラベルは外す。
ストッキングはチクチクしてはけない。
首に触れるセーター(タートル)も殆どだめ。綿かフリースならほぼOK。
人にかすか触れられてもビックリする。
口の中に入る金属の感触。ましてや歯に触れようものなら死にそうに耐え難い。
歯医者さんなど最悪。なのに常同行動で歯の食いしばりがあり、噛み合わせ調整などに決死の思いで耐えながら数年間通っていた。
締め付けがダメなので、下着も最小限。
好きな感触は、マイクロファイバーのようなふわふわの毛布やぬいぐるみなど。
季節や体調に寄っては、衣服一切身体に触れるのがダメになり、何も着られないこともあり、
その場合は裸体にふわふわ毛布でくるまる。(当然外出できず)
靴を長時間履くことでもどんどん体調不良になる。(外出困難)


その他の過敏や困難
突然目の前に現れたものにもビックリして跳び上がる。
視界が極端に狭いため、突然のように感じる場合が人より多い。
外で見ている世界が狭い。(すぐ横に人がいても気付いていないとか)

味では、ぷよぷよの練り製品(おでんのちくわのように煮たもの)が絶対食べられない。
後は魚介類など。魚の形や目玉やウロコなどが怖いし気持ち悪いので、食卓で見るのもいや。
牛乳。(無理に飲むと嘔吐)

暑さ寒さに敏感で、しょっちゅう服を脱いだり着たりしている。
寒さが苦手なくせに暖房が苦手で、どんなに自分が厚着をしてでも暖房のない部屋にいる。
暖房の効いたレストランや車内では気持ち悪くフラフラになる。
もちろん梅雨から夏の暑さにも弱く、青菜に塩状態で、思考力もなくなりただグタッとしてる。

気圧の変化に弱い。
雨がとてもとてもとても苦手。何もできなくなる。(家でじ〜っと)
雨の日の外出は超困難。

ちょっと濡れたり、ちょっと汚れたりだけでもものすごいイヤ。
洗い物中、水が1滴ソックスにとんだら脱ぐ。(普段はソックス履いてへんけど〜)
が、ADHDなのでしょっちゅう、ぶちまけたり、こぼしたりしてるので即パニック。

顔に水がかかるのがいや。
入浴やシャワーのときは、タオルを真横に置いて、顔が濡れるたびに即ぬぐう。
水泳はできる。(もちろん水から上がった瞬間に顔を拭くが)

濡れたところを裸足で歩けない。
プールやお風呂の脱衣所などでは爪先立ち。

痛さに過敏(だと思う)。
しんどいことにも過敏(だと思う)。
かゆさに過敏(だと思う)。

講演会の会場などで、人にどいてもらわないと出られない場所は耐えられない。
聴くどころではなくなる。
片方が通路、もう片方は空の椅子を確保するぐらいの余裕が必要。
すぐ逃げ出せる(動き出せる)態勢が必要。
(多動があるため、ジッとしていることに耐えられない、動きたいという理由もあるため)

人が多い場所は圧倒される。
ざわざわとした声が苦手。

生ぬるいものが苦手。お風呂も食べ物も。
本当は熱いはずのものが冷めた料理(ご飯含む)は苦手。だからお弁当は苦手。
アツアツでないお風呂には気持ち悪くて浸かっていられない。流行のぬるいお湯での半身浴なんて無理。
お冷や冷たい飲み物は
が入ってないとだめ。

お弁当(箱に入っているもの)が苦手。
コンビニ弁当や、ほか弁やもちろんのこと、自分で作ったお弁当、会席料理や、松花堂弁当でも美味し く感じられない。
同じ料理内容でも1つ1つ小皿などに盛りつけられていればおいしいと感じられる。

エプロン、ゴム手袋がいや。
直接触れないと落ち着かない。例えどんなに手が荒れても、服が汚れても。
些細な汚れがいやなのとの矛盾(???)
 #でも最近、ガーデニング作業に薄手のビニール手袋を使用できるようになった。

電話がコワい。呼び出し音が鳴ると、よその場でも跳び上がるほどびっくりする。
帰宅して留守電がピカピカ光ってると恐怖で固まる。
自分からかけるのも大変な恐怖。
音声の聞き取りが悪いのと、記憶に留まらないので余計不安。
「対応する」ということに全神経が行くため、内容を把握したり記憶したりは困難。
電話は(人の生活にずかずか入り込んでくる)暴力だと本気で思っている。
ナンバーディスプレーにしてからちょっとは助かっている。

ものごとの終わりが苦手。(変化が苦手なためだと思われる)
別れが苦手。
1時間会っただけの人でも別れる瞬間がキラい。ましてや親しい人物とだとすごくつらくなる。

新しいことの始まりが苦手。(これも変化が苦手がためだと思われる)
毎年年度替わりで、職場での配置転換があるため、3月4月には強烈に不安定になる。

行事(イベント)が苦手
普段通りが一番安心でき、いつもと違うことは大変な不安感を伴う。

ご近所の方が苦手
一人違和感があり、場違いな感覚がつきまとう。視線を上げないため全く覚えられないし
いつも初めての人という感じ。

人前での発表が苦手
できる限り裏方に回りたい。(が気が利かないので、それも役に立たないが)

コワい人、キツイ人が苦手
恐怖で固まってしまう。
当然、怒られるのが苦手
声の大きい人も苦手。(怒られてる気がする)

人が怒られているのが苦手
自分も一緒にいたたまれなくなり、その場から逃げ出したい。
食事に入った茶店で、ウエイトレスの新人教育に店長さんが厳しくされまくっていた場から逃げ出した。

もめごと(争い)の場にいるのが苦手。
場の空気がわからないために、何でもめごとが起こってるのかよくわからない場合も多く、いたたまれない。

同じ場所が好き
家でだと、コタツのPC前。安心できる。

自由が苦手
「自由にしていい」はどうしたらいいかわからず困る。
決まっている方がおちつく。

好きで安心するのは、ふにゅふにゅ、ふわふわした感触の布やぬいぐるみなど。
ぬいぐるみを抱かないと眠れない。(相方がいても)
車の運転中も必要。

何事も順番通りに埋めていかないと生活できない。例えば新聞が1日溜まってしまったら、そこを飛ばして翌日から読むということができず、延々何ヶ月も溜まり、今では取らなくなった。
日記なども「書かない日」があったら先に進めなくなる。
片付けに関してもそうで、1つ散らかったらどんどん片付けられなくなり、その内手の着けようがなくなってしまう。


【医療・教育について】

幼稚園の頃から目立つ子で、先生に明らかに手を焼かれていた。
「困った子」「迷惑な子」の烙印を押されて、幼心に悲しかった。
いつも叱責は「またsaki♪さんっ!!」から始まり、不満且つ悲しかった。
本人としては、担任や親に嫌われようと思ったことなど全くなく、それどころか好いてもらおうといつも願っていた。
そのため、親も担任に注意を受けてばかりで、その親からまた強い叱責を受け続け、つらい幼少時代を送った。
小学6年生でひどいイジメに遭い、不登校になった。
やっとの思いで親に打ち明けた後、私学に進んだのは唯一賢明な選択だったと思われる。
6年生の担任には全く事実の把握さえしてもらえず、担任に期待することは不可能と学んだ。
教育であまり役立ったことがあるとは思えない。

こうして欲しかったというのは、1つ1つ何でもより具体的に教えて欲しかった。(今も)
すぐわからなくなり、混乱するので、一般論や例えや遠回しの言い方ではなく、今何をどうしたらいいのか、事細かに教えて欲しい。

医療機関では、10年以上も発達障害のことがわからないまま、二次障害であるうつ病や、神経症、様々な依存症などを対処療法的に投薬治療を受けてきた。
何もしないよりは良かったと思うが、根本がわかっていなかったので堂々巡り(その場しのぎ)だった。
自分なりに、何かおかしいという思いを持ち続けていた。
苦しみながら、もがき続けていた。

民間でカウンセリングも受けたが、そこでも私の障害がわかっていなかったこともあり、10回ぐらい受けた後、それまで受け入れて聞いてもらって(いると信じていた)のに、突然カウンセラーの本音を言い始められ、私のとっている行動、考えなどが悪いと指摘された。
今までの10回が全否定されたと思え愕然とした。
信頼して、受け入れてもらってると思っていただけにだけにショックが大きく、それ以来、カウンセリングというものがトラウマになり、受けられないでいる。

発達障害を診断してくださった今の医療機関では、初めて納得のいく診察時間を過ごせている。
わかってもらっているという安心感で、だんだん自分の聞きたいことを聞いたりもできるようになってきた。
最初の頃は些細なことで、心をふさいでしまい泣き帰ることもあったが。
ただ、1ヶ月半に1度の診察ということで、今の私にはもっと日々の相談をできる(サポートを得られる)機関が欲しいと切望している。(2004/3/10)
その後、発達支援法ができたりして、現在ヘルパーの申請中。(2007/7/5)


【生活面での対応】

できるだけ、自分一人で困ってないで、人に自分が今困っているということを伝え、教えを請うようにし始めた。
人にはそんな些細なことで困っているということが理解できないらしく驚かれるが、(可能な人には)障害のことを話しつつ、少しずつわかってもらえる人を増やしているところ。

遠慮せず、自分はこんな過敏があるからと断って、サングラスや耳栓、マスクなど着用するようになった。
マイお箸やスプーンなど木製のものを持ち歩き、外食事に使用するようになった。
講演会の会場などでも席に余裕があるときは、両隣の席に荷物を置いて空きを確保させてもらっている。

いつも小さいぬいぐるみを持ち歩き、不安になったら手に握ったり、左頬に当てて落ち着かせる。
 左頬の下、顎から首筋辺りに、私には安定のツボがあるみたい。

安定剤を持ち歩き、どうしようもない時は服用。(年に数回だけ)

発達障害の仲間を作る。仲間に相談する。自助グループに参加する。
MLやサイトで同じ困難を共有したり、解決策の教え合いなどをしている。

自分なりの決まり事を、支障のない範囲では実行する。
ただADHDもあるため、計画をたてたり、ものごとの整理をしたりするのが苦手なので、
なかなか思うようにはいかない。

安心できる時間(空間)の確保。

iPodなどを着用し、自分の世界がみだされないように安定をはかる。

自立支援法のお陰で、ヘルパーさんに来てもらえるようになった。(週1回掃除中心)
(2007,9〜)


【社会に対して】

目に見えない障害でも、困っていることがあるということをわかって欲しい。
見た目だけで判断しないで欲しい。
不快感をわがままだと思わないで欲しい。
こだわりを笑わないで欲しい。
一人一人違いがあると認めて欲しい。
簡単に「みんな一緒」とか「誰でもそうや」ってって言わないで欲しい。
かしこくない私でもいろんなことを考えているということを知って欲しい。
黙っているから何も考えていないわけじゃない。
1つ1つのことに大変な思いで頑張ったり耐えたりして暮らしているのに、
それぐらいどってことないとか、大層がり(大袈裟)とか言わないで欲しい。
耳を押さえてもおかしいと言わないで欲しい。
私の前で、スプーンなどをガチャガチャさせないで欲しい。
うるさくしないで欲しい。
香水など人と共有の場所(交通機関・レストランなど)では控えて欲しい。
パニックを起こしても、変人(狂人)扱いしないで欲しい。
感情失禁状態(時、所かまわず泣き続けるなど)の時は、連れ出して落ち着かせて欲しい。
なんでもいいので、具体的な手助けをして欲しい。

ほんとに厚かましいお願いばかりで恐縮になってしまうけれど。

                                2004/1/10 筆
                                2004/3/10 一部加筆
                                       2007/7/5  一部加筆

                                2007/11/6 一部加筆



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