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価値あるホームメイド♪ダックワーズを究める!! | 記事登録日:2014/09/12 |
最終更新日:2014/09/12 | |
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フランスのダックス地方が発祥のお菓子「ダコワーズ」(Dacquoise)。 元々はアントルメ(切り分けていただくホールケーキ)などのベースに使用される生地でした。 (参照→Wikipedia「ダックワーズ」) その「ダコワーズ」が、パリで活躍されていた日本人パティシエ・三嶋隆夫氏の手によって小判型の「ダックワーズ」に変身し、一躍有名になった、という逸話はあまりにも有名です。 「シュクセ」や「ジャポネ」とも呼ばれるこのメレンゲ生地は、バターや卵黄を使わない、シンプルで軽い素材使いでありながら奥深いコクがあり、口の中ですっと溶けるやわらかさと喉の奥に広がる香ばしさを併せ持つ、とっても不思議なお菓子です。 ダックワーズの一番の特徴である小判型に成形するには、「シャブロン」と呼ばれる専用の型を用意する必要があり、家庭で取り組むには敷居が高い印象のあるお菓子ではありますが、そこは工夫次第。 材料の種類が少なく、工程もシンプルなので、ポイントさえ押さえれば意外に簡単に作ることができます。 プレゼントにすれば、年齢を問わず喜んでいただけるのでマスターしておいて損はありません!! ホームメイドならではの手間暇をかけて、価値ある手作りお菓子に!挑戦してみませんか?! |
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● このレシピについて |
1.材料の下準備 | ● 使用する材料について |
2.道具類の下準備 | アーモンドパウダー / 粉砂糖 / 卵白 / グラニュー糖 |
3.メレンゲ作り | 乾燥卵白 |
4.メレンゲと粉類を合わせる | ● 色々な成形 |
5.成形 | |
6.焼成 | |
7.仕上げ | |
8.アレンジ例とレシピ紹介 |
Dacquoise ダックワーズ | ||
材料 | 我が家で使用している材料詳細 | |
アーモンド・パウダー | 114g | JHC アーモンドプードル |
粉砂糖 | 68g | カップ印の粉砂糖 |
卵白 | 152g | スーパーで購入・卵黄は主にバタークリームや卵黄プリンで消費 |
グラニュー糖① | 15g | スプーン印のグラニュー糖 |
乾燥卵白 | 5g | JHC 乾燥卵白 |
グラニュー糖② | 20g | スプーン印のグラニュー糖 |
材料と道具選びのポイント | ||
一般に「製菓」というものは、その仕上がり具合が「技術」と「素材」と「道具」に左右されるように思います。(ま、これは製菓に限りませんけども・・・) そして、ことダックワーズ作りにおいては、使用する「道具」が適切かどうかに、他のお菓子以上に大きなウエイトがかかっていると、私は思っています。 そこでまずはじめに、素材や道具についての解説とポイントを挙げておきました。 紹介している道具ですが、同じ道具でないと作れない、と言いたいわけではありません。 「それが適している理由」を参考にして、代用品を選ぶ際の基準にしていただきたいと思っています。 素材についてはこのページ下のポイント&雑感・使用する材料についてで、道具については別ページのダックワーズ作りのこだわり、いろいろで更に詳しく触れていますのでぜひご覧ください。 |
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ダックワーズ作りに必要な材料はいたってシンプル。 アーモンドパウダーと粉糖、卵白、グラニュー糖です。 アーモンドパウダーの鮮度に気を付ける以外、特に気を使う部分は無いかと思います。 私は卵白の泡立ちと安定を強化するために乾燥卵白を加えて濃度を濃くしていますが、無ければ使わなくてもダックワーズはできます。
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生地作りに必要な材料 この他、アレンジとして ヘーゼルナッツやピスタチオのパウダーを アーモンドパウダーと置き換えたり ココアや抹茶、コーヒーなどの フレーバーを追加します |
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左の写真は粉類の下準備に必要な道具。 粉類は2回フルイにかけるのでボウルを2個用意。 アーモンドパウダーは目詰まりしやすいので、フルイは少し目の粗いシングル網のストレーナーがおすすめ。 できれば事前に粉糖もふるっておきたいので、それ用に少し目の細かいフルイがあると◎。 それぞれふるう時には周りへの飛び散りを最小限にするため、トントン叩き落とすよりも、ミニホイッパーでかき混ぜながらふるうのがオススメです。
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生地作りに必要な道具 ボウルが2個、目が粗目のストレーナー 粉糖用に目の細かいストレーナー ふるいにかける際に便利なミニホイッパー |
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こちらはメレンゲ作りと生地合わせに使う道具。 今回のレシピでは卵白約5個分でメレンゲを作りますので、ボウルもそれなりの大きさのものが必要になります。 写真に写っているのはモリブデン鋼の深ボウル21cm。 底が平らで深さのあるボウルはハンドミキサーの羽根が効率よく卵白を捕まえるのでオススメです。 ハンドミキサーは先代のラッセルホブス君がダックワーズ修行中に壊れてしまったので我が家では二代目となるビタントニオ君を使用中。 力強いメレンゲ作りには、パワーが強く、速さ調節が数段階に分かれており、定格時間が長めのもの(ちなみにビタントニオは15分連続使用可能)、がオススメです。 ダックワーズを究める上でぜひ用意したいのがエキュモワール。 ビスキュイ生地を作る時にも便利な、メレンゲの泡消えを最小限に押さえて粉合わせを行う道具でマトファ社製のものもあります。(←でもこちらは穴開き)
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メレンゲ作りと生地合わせの道具 大量のメレンゲ作りには底が平たい 深ボウルが便利 泡立てにハンドミキサー メレンゲと粉類を混ぜるのに使う エキュモワール スパチュラ大と小 |
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こちらは生地を絞り出す為の道具。 生地の成形には色々なパターンがありますが、いずれにしても形の整った焼き上がりを目指すなら絞り袋での成形は必須です。 上記レシピの生地を一度に絞るには、長さが45cm以上のサイズの絞り袋があると安心。 やわらかい生地で絞り出しに力がかからないので、大きめな使い捨て系の絞り袋で十分かと。 サイズが大きな丸口金を付ける場合、そのためだけに絞り袋の先をかなり切ることになるので、その点でも使い捨てはオススメです。 むしろ、キャンバス系の絞り袋はシロップ化した糖分がしみ出てくるのでダックワーズ生地を絞るのには向いていないかな? 絞り袋についての詳しいレポートは別ページでご紹介していますので是非ご覧になってみてください。 → 比較研究 その参 ~絞り袋は消耗品か?お道具か? 口金は丸口金を使用。(それ以外で成形されているのは私は見たことが無いですね。) シャブロン型へ絞り出す時にはマトファーポリカ口金16番Φ22mmを、ボウロ型に絞る時にはおなじくポリカの12番Φ15mmを愛用しています。
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生地の絞り出し用道具 絞り袋と口金 左からマトファーポリカ口金16番Φ22mm 同じく12番Φ15mm ステン・シームレスΦ10mm 上部に写っている白いケースは Ateco社の口金ケース 大サイズのほうであれば サイズが大きくてかさばる マトファのポリカ口金でも 大抵のサイズが入り、めちゃめちゃ便利! (ただし絞り口が小さく背の高い口金は ケースの高さが足りず 入らないものもあります) |
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ダックワーズと言われて、まず思い出す「あの小判型」に成形するには、シャブロンと呼ばれる専用のすり込み型を使う必要があります。 シャブロンには素材、形状によりいくつか種類があります。 ちなみに私のオススメはマトファ取り扱いのこちらのアルミ製シャブロンです。
生地を載せるシートですが、断然テフロンシートがオススメです。 オーブンペーパーを使うと、ペーパーが水分を吸ってふやけてしまい、底面の焼き上がりが波打ってしまいます。 生地をすりこむ際にはスケッパーやパレットナイフを使用するようですが、私の一押しはスクレーパー ホームセンターなどで購入できるお掃除用品で、食品用ではないので抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、このスクレーパーは生地をすりこんで拭うのに完璧な形状をしています。 仕上げの粉糖振りには、目が細かく、大きさも程良いW網茶漉し兼用ストレーナーが便利。 以上が素材と道具についての簡単な解説ですが、ポイント&雑感の使用する材料についてや、別ページのダックワーズ作りのこだわり、いろいろでも詳しく触れていますので、そちらもぜひご覧ください。 |
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すり込み成形に使う道具 シャブロン型とテフロンシート シャブロン型の位置合わせに使う A2サイズの硬質カードケース 生地をすり込むためのスクレーパー スクレーパーについた生地をぬぐうための ミニスパチュラ 仕上げで振る 粉砂糖用のストレーナー |
作り方 | |
1.材料の下準備 | |
下準備は「卵白」「グラニュー糖+乾燥卵白」「アーモンドパウダー+粉糖」の3つです。 ほとんどの材料に、事前に手を加える感じですね。 まず、卵白は一旦凍らせておいて半解凍した、溶けかけのシャーベット状のものを使用します。 室温ですと、季節によって解凍時間が変わりますので、おすすめは前日の晩に冷蔵庫に移動しておく方法。 使う前に溶け具合を見て、直前まで冷蔵庫で保存するなり、室温で様子を見るなり加減をします。 グラニュー糖①には乾燥卵白を混ぜ込んでおきます。 乾燥卵白は非常にダマになりやすいので、事前にグラニュー糖とあわせることにより湿気によるダマ防止になり、均一にメレンゲに混ぜ込むこともできるようになります。 アーモンドパウダーと粉砂糖も事前にあわせて、二度ほどフルイにかけておきます。 粉糖とアーモンドパウダーではキメの細かさが違うので、出来れば一度、目の細かいフルイで粉糖のみをふるい、次にアーモンドパウダーと混ぜあわせたものを、更に二度フルイにかける、(合計3回フルイを通す)というのが理想です。 フルイにかけた粉類は油がにじまないように冷蔵庫で保存しておきます。 その際、粉糖が冷蔵庫内の湿気を吸ってべたつくのを防ぐため、ラップなどで密封してから冷蔵庫保存するようにします。
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卵白は半分凍った状態のものを使用します 理由については 作業工程のコダワリ/「メレンゲ」をご覧ください 卵黄を大量消費した際に残ったものを 冷凍保存して常備しておくと 思い立った時にすぐ作れます 私の手持ちレシピでは卵黄プリンや バタークリームがオススメ! |
グラニュー糖①と乾燥卵白を しっかりと混ぜておきます 乾燥卵白は湿気を吸いやすいので あらかじめグラニュー糖と混ぜておくことで ダマにならずにメレンゲに混ぜ込むことが できるようになります |
アーモンドパウダーと粉糖も あらかじめ混ぜておきます 二つとも単体ではダマになりやすい素材ですが あわせるとサラサラになって扱い易くなります まずは粉糖のみ 目の細かいフルイでふるって 小さなダマをつぶしておきます このひと手間は省略可ですが激しく推奨! |
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ミニ泡立てなどを使い アーモンドパウダーと粉糖を 軽ーく混ぜ合わせます この二つの素材は 結構飛び散りやすいので要注意!!! この作業には写真でも使用している ミニホイッパーが超オススメ! 形状といい、大きさといい、 この作業の為にあるような道具です♪ |
今度は少し目の粗いストレーナーで 粉糖とあわせたアーモンドパウダーをふるいます この作業をもう一度、合計2回行います 目の細かいフルイですと ふるい終わるまでに時間がかかり、 その分アーモンドパウダーの油が にじみやすくなります 粉糖が湿気て塊が出来易くなるので 「いじりすぎない」で作業が完了するように 注意するのがポイント |
ストレーナーでふるうときには トントン叩き落とすよりも 前述のミニホイッパーでぐるぐるかき混ぜて 漉すようにふるうほうが飛び散らず スマートでオススメです フルイ終わった粉類は、湿気防止のため ビニール袋に入れるか、ラップをかけるなどして 使用する直前まで冷蔵庫で保存しておきます |
2.道具の下準備 | |
焼成に向けて、絞り袋や型の下準備をしておきます。 生地作りから成形までの工程を速やかに進めるために、作り始める前に、道具の下準備を万全に整えておきます。 ここでは絞り袋を利用し、専用型に絞り出す場合の下準備について書いてみます。
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絞り袋の口金の手前部分を クリップなどで止めて、 生地が勝手に流れ出ないようにしておきます 口金より少し手前の絞り袋部分を 口金の中にねじ込む方法もありますが 袋を持ち上げた時に そのまま生地が流れ出ることがあるので クリップの方が安心♪ (ちなみに写真は洗濯バサミ・・・) |
絞り袋の口を開いて 高さのある容器を支えにして 立てかけます 写真はマトファ社取り扱いの プラスチックメジャーカップ 見た目若干安っぽいんですが 水切れもいいですし、目盛もはっきり見やすい 使い心地はカンペキです |
生地はテフロンシート上に成形します ただ、テフロンシートを敷いただけですと シャブロンを持ち上げた時に テフロンシートも持ち上がってしまうので テーブル面に固定するため まず、軽く霧を吹き、水でぬらした台の上に テフロンシートを置くようにします そうすると簡単にテフロンシートが密着! 手間いらずで簡単です このテクニックは弓田亨氏のこちらの著書 拝借いたしました |
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テフロンシートの質にもよるのですが 油分が全く入っていないダックワーズ生地は 相手がテフロンシートでも若干くっつきます ひと手間かかりますが ほんの少しだけサラダ油を敷いて キッチンペーパーですり込むようにして 丁寧に拭き取っておくと 焼成後の裏面もきれいに仕上がります |
シャブロンを置いてセット 実はオーブン庫内の大きさの関係で 点線の部分でテフロンシートが分割されています 型と型の微妙な隙間に シートの切れ目を持ってくるために シャブロンの実物大図を下に置き その上にテフロンシートを水で密着させ 更にシャブロンを置くという 壮大な(?)手間がかかっています |
シャブロンが無い場合 丸口金で絞った形を生かして 焼成する方法もあります 写真はマトファのポリカ12番口金で絞ったもの この場合も同様にサラダ油を薄く敷いた テフロンシートに絞り出します キスチョコみたいに飛び出たツノは 指の先に水を付け軽く押さえてやると マカロンのようにツルンとしたドーム型になります (天板をパンパンたたいてもツノは無くなりません) |
3.メレンゲ作り | |
とにかく強いメレンゲを作ります。 使用するのは半解凍状態の卵白。 これを私は7分間かけて泡立てています。 手順としては以下の通りです。 Ⅰ.グラニュー糖②から小さじ1/4をとり卵白に加えて、速度1で泡立てを開始します。 Ⅱ.速度2に上げ、グラニュー糖①を小さじ1/4程度・15秒おきに加え続けます。 Ⅲ.速度3に上げます。引き続きグラニュー糖①を少量ずつ加えます。3分目が終わるころグラニュー糖①が無くなっているのが理想です。 Ⅳ.速度4に上げます。グラニュー糖②を小さじ1/4程度、それまでと同様に15秒おきに加えていきます。 Ⅴ.速度5に上げます。引き続きグラニュー糖②を少量ずつ加えます。5分目が終わるころグラニュー糖②が無くなっているのが理想です。 また、この時点で凍った卵白が完全に溶けていることも重要です。 Ⅵ.速度6に上げます。ボウルをすこしづつ回転させつつ、規則正しく全体を泡立てます。 Ⅶ.速度1に落とします。全体のキメを整えます。フレーバーを加える際にはこの時点で加えています。 これで合計7分間。 粘りがあり、キメが細かく、ほどほどに固く、冷たすぎないメレンゲが理想です。
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まずはじめに、 グラニュー糖を小さじ1/4ほど入れます これは厳密なものではありませんので わざわざ計量スプーンで計らなくてもOK てきとーにスプーンの先にひっかかった分を 加える、くらいの感覚で大丈夫です 写真は夏に作業している写真なので 随分と氷状の卵白が写っていますが 冬場にこの状態でスタートすると 7分後でも溶け残りが出ますので ご注意!!! |
凍った卵白を使うと 低速でもかなり早くから卵白が泡立ち始めます 余談ですが・・・ この写真の時代はまだ ラッセルホブスのハンドミキサーを使用していました (この数カ月後に故障して引退) この機種の低速は、 ハンバーグの練りにも使える力のある低速で 非常に気に入っていたのですが うちに来たころから電気系統が弱い子で 不具合が多かったので 後継機にはビタントニオを選びました |
これで大体3分くらい泡立てたところ すでにそこそこのメレンゲに仕上がってますが まだまだ泡立てます 固いメレンゲを作る際に 一番怖いのは泡立て過ぎの分離ですが 半凍りの卵白を使って 絶えず砂糖分を入つつ作業すれば そんなに簡単には分離しません 今回は写真を撮るために途中作業を中断し ハンドミキサーを止めていますが できればメレンゲが出来上がるまで 一度も作業を中断しないのが理想です 15秒おきに加える砂糖も ハンドミキサーを常に動かした状態で 空いている方の手を使って加えていきます |
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この作業にタイマーは必須! 泡立て過ぎの防止に役立ちます |
出来上がったメレンゲは こんな感じ |
理想的なメレンゲは 水につけてもすぐには浮いてこない 簡単に水にとけない そんなメレンゲです |
4.メレンゲと粉類を合わせる | |
出来上がったメレンゲに、なるべく泡をつぶさないように粉類をあわせていきます。 粉類はスケッパーですくい取り、全体に軽くまき散らすように振り入れ、エキュモワールでメレンゲを切るようにして、粉とあわせていきます。 エキュモワールでの切り混ぜは、一度粉をふり入れるごとに20回くらい、粉類が全てメレンゲに入ってから次を加えます。 これを、プレーン生地の場合は6回繰り返します。 粉類をすべて入れ終わったら、スパチュラに持ち替え、ボウルの周りをきれいにはらい、底の方の生地をすくい上げつつ、全体の混ぜムラが完全に無くなるように、丁寧に混ぜ合わせます。 ここでも20回くらい(場合によってはそれ以上)スパチュラで、しっかりと生地を混ぜ合わせ、メレンゲとアーモンドパウダーをつなぎます。 混ぜ終わったら、生地をスパチュラでひとすくい持ち上げ、生地の10cm程度上から落としてみます。 この時の理想的な生地の状態は、スパチュラからゆっくりと「ぼ・たっ」と落ちる感じです。 スパチュラから生地が落ちないようなら、もう少し泡をつぶすように混ぜ合わせます。 流れるようにダラーっと落ちるような生地になってしまったら、残念ながらそれは泡がつぶれ過ぎてしまった、ということで、ここからのリカバリーはできません。 感触を記憶し、次回の挑戦に備えてください。
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ふるったアーモンドパウダーと粉糖は 直前まで冷蔵庫に入れておきます メレンゲに入れる時には スケッパーを使うのが便利! 全体に振りかけるように 粉類を散らします |
エキュモワールとボウルを支える手の動きは 矢印の通り (右利きの方の場合) エキュモワールをボウルの奥側端から 手前に向かって、少し円を書くように動かし ボウルを手前から奥に向かって回転させる すると生地が渦を巻くように動き 生地を無駄に傷めることなく均一にすることができる |
私のエキュモワールの持ち方は 泡立て気を持つ時のような感じで・・・ メレンゲを切るように 粉類を入れていきます メレンゲに「混ぜる」というよりは メレンゲに「入れていく」感じで! |
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粉合わせ一回目 泡立ててすぐのメレンゲは ふかふかしていて固いので 少々混ぜにくいかもしれません 二回目、三回目と進むうちに 生地に粘りが出てきて 粉類が入りやすくなってきます |
粉類がきちんと全体に混ざってから 次の分を入れますが 余りいじりすぎても メレンゲの泡が消えてしまいますので ほどほどに・・・ |
二回目の粉をふりかけます |
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二回目の粉類が メレンゲに入ったところ |
三回目 |
底に残った粉類は うまく生地に取り込めなかったりしますが こういうのは後ほどスパチュラを使って 混ぜ込むようにします |
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四回目 |
五回目 回が進むに従って メレンゲのカサは減ってきます 生地に粘りが出てきて 綺麗な渦巻き模様ができるようになります |
六回目 |
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六回目を混ぜ終わったところ 粘りのある生地ですが 固さを保っているのが良い状態 |
スパチュラに持ち替えて ボウルの側面のメレンゲや底の方に溜まった粉を 生地に混ぜ込んでいきます 泡がつぶれることを恐れず しっかりと混ぜ合わせて生地をつなぎ ちょうどいい固さに整えます |
すくい上げた生地が 「ぼ・とっ」と落ちるくらいの固さがベスト 固すぎると焼き縮みが激しくなり やわらかすぎると成形中に生地が流れます |
5.成形 | |||
生地が出来上がったら、成形に移ります。 生地を、丸口金を付けた絞り袋に全て移し、いっきに絞り出しを行います。
丸口金でボウロ型にする場合には、突き出た絞り跡を水でぬらした指で押さえ、綺麗なドーム型に整えた後、粉砂糖を振って仕上げます。
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生地を絞り袋に入れます なるべく空気を入れないように 袋の端を伝って流し込むような感じで・・・ 絞り袋は大きめを用意 長さが40cm以上あるものの方が安心 写真の絞り袋はマトファーの使い捨て絞り袋 詳しいレポートをこちらでしています |
生地が口金から流れ出るのを防ぐため 口金付近をクリップで止めてあります やわらかくコシの無い生地を絞り袋に移すには 筒型の容器を補助に使うと便利 既出ですが、写真はマトファ社取り扱いの プラスチックメジャーカップ |
生地をいっきに型に絞ります 型の下の方の角に 生地が入っていないことがよくあるので 生地に口金を押しつけるようにして 「絞る」というよりは「充填」するような感じで 型に生地を詰めていきます |
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私のお勧めの絞る順番は 上段の手前(写真左列の手前)から順番に 二段目、三段目と絞る方法 今回のレシピの分量で 私なりの作り方をすると、 あるだけの生地を絞りきった時点で だいたい最後の一列分が足りない、というのが いつものパターンです この最後の列に スクレイパーでしごいた余り生地を流し込めば 無駄が無く、生地の傷みも最低限で済み 効率的!!(と思いますが、いかが?) |
マトファのシャブロンに絞った生地を均すには こちらのカーボンスクレーパー 超絶オススメ!! 大きさといい、角度といい、キレといい 特別にあつらえたような使い心地 マジで。 ちなみにマトファのシャブロンは 単品サイズ60mm×40mm厚さ8mm シリコン製の一般的なものは 単品サイズ70mm×45mm厚さ10mm カーボンスクレイパーが幅65mmなので 双方の型に使用可能 |
生地を均したら すぐに粉糖をふります 粉糖は、茶漉しやストレーナーなど 漉し網を使ってふるいながら振りかけますが 目の粗いものを使ってざっくり振ると 表面がぼこぼこっとした感じに、 目の細かいものを使って均等に振ると ややフラットな仕上がりになります 私は目がかなり細かい W網茶漉し兼用ストレーナーで 丁寧に一回だけ振っています 写真はその様子で 振ってすぐに撮ったものですが すでに粉糖が泣いていますね 振り立てはもっと全体が真っ白です |
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この日は生地の泡をつぶしすぎて シャブロン一枚分に少し足りませんでしたが 今回のレシピで このシャブロン1枚分きっちり取れるのが 生地のベストな状態だと思っています メレンゲの泡が固い状態ですと カサが多いので生地の余りが多くなり メレンゲをつぶしすぎると カサが減るのでシャブロン一枚に 足りなくなります |
粉糖を振り終わったら すぐにシャブロンを持ち上げてはずします シャブロンを持ち上げる時には 指先をシャブロンの端にかけ 第二関節を作業台にしっかりとつけて そこを軸に指先をゆっくりと上げていきます 上下にしろ、左右にしろ 絶対に揺らさないこと!!!!! ゆっくり、ゆっくり、 生地がはがれ落ちるのを待ちながらはずします |
作業台に対して垂直に持ち上げるのが キリッとしたダックワーズに焼き上げるための 最大のポイント!!!! 側面が斜めになると 焼成中に生地が流れて つぶれたような焼き上がりになるので要注意! この頃はまだマスキングテープで オーブンシートを止めていた時代 霧吹きで止める方法を知って ホント楽になりました♪ |
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平らな天板に載せ換えます 私はオーブンのサイズにカットしてもらった 平たい天板であれば ひっくり返して使うことも可能・・・かな? ワイヤーラック(天板を載せる金属網)に 直接載せる方法もありますが それですと焼き上がりが平らになりません |
「生地を折る」とは 大げさに言うと写真のような感じ 成形して粉糖をふった生地に 余計な力を加えると 焼き上がりに余計な割れ目がはいったり 平らな焼き上がりにならなくなります まあ、余計な割れ目や 焼き上がりが凸凹になる理由は これだけでもないんですけども・・・・・ |
シリコン製のダックワーズ型 ネットの製菓道具店で一般的なのは シリコン製の型ですが 厚みが1cmで一つのサイズも大きく 意外に使い辛いので あまりおすすめしないかな・・・ 型一枚が安価なので手は出しやすいのですが 6枚(3個分)しかとれませんしね この型を二枚、三枚と買うくらいなら 断然マトファのシャブロンをお勧めします |
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こちらは丸口金で絞り出した時の作業風景 手前二つはボウロ型成形で 奥に見えるのがハート型成形 |
水で軽くぬらした指先で 絞り跡をむぎゅっと押さえます すると綺麗なドーム型に! |
結構な量が絞れるので 全てに「むぎゅ」するのは根気のいる作業です この後、粉糖をふって焼成に移ります |
6.焼成 | ||
180度に設定したオーブンで、18分焼きます。 粉糖を振り終わったら、粉糖が溶けてシロップ化するまで少し待ってから、焼成に入ります。 と、言っても、シャブロンで型抜きする場合、型をはずしたり、天板に移し替えたりしているうちに、いつの間にか粉糖は湿ってシロップ化していた、というのが普通だと思いますので、よほど大量に粉砂糖をかけた場合以外、わざわざ時間をかけて待つことは無いと思います。 焼成はしっかりと余熱したオーブンで行います。 我が家のデロンギのコンベクションオーブンの場合、焼成温度は180度のメモリ部分(実際の温度は175度くらい)、スローベイクモード(コンベクション機能は使いません)、やや下火よりの位置で合計18分(11分焼成後天板の前後を返して7分焼成)焼いています。
粗熱が取れたら、オーブンシートからはがし、密封できる保存容器に上下をひっ繰り返して保存しておきます。
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ダックワーズを焼成する際の 現在のセッティング オーブンはデロンギのコンベクションオーブン スフォルナトゥット 上下二段あるうちの下段に 凸型ワイヤーラックを上向きに置いて余熱開始 天板の位置をどこにするかで 色々試行錯誤しましたが おそらくこれが最終案・・・? |
焼成温度は180度前後 デロンギのオーブンはけっこういい加減な ダイヤル式の設定になるので コツがつかめるまでは オーブン用温度計のお世話になる方が無難 国産の電子レンジオーブンの場合は デジタル画面で正確に温度設定できますが 意外に庫内温度はその設定よりも 低めだったりするので これはこれでオーブン温度計がある方が確実 |
焼き始めは全体が少し膨らみますが この後空気が抜けて 焼き縮んだような感じに締まってきます この写真は先代のデロンギで焼成中のもの 実は、ワイヤーラックの上に トレイ(付属のトレイ型天板)を 置いているんですが、わかりますかね? 結局はラックにじか置きに落ち着きましたが 上下の熱加減を調節するための 涙ぐましい努力の軌跡を表す一枚 |
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銅天板はまっ平らなのが利点ですが オーブンから出し入れしにくいという欠点も・・・ そこで、プライヤー 天板をつかんで楽々移動 これはホームセンターでGETしたものですが 本職の世界では鍋つかみとして ヤットコ鋏 |
焼き上がった生地は 天板の熱が取れるまで そのまま置いておきます その間にも生地の下面に熱が入って 生地の水分が程良く抜けて 写真のようにオーブンシートに生地が付かず するりと取れるようになります 生地の底面がしっかりと焼けていることも 焼成の目安になります |
生地は、左写真のように 生地底面からオーブンシートをはがすようにして 一枚一枚丁寧に取ります はがした生地は上下をさかさまにして 密閉できる容器に重ならないように並べます 写真はラストロウェアの浅型バット容器 マトファのシャブロンを使った場合 サイズ的にめちゃめちゃジャストで超オススメ! 底面にはくっつき防止に オーブンペーパーを敷いてあります |
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ボウロ型に焼いた場合 てっぺんに白く粉を吹いているのは 粉砂糖が完全に溶ける前に 焼成したため |
コンベクション機能を使うなどして 焼成中に庫内に風が起きると 写真のように端がダレた様な つぶれた焼き上がりになります 私はこれを「(亀の)甲羅になった」と 言っているのですが こういう風に焼き上がった生地は 平らでなく、すこしおわん形に 変形することが多いです |
個人的には これが成功だと思う焼き上がり♪ 側面がきちんとまっすぐ立っていて 表面にも凸凹が無く全体がまっ平ら 厚みが均一で美味しそうな焼き色 プロに言わせると表面にひび割れが入るのも NGらしいですが、 もう、これ以上は、 私にはムリ!ってことで・・・ |
7.仕上げ | |||
出来上がった生地は二枚ひと組で、間にクリームをはさみ、仕上げます。 私はクリームをはさむ作業を、焼成の翌日に行っています。 生地がしっかり冷えていることと、生地中の水分が均一になっている(気がする)のがその理由。 急ぐ場合は焼成当日に行う事もありますが、そうするとなんだか、生地がヌガーのような歯にくっ付く噛み心地でむっちりしすぎている気がします。 さて、二枚のダックワーズの間にはクリームをはさみますが、それには何と言っても卵黄ベースのバタークリームが一番のオススメ!です! 卵白のみのバタークリームですと、ナッツのコクに勝てないというか、折角のバタークリームなのに、物足りない印象。 絶対合わない、というわけではないですが・・・。 バタークリーム以外では、レモンカードのような離水が少なくかためのクリームが無難にまとまります。
マトファのシャブロンで作ったダックワーズ(60mm×40mm)ですと、クリームは大さじ1/2位が適量かな?好みにもよりますが。 私はシャブロン一枚分、18個のダックワーズを作るのにバタークリームをだいたい130gくらい(1個平均約7g)使っていると思います。 (上のバタークリームのレシピをフレーバー入りで作った際の約半量) バタークリームは出来立てを使うのが一番扱いやすく、味的にも間違いが無いのでオススメですが、冷蔵保存しておいたものでも使えなくはありません。 その場合、暑すぎず、寒すぎずの適温に(23度くらいですかねぇ?)30分程度置いて、やわらかくなったものを使います。 硬いクリームを間に挟むとダックワーズ生地が折れてしまうので、要注意。 ただし、逆に、バタークリームがやわらかくなりすぎると油が浮いて美味しくなくなるので、この加減が結構難しいのです。 クリームを挟んだら密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存します。 とりあえずは間に挟んだクリームを落ち着かせるのが目的ですが、その後も保存は冷蔵庫が無難でしょう。 生地のみの場合は、夏場の常温でも結構日持ちします。 アーモンドパウダーの生地は冷蔵庫の匂いを吸いやすいので、必ず密封できる容器に保存し、クリームをはさんだ後はなるべく早くに消費するようにします。
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写真はラムレーズンのバタークリーム ラム酒に漬けたレーズンを プレーンバタークリームに混ぜてみました クリームは計量スプーンで計り取り スパチュラでこそげるようにして 生地の中央においています |
クリームを置いたら もう一枚の生地でサンド! 軽く押さえてクリームを押し広げます ラムレーズンクリームのように 固形物が入っているものよりは なにも入っていないクリームの方が 出来上がりの形がすっきりするような・・・ |
マトファのシャブロン(上) (単品サイズ60mm×40mm厚さ8mm) と シリコン製のダックワーズ型(下) (単品サイズ70mm×45mm厚さ10mm) の 焼き比べ |
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クリームをはさんで仕上げると これだけボリュームに差が出ます シリコン型(大きい方)の方ですと 総菜コーナーのコロッケくらいの大きさで、 一個まるまる食すのは ためらわれる大きさなのです・・・ |
バタークリームは口金を使って おしゃれに仕上げることも可能です が、 手の熱ですぐにダレてしまうので かなり気を使う作業になります 写真はラズベリーピューレ入りの バタークリーム |
横から見ると星口金のうずうずが・・・ ただ、こういう見た目のこだわりに 気づいてくれる人はあまりいないので 完全に自己満足の世界です |
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こちらはラズベリーパウダー入りの バタークリーム 微妙にパウダーの粒粒が残っています ピューレの方が味が濃く出る気がしますが パウダーの方が発色が良く クリームが水っぽくならない利点も・・・ |
左写真のように丸口金で絞ると こんな仕上がりに・・・ 口金を使ってクリームを絞れば 見た目は断然きれいに仕上がりますが 労力の割に報われない作業なので 最近はもっぱら 計量スプーン&スパチュラ方式です・・・ |
こちらはピスタチオのダックワーズ ピスタチオパウダーを使用しています ラズベリークリームとあわせて 見た目も味も おしゃれに決めてみました ダックワーズ、 アレンジは無限大です |
8.アレンジ例とレシピ紹介 | |
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今回ご紹介しているレシピはクックパッドにも投稿しています。 印刷にはこちらのページが便利です。 ![]() ダックワーズは、結局のところ、アーモンドパウダーのみで仕上げた生地とプラリネバタークリームの、シンプルかつオーソドックスな組み合わせが最強だと、個人的には思っているんですが、いろんなアレンジを考えるのも、ダックワーズ作りを飽きずに楽しむ良いネタになりますよね。 元がシンプルなので、アイデア次第で生地もクリームも、多様なバリエーションが楽しめます。 フレーバーを加えた生地で一番のオススメはトラブリ・カフェエキストラを生地の加えたダコワーズ・オ・カフェ! 当然!バタークリームにもトラブリを加えてコーヒー風味に。 コーヒー好きに是非お勧めしたいアレンジです。 (ピエール・エルメ風のネーミングで「アンフィニモン・カフェ」♪なんてね~) ![]() 変わり種として、スパイスを追加するのもなかなか良かったです。 別ページでご紹介しているミックススパイスを生地に加えて、ちょっぴり大人の風味に。 クリスマス時期に特にオススメです。 ![]() また、投稿はしていませんがプレーン生地にレモンの皮のすりおろしを一個分追加してレモン風味のダックワーズ&レモンカード、というのも、暑い時期には好評でした。 この他、ココアを加えてチョコレート生地、や、抹茶を加えて抹茶生地、などがよくあるアレンジ生地なのですが、これらは小麦粉を加えた時のように若干口どけを邪魔する傾向があるので、ここではあえておすすめしないでおきます。 副素材での風味付け以外では、アーモンドパウダーをその他のナッツ粉に置き換えるアレンジもあります。 オススメはピスタチオ・パウダーを使ったダックワーズ。 ![]() アーモンドパウダーの約60%をピスタチオパウダーに置き換えて作ってみました。 ピスタチオパウダーを加える割合はアレンジ可能ですが、これ以下だと風味が物足りなく、これ以上だと少しくどい印象になったので、まあ、こんなもんだと思います。 ただしこれは使用するピスタチオパウダーのの質にも左右されることなので、素材とよく向き合う事も重要かもしれません。 あとはヘーゼルナッツパウダーを使うアレンジもありますね。 ヘーゼルナッツはかなり風味が強いので加える割合はアーモンドパウダーよりも少なめが吉だと思います。 こちらはまだ試作中で「これ」と決まった割合にたどり着いていないのですが、青木定治氏のこちらの本 |
上の写真はコーヒー生地のダックワーズに チョコレートチップを散らす実験(?) 写真向かって左手側の二列には チョコチップは見えていませんが 生地を絞る前に枠の中に チョコチップを置いてあります 三列目は粉糖をふる前に チョコチップを置いたもので 右手側の二列は粉糖をふってから チョコチップを置いたもの 味的に落ち着いていたのは チョコチップを前もって 枠の中に入れておく方法でしたが 焼成中に横にはみ出してきて 妙な形に焼き上がるのが難点 チョコチップを上に載せたほうは どちらも生地をつぶしていしまい これまた妙な焼き上がりに・・・ 事前に生地に混ぜ込む方法は 生地を傷めて泡をつぶしそうな気がしたので 試していないのですが なんだかんだでチョコチップは 入れなくてもいいんじゃないか、 という結論に達する始末 ま、こんなこともあります。 |
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こちらはピスタチオパウダーを加えたアレンジ ラズベリーバタークリームとあわせてみました 手ごろな価格で手に入るのはアメリカ産の ピスタチオ・パウダー 高品質で有名な シチリア産のピスタチオに比べると 発色や風味がかなり劣るらしいですが ちゃんとアーモンドとは違う味がしますし 充分雰囲気は楽しめます |
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