私のマンション管理士の業務に対する
基本的な考え方

 私が、マンション管理士の名称を用いて、
建築についての疑問点に対して指導・助言を行う時の基本的な考え方を、
皆様に、恐縮ですが、お話しさせて頂きます。


@基本的に、私は、慈善・無料(ボランティア)でこの業務を行います。
 無料で行う理由は、私の信念によるものです。後述致します。
 長時間に及ぶような場合または、遠方への出張を伴う場合は、原則としてお引き受けできない場合があります。
 詳細は、ご相談ください。
A住居の安全性を、第一と致します。
 住居が原因で怪我など、なきよう、努力したいと思います。
B信義誠実・公明正大を第二と致します。
 建築は、科学です。客観的に見ることができなければ、科学ではありません。
 間違っていることは、間違っていると、はっきりと言わせてもらいます。
以上三点を、私の業務原則と致します。
                    マンション管理士・一級建築士
                    杉原正治



以下に理由を、説明します。
@無料で引き受ける理由
 私は、先の地震(阪神淡路大地震)を、経験致しました。幸い私の家族・親戚および私の貸家に居住されておられる入居者様には、怪我等がなく、本当に安堵致しました。しかしながら貸家の屋根が、その機能を失いましたので、それから4週間お手伝いの方々とその修理に明け暮れました。
そのさなかの地震から一週間後、震源地近くを見て回りました。その破壊の状況は、今まで私が文献等で見た地震の破壊状況と全く異なっていました。(その時の様子は、ここをご覧ください。)その時、私は、いや誰もが次のように考えたと思います。
「丈夫な家は、潰れない。」
この当たり前の事が私は、大切だと思います。公園や道路の幅員など在宅時の地震の時には、関係ありません。
潰れる家が改善され潰れない家になっていくよう私は、努力したいと思います。
そのためには、私のできることがあればやらせて下さい。

A住居の安全性を第一に考える理由
 @で述べたように、「命あっての物種です。」安全は、すべてに優先します。

B信義誠実・公明正大を旨とする理由
 当たり前のことですがボランティアでも誠実に実行しなければなりません。しかしながら私は、原則としてその報酬を、期待していません。そのため、私は、顧客の立場を考える必要性は、全くありません。建築上の回答は、ただひとつでは、ないことは、良く承知してますが、その最善を回答することを、努力します。

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