ビーズ織り工房 伽羅

呉須青絵花唐草


■サイズ:W175mmH263mm(有効:220mm)
     ストラップ:102cm
■制作日数:約1ヶ月間
■染付の陶器をデザインソースに制作した「花唐草シリーズ」第二弾です。


一弾目を黄釉で考えたので、今回は呉須青絵のイメージで制作してみました。
「黄釉」と同デザイン、色違いで制作することも考えましたが、
そこは少し拘って変化を付けました。
同デザインのアレンジですが、ベースは呉須青を基調に
花の部分はシルバーと数種のモノトーンビーズ。
葉っぱと枝はゴールド系のビーズで構成しました。
今回も、ベースは透明度の強いクリアービーズを使い、
織り糸と内袋の呉須青を透かして見せることにしました。


ストラップは「黄釉」と同じく「竹ビーズのラリエッタ」の形状を持ってきました。
取り付け部分下部のフリンジは、良いアクセントになりました。


デティールです。
透過性の強いビーズと透過性の無いビーズの組み合わせが、
結構面白いイメージに仕上がりました。

フリンジデティールです。
「ギザギザ」の形状、山の高さ・数は「黄釉」に合わせています。
スワロフスキービーズのデニムブルー3mmと4mmをたっぷりとあしらいました。
唐草柄の葉っぱ部分のゴールドにあわせて、竹ビーズもゴールドを使用しました。
フリンジが揺れると、キラキラゴージャスな雰囲気になります。


全体のデザインです。

ベースに透過性の強いビーズを使ったので、内袋を外裏で制作すると、
ビーズを透して断ちしろや縫いしろが仕上がりに影響してしまいます。
内袋は中表の二重に作成しました。
ここも「コダワリ」です。