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2年目の挑戦
「ミミズ」と仲良しになって2年目になる。ミミズさん中々のもので生命力も強く、少々乱暴に取り扱っても元気に育つ。そして、ミミズの作り出す糞土・液肥が植物の生育に非常に有効である事も体験した。
いよいよ「ミミズ」の力を徹底的に引き出し長年の夢を実現させる時が来た。その夢とは!
その一・・・「パルプの肥料化」
隠居夫婦が発生させる生ゴミ(=ミミズの餌)は僅かのもので、それだけで野菜栽培の肥料とするには不足である。そこで、
パルプ(新聞紙・ダンボール等)をミミズの力で肥料にかえようとする試みだ。昨年やった事はいずれも無駄なく今年の課題と繋がっている。(下を参照)
御殿の連繋
ミミズ御殿(ミミズ飼育本館) |
ミニ御殿→パルプ肥料化ハウス |
文殊(子ミミズ成育専用) |
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餌=生ゴミ |
餌=古新聞・ダンボール(100%) |
餌=生ゴミ |
子ミミズ→文殊へ
余剰親ミミズ→肥料化ハウスへ |
今年の課題
パルプを肥料化し農園へ供給 |
←成虫を肥料化ハウスへ供給 |
予備実験
課題に取組むにあたり、事前実験をやってみた。100%のパルプでミミズが育つか?
答え:増殖は期待できないがパルプを綿状に細かく分解してくれる。保水性の高いパルプ堆肥が出来る。
目下堆肥の効用の実験中です。(右下の写真:苗を植えた直後)
事前実験の様子
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砕いた古新聞紙にミミズを移植 |
6週間で細かくなった |
葱の苗を植えてみる(7/16日) |
実験結果: 見事な失敗!
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パルプの分解:期待通りの分解進まず。途中ミミズを追加投入するも時間経過につれた個体数減少
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堆肥の効用 :保水性は非常に高いことが確認できたが、肥料分は殆ど認められない。
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パルプ100%での飼育は不可能!・・・残念
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自然は甘くないと思いとミミズに教えられた1年でした(06/03/21)
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(05/7/28)