つぶやきのページ
(Japanese Only)


 このページでは思ったこと、感じたことなどを天文に関係なく適当に書いていますので、よかったら暇つぶしにしていってください。
※画像は重くなるので不定期で消しています。リンク切れの際はご容赦ください。


2006年12月29日
[今年一年]
昨日の夜から冬型が強まってきたようで、今朝起きてみると雪がうっすら道路に積もっていました。車で出かけるときは凍結などに気を付けないといけませんから、忙しい年末にはイヤな寒波です。でもスキー場関係者にとっては待ちに待った寒波の到来でしょうね〜。

今年を思い返してみると、天候の悪さに泣かされた一年でした。GWはしらびそ高原で3日連続で晴天に恵まれて良かったのですが、その後8月頃まで夜はずっと曇天が続きました。その後も天候は不安定で、秋に入ってもなかなか晴れない日が続きましたよね〜。特に新月期は天気が悪かった覚えがあります。
そんな中、機材を入れ替えながらいろいろと撮影してきました。今考えると、天気が悪いせいで新機材に走ってしまったような気もしています(笑)。またリモート機材を使って海外撮影できたのも貴重な経験でした。いろいろな方のお陰で、自分の中で「これが持てる最高の撮影機材かな」と思える機材をそろえることができましたので、来年はこれを使ってじっくり撮影していきたいと思っています。

これから野暮用をいろいろと片づけないといけないので、今年の更新はこれで最後、今度の更新は新年初めになると思います。今年一年お世話になった皆様、ありがとうございました。どうぞよい年の暮れ、そして新年をお迎えください。また来年もどうぞよろしくお願いします。


2006年12月26日
[STLのこと]
今日は昼過ぎから雨が降り出し、今はかなり強く降っています。低気圧が発達しているとのことで、今後の雨量が気になるところです。ほんとに今年は雨がよく降りますね。来年は晴れる日が多いといいのだけれど・・・

STL11000クラス2について、いろいろとご質問いただく内容をこちらにも簡単に書いてみます。

まず重さですが2キロ強の重さがあります。ご存じの通り、2インチスリーブが中心から外れたところにあるので、望遠鏡との接続には気を使います。軽く閉めただけでは、撮影中にゆるんでカメラが回ってしまいます(笑)。

フィルターホイールは電動なので、パソコンから快適に遠隔操作することができます。これはSTシリーズと同じですね。50mm径のフィルターを5枚中に入れることができます。私はアストロのミック製の50mm径フィルターを購入して入れていますが、これはちょっと失敗かもしれません。というのはこのフィルターは厚みが2mmと薄いので、そのままではうまく固定することができませんでした。苦肉の策でゴム板を使って固定していますが、あまりお勧めできません。アストロドンとかSBIG製がお勧めかもしれません。

あと気になるノイズですが、ST2000と比べると明らかに多いです。しかしSTシリーズよりも5度から10度さらに冷えるので、その点は助かっています。もうちょっとノイズが少ないと助かるのですが、クラス2ですから仕方ないのかもしれません。でも写真を撮るにあたっては、全く問題ないレベルだと思います。

また何か思いついたら書き足していくつもりです。「これは?」というご質問がありましたらメールいただければ幸いです。
STLで先月撮影した「すばる」の写真をこちらにアップしました。少し眠い空だったのですが、案外と淡い部分も写ったと思います。是非ご覧になってください。


2006年12月24日
[クリスマスイブ]
今日はクリスマスイブ。今年も残すところ一週間となりました。12月に入ってから忙しくてHPもなかなか更新できませんでした。やっと落ち着いてきたので、またまめに更新していきたいと思っています。

この週末は全国的に「夜、快晴!」の予報だったので、岡山方面に星見に行ってきました。しかーし、夜半頃から雲が流れ始めてしまって、結局ドン雲の空に・・・ほとんど成果もなく、残念無念の結果でした。ほんと天気予報は当てにならないし、天気の予想は難しいです。

でも昨晩の現地には20人くらいの星見ファンが集まり、いろいろな機材を見せていただくことができました。お陰で一晩中ウロウロして楽しむことができました。お世話になった皆様、ありがとうございました。それにしてもNinjaの40センチドブと15センチ屈折双眼鏡で見せていただいた天体は、本当に美しくて感動しました。やっぱり大口径望遠鏡はすごいですね!来年は観望派に転向しようかな(笑)。

こちらに先月撮影した「ぎょしゃ座の散光星雲」の写真をアップしました。初めて訪れた曽爾高原で撮影した作品です。是非ご覧になってください。


2006年12月9日
[STL11000]
このSTLカメラ、届いたときはやはり想像以上に大きかったです。ST2000よりも二回りぐらい大きく、重いので望遠鏡への取り付けは苦労します。フィルターホイール内蔵なのはよいですが、そのために2インチスリーブが偏芯しえいるので、取り付け後もカメラがクルッと回転しそうで怖いです(笑)。

でも使い勝手はとてもよく、ST2000でSBIGカメラの使用に慣れているので、すぐに使うことができました。このクラスの冷却CCDはいろいろなメーカーから発売され、それぞれ性能などに違いがや特色があるわけですが、使い勝手も選ぶ上で重要なポイントだと思います。

このカメラで撮影したHα写真をこちらにアップしました。これは届いたその週に自宅でテスト撮影した写真で、正確に言うとこちらが本当のファーストショットなのかもしれません。またまた季節はずれの北アメリカ付近の写真ですが、よろしければご覧ください。


2006年12月7日
[ファーストショット]
新機材で撮影した画像をこちらにアップしました。もう皆さんに知れ渡っていて今更なんでが、新機材はSBIGのSTL11000MClass2冷却CCDカメラです。この秋にシステム変更を行いました。機材が届いたのは早かったのですが、体調崩してしまってなかなかテストすることができませんでした。このアンドロメダ銀河の写真が、このカメラのファーストショット(正確には自宅でテストしたのでセカンドショットかな?)となりました。今はもう12月ですからアンドロメダ銀河は季節はずれですね(笑)。

STL11000のファイルサイズは巨大で、下の自作パソコンを作ったのもこれに対処するためでした。個人的にはこれ以上の画素数は、ハンドリングが悪くなるのでいらないかなとも思っています(笑)。

ところでこのアンドロメダ銀河の写真、海外でとても有名な天文ブログ「The Universe Today」で紹介されました。ほんとうに嬉しくて光栄なことです。この天文サイト、ほぼ毎日更新されていてとても興味深いサイトです。英語だけなのが厄介ですが是非チェックしておきたいサイトですね。


2006年12月6日
[自作パソコン完成!]
満月になってから毎日晴天が続いています。新月期に取っておいて欲しいぐらいの透明度のよい夜です。

たくさんの方からご助言をいただいて、自作パソコンがとうとう完成しました!最初はパーツのこともわからずに始めた無謀とも言える試みでしたが、皆さんのアドバイスのお陰で無事にWindowsを起動させることができました。やっぱり自作パソコンが無事に動くと感動もひとしおですね!

結局、モニタを除いたトータル費用は12万円ほど。最新のCPU「Intel製Core2Duo」と2GBのメモリ、それにOSやキーボードを合わせてこの費用ですから、なかなかのコストパフォーマンスですよね。ただ古いモニタしかないので、今後モニタを買う必要があります。古いMacのモニタが付かなかったのは痛いですね〜。下に配線整理前のパソコン内部写真とスペックを書いておきます。ご興味あれば見てください。そして是非、自作されてみてください。私でも作れるのですから、きっとどなたでも作れると思いますよ〜。

CPU: Intel Core2Duo E6300(1.86GHz)
M/B:Intel DP965LT
Harddrive:S-ATA 320GB
Memory:DDR2-800(2GB)
Video-card:NVIDIA GeForce 7600GS
DVD-Driveなど

2006年12月3日
[月が大きくなるとよい天気]
 
昨日今日と冷え込んでいますが、空はスカッと晴れ渡っています。月が煌々と照っているのに星はたくさん見えているので、相当透明度がよいのでしょうね。なんで新月がとっくに過ぎて、満月が近づいた頃になって晴天が続くのでしょうね。なんだか空を眺めていると腹立ってきます(笑)。土星でも見ようかと思いましたが、寒いので昨日は諦めました。今日はどうしようか考え中です。

 CCD画像を処理したのですが、HPにうまく画像をアップロードできずにいます。ちょっとファイルの整理が必要なのかもしれません。年末に向けてHPも大掃除が必要のようです(笑)。


2006年12月1日
[今日から師走]
 
11月も終わり今日から12月に入りました。今年も残すところあと一ヶ月ですね。今日は比較的天気がよいですが、最近夜晴れることが少ないですね。結局この新月期は天候が悪く、まともに撮影できたのは1日だけでした。最近時間がないので画像処理できませんでしたので、なんとかこの週末に撮った画像を仕上げていきたいと思っています。

 先日、友人から「今月号のデジタルカメラマガジンに天体写真が載っているから見てみて〜」と電話をいただきました。そこで早速雑誌を立ち読みしてきました。もう見られた方も多いと思いますが、今月号はちょっとした天体写真特集が組まれているんですね。嬉しいことです。
 誌面には大型冷却CCDによる綺麗な天体写真が載っていました。友人も話していたようにほんとに綺麗な印刷でした。カメラ雑誌は紙質もよいし、印刷のカラーマッチングも入念に考えられているので、被写体(天体)がより引き立って表現されています。これと見比べると天文誌の印刷はチープなカラーコピーのようです(笑)。
 天文誌に入選して掲載されている作品は、この写真にも勝るとも劣らない見事な作品ばかりなのに本当に残念なことです。誌面で作品を見た方々が、感動するような印刷に変えて欲しいですね。是非とも改善をお願いしたいものです。

 今日は月初めの1日。先月まででしたら月天の発売日ですよね。やはり月天の休刊は寂しいです。早く復刊して欲しいですね〜。そして是非その折には高品質な印刷誌面も実現していただきたいですね(笑)。

 リンクに一件「まほろばの星屑ギャラリー」を追加しました。九州で冷却CCDを使って撮影されているHさんのサイトです。イプシロン光学系やMT光学系を使って撮影された作品が多数展示されています。また最近はいろいろと情報交換もさせていただいています。是非訪れてみてください。


2006年11月27日
[勉強中・・・]
 
今日も雨が降ったりやんだりのお天気でした。でも今は夜空を見上げてみると、星が見えています。なんだか変なお天気ですね。なま暖かいし・・・

 自作PCについて多くの方からアドバイスいただいたので、週末に日本橋電気街に行ってきました。CPUは決めていたので、このCPUに合うものを店員さんに相談したのですが、あまりに私の知識が少なくて話がかみ合いませんでした。こうなると勉強しかないということで、今日下の本を買ってきました(結構高いですね。こういう本)。パラパラ眺めてみたのですが、たくさんの機器が載っていてよけいに頭が混乱しそうな気もします(笑)。でも眺めながら完成するパソコンを想像するのも楽しいかなと思い始めています。案外向いているかも!?


2006年11月26日
[曽爾高原]
 
今日は一日雨のお天気でした。結局この飛び連休中は天候に恵まれませんでした。でも金曜の晩はTさんにお誘いいただいて曽爾高原に訪れたのですが、その夜は奇跡的(?)に晴れて星空を見ることができました。自分一人では絶対に行っていないところでしたから、ご一緒させていただいたTさん、Mさんには感謝感謝です。

 曽爾高原といえば、高原全体に広がるススキの原が有名です。私は今回初めてこの場所に行ったのですが、確かにススキが山全体一杯でしたが、思ったより綺麗じゃないなというのが正直な感想でした(笑)。きっと自分の中では風景写真で見るような情景をイメージしていたからなのでしょうね。やっぱり写真は上手に構図を考えて撮っているなと思った次第です(笑)。

 夜晴れてくれたお陰で、雲の通過はあったもの星の撮影を一晩中楽しむことができました。ただ気温はかなり寒くて0度を下回っていました。手も凍るほどで寒かったです。撮影時は調子に乗って、冷却CCDの設定温度をマイナス40度以下にまで下げて撮影していました。家に帰って気づいたのですが、冷蔵庫に入れても同温度のダークフレームが作成できず今になって困っています。ダークだけ撮りに行かないといけなくなるかもしれません・・ちょっと間抜けでした・・・。

 帰りはせっかくの紅葉の時期ですから、付近を散策して帰ってきました。もう木の葉も散ってしまって、紅葉も終わりかけでしたがなかなか紅葉の綺麗なところでした。でも一番印象に残ったのは、曽爾高原のパン屋で買った「米パン」です(笑)。米を練った生地で作ったパンだそうですが、もちっとしていてとても美味しかったです。是非近くに行かれることがありましたら、食べてみていただきたいパンです。お勧めです。


2006年11月22日
[天気予報うんざり]
 
明日は勤労感謝の日です。新月近くの飛び連休ですから、4連休にして撮影計画を練られている方も多いのではないでしょうか。かくいう私もそうで、この週末を楽しみにしていたのですが、今日現在の天気予報を見ると兵庫県南部は、23日「曇り時々雨」、24日「曇一時雨」、25日「晴れ時々曇」、26日「曇」となっていて、星は見れそうにありません。

 それにしてもこの天気予報の正答率の悪さには最近うんざりしています。週間予報など最たるもので、つい昨日までは土日の予報は良好で週末は星見に行けそうな感じでした。しかし今日も変更されていて、毎日ころころ変わり全く当てになりません。下駄でも投げて占った方が正答率が高いような気もするほどですよね(笑)。

 それに明日の天気でさえ朝起きてみると「あれ?」ということも大変多く、信用度はかなり低いです。さすがにこのような状態では「予報もよいし、この週末星見に行こうかな?」という予定も立てられず、星見行はいつも夕方になってからの突然決行になってしまっています。こうなるとそんなに自由に時間とれるわけでもありませんから、負担も大きくなってしまっています。星見はとても楽しく気分転換になるのに、予報に振り回されて予定が立てられないのにはのはうんざりしてきています(笑)。この週末も「突然変更されるだろう天気予報(笑)」に対応するために時間を空けていましたが、せっかくの紅葉の時期ですから家族サービスに徹しようと思っています。

 今日のつぶやきはちょっと愚痴で失礼しました(笑)。でもきっと天文ファンで同じようなこと思っている方も多いんじゃないでしょうか?

 ところで昨日は晴れていたので、夜から突然星見行してきました(笑)。いつもの岡山地方に行ったのですが、もやっとして透明度は悪いものの、なんとか晴れて星は見えていました。空の状態が悪かったのでよい作品は望めませんが、新機材のテストをすることができました。それにうっすらとカノープスも見ることができて、気分転換することができました。星を見ると「やっぱり星見はいいな」と思ってしまいますね(笑)。この新月の撮影はこのテスト撮影で終わりかなぁと思っているところです。


2006年11月15日
[冬空]
 
月が半月を過ぎて撮影シーズンになってきました。ところが最近冬型の気圧配置になり、不安定な天気が続いています。満月頃は秋の高気圧に覆われて穏やかな晴天が続いていただけに、なんとも皮肉なものです。スキーなどに行って雪がよく降る地域の人と話をすると「闇夜は雪がよく降るけど、満月頃は晴れた夜が続くので雪ができんで困る」というようなことをよく仰います。月齢と晴天は関係があるのでしょうかね?

 この前の新月期に唯一撮影できた画像をやっと処理して、こちらにアップしました。TOA130Sにレデューサーを取り付けての初ショットです。このレデューサー結構高いですよね〜(67判はもっと高いけど)。S鏡筒だと回転装置も同時に買わないといけないので、結構な出費になってしまいました。でも星像は隅々までシャープで、入手する価値は大いにあると思います。


2006年11月12日
[自作パソコン]
 
今日は寒い日でした。今この場所の気温は12度しかありません。冬型が強まって急に寒くなってきましたね。そろそろ月が小さくなる頃ですから、また安定して晴れて欲しいですよね〜。

 そろそろ私のパソコンも買い換えが必要な時期になってきました。ほんとは使い慣れたMacを買いたいのですが、かなり値が張ります。それにステライメージを画像処理でよく利用するので、今度はWinパソコンを買って星関係は一台に統合しようかと思っています。できたら「なるべく安く早いパソコンを・・・」と考えた結果、パソコンの自作をしてみようかなと思い始めました(無謀かも)。
 全くの初心者なので雑誌などを最近眺めているのですが、パーツがいろいろあって何がなんだかわかりません。ほんとにWinパソコンはいろんな種類のパーツがあるんですね。ただいま、私にもできるかどうか考え中(勉強中)です。やっぱり無理かなとも思ったりして(笑)。


2006年11月10日
[水星の日面通過]
 
昨日の朝起こった天文現象「水星日面通過」は、全国的に晴れに恵まれて多くの方が観測されていたようです。私もフィルターは買えなかったので、家になぜかあった古い太陽投影板に像を写して太陽を観測していました。もともとその投影板が小さいこともあったのですが、水星はとても小さな点に見えました。最初は気づかなかったほどです。結局、時間がなかったので7時半から8時過ぎまで観望しただけでしたが、水星と時間を共に過ごしているようで、感慨深いものがありました。

 でもその後、いろいろなHPで多くの方が撮られた素晴らしい写真を拝見すると、時間を作って写真撮っておけばよかったなぁと後悔することしきりでした。今度の機会は逃さないようにしないといけませんね。
 ところでカタログを見るとTOA130に適合するメーカー純正の太陽投影板って、6万円以上するんですね!安物とは何か違うのかな?やっぱり太陽が綺麗に写るのでしょうかね。それにしても高すぎますよね。買う人いるのかな・・・。


2006年11月7日
[木枯らし1号]
 
今日は寒い一日でした。昨日は暖かかったので油断していましたら、風は強いし冷たいしで、薄着だったこともあり身も凍るような寒さでした(ちょっと大げさ?)。ニュースでは「木枯らし1号が昨年より約1ヶ月早く吹きました」って言ってました。夜空も月があるもののスキッと澄み渡っています。Hα撮影には最適な透明度なんですが、寒いので家に閉じこもっています(笑)。やっぱり冬は辛いですね。年々寒さに弱くなっている気がします。やっぱり年をとったせいでしょうか(笑)。

 ところで明後日(木曜日)の早朝は水星の日面通過が起こります。日の出時には食が始まっていますので、早起きが辛いですが是非見てみたい現象ですね。でもかくいう私は見る機材(減光フィルター)がありません。時間があったら、明日ショップに寄ってフィルター探してみようかなと思っています。今からですと品切れでしょうかね(笑)。


2006年11月5日
[BORGのF4レデューサー]
 
星ナビを読んでいると、新製品情報のところに新型F4レデューサーのことが載っているのに気づきました。私は今まで全然知らなかったのですが、以前限定品で売っていた製品は、新たにデジタル対応になって12月末に発売されるのですね。このレデューサーは他社鏡筒にも付くのかな? 知り合いに高橋FS鏡筒を持っていて、デジタルに使いたいという方がいらっしゃいます。是非テストして欲しいと言われているのですが・・・10万円のレデューサーをテストのために買うのはちょっと無理ですね。やっぱり(笑)。

 季節の秋ということで、下はベルギーにいる友人から届いたワッフルの写真です。本場のワッフルはいろんな種類がありますね〜。甘いものが好きなので涎が出てしまいそうです(笑)。


2006年11月4日
[もう11月]
 
しばらく調子を崩していてHPの更新ができませんでした。先の新月期は好天続きで、みなさん多くの作品を撮られていたようですね〜。これからHPにおじゃまして新作を拝見するのが楽しみです。この時私はほとんど撮影できませんでしたが、今度の新月期は冬の星座を中心にいろいろと撮影したいと思っています。この良い天候が次の新月まで続いて欲しいものですね。続いてくれないと「Ryutaoが撮影再開したら天気が悪くなっちゃったよ」って言われてしまいます(笑)。

 2ヶ月も前に撮った画像ですが、M42の画像を処理してアップしました。ミューロン300で撮影したのでM42の中心部しか写っていませんが、見慣れないM42の姿も美しいものですね。この付近はとても明るいので、短い露出でも綺麗に仕上がってくれます。都会の空の下で写すのも面白いかもしれませんね。写真はこちらからご覧になってください。

PS:
最近、Webサイトの管理者の方から相互リンクの依頼メールをたくさんいただいています。大変光栄なことなのですが、なかなかリンクをする時間もありませんし、天文とは関係ないようなサイトも多いので、現在はご遠慮させていただいています。もちろんこのサイトのリンクは自由にしていただいて結構です(連絡もご不要です)。よろしくご理解ください。


2006年10月22日
[オリオン流星群]
 
昨晩は久しぶりに星見に行くことができました。当初は奈良方面を考えていたのですが、天気予報を見ると北方面の方がよさそうでしたので、比較的近場の岡山方面に行ってきました。時間に余裕があれば、お誘いいただいていたしらびそ方面に行きたかったのですが、やはりこちらからではちょっと遠すぎますね。GWぐらいじゃないとなかなか行けそうにありません。

 昨晩の現地の天候は着いたときは快晴に近い空でしたが、透明度が悪くて「これは撮影には苦しい空だなぁ〜」という夜空でした。その上22時頃になると、薄雲が全天に張り出してきてしまい、「今日は撮影は無理だなぁ」とその時には半分諦めていました。しかし夜半を過ぎて1時過ぎになると、空が晴れだして透明度のよい空に変わってくれました。時間を作って行った甲斐がありました(笑)。

 ところで昨晩、夜空を眺めていると、たくさんの流星を見ることができました。数分に数個は見えたでしょうか。火球クラスも結構飛んでいました。昨日はたくさんの天文ファンが来られていたので、「おぉー!今のは明るかった!」という声があちこちで飛んでいました。あとで教えていただいて知ったのですが、昨晩はオリオン座流星群の極大日だったのですね〜。たくさんの流星を見ることができてとても楽しめた一晩でした。それにしてもオリオン流星群ってあんなに流星が飛ぶんだ・・・来年は要チェックですね!

 昨晩はご一緒した方々と喋ったり、車の横に寝転がって夜空をボーっと眺めていました。天気も回復してくれたのでとても楽しい一晩でした。ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。


2006年10月13日
[イプシロンの光軸]
 
月も下弦になり、そろそろ星雲が撮影できる時期になってきました。ただ今の時期の下弦の月は赤緯が高いところから昇るため、長い間夜空を照らしてしまいます。今日でも22時頃には月が出てきてしまいます。天気が最近よいので、ちょっと残念ですね。月観望するには最高ですが(笑)。

 私がCCD撮影によく使っているイプシロン160望遠鏡ですが、接眼部には誠○社のピントゲージを付けています。これ、とても便利でいいのですが、買うとゲージの先を引っかけるための薄いリングがついてきます。実はこれがくせものです・・・だと思います(下の写真参照してください)。

 イプシロン望遠鏡を光軸調整するときには、補正レンズを外してセンタリングスコープなり、コリメーターなりを使って調整します。調整した後に補正レンズをねじ込むのですが、このリングはその時に間に挟むように作られています。しかし、これを挟んでしまうとわずかですがスケアリングが狂って、せっかく合わせた光軸がずれてしまいます。
 実際私も撮影地で光軸を合わせた後にCCDを取り付けると、撮影した像が悪くて「なぜだろうなぁ・・・」と悩んだことがあります。その時に「ひょっとしてこれか?」と思って外してみると、星像が良くなったので、それ以来取り付けないようにしています。

 もし同じゲージをお使いで、同じような症状に悩まれているときは一度外して試してみてください。デジタル機材になって、スケアリングのずれはシビアになりましたから、F5〜6の屈折望遠鏡でも外しておいた方がよい気がします。そんなに平面精度よくないもんね、このリング・・・


2006年10月11日
[秋なのに・・]
 
ずっとよいお天気が続いていましたが、今日は久しぶりに雨が降っていました。今週末くらいから月が小さくなってきますから、晴天が続いて欲しいですね。

 せっかくの3連休でしたが、食あたり(食中毒?)に見舞われてしまって、「うんうん」とうなされて過ごしていました(涙)。いい天気で行楽日和だったのに・・・。未だにおなかの調子がおかしくて、お粥などしか食べれない毎日です。せっかく何でも美味しい実りの秋なのに残念無念です。いつになったら復調するんだろう・・・。

 先月撮影したNGC891の写真をこちらにアップしました。先月Oさんと八塔寺でご一緒したときの写真です。ダークを自宅で撮っていたので時間がかかってしまいました。それにしても遅すぎですね(笑)。あの日は夜半過ぎから晴れてくれて、よい星空の下でOさんと楽しい時間を過ごすことができました。また今度の新月期も星空の下でワイワイと楽しい時間を持ちたいですね。それにはまずお腹を直さないといけませんが(笑)。


2006年10月6日
[フルサイズ]
 
今日は強い風吹き荒れています。満月が夜空を照らしていますが、ものすごく透明度がよいようで雲の間からは星が綺麗に見えています。こんな透明度のよい空なら満月でも撮影できそうですね。連休の天気はどうでしょう。予報は二転三転していますが、行楽日和になるといいですね〜。

 今月号の天文ガイドには、EOS5D改造機の記事が特集されていました。これを見るとやっぱりフルサイズCCDはいいなぁ〜と思ってしまいます。実際撮った画像を見せていただいても写野が広くて気持ちのいいもんです。ただ写野が広い分、使う光学系はかなり限定されてくるでしょう。周辺像が悪くてトリミングしたらフルサイズの恩恵がないですもんね(笑)。新しいデジタル機材の導入は、自分の持っている光学系と照らし合わせながら、考えていかないといけない時代なのかもしれません。「EOS5D買ったぞ〜」「でもオレの望遠鏡のイメージサークルは30mmしかないから意味なぁ〜い」だと悲しいですもんね〜。

 こちらに先日撮影したM76の画像をアップしました。小さな惑星状星雲ですがなかなか美しい色をした星雲です。わかりやすいように拡大写真も載せてみましたので、ご覧になってください(大きくトリミングするとあれが見えるので恥ずかしいけど(笑))。それにしても最近なかなか時間がとれず、撮った画像の処理やHPの整理ができていません。この週末に一気にかたづけたい・・・無理かなぁ〜


2006年10月2日
[月刊天文]
 
10月に入りより一層涼しくなってきました。最近朝晩の気温の変化が激しいので、ちょっと風邪気味です。皆様もどうぞお気を付けください。

 昨日は月刊天文の発売日でした。嬉しいことにminiBORG+D50改で撮影した作品「M8とM20」が入選していました。P2赤道儀のノータッチガイドで少し星が流れていましたが、2枚モザイクしたのが目立たずよかったのかもしれません(笑)。それにしてもminiBORG45EDは小さいながらにシャープな望遠鏡ですね〜。気軽に使えるので、また遠征に行くときは忍ばせていこうと思っています。

 ご存じの方も多いと思いますが、月刊天文のHPに残念なニュースがアナウンスされていました。それによれば、月天はしばらく休刊になるそうです。コンパクトにまとまっていて読みやすく、記事が多くて楽しめる雑誌だっただけに残念です。でも聞くところによれば、半年ぐらいしましたらまた再開されるそうですので、その日を楽しみに待ちましょう〜。せっかくだからパワーアップして再開して欲しいですね。


2006年9月30日

[ドブソニアン]
 
今日で9月も終わりですね〜。月も大きくなり天気の方もこれから悪化するようですから、この星雲星団撮影もしばらく休憩でしょうか。次の新月あたりからは秋の高気圧が張り出してきて、天気が安定しだすころですよね。毎年この10月中頃〜11月中頃が最も晴天率が高かった覚えがあります。次の新月頃には冬の星座も絶好の撮影、観望時期になりますから、時間があれば紀伊半島の方まで行ってみたいと思っています。

 最近、雑誌などで安価なドブソニアンの特集記事を見ることが多くなりました。最近ちょうど「ドブいいなぁ・・・」と思っていたところでしたのでじっくりと読んでしまいました(笑)。撮影中は結構時間があるので「いろいろな天体を観望できたら楽しいだろうなぁ・・・」と思いますが、実際2つの鏡筒を持って行くのは大変なのでしょうね。う〜ん悩み中です。もし買うとしたらホワイトドブが安いので第一候補なんですけどね(笑)。でもミードのライトブリッジも格好いいなぁ・・・

 こちらに一枚写真をアップしました。あぶぅーさんとお会いしたときに撮ったIC1396の写真です。1ヶ月以上も前に撮った写真ですが処理するのを忘れていました(笑)。よかったらご覧になってください。


2006年9月27日
[TOA130望遠鏡]
 
今日は晴れていますね〜。天気予報を見ると紀伊半島の天気がとても良さそうです。明日明後日も晴れそうですが週末は無理かなぁ・・・

 高橋のTOA130望遠鏡は大変人気があるようで、使っているといろいろとご質問いただくことが多いです。特に海外の天文ファンはこの望遠鏡に大変興味があるようです。海外で人気があるアストロフィジックス望遠鏡よりも安価で、納期が早いというのが一つの魅力なのかもしれませんね。

 私はこのTOA130S望遠鏡を最近主にCCD撮影に使っていますが、いつも星像のシャープさには驚かされます。特に色収差は皆無で、RGB画像を見比べても星像の違いは全くといってもないほどです。これは私が持っているイプシロン160鏡筒よりも少ないほどです。

 35フラットナーを付けたときの写野の平坦性は大変見事で、フラットフレームを撮ってみても周辺減光は皆無に近いです。フラットフレームを撮影する必要もないくらいです。また写野全体に渡っての星像も均質です。ただ35フラットナーは50.8スリーブを介して取り付けますので、ドロチューブからカメラまでの距離が遠くなり、重たい冷却CCDなどをつけるとわずかに撓む恐れがあります。撮影が主で重たいカメラを付けられるのでしたら、少し高いですがF鏡筒がお勧めかもしれません。
 レデューサーは私はまだ持っていませんが、こちらですとねじ込み取り付けですので、重たいCCDを取り付けても大丈夫だと思っています。それにフラットナーを取り付けたときのF値は7.5前後ですので、思った以上に暗いです。最近この望遠鏡にレデューサーは必須だなと思っています(でもレデューサーは結構高い・・・)。

 またこのTOA130望遠鏡は結構重いです。特に対物レンズ側がとても重くて重量バランスが悪いので、実際の重さ以上に重く感じます。持った感じではMT200並の重さ(約15キロ)に感じられます。撮影に使われるのでしたらNJPクラスの赤道儀が欲しいところだと思います。
 また月や惑星を観望しても大変見事な見栄味ですので、観望用としても最適だと思います。

 作例という訳ではないですが、こちらに先日TOA130望遠鏡とST2000で撮影した「らせん星雲」の画像をアップしました。この星雲も結構淡くてF7前後の望遠鏡では辛いなぁと思った次第です。それに姫路の光害がある場所で撮ったので画面が少々荒れてしまいました。できたら南の暗い鶴姫などで撮りたいところですね〜。


2006年9月24日
[D50での撮影]
 
最近こちらは天気がよい日が続いています。今日も晴れそうな雰囲気で、もし晴れると3日連続で夜晴天に恵まれたことになります。晴れてくれるのは大変嬉しいですが、連続して晴れてくれてもなかなか観測時間がとれないのがちょっと残念(笑)。また次の週末晴れてほしいですね〜。

 先日撮影していたイプシロン160とD50の写真をこちらにアップしました。「モザイクで全景を・・・」ということで構図をずらして6枚も撮ってしまいましたが、処理中はパソコンが遅くて遅くて大変でした。私の画像処理環境では2〜4枚が限界なんでしょうね(笑)。

 デジ一眼のフラットフレームの続きです。私のお手軽補正方法を書いてみます。エキスパートの方は見ないでね(笑)。フラットフレームはカラー画像ではなくモノクロ画像で作成する方がよいと思います。というのもカラー画像に変換してしまうと、ベイヤーからカラーに変換するときに演算がかかってしまって、せっかくの明るさの比が変わってしまう可能性があるからです。ですので私はモノクロ画像でフラットフレームは作成・使用しています。

 またフラットフレームは撮影画像と同じだけの枚数を撮影し、コンポジット処理するのが理想です。もしそれでもノイズが目立つ場合はホットダークピクセル除去を強めにかけたり、軽くぼかしフィルタを適用してなめらかにしておきましょう。この辺りは案外と適当でよいと思います。

 このできたフラットフレームを用いて、ステライメージのフラット処理コマンドでフラット補正してみましょう。一度でうまくフラット補正できれば何も問題ありませんが、実際補正してみると過補正気味だったりすることが多いと思います。その場合は「演算」コマンドを使ってフラット画像を修正してあげましょう。基本的に過補正のときは、除算を使って係数で割って補正量を減らす方向でやってみます。何度かやり直してみれば、きっと綺麗にフラット補正できることと思います。

 下の画像は、フラット補正前とフラット補正後の画像例です。上の画像で目立つ周辺減光が下画像では補正されているのがわかると思います。特にモザイク合成などをされる方にはフラット補正は重要になってくると思います。
最後にデジ一眼の画像はRGB画像です。RGBフィルタごとの感度の違いもありますから、完璧にフラット補正できることは難しいでしょうし、それを目指すのも大変だと思います。ですのである程度巧く補正して、あとは周辺減光コマンドで修正する方向で行うのが、成功への一番の近道だと思います。


2006年9月20日
[デジ一眼のフラットフレーム作り]
 
昨日は台風一過の快晴だ!ということで夜遅くから星見に行ってきました。今回の撮影はD50を使ったデジ一眼での撮影が主で、イプシロン鏡筒に取り付けて撮影を行いました。

 イプシロン160にD50と取り付けて撮影してみると、光害が残る空ということもあって、周辺減光が案外と目立ちました。それに中央付近にフィルター付いたゴミによるゴーストなどが写ってしまっていました。そこで今回はフラットフレームを撮影、作成して補正する方法を自分なりに考えてみました。デジ一眼では難しいとされているフラットフレーム補正ですが十分補正できそうな気がしています。

 下が現地で撮影したフラットフレームです。トレーシングペーパーを被して薄明の空を撮っただけの簡単なものです。これは4枚コンポジットした後の画像で、中央付近にポツポツとゴミなどによるゴーストが写っていますね。なかなかなめらかなフラットフレームですが、これをそのまま補正に使うと引きすぎることが多いと思います。ですので、私は加工して使用してみました。詳細は次回のつぶやきで書いていこうと思います(今日は眠いので(笑))。

 ところで今日も晴れていますね〜。連泊・連続遠征の方もいるのかな?貴重な晴れ間だから有効に使いたいですよね〜。でも私は今日はダウンだな(笑)。


2006年9月16日
[星もと]
 
明日は関西唯一の星のイベント「星もと」が開催される日です。例年は夏の初めに開催されていたのですが、今年は天文台建設のために時期が遅れたそうです。でもそのお陰でドームが3つも建設されて、プラネタリウム施設もできたそうです。ふつうの広場だったのが公共天文施設に様変わりしたそうで、地元での天文理解も深まりそうでうれしい限りです。ただ、明日は台風が来くるので天気が悪そうですね・・・天候が良ければ立ち寄りたかったのですが残念です。なんとか台風それてくれないでしょうかね〜。

 今日は用事で神戸へ行ってきました。下は天文とは関係ないけど、私がたまに訪れるカツ丼屋さん「吉兵衛」のカツ丼の写真です(笑)。とても美味しくて安い(600円)ので、神戸に来られる機会があれば是非チャレンジしてみてください。私の一押しカツ丼屋さんです〜。あ、でも日曜祝日は休みで夕方には売り切れてしまいます・・・


2006年9月13日
[秋の銀河]
 
秋雨前線が活発化して今日は雨が降り続く涼しい一日でした。梅雨が終わってやっと夏が来たと思ったら、もう秋雨の時期なのでしょうか、今年は本当に晴天率が悪いですね〜。

 こちらにミューロンで撮影したNGC7333の写真をアップしました。NGC7331は秋の系外銀河としては有名なものですが、私はNGC銀河の知識はあまりないのでコメントをどうやって書こうかと思っていました。そうしましたら、ちょうど今月の星ナビの「Sky Shooting File」にこの天体が載っていました。ですのでコメントはそれを引用させていただきました(笑)。

 このNGC7331という天体、近くに小さな銀河が一緒に写り込むので、これらはNGC7331の伴銀河かと思っていましたらこの記事によれば違うようですね。機会があったらこの記事に載っているステファンの5つ子も写してみたいです。でもこのFRC300の画像を見るとなかなか難物そうですね〜。FRC300だと周辺星像が綺麗でいいなぁ〜、その分価格はずっと高いですが。


2006年9月12日
[ここ最近]
 
ここ最近なんだかやることが多くてHPの更新もままなりません。それにばたばたしている内に、ビクセンカレンダーの応募期限が過ぎ去ってしまっていました。昨年カムイミンダラさんに応募規定について教えてもらって、「今年は応募するぞ」とプリントまでしていたのに・・・残念です。

 先日は天文台を新築されたMIKさんの天文施設の見学に訪れていました。お忙しいところありがとうございました。さすがに数多くの大型天文台を手がけるSHOWAの望遠鏡だけあって、素晴らしい機材でした。というかここまでくるとプロの天文台と変わりありませんね。そこらの公共天文台よりもずっと先進的な設備で驚き勉強になりました。主砲は口径40センチのF2.8とF8との切り替えできるRC鏡筒だそうで、ガイド鏡が125SDP、それにFSQがRC鏡筒のバランスウェイトになっていてちょっとビックリ(笑)。この設備を見て少しCCD撮影やる気なくしたかも(笑)。

 D80に続きキャノンからはEOSKissXが発売されました。早速量販店で触ってみると、初代Kissから受け継がれているとおり、大変コンパクトかつ軽量で、1000万画素の性能を有する超高性能機とは思えないほどの小振りなボディです。この軽さと小ささは旅行の時などにいいですね。でもD80と比べると所有する喜びは少し薄いかな?やはりD80の方がモノとしての高級感が漂っている気がしました(実際少し高いですが)。

 空の方は秋雨前線の影響か、週間天気予報を見るとパッとしない天気が続きそうですね。満月も過ぎたので、早ければ週末ぐらいから撮影できそうですが、天気がこれまた難しそうです。週間予報を見て予定たてたいけど、本日の天気予報も当てにならないほどだし・・・どこかに信頼できる天気予報のページとかないでしょうかね〜(笑)


2006年9月8日
[ニコンD80の実力は・・]
 
先日ニコンからD80が発売されました。ファインダー視野率も高くD200同等画質ということで、カメラ店では人気があるようです。実売価格約10万円で1000万画素が買えるようになったのですから、デジ一眼も進化しましたね〜。

 そのD80、早速買われて改造された方によればノイズも少なくて天文適正も高いそうです。ただフィルター厚が以前のものと異なっているので、本格的に改造できるようになるのは先のことのようです。それに改造価格も少し高めの予想がされています。ちょっと気になりますよね。

 またライバル機であるキャノンEOSXは、そのダストリダクション構造があるため改造が難しいという噂があります。となると今はキャノンが主流を占める天文用改造デジ一眼分野で、ニコンの巻き返しが始まるかもしれません。ニコンファンにはちょっと気になるところです(笑)。

 下はえすさんに提供いただいた、D80のダーク画像です。条件は「ISO800,600sec」です。レベル補正で強調しています(ハイライトポイントを5分の1ほどにしています)ので、上部の熱かぶりが目立ちますが実際はそれほどでもありません。


2006年9月4日
[AO7初ショット]
 
9月に入り朝晩は少し涼しくなってきました。助かりますね。ところでこの週末は天気予報が良かったので、星見に行ってきました。金曜日の夜は行ったものの天気が悪くて撤収・・・土曜日の夜は行くつもりはなかったのですが、なんだか悔しくて行ってしまいました(笑)。でもお陰で現地であぶぅーさんとお会いできましたし、夜半頃からは綺麗な秋の天の川を見ることができました。今日はぼろぼろでしたが、行ってみて良かったです。

 なかなか処理する時間がなかったAO7の初ショット、やっと処理を終えてこちらにアップしました。冷却CCDにミューロン300を付けると凄まじい拡大率ですが、AO7の正確なガイドのお陰もあって星はしっかりと点像でした。少し気流が乱れていたのですが、見事な写りに自分でも使ってみて良かったなと思っています。


2006年8月29日
[AO7]
 
8月もあと2日になりました。学生さんも夏休みがもうすぐ終わってしまいますね。また星見の方は、新月過ぎで条件はよいのですが、天気の方が今ひとつはっきりしません。特に関東地方の天気は悪いようで、そちらの星見ファンは天気の移り変わりにヤキモキされているみたいです。夏の最後にスカッと晴れてほしいですね。

 ところで先日AO7を手に入れました。下の写真がそれなのですが「アダプティブオプティクス」という名前が付いているからもっとすごい機械かと思いましたら、外見は中にミラーが入ったただの箱でした(笑)。

 せっかく購入したので、早速先日持ち出してテスト撮影してみました。現地でマニュアルを読みながらのテストでしたが、AO7を使う意味がよくわかりました。AO7を使うと赤道儀のギアを使わないでガイドできるので、バックラッシュから解放されたガイドが可能でした。それに明るいガイド星さえ見つかれば0.1秒以下という露出時間(ガイド星)でガイドできるので、極めて正確なガイドができるようです。

 ただ私のパソコンの場合、0.1秒でガイド設定を行ってもガイド間隔(Guide Rate)は約5Hz(0.2秒に一回更新)と表示されていました。これってマニュアルにも書いてあるけど、パソコンのマシンパワーが足りないのでしょうかね〜。せっかく明るいガイド星があるのにちょっと残念・・・デジタル撮影になるといろいろと必要になってくるんですね(涙)。

 でもAO7の使用感はなかなかよかったです。使い方も簡単ですし、どなたにでも使える機材だと感じました。ちょっと高いですが、興味があれば使ってみられると長焦点撮影の世界が広がると思います。また撮った画像は処理できたらアップするつもりです。


これ以前のつぶやきはこちらです。

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