お付き合いくださりありがとうございました。当作品は、2010年にニコニコ動画に投稿した動画を元に構成した小説です。ノベライズ化のお話をいただき執筆したものを、諸事情によりオンラインにて公開する運びとなりました。
歌というものは、作り手と聴き手が揃って完成するものだと個人的に思っています。特に歌詞というものは少ない単語で構成されるので、言葉の狭間・隙間を補うのは、聴き手の方の感性かな、と。そこがボーカル曲の楽しみ方のひとつだと思っています。
「物の怪の子」も同じで、聴き手の方の受け取り方によって、結末や幕間が違うと思います。自分なりに狭間や隙間を膨らませて作った作品(想像の余地のひとつ)がこのノベライズです。
作成にあたってお世話になりました担当様、ツインドリル様、あたたかい声をかけてくださった方、そして読んでくださった方々に心より感謝を申し上げます。
そしてテトさん、10周年おめでとうございます。君に会えて本当によかったよ。これまでもこれからもずっとずっとよろしく! 本当にありがとう! |