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　高槻市のバランスシート（Ｈ11・Ｈ12）を読む

★高槻市が公表した「バランスシート」から見えて来る高槻市の資産のストック状況・負債の現在高、などを順を追って紹介していきたいと思います。その際、公表されている他の自治体との比較等から、より客観的に高槻市の特徴を把握していきたいと思います。（2001.10.4記）

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　バランスシートは左側に「資産」、右側に「負債」と「正味資産」が表示されています。大雑把に言えば、左側がある時点の資産のストック状況、右側がその資産を形成するために調達した資金の出所を表示しているといえると思います。
　さて、平成13年9月議会において、高槻市は「平成13年3月31日現在のバランスシート（総括部分）」を公表しました。先に公表されていた「平成11年度版」と合わせて2年度分が手元にあります。
　また、別に、時事通信社が発行している「官報速報」に、時事通信社が独自にアンケート方式で各自治体に問い合わせて回答のあった316団体について、「平成11年度末バランスシート」の特徴などを特集していました。その数値を紹介しながら高槻市の数値と比較することで特徴などを掴んでいきたいと思います。

　先ず、総額ですが、高槻市は3,656億円（H11）でした。この総資産は人口にほぼ比例して大きい傾向があります。より、特徴を見るためには、総額を人口で割って「住民一人当たりの資産額」を出しました。

　高槻市は101万円（H11）で、他市等の平均よりも小さい数値となっています。それは、資産は急激な増減はしにくいのに対して人口は急激に変化するために、他市等の人口減少傾向が反映しているのではないか、と予測しています。

　この表では、高槻市は上の表と比較して、少々低い程度まで平均に接近してきています。（以下続く）

（第3回）　

（第8回）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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