エステサロンの使い分け

エステサロンを退職した現在もエステが大好きで、お客として通っています。手頃な価格でサービスを提供するサロンが増え、単に「エステサロン」と一言では片付けられないほどに多様化してさまざまな種類のトリートメントが受けられるようになりました。気分屋の私は、その時の気分によって訪れるサロンを使い分けています。
お気に入りエステティシャンのいるサロン

手ごろな価格で、押し売りトークもなしで、技術も満足できて、なにより信頼できるエステティシャンがいる。他のサロンに浮気をしても必ず帰ってしまうようなお気に入りサロンを一軒でも知っておくと心強いです。サロンそのものよりもお気に入りのエステティシャンのために通うので、エステティシャンがお店を変わると一緒に移動してしまいます。
空き時間にクイックエステ

待ち合わせの時間までにまだ余裕がある時、疲れがたまっている感じでなんだか冴えない時、気軽に入れるクイックマッサージ・エステをよく利用します。20分2000円くらいのトリートメントでは完全に疲労感を解消することはできませんが、贅沢なランチだと思って気分を切り替えるために利用します。何よりも、疲れをためてしまわないことの方が大事です。
リラクゼーションサロン

完全な防音、心からリラックスできる個室、珍しい異国トリートメント・・・本当に疲れがたまってしまった時には、こういったリラクゼーションサロンを利用します。束の間のバカンスを愉しみ、新しく前向きな気持ちで日常生活にかえります。
美容皮膚科

気分転換やリラックス目的で利用するサロンとは違って、こちらはお肌のメンテナンスが目的です。季節の変わり目や体調の変化によってお肌はラブルを抱えやすいので、少しでも気になることがあればすぐに相談することにしています。お肌のトラブルは、長引かせると色素沈着やシミを発生させてしまうことがあります。そうなってしまっては大変なので、早めの対処を心がけています。

特別に気になるところがあるわけではないし、内部事情を知ってうんざりしてしまったわたしは絶対にコース契約を結びません。気になるときに、その日の気分によって行き先を決めています。

サロン化粧品購入には

一度でも試したら、もう市販のコスメを買う気にはなれなくなるほどに使い心地のいいサロン専売コスメ。わたしはデパートで売られている大手化粧品メーカーの商品を買うことはありません。
高級化粧品は使わない

「シンプルが一番」というポリシーを持つわたしは、数万円もするクリームなどを買うことはまずありません。それに、「高品質だから値段も高い」とは一概に言えないものです。高級サロンに勤務していた際、10mlで6万円の自社製美容液を販売していました。なかなか売れず、翌月にはパッケージを変えて半額以下で販売することに。化粧品に値段はあってないようなものなのです。

こういった経験からか、わたしは一万円以上もする化粧品には手を出しません。そして一般的にデパートで販売されている大手メーカーの商品は、いくら「自然派」をアピールしていてもケミカルな成分がいっぱい。店頭で大量に商品を管理して品質保持をしなければならないと、どうしても化学薬品の力に頼らざるを得ません。

もちろん、全て一括りにすることはできませんが、サロン専売化粧品は廃番が稀で、流行を意識せずに安定したライン作りを心がけているところを信頼しています。「サロン化粧品は高い」という印象がありますが、実際は手に届く価格のものもけっこうあります。
インターネットショップで格安に購入

以前はエステサロンでしか手に入れることのできなかったサロン専売化粧品も、今ではほとんどがインターネットショップで購入することができます。行きつけのサロンがあれば、ポイントを貯めてよりお得な割引を受けられることもあるのでそれを利用しますが、化粧品だけ買いたいときはインターネットショップを利用します。だいたいのショップが5000円または一万円以上購入すると送料無料なので、わざわざサロンまで足を運ぶよりも時間も費用もお得です。
まずはサロンや代理店でお試しを

サロン専売化粧品はサンプルを取り寄せにくいのが特徴です。プロによって肌質に合ったラインを選んでもらえるのも、エステ化粧品の醍醐味です。お気に入りが見つかるまでは、サロンを訪れて自分の肌に合うかどうかを試しましょう。


エステティシャンと一緒に

良いサロンか悪いサロンか、サロンの質を決めるのはエステティシャンです。
信念があるエステティシャンほど、サロンを転々とする

仕事に対する辛抱強さが足りないというよりも、エステという仕事に対して真面目であればあるほど、経営者とはうまくいかないものです。経営者は目先の数字を上げることだけに関心があり、顧客の満足感と定着率よりも、新規客を呼び込むことばかりに目を向けています。

経営者は客にとって必要のないものまで売るようにエステティシャンに指示します。しかし、心から美のサポート役としてお客様と関わりたいと考える良心的なエステティシャンほど強引なセールスが出来ず、売り上げ成績は伸び悩みます。本当に必要なものは限られているのでなかなか売り上げに貢献することができず、経営者に睨まれてしまったり、衝突してしまったりするのです。

良心的なエステティシャンは常によりよい環境を求めています。客からのニーズと経営者からの要求で板ばさみのエステティシャンがサロンを転々とするのは珍しいことではありません。
エステティシャンと一緒にサロンを移動

家から通いやすい場所にあるとか、手ごろな価格だとか、そういった条件を乗り越えるサロンを見つけるのは難しくありませんが、お気に入りのエステティシャンを見つけるのは簡単なことではありません。人柄も技術も信頼の置けるエステティシャンがサロンを移動するとなったら、よっぽど通いにくい場所へ行ってしまうことがないかぎりは一緒にサロンを変わってしまいます。

サロンはお店を変えるエステティシャンが顧客を奪ってしまわないよう、移動先を告げることを禁じるのが通常です。何も言わずにいなくなってしまうこともあるので、「サロンを変わるときは教えてね」と事前に伝えておけば、メモを渡すなどして教えてくれたりするでしょう。人気のエステティシャンになると、こうして一緒にサロンを移動する顧客を何人も持っているものです。


お得なキャンペーンを利用

ひとつのサロンへ通うのはたくさんのメリットがあります。中でも特に、常連になることいつでも安心して通える点と常連しか知ることのできないお得な情報が得られるという点は見逃せない大きなメリットです。
こまめに情報収集

新しいトリートメントが受けたくなったら、ぜひ積極的にたずねてみましょう。しつこくセールスをしていると思われたくなくてサロン側から新たなメニューの説明をするのを控えていることが少なくありません。また、大きく宣伝していないお得な情報が得られるかもしれません。常連客だけのとっておきの価格で新しくコースを始められることもあります。
コースを継続するには

同じコースを更新契約、または同じサロンで違うコースを新たに契約する場合。コース消化に通う間、サロンはこちらの経済状況をなんとなくうかがって、経済的に余裕のありそうな顧客にはさらに高いコースを、あまり余裕のなさそうな顧客には手の届きそうなコースを用意します。その際、興味のあることをすべて話してみるといいでしょう。

エステサロンにはメニューに載っていないコースやサービスが多くあります。もちろん、経営管理の都合によって融通の利かない場合もありますが、契約の際に、既成のコースにオプションという形で他のメニューをを組み込んでもらいます。そうすると、別々にコースを契約するよりも驚くほど安上がりになることが多いのです。「フェイシャルをしながら発汗の全身パック」など、無理な組み合わせはエステティシャンが指摘してくれます。反対に、どんな組み合わせでも受け入れるエステティシャンは売り上げを上げたいだけなので信用できません。

基本的に、広告やクーポン雑誌に載せている割引は新規客のみに限定していることが多いです。残念がらなくても、常連ならではのお得なメニューを作ってもらうこともできます。サロンによって方針が違うこともあるので、積極的に話をしてみましょう。


大事なのは、目的をしっかりと持つこと

以前では考えられなかったほどに手頃な価格でサービスを提供しているサロンや、コース契約を組まなくても一回毎に支払って通うことのできるサロンが増えました。にもかかわらず、エステに対するネガティブなイメージは根強く残っています。

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