ここ2,3年でデジタルカメラの普及が一気に進みました。デジタルカメラの恩恵ばかりが取り沙汰されますが、画像のデジタル化は良いことばかりではありません。今までのワークフローは、「撮影→現像(ラボ)→プリント(ラボ)」が基本でしたが、簡単にデジタル画像を得られるようになった今は、「撮影→画像処理(撮影者)→プリント(撮影者)」という流れが大半を占めるようになりました。つまり、撮影からプリントまで一貫して、撮影者が行う必要がでてきたのです。
これは自分好みの作品を得やすい反面、撮影者に様々な知識を要求します。デジタルカメラの基本操作に始まり、画像処理、プリント技術・・・考え出すととてもたくさんあります。そこでこのページでは、それらの役に立つであろうと思われる内容を項目別にわけて記載しました。
第一章 色に関する基礎知識
第二章 デジタル周辺機器の基礎知識
第三章 カラーマネジメントの基礎知識
番外編1 ビット数とダイナミックレンジの話