こんな家は、危ない(要約)!!!

こんな家を作らないためにも、させないためにも、是非見て下さい。

一級建築士からのお願いです。
一級建築士ですが家を実際に、この手で(機械を使いましたが...)、 建てたことがあります。
ペンキも塗りますし、天井も貼り替えます、洋式便所にも変更しましたし、クロスも張りました。
きわめて実践的な一級建築士です。

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匿名可
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耐震診断
木造住宅の耐震診断

 具体的に述べます。
 

  施行令の壁率を満足すること
細くて高い建物は、特に浮き上がりも検討して下さい。
  .均等に壁を配置すること(偏心率が小さいこと)
  .耐久性があること。
  a使用材料は、耐久性のあるものを、使ってほしい。
  正しい保守管理をしてほしい。
 4.階毎の剛性率が著しく違わないこと。
 .金物等を正しく使うこと。金物は、特に優れた材料です。しかしボルト締めを用いる時は、増し締めが必要です。
 .正しく使用すること。
 .建物を乾燥させるように努めること。
建築用材は、乾燥済みの材料を使って下さい。
  a.建物の周りに花壇等を作って嵩上げしない。
  b.建物周りに植木鉢等を置かない。
 .建物の床下は、乾燥させるよな作りにすること。
  .床下換気口を作ること。施行令では、外壁5m毎に300平方センチメートル以上と決められています。
特に布基礎の場合建物内部の布基礎は、大きく切り開くこと
 10.一階床高は、できるだけ高いこと。
 11.雨漏りがなく、水仕舞い(水仕舞いとは、雨やその他の水(結露水を含みます。)を適切に処理すること。)が適切に行われていること。
  a.軒、けらば(家の妻壁の上にある屋根のでた部分)、ひさしが適切な長さがあること。日本では、雨は、下から降ると考えてもいい位強い風と雨が同時に家を、襲います。なるべく雨にかからないようにすること
  b.シーリング(コーキングとも言う)に頼った水仕舞いを、してはいけません。シーリングは、少なくとも水圧のかかるところ(壁側面も風圧によって水圧がかかります。)に使っては、いけません。
  c.樋をもうけ木の葉等で塞がれないように保守する事。
 12.外部に木を使わないこと。
 13.木造の家には、雨が降り込むようなバルコニーを設けない。
 14.筋交い等の水平力を、負担する部材が堅固でかつ土台や梁等にしっかりと固定されていること。
 15.基礎が堅固であること。それに付随する土台等もしっかりと固定されていること。
 16.筋交い以外の耐震要素を大事にして下さい。
 17.靱性(じんせい:粘りがある性質)のある構造にすること。
 18.基礎を含めてコンクリートで作られた部分があるときは、所定のかぶり厚さを維持するようにスペーサーを、適宜使用すること。
 このことは、緊急報告新幹線のコンクリートは、なぜ落ちたで詳しく説明しています。
地震の時けがをしないために、以下のことをお守りください。
1,ベッドで寝てください。家具が倒れてきても少しは、安全です。地震後部屋が家具で埋まってしまいます。
2,家具は、必ず倒れます。家具の近くには、居ないでください。
3,棚の上のものや、テレビ台の上のものは、落ちてくると言うより飛んできます。決して近くにいないでください。
4,一階は、危険です。少しは、二階の方が安全です。
5,隣の家は、大丈夫でしょうか。隣の家や、隣の家のブロック壁、ビル、煙突がふっ飛んできます。隣に煙突や鉄柱電柱(電柱に足下付近を見てひび割れがないか確認下さい。)が立っていませんか。
6,家の外には、出ないでください。瓦などが飛んできます。ひさしの中にいても同じです。バルコニーやアーケード、看板が飛んできます。

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