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７月１日日曜日 |
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ギュスターブ・モローは自宅と作品で美術館を作るように遺言をした． |
螺旋階段でつなぐ上下ふたつのフロアーにびっしり隙間なく絵が掛けられている．京都に来たギュスターブ・モロー展には幻想的で神秘的な雰囲気があった．本家のあふれるほどの絵の並べ方は好きになれなかった． |
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サントリニテ教会のミサに座ってみた．大きな十字架を持った人につづく威儀を正した人々の入場、パイプオルガンの調べ、高い声でつづく祈りは小説の一場面をみるようだった． |
| マルモッタン美術館はモネ作品蒐集家とアメリカ人篤志家のおかげでできた美術館である．印象派のはじまりといわれる「日の出」があった．明るいフロアーにゆったり陳列してあってよい気分で鑑賞できた． |
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国立中世博物館とクリューニ浴場についてはほとんど知識なく訪れたが、ガイドがいたらいいのにと思ったくらい興味深いものだった．中世の物語を彷佛とさせるようなものがあった． |
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